CHARMER

CHARMER

☆詩☆二十九


いつも私の事を思ってて。
一瞬たりともムダにしないで。
あなたのそのちっぽけな一生のすべてを使って、
私をあいして。


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どうしようもなく幸せ。
もうこれ以上欲しいモノなんて無い。
もうこれ以上望むものもない。

すべてがうまくいっている。

すべてが型にはまってる。

うまく、
バランスのとれた、
一億分の一のこの幸福。


麻痺する悲しみ。
鈍る慈しみ。


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皮をひんむかれて、
赤く血のにじんだ、
ひりひり痛むこの心。

お願いだから、
あなたの手で、

握りつぶして。

あなたのてで。

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不幸は比べられないものだろうか。

確かに不幸にも、ランクや種類がある。

でも、共通することは「くるしい」ことだ。

時には甘い匂いを発するそれは、
人それぞれで。

あんたの不幸は、自分じゃどうにも出来ないの?

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あなたが積み上げた、
嘘の山。

もう、
あんまり高くなりすぎて。

あなたが見えなくなっちゃった。

どうしてくれるの?


まだ、
これからだっていうのに。

まだ、今なら間に合うの?

その山をのぼりきれたら、
きっとまた、


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不安と、
希望と、
悲しみと、

情けと、
怒りと、
愛おしさ。

すべてが混じり合ったこの感情は、
このまま机においていこう。

あんまりにも気分がよくて、

あんまりもやさしくなれたから。


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おんなじだと思わないでね。

あなたの寂しさと、
私の淋しさ。

おなじなわけがない。

私の気持ちは、
あなたのそれより、
ずっと残酷。

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強いふりをつづけなきゃ。
あなたが安心して私を傷つけられるように。
いたくっても笑わなきゃ。
あなたが行ってしまわないように。
私の前から消えてしまわないように。



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