世界平和とお金のない世界 知恵の輪

世界平和とお金のない世界 知恵の輪

会話が未来を創る(1)





今までいろんな人と会話をしてきました。
もちろん「お金のない社会」です(笑)
これから先も同じような会話があるかもしれません。


どのような会話があるのか?
どんな疑問があるのか?
疑問を解決するにはどうすればいいのか?
そういう視点で会話を進めてみようと思います。



<理想社会>


「お金のない社会って理想社会なの?」
「理想社会ってどのような社会?」
「人によって理想は違うだろうけどね(笑)」
「平和で健康で楽しく生きていける社会かな?」
「自然環境が健全で自然エネルギーで永続可能社会」
「地球もすべての人も健全であるということよね」


「これが理想ならなぜ実現しないんだろうね?」
「それは経済活動が原因じゃないの?」
「お金が原因ではないの?」
「お金は有っても無くても関係ないと思うよ」
「利益を上げなければいけないから問題なのね」
「利益を上げないと経済は成り立たないよ(笑)」


「本当の理想社会ってお金は要るの?」
「お金なんて無いほうがいいよ」
「今の社会の人たちには想像が出来ない(笑)」
「じゃあこれから想像出来るように話を進めようか」



<疑問を見つける>


「理想社会が行き着く所だろうけどそこへたどり着くためには理想社会へ向かいたいという思いが要るよ」
「今のままじゃ理想社会へ向かう気がしないよ」
「お金の要る社会では理想社会は実現しないってこと」
「なぜそう思うのか考えてみませんか?」


「原発は無いほうがいいのになぜ再稼動するの?」
「温暖化を止めるためとは言っているけどね」
「燃料にお金がかからないからコストは低いって」
「原発のある所では国から補助金がもらえるんでしょ?」
「財政困難な所ではお金がもらえるのは嬉しいよ」
「原発も経済活動に欠かせないんだよ」


「食料自給率も上がらないよね」
「農業も商業化されているからね」
「作るより買うほうが安いんだから」


「使い捨てって近ごろ言わないけど完全循環社会はまだまだ無理のようね」
「リサイクルもリデュースもリユースも大切だけどコストはかかるし非効率だもんね」


「貧困問題も解決しないわね」
「年金がもらえるから心配ないって言うけど全員が年金だけで生活できることはありえないよ」
「生活保護を受ける人が増えるってことよね」


「そういえばコンビニ強盗があったようよ」
「お金欲しさに人を殺したり騙したり大変よ」
「それでもお金は大切だと言う人は多いよ」
「お金のお陰で今の文明社会が出来たと信じてる(笑)」


「これが最大の疑問だよ」
「お金は便利な社会にしてくれているんじゃないの?」
「これが大きな錯覚じゃないかな?」
「お金は物々交換を便利にしてくれる道具だよ」
「お金は何も作ってくれないし物を運ぶこともできない」
「すべては人が作り人が運ぶんだからね(笑)」


「たしかにお金は便利な道具だけどねお金がないと何も出来ない社会は不便な社会だよ(笑)」
「お金は自由を得るための道具だと言う経済学者もいたよ(笑)」
「すべてが無料の社会のほうが便利な社会だよ(笑)」


「疑問や矛盾は探せばいっぱい見つかるけど毎日の生活の中では罪悪感を感じることはあるよね」
「価格調整のために作り過ぎた野菜を廃棄処分するとか」
「買いだめした食べ物を腐らして捨てるとか」
「お金の要る社会は早く卒業したいね」



<心の不安>


「お金の要る社会ではお金を稼げると一人前と言われたものだけどお金のない社会の一人前ってどんな人なんだろう?」
「一人前という表現もどうかと思うけど(笑)社会のために自分を活かすことができる人が一人前じゃないかな?」
「社会や誰かの役に立つってことかもしれないね」


「お金の要る社会では味方を作りたがるよね」
「『男は敷居を跨げば七人の敵あり』ということわざがあるくらいだからね(笑)」
「競争社会で生き残るためには仕方が無いよ」


「お金の要る社会でもお金のない社会でも味方を作る努力より敵を作らない努力がいいと思うよ」
「そうは言ってもね~」
「お金のない社会はすべてが無料の社会だから何かを得るために努力する必要がないんだよ。だから敵は存在しないんだ」


「すべてが無料だったら物不足が起きないか?」
「働きたくない人も増えるだろうしね」
「無法社会になるという意見もあったよ(笑)」
「不思議なもんでね、すべて問題ないことよ(笑)」


「人って欲しいものが手に入ればそれ以上求めないし遊んでばかりの人生も楽しくないものよ」
「大震災のあとの被災地の人々を見るとよくわかるわね」
「お金のない社会になったら今の仕事が無くなるという恐れもあるよね」


「本当に必要な仕事しか残らないんじゃないの?」
「本当に必要な仕事って?」
「本当に要らない仕事以外(笑)」


「労働者が余るだろうから一人当たりの労働時間は?」
「今の半分以下になると思うよ」
「一人当たり一日4時間くらい?」
「そんなもんじゃないかな?」


「生産物も環境や健康に良いものしか作らないよね」
「電化製品も最上級のものしか作らないとかね」
「エネルギー問題も解決するの?」
「フリーエネルギーの発電機が普及するよ」


「病院の治療も介護も無料だから安心だし衣食住が無料だから生活に不安は無いわね」
「そうそう、出産も子育ても安心できそうよ」
「とりあえず身近な問題は解決しそうね」
「次に気になるのは所有欲の問題かな?」



<所有欲>


「欲望といえばマズローの欲求段階説があるよね」

・マズローの欲求段階説(ウィキペディアより)
1.生理的欲求
2.安全の欲求
3.所属と愛の欲求
4.承認(尊重)の欲求
5.自己実現の欲求


「お金のない社会になればある程度満たされるんだろうけど今回は所有欲を考えてみようよ」
「お金の要る社会では所有権があるよね」

・所有権(デジタル大辞泉より)
物を全面的に支配する物権。法令の制限内で、
目的物を自由に使用・収益・処分できる権利。


「所有権の目的を満たすことができれば必要ないよ」
「どう言うこと?」
「自分のものはいつまでも自分のものであればいいよ」
「所有権が無くても出来るの?」


「使用権があればいいんだよ」
「使用権って?」
「自分が使っている間は誰にも邪魔されないで自由に使えるってこと」
「他人が勝手に使ってはいけないってことね?」


「本人が『もう使いません』と言うか本人が死亡して後継者が使用しなければ公のもの」
「すべてのものはみんなのものとも言えるわね」
「所有権が無くても使用権さえあれば自分のものは守られるよね」
「そうね、今の社会でも通用しそうな気がするよ」


「使用する人は管理義務が必要だよ」
「家も土地も車も大切に使うことはもちろんだけど荒れ放題の土地や家は近所迷惑だしね(笑)」
「管理義務が果たせないとどうなる?」
「大切に使ってもらえる人に引渡しね(笑)」


「今の社会は所有権のおかげで土地も家も無駄にしているのが多いよね」
「耕作放棄地もあるしゴミ屋敷もけっこうあるよ」
「使用権なら自然も家も大切に使うことができるね」



<人口減少>


「人口減少は良くないことなの?」
「働く人が少ないと国が滅びるって言ってたよ」
「まあ、大げさね(笑)」


「本当に移民は必要なの?それって変じゃない?日本の完全失業者数は200万人くらいいるそうよ」
「日本の人に働いてもらったほうが早いよね」
「生活保護を受けている人も200万人くらいいるってよ」


「生活保護費を給料にして働いてもらったらどう?」
「働けない人はしょうがないけど働ける人は生活保護費をもらって働けばいいよね」


「移民になりたいと願っている人はいっぱいいるよ」
「移民が増えれば大きな問題が起きそうね」
「移民の人たちの人権があるから移民の人たちの習慣と日本の風習が合わなくなったりね」


「外国の人たちが移民しなくても自国で働けるように支援してあげたほうがお互いのためになると思うよ」
「すべての国の人たちの衣食住が満たされるようにね」
「移民しなくてもすべての人たちが交流できればいいのに」


「今は人口減少を歓迎したいね」
「人口減少は国が成り立たなくなるって言ってたよ」
「異常気象で農作物の減少で食糧不足になるんだって」
「それなら人口は少ないほうがいい(納得)」


「お金を稼ぐための労働なら多いほうがいいけど人類が健康に生きていくなら少ないほうがいいかも?」
「人が働く目的をもっと考え直さなければいけないわね」
「国も収入欲しさにカジノを作るなんて狂っているわよ」
「単なる娯楽だけなら問題ないんだろうけどね」


「人口を増やす努力をするより今の人口でみんなが幸せに暮らせるようにしたほうがいい」
「そうよね」
「人口の多い中国やインドがアメリカのような生活をするとエネルギーの枯渇が早まるって言ってたわね」


「化石燃料に頼らないで電気を作ればいいのにね」
「フリーエネルギーさえ活用できればね」
「お金の要る社会では使えないんでしょ?」
「無料で手に入るんだから経済が成り立たないって」
「だからさ~、早くお金のない社会にしないと」



<希望>


「あなたも年金に希望が持てないって?」
「私がもらえる年金で生活できないみたいよ」
「老後のために国民年金保険料キチンと払っても年金が月に7万円くらいじゃあね~」
「老後のためにお金を貯めることが大切みたいね」


「知人なんかは家や財産を残すんだって言ってた」
「私の友人は子供に財テクを教えてるってよ」
「自分さえ良ければいいって思ってなくても自分さえ良ければいい対策をしてるわね(涙)」


「お金を稼ぐことが生きるための行動とは辛い」
「世界情勢を見ても希望は持てないよ」

・希望(デジタル大辞泉より)
1 あることの実現をのぞみ願うこと。また、その願い。
2 将来に対する期待。また、明るい見通し。


「お金のない社会になれば希望が持てるの?」
「希望ばっかりよ(笑)」
「お金を稼ぐ必要がないから?」
「そうよ」


「自分の人生は自分次第で楽しくなれるのよ」
「何をすればいいの?」
「自分がやりたいことすればいいの」
「何でもいいの?」
「何でもと言っても社会や人に迷惑をかけちゃダメよ(笑)」


「社会が本当に必要としているものは何だろう?」
「先ずは地球と人間が健康になれるものよね」
「地球と人間が喜んでくれることをすればいいのね」
「人が喜ぶことをしようって教わったけど」
「人から感謝されることって気分いいよね」


「金融関係の仕事は無くなるわね」
「環境や健康に良いものしか作らないわね」
「そう言えば大規模リサイクルセンターが完全循環型社会を作ってくれるのよね」
「いくら作っても資源が無駄にならないし環境を汚染することもないし言うこと無しよ」
「罪悪感を感じないで生きていけるのよね」
「人生に希望が湧いたりワクワクするっていいかも?」



<恋と愛と>


「恋と愛の違いってよく聞くよね」
「心の位置が違うってことでしょ?(笑)」
「恋は見返りを求めるけど愛は見返りを求めない感情だと思ったことがあるよ」
「どういうこと?」
「恋は好きになった人に自分を認めて欲しいけど愛は好きになった人に尽くしたいと思うこと」
「愛は大切にする心でもあるのね」
「恋愛って好きになった人に対する感情よね」


「どうして結婚が減ってきたんだろう?」
「お金の問題もあるだろうし心の問題もあるよ」
「精神的に自信が持てないのかもしれないね」
「自由に恋愛して自由に子育てが出来ればいいのに」


「お金のない社会ではどうなんだろうね?」
「結婚制度が変わることは何となくわかるけどすべてが無料の社会だから恋愛対象として選ぶ基準が変わると思うわね」
「どんな人を好きになるんだろう?」
「私は見た目も大切だけど優しい人がいいわね」


「結婚する前はすごく優しい人でも結婚してから変わる人っているじゃないの」
「そうよね~」
「結婚したら恋愛の愛が取れてしまうのかしらね(笑)」


「お金のない社会なら自由に結婚して自由に離婚する生活費も要らないし養育費も要らない結婚制度は有って無いようなものよね(笑)」
「好きになった人といつまでも一緒にいたいのなら人間性のレベルを上げないといけないかもよ」
「出会いも同じよね『この人なら』って思ってもらえるように自分のレベルを上げる努力をしておかないとね」


「それにしても男女の出会いは少ないわよ」
「合コンってけっこうやっているんでしょ?」
「少子化対策に国が率先して合コンをやればいいのよ」
「変な出会い系サイトより健全で良いいかもね」


「お金のない社会になればたくさんの出会いがあって結婚も離婚も簡単で子育ても楽しく出来るんなら素敵じゃないの(♪)」
「お金のない社会ってとても解放的な感じがするわね」



<意識とシステム>


人の意識が変わらなければ社会は変わらない。
そう言う人は多いです。


「卵が先か鶏が先かの話に似てるよね(笑)」
「お金のない社会になるために何が必要なの?」
「人の執着が取れないといけないと言う人もいたよ」
「意識が変わらないといけないってことよね」
「人の執着って何だろう?」

・しゅうちゃく【執着】(デジタル大辞泉より)
一つのことに心をとらわれてそこから離れられないこと。
「金に―する」「―心」


「この時代では差し当たりお金じゃないかしらね」
「お金がないと生きていけないという思い込み?」
「だって、お金がないと何も出来ないじゃないの」
「お金に執着するのは個人の責任じゃないよね」


「執着を取らなければ意識改革は出来ないの?」
「お金を得ないことは生きることを諦めることよ」
「そう言う意見もわかるような気がするね」


「お金の要る社会システムは人間が作ったのよねだったら人間が変えることが出来るはずよ」
「人の意識が今のままで成り立つの?」
「今の日本なら出来ると思うけどね」
「大震災直後の日本人の行動は素晴らしいって世界の人たちが賞賛したくらいだからね」


「日本が世界のモデルとしてやってみたらどう?」
「日本をお金のない社会にするってこと?」
「いきなりお金のない社会にすることは疑問ね」
「お金に代わる地域通貨なんかどうかしら?」
「マネーゲームが出来ない地域限定の通貨ね」


「そう言えば貢献ポイントを考えたんでしょ?」
「形のない単なる数値の電子マネーね」
「外国との取引はどうするの?」
「今まで通りの日本円を使えば出来るんじゃないの?」


自分が変われば周りが変わると言われるように
日本が変われば世界が変わると言うことが起きるかも?



<不都合な真実>


「不都合な真実」の本や映画はなつかしいですね。
経済活動を進めるために常識を変える事があります。
「悪いこと」が「この程度なら悪くないこと」に。
「この程度なら悪くないこと」が「良いこと」に。


「本当は悪いことなのにこの程度なら良いことにしておくことってない?」
「私が一番心苦しいのは食品添加物ね」
「食品は直接健康に関係するから怖いわよね」
「私が知ったのは免疫力の低下や流産の話だったわ」


「空気汚染も水質汚染も○○ppm以下だから大丈夫って言うじゃない?毒でも薄めて飲めば大丈夫だと言ってるようなものよ」
「そうよね」
「産業廃棄物を山間部で埋める処分場も怖いわよ」
「あれって土壌汚染になっているって聞いたわよ」
「年月が経つと地下水が汚染されるのよ」
「そう言えば井戸水の汚染も聞いたことがある」
「山間部の稲作の水質汚染も気がかりよね」


「保険の営業をしていた頃節税の勉強したけどね節税って合法的な脱税だと思ったよ(笑)」
「古い保険なんか『この保険を新しい保険に変えませんか?』って保険金を払いたくない手法って聞いたことがあるよ」


「有名なお茶碗なんか売れないときは値段に丸を一つ付けたら売れたという話も聞いたよ」
「骨董品は安いものは売れないみたいね(笑)」
「値段で物の価値が決まるんだからね」


「芸能人が年収を打ち明ける話があったけどキチンと言わないよね」
「芸能人に限らず普通の人も言わないわよ」
「自分の収入を言わないのはなぜなんだろうね?」


「お金の話をすると『イヤラシイ』って言われるしね」
「お金はイヤラシイものかしら」
「人より収入が少ないと劣等感を感じるし人より収入が多いとねたまれるかもしれないしね」
「収入って頑張った評価だから良いことなのにね」


「お金の要る社会では損得勘定で考えるけどお金のない社会では尊徳感情でものごとを考える」
「損得勘定は罪悪感を感じるよね」
「経済って利益を上げないと成り立たないでしょ?安く買って高く売ることにしっくりいかないよね(笑)」


「環境に良いもの、健康に良いものしか作らないそしてすべてが無料これなら不都合じゃないよね」
「お金のない社会は罪悪感なんか感じないよ」



<死活問題>


資本主義社会は競争社会とも言われます。
人も会社も競争することで成長するそうです。
競争は勝ち組・負け組みを作ります。


「みんなが勝ち組になれる社会にはなれないの?」
「それは戦争中に『戦争反対』を叫ぶようなものだよ」
「なぜ、そう思うの?」
「経済活動は経済戦争とも言われるからね」
「だから世界平和は実現しないんだ(涙)」


「競争社会って本当に死活問題が起きるんだね」
「今更だけど『死活問題』ってなに?(笑)」

・死活問題(デジタル大辞泉より)
生き死ににかかわるような重大な問題。
「患者数の減少は病院の―だ」


「辞書の例題にもあるように患者数が減少すると病院の死活問題になるんだね」
「学校も介護施設も人数が減ると閉鎖されるよ」
「本当に必要な施設もお金がないと無くなってしまう」
「これって馬鹿げた話じゃないの」


「本当に必要なものを必要な量だけ作るこれは資本主義社会の中では実現できないことなの?」
「利益を上げるためには無駄が必要なんだよ」
「大量生産・大量消費による薄利多売もそうだし使い捨てもコスト削減に必要とされることだよね」


「本当の死活問題は経済活動による環境破壊だよ」
「地球が住めない環境になったらみんな死ぬよ(怒)」
「どうすればこの死活問題を止められるの?」
「経済活動を止めるしかないんだよ」



<子育て介護>


出産も子育ても老後の生活も介護も
お金の要る社会では不安だらけですが
お金のない社会では不安は無くなります。
なぜでしょう?


「出産も子育ても最大の問題はお金でしょうね」
「出産も子育ても仕事を安心して休めるといいわよね」
「お金のない社会ではどんなメリットがあるんだろう?」
「収入を得る必要がないから仕事も安心して休めるよ」


「考えてみれば出産も子育ても仕事みたいなもんよ」
「遊びでもないし趣味でもないしね(笑)」
「仕事が喜びになるのよね(嬉)」
「だんなも安心して仕事を休んで子育てできるわよ」


「病気は今よりもっと減るんじゃないの?」
「治療が無料だから病院が忙しくなると思うけど」
「確かに最初は病院へ行く人は多いでしょうね。でもね健康に良いものしか作らないし予防医学が発達したり精神的に波動の高い人が増えて病気しないよ」


「介護問題はどうなるんだろうね?」
「私の知人はご主人の介護費用を稼ぐために他人の介護(付添婦)をして働いているわよ」
「自分の夫の介護を他人に任せて自分は他人の介護をするのは変な話よね(笑)」
「自分の夫を介護してもお金にはならないからね」


「お金のない社会なら介護施設に入れてもいいし自宅で訪問介護をお願いしてもいいし自由よ」
「すべてが無料の社会だもんね」
「不安のない生活はお金持ちとは関係ないのよね(笑)」



<傍楽(働く)>


宝くじが当たったら働くのを辞めて遊んで暮らしたい。
そう思う人は多いです。
働くのがつらい人が多いんでしょうね。


働くとは傍(はた)の人が楽になることとも言います。
周りの人たちが楽になって喜んでもらえる。
そうすれば自分が楽しくなる。
楽(らく)は楽しいと読めますね。


「働くことが楽しくない人はいっぱいいるの?」
「働くことが目的ではなくお金を稼ぐことだからね」
「自分がやりたい仕事でお金が稼げればいいんじゃない?」
「生活が出来るだけの収入があればいいけどね(笑)」


「働き続けたい仕事って何だろう?」
「私ならやりたいことが仕事になればいいわね」
「やりたいことっていずれ飽きちゃうんじゃないの?」
「お金のない社会なら自由に転職できるんだけどね」


「遊んでいるより働いている時が楽しいのは?」
「やりたい仕事でしょ?」
「僕は人が喜んでくれる仕事がいいな」
「『自分が必要とされる』っていう満足感があるね」


「仕事には適職と天職があると思うよ」
「自分に適した職と使命感を感じる職ね♪」
「いま思ったんだけどね。適職はやりがいを感じるから楽しめる職業天職は生きがいを感じるから魂が喜ぶ職業」
「良いんじゃないの(笑)」



<やめるにやめられない>


「理想ばかり語っていると現実逃避って言われたよ」
「現実にあり得ないことだからそう言うんだろうね」
「あのさ~、現実逃避は理想を語らない人だと思うよ」
「え? 逆なの?」


「現実逃避は現実問題を見て見ぬ振りしていることよ」
「現実問題を根本的に解決しようとしないことなんだね」
「問題解決に努力することを放棄しているんじゃない?」
「理想を実現するために考えることが大切だと思うよ」


「原発反対するとき代替案を出すことが要求されるよね」
「それは大切なことだと思うよ」
「それと同じようにお金のない社会も代替案だと思うね」
「代替案にもそれなりの説得力は必要ね」
「やめるにやめられないことが安心してやめられるように」


「それなら『やりたいけどやれないこと』を提案したら?」
「世界中で困っている人たちに会いに行くってどう?」
「テレビ番組でよくやっているやつね」
「せっかく井戸を掘ったり学校を作ってあげても安心して維持している所ばかりじゃないって言うからね」


「世界中の困っている人たちのために日本の有志が行動したらどうなると思う?」
「日本の平和も世界の平和も実現するんじゃないの?」
「集団的自衛権だの防衛だの関係なくなるわよ(笑)」



「会話が未来を創る(2)」に続きます。
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