わんこでちゅ

2004/3/10




夜中1時少しすぎ、わんこの吠え声を聞いた気がして、飛び起きる。その後うとうとしたら、2時少し前電話あり、再び飛び起きる。病院からでカークが亡くなったとの知らせ。亡くなったのは1時すぎころとのこと。心臓がとまりマッサージやらしたので、電話をくれるのに時間がかかったらしい。私が吠え声に飛び起きたころか、、。不思議なことがあるものだが、わんこは、別れ際挨拶にくるらしい。以前うちのスポックが亡くなったときは、家でなくなったが、一番仲良くしていたパピヨンの男の子のところに挨拶にいったらしい。パピヨンが昼ねをしていて、まさにその時間飛び起き、せつなく泣いたとその子の飼い主さんからきいた。

すぐさま迎えにゆく。きれいな専用の棺風のダンボールによこたわるカーク。よこにはカークの毛のついたコーミング櫛があった。先生がきれいにとかしてくれたらしい。肺から膿状のものがでて、酸素吸入してもだめだったようだ。やはり吐いた後の様子が異様に変だったのがきがかりだったが、椎間板ヘルニアのカークがまさか、こんな形であっけなく亡くなるとは思わなかった。以前亡くしたスポックのときもおもったが、あのときこうしていれば、、の思いが色々交錯する。歯石とりや抜歯をしたのがストレスで、こういう方向にながれていったのかとか、色々、、、。事前に血液検査もして健康体で、ヘルニアもたいしたことなくて最近普通に散歩できてたのに、なんでとか疑問も色々、、、。でも全部最終的に自分で判断したことによる結果だ。

にしてもあまりにも、あっけない。いいだけ悪さや好き勝手やって、とてつもなく強烈な思い出を私にあたえときながら、さっさといなくなるとは許せない。

今までやったカークの悪行、いや、冒険談の数々は、架空の人物獣医師ヤマダくんとからめた、おもしろ話になっています。左のメニューのずらーっと下のほうにまとめてありますので、お読みになって、みなさま笑ってカークをみおくってやってください。それがあいつには一番ふさわしい。


ただ今午後6時、焼いてもらうところをやっと決めた。今日は父ちゃんが会社を休めないので、明日午前10時にカークを、ペット霊園で個別に焼いてもらうことにした。今日は暖かいので、畜冷剤を三つまわりにおく。薄目をあけたままのカークは陳腐ないいまわしだがまるで生きているようだ。

ただ今、夜の9時、我が家恒例、いやスポックにつづき二度目の三途の川のわたし賃をつけてやる。以前懸賞でたくさん貴金属をあてたものの、殆どつけない、そういうものに無頓着な私は、このすばらしい生き物わんこにこそ、光ものがにあうとさえ思っているので、にあいそうな金のネックレスをえらんで三途の川のわたし賃がわりにつけてやる。これならおとさず三途の川の岸辺までゆけるだろう。

ただ今、夜の11時。一時間ばかり父ちゃんは、カークの亡骸にばかろうといいつづけている。好き勝手やって、死ぬときまで勝手に逝きやがって、、、。そうくりかえしている。そんな父ちゃんをカークの亡骸と二人きりにしておいてやっている。私は昼間一日泣いていたので充分だ、、。頭ががんがんするほど泣いた。男は泣くものじゃないといつも強がる父ちゃんにも、泣けはしなくとも、ひと目をきにせず悲しむ時間は必要なのだ。男同士つもる話もあるだろう。ころあいをみはからって、父ちゃんとカークのいる寝室にもどろう。


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