chickenboyの嘆き

chickenboyの嘆き

『今日の降水確率90%~(略)。』






今日は 私にとって 大切な日であり

『あの人』にとっては どうでもいい日である


去年も こんな風に雨が降っていたなぁ

そう思いながら 傘を持って

あの日 

『今日』という日が記念日になった場所へ

独りで向かう


この場所は 特に何もなく

思い出だけが ある はず


約束した

「また、ここで会おうね。」

そういい残した私と

手を大きく振って帰るあなたが

見える


・・・・・・

だけどあなたは 

今日もこない

私は 傘をいつも差してこない

あなたのために 私のために

傘を 差さない


独りは恐かった

あなたと二人で 傘を差して 歩いた日が

今も心の宝箱に 鍵をかけて閉まってある

その日は 私にとって永遠で

あの日の あなたにとっても 永遠で

今の あなたにとっては ただの

雨が降っていた日で・・・


あなたの心に 私はいない

あなたの傘に 私はいない

私は この場所で 眠っている

誰も知らない あなたと 私しか知らない

二人の秘密


永遠の 秘密・・・

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