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テーマ: 闘病日記(3862)
カテゴリ: 私のこと
入院2日目。手術日です。
朝6時半から、朝食替りの!腸洗浄液を飲みます。
昨年12月11日に初めての大腸内視鏡検査を受けて依頼、これを飲むのはこれで3回目なので、もうベテラン?です。
どのくらいでトイレ通いが始まって、どのくらいで終わるのかだいたい想像がつきます。
同室の女性の歯磨きタイムと一番切迫している時間が運悪く重なってしまい、
アクシデントがありました。(1日観察していたら、この方が起き上がるのはこのときだけだったらしい。申し訳ないことをしました)

午前中には、腸洗浄も完了。
夫昼過ぎに到着。
両親13時ごろ到着。

予定では15時から手術の予定でしたが、どうやら延びている様子。
そんなものだろうと、あきらめて待つ、私、夫、母だったのですが、最初に文句を言いだしたのが父でした。
その文句が気に障るので、私が看護ステーションに様子を聞きに行こうとしたら、父が代わりに聞きに行って、看護ステーションでは何もわからない、という情報をもらって帰ってきました。
私が、「そうでしょう。この病院はそういうところなのだから、あきらめて待つしかないのよ」というと、父が「だったら、そういってくれればいいのに」と。
自分で確かめにいかなければ納得しないくせに、と思って父に聞かせに行ったのですが。
相当意地悪い娘です。
どうやら、私も父の思考パターンがこの年になってようやく手に取るようにわかってきました。息子の思考パターンを十分研究してきたおかげかもしれません。

実際、手術をする部署と看護ステーションの連携は極めて悪いらしく、
(1)着替え(2)筋肉注射(3)ストレッチャーで運ばれる
という段取りと聞いていたのに(1)(2)<看護ステーション担当>、が終わる前に、(3)のお迎えが1階から来てしまいあわてました。

でもまあ、看護ステーションの人の責任というよりは病院全体のシステムの問題だと思うので、無事社会復帰できることがわかった暁には、投書していくことにしよう。(公共の病院なので、納税者として投書する義務も権利もあると思う)


ストレッチャーで手術室へ。外来患者・面会人あふれる1Fフロアはあまり通りたくないとわがままを言ったら、わがままを聞いて、人気の少ない道を選んでくれた看護師さんです。

手術は、1月6日に大腸検査をしたのと同じ内視鏡室で行われました。
主治医と、前回の検査のときにも見た記憶がある医師と、もう一人若い医師がいて、若い医師は、主治医と一緒に私の担当ということで名前があった人だということがあとでわかりました。最初に自己紹介とかしないのが、病院の流儀なのかな。
もう一人、ベテランの看護師さんがつきました。

前回の検査では麻酔を全く使いませんでしたが、今回は、ロプヒノールという麻酔薬とスポラミンというステロイド剤を使いました。


この頃では、患者は自分で自分の健康を守る意識が必要なんだな。医師の方も患者の主張をずいぶん聞いてくれるようになった気がします。

それは、さておき、手術の内容は、主治医にすべてをまかせているので、始まってからは手術ができるだけスムースにできるように、最大限の協力をしました。
といっても、姿勢を変える必要があったのは今回は2回だけで、私の仕事はもっぱら「ガス抜き」だったのですが・・・
大腸内視鏡手術では、器具の操作をやりやすくし、視界をクリアにするため、腸の中に空気を送り込んで膨らませます。
腸の出口には弁がついていますが、この弁は人間が開閉をコントロールできるものであるわけです。(そうでないと、汚いことになってしまうわよねぇ)ということがややこしい。
穴の入口には、チューブ挿入されているので、その隙間から上手にガスを出すのは難しいのです。
前回の検査の時はこれが上手にできなかったのですが、今回の手術で力の入れ方(というか抜き方?かな)のコツを会得したような気がします。
もっとも半年もすると忘れてしまうでしょうけれど。

手術は内視鏡ESDという方法で行いました。
多くの人が経験する内視鏡手術はポリープに液体を注入しふくらませて、輪っかをかけ、電気を流して焼き切るという方法です。
私のポリープは4cmという巨大なもので、輪っかをかけることができないため、裾野をぐるっと少しずつメスで切っていくという方法で行いました。
この手術は胃のポリープに対してはよくおこなわれているそうです。

始まってみると、実に手際よく処理されていって、開始後15分ぐらいで、これは思っていたより順調にいきそうだ、という医師からのコメントを聞き、安心した気持で、「ガス抜き」に専念することができました。
オペ開始1時間ほどで、無事、ポリープを切り取ることができました。
あとは止血のため、洗濯ばさみのような電極で、肉をはさんで電気をながし、焼いていきます。
縫合はせず、ケロイドをつくって、出血をとめ、あとは自然治癒をまつそうです。
印のため、最後にふつうのポリープをとったあとに止血するのに使うクリップ(ホッチキスの針ようなもの)を止めました。
おなかの中で、確かに肉に食い込むような感触があったのですが、まったく痛みはありません。
弱い麻酔をかけているとはいえ、意識はしっかりしているし、体も動くので、大腸には痛点がないというのは本当らしいです。

最後に、これだけは映像に残しておきたかったな、という大変面白いものを見ることができました。
切除したポリープは、直径4cmほどの薄い肉片なわけですが、大腸のかなり奥の方から回収してこなくてはなりません。
あとで、これを精密に検査して、ガン細胞がないか調べるのです。(見つからなければいいけど、普通は出てくると、と言われている)
どうやってとるのだろうと興味津々で見ていました。
夫も同じことを考えたのですが「吸引して回収するのでは?」、と思ったのです。
答えは「投網をする」でした。
そんなパーツが内視鏡検査にあるのとびっくりしました。
管の中から網がするすると出てきて、さっと広がり、ポリープに網がかかって、回収されていきました。
出てきたものを目視したら、網にしっかりくるまれていました。
私のリクエストで、その場で、肉片を広げ針で留め、見せてくれました。
肉眼で見るとレバーにしか見えません。
あおのあと、術前、術中、術後、取り出したポリープをA4の紙に収めた写真ももらいました。

あとは、部屋に戻り、やや興奮気味で手術が終わるのをまっていた母に報告し、少し休みました。
体調には全く問題なさそうなので、みんな面会にきていいよ、と夫にメールすると、息子は、今日は私に面会してはいけない、と強くインプットされていたからか、「いやだ、いかない」、と主張していたんだそうです。
それが、夕食がすんで、車に乗ってから、父がカーナビに病院の場所をインプットして、「これからじいちゃんは病院にいっておかあさんに会うよ」という話をしたら、急に気が変って、自分も病院にいくといいだしたとか。
この辺の心理変化を本人に説明してもらえると助かるのですが、本当に意思疎通の難しい息子です。
この場合「ナビ」による視覚支援が有効であったと、記憶にとどめておけばいいのかな。

なお、術後経過は順調で、順調ゆえに腹が減ります。
若いほうの担当医が夜9時ごろ様子を見に来たので、水以外に何か口にしていいか、さっそく聞いてみました。
そうしたら、イオン飲料はさけてほしいけど、飴玉程度ならいいよ、といわれ、救われた気持ちになりました。

「安静」のポイントは「腸の蠕動をなるべく引き起こさないように」ということなので、水を飲むにしてもちびりちびり。
胃・結腸反射をおこさないようにするのがポイントのようです。
それにしても、空腹で腹がなるたびに胃も結腸も動いているような気がするのですが、これは問題ないのでしょうかね・・・





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Last updated  2009.03.03 08:57:18
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Re:入院2日目 いよいよ手術~無事終わりました(03/02)  
maogarden777  さん
手術、無事に終わってよかったです。
ほっとですね。

内臓物・・・レバーにしかみえませんよね。
私は主人の胆のうを見ているんですが、レバーにしか見えませんでした。その中に胆石が・・・
記念にくれたのですが、あれは今どこにいったんだろう???
でも、私は自分の卵巣の腫瘍をみていないんです。
今思えば見ておきたかった!と思いますが、手術後当時、主人に執刀医が「この固形物、怪しいんだよね~」とブドウ状に繋がった腫瘍を大きさ別に並べて、ある一つの中から出てきた固形物を指して、言ったそうだから・・・

順調だったゆえに、絶食は辛いですよね。
早く、食べられるようになるといいですね。 (2009.03.03 19:42:52)

Re[1]:入院2日目 いよいよ手術~無事終わりました(03/02)  
chem0707  さん
maogarden777さん
>手術、無事に終わってよかったです。
ありがとうございます。
息子も前半は両親が来てくれることで、なんとか楽しく過ごしているようです。

>内臓物・・・レバーにしかみえませんよね。

最近は見せてくれるんですね。
写真がもらえてラッキーです。

空腹はなんとか乗り切れそうです (2009.03.03 20:04:29)

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