世界平和とお金のない世界 知恵の輪

世界平和とお金のない世界 知恵の輪

世界平和になったら





人類共通の願いは世界平和だと思います。
それなのに
世界平和が実現しないのはどうして?
わかるようでわからない疑問です。


今の日本のように
戦争をしないだけでも良いと言う人もいました。
でもね
戦争って殺し合いだけではないんですよ。
経済戦争も貿易戦争も死活問題です。


経済制裁などは戦争のきっかけを作ります。
相手をいじめる行為ですから。


世界平和が実現すると世界はどうなるのか?
個人の生活に変化はあるのか?
今までになかった世界だから想像は難しいです。


何となく想像できることは
世界中の人達が健康で楽しく生きていける世界。
そう思います。


世界平和を実現するために何をすれば良いのか?
自分なりに考えたのを
「世界平和提案書」に書きました。
あくまでも世界が平和になるきっかけです。


では
世界平和が実現したら日本はどうなるのか?
個人の生活はどうなるのか?
考えてみようと思います。



     世界平和になったら「温暖化」



地球温暖化はいつ頃から問題になったんだろう?
科学者の間では35年以上前からだそうです。
温暖化に異論を述べる人もいますが
温暖化を止めることが出来るのなら止めたいです。


温暖化により気候変動や海水温上昇が起きて
農産物や海産物の収穫に異常が起きています。
一番困るのが世界中の食糧不足です。


とくに日本は深刻な問題になりますね。
食料自給率が低すぎます。
自国で作るより輸入したほうが安い。
経済的な理由で輸入に頼る政策です。


世界的に不作になれば
世界中の国が自国民の食料を優先にします。
日本も自給率100%にしないと困ります。


そこで
温暖化を止めるために何をすれば良いのか?
それは
温暖化の原因を止めることしか無いんです。


例えて言うなら
生活習慣病を治すには
治療薬に頼るのではなく
生活習慣を変えるということです。


経済活動が温暖化の原因だということは
多くの人は知っています。
「まさか経済を止めるなんて」
そう思う人も多いです。


経済を止めることは許されません。
でも
経済活動の仕方を変えることは出来ます。


なぜなら
経済とは「経国済民」「経世済民」の略で、
国を治め民を救済することだからです。
そこに
お金の流通は要らないんですよ。


国民が健康に平和に暮らせるために
必要なものを生産して流通させれば良いんです。


必要以上のものを生産して大量に廃棄処分する。
多くの資源を使いエネルギーを大量に使う。
お金の要る経済活動は
利益を上げるために自然を破壊してしまった。


だから
利益を上げる必要のない経済活動が必要です。
環境に良いものを作り
健康に良いものを作り
必要以上にものを作らない。
すべての資源を循環させる。
地球環境に負荷を与えない。
そうすれば
地球の生態系が本来の姿の戻る可能性があります。


温暖化を止めるのは世界の国の努力が必要です。
だから
世界平和の実現が必要なんです。


もう一度言いますが
温暖化が人間の経済活動が原因なら
人間は温暖化を止めることは出来るんです。


「愛は地球を救う」と言っています。
それでも
温暖化を止めることは出来なかった。
行動の仕方が間違っていたんです。


いくらお金を集めても温暖化は止まらない。
お金がなくても助け合って生きていける社会。
それが
温暖化を止めることが出来る世界平和なんです。



     世界平和になったら「防衛と外交」



世界の軍隊をウィキペディアで調べました。
2009年時点での数です。


東アジア     5
東南アジア   11
南アジア     7
中央アジア    5
西アジア    19
その他のアジア  6
北アフリカ    5
西アフリカ   16
東アフリカ   12
中部アフリカ  10
南部アフリカ  11
その他アフリカ  2
北アメリカ    2
中央アメリカ   8
西インド諸島  12
南アメリカ   12
オセアニア大陸部 1
ポリネシア    5
ミクロネシア   4
ミラネシア    4
西ヨーロッパ   8
東ヨーロッパ  13
中央ヨーロッパ  7
南ヨーロッパ   8
北欧諸国     5
バルト三国    3
その他ヨーロッパ 2

合計     203


こんなにあるんですね。
軍隊はなぜあるんでしょう?
必要だからですね。


外国から自国を守るためです。
「世界が平和になっても軍隊は必要だ」
と言う人は多いですよ。
いつ攻められるかわからないからです。


日本国憲法9条を世界の国が採用したら?
世界から軍隊は無用になります。
でも
それを実現するには何が必要か?


それは
すべての国同士が必要とし合う関係を作ること。
それを例えるなら
世界が一つの体をイメージすることです。


体の部所が国と見るんです。
心臓国とか肝臓国とか右足国とか頭国とかね。
脳は国連本部と言っても良いかもしれない(笑)


互いの国が必要とし合えば
外国を困らせれば自国が困るということです。


それを実現するために何をすればいいか?
それは
軍隊を国際支援団にすることを提案しています。
軍隊は武器を持たないで自国のために働く。
世界平和を維持することが自国のためですから。


世界平和提案書から一部を抜粋します。


<抜粋>

国際支援団(ISG)は常時活動する団体です。

設立の目的は
世界の貧困や差別を無くすことです。

世界のあらゆる地域が独自の文化が守られ
安心して生活できるお手伝いをすることです。

世界中の技術と資源を無駄なく有効活用します。

国際支援団の仕事は
それぞれの国と地域の代表が
「自分の国が出来ること、出来ないこと」
「自分の国に足るもの、足らないもの」
「自分の国が必要なもの、して欲しいこと」
シェアをし合います。

そして
農業生産が出来る所
工業生産が出来る所
科学技術が得意な所
世界中で生産と技術を分かち合うのです。

<抜粋ここまで>



     世界平和になったら「環境汚染」



世界から
戦争をなくすためには世界平和は必要ですが、
地球環境の温暖化や環境汚染問題は
世界平和が実現しないと解決できませんね。


なぜなら
競争を強いられる経済活動が原因だからです。
利益を上げるために
コストを下げなければいけない。
大量生産・大量消費が経済を支える。


電気の消費を抑えようと言われています。
CO2の削減が目的だそうです。
本当は電気を使うのが問題ではなく
発電の方法が問題なんですよね。


原発はないほうが良いと言っているのに
「CO2が出ないんだから温暖化対策だよ」
と言う人が多いです。
放射能というものがなければ良いけどね。


気がかりなのは中国の原発が事故を起こしたら?
黄砂やPM2,5のように偏西風に乗って
放射能が日本国内まで届いたとしたら?
わかりますよね。


世界平和はお金のない世界です。
利益を上げる必要もないし競争もしません。
地球環境に良いものしか作らないし
地球環境を壊すことはしません。


発電は
いままで認められなかったフリーエネルギー。
自動車は
水や空気で走る自動車が実用化されるでしょう。


そして
今大きな問題に発展しているプラスチックゴミ。
生産されたものが環境を壊さないために
完全循環型システムが必要となります。


現在の技術で循環型システムは出来ます。
お金がかかるからやらなかっただけです。
世界平和提案書では
大規模リサイクルセンターを提案しています。
内容を一部抜粋します。


<抜粋>


大規模リサイクルセンターは
すべての要らない物を回収する所です。

そこでは

・すぐ使える物はきれいにして再利用

・修理できる物は修理して再利用

・修理できない物は部品として再利用

・その他は溶解して原料として再利用

・外食産業や家庭生ゴミ、下水処理の
 ヘドロについては肥料として再利用

・再利用できない物は無害化して自然に戻す


このシステムの特徴は

・資源を無駄なく使います。

・永続的な循環型社会が実現します。

限られた資源を無駄にしないこと
環境に良いもの
健康に良いもの
必要量以上に生産しないこと
それぞれの国や地域に応じて生産する。


<抜粋ここまで>



     世界平和になったら「人口減少」



日本の人口問題の一つに人口減少があります。
少子化と高齢化が進んでいるからですね。


人口減少で一番困るのが経済活動です。
お金を稼いで税金を収める人が減るからです。
定年の引き上げや外国人労働者を増やすのも
いろいろ理由があるわけです。


ここで考えなければいけないのは?
日本で働く人が必要なのか?
お金を稼ぐ人が必要なのか?
です。


考えたことはありますか?
農業で働く人たちのこと。
基幹的農業従事者の平均年齢は67歳です。
会社員なら定年退職していますよ。
高齢者は働けないのではなく
お金を稼ぐことが出来ないんです。


経済活動はお金の流通を重視するから
行政は税収を増やすことに着目します。
だから
カジノさえ誘致を進めたがるんです。


働かなくてもお金さえあれば生きていける。
それが
農業を疎かにしてしまう行動につながるんです。


人口減少に悩むのではなく
第一次産業の生産量の減少を問題視するべきです。
農産物や漁獲量は生きるために必要なものです。
お金でお腹を満たすことは出来ないんです。
お金を田んぼに蒔いてもお米は出来ないんです。


人口を増やす努力より
少ない人口でも
みんなが平和に健康で暮らせる社会にする。
それが
一番考えなければいけないことだと思うんです。


ちなみに
日本国民が健康で生きていけるための生産は
今の人口で十分足ります。


世界平和はお金のない世界です。
すべてが無料の世界です。
世界中の国が資源を分かち合い、技術を提供し、
すべての国が安心して暮らせる世界です。


外国に頼らない国を作るのではなく
外国と共存する国にしたほうが良いんです。
それでは
世界平和提案書の一部を抜粋します。


<抜粋>


世界平和が実現するために
提案をさせていただいておりますが
基本的な提案をしたいと思います。


それは
「すべての提供者はお金を要求しない」
と言うことです。


物を提供する人や団体も
技術を提供する人や団体も
サービスを提供する人や団体も
すべてボランティアです。


そうすれば
すべての人や物が自由に流通します。


利益のために人や物が動くのではなく
平和のために人や物が動くのです。


国際支援団の活動が円滑になるだけではなく
世界中の人々の交流が増えると言うことです。


温暖化や異常気象が続くと食糧不足や
生産能力が陥ってしまうことがあります。


「有る所から無い所へ」
「余る所から不足する所へ」
物や人材が自由に行き来することが出来ます。


世界平和は人々の交流が基本です。


互いの文化を尊重し
互いの不足を補う関係を作ること。


損得なしで行動できるシステムにしたいのです。


<抜粋ここまで>



     世界平和になったら「お金問題」



お金のない社会の話をすると
「お金が廃止されて電子マネーになるの?」
とか
「お金がポイント制になるんですか?」
とか言われることがあります。


「すべてが無料の世界ですよ」
と言うと
「お金がないと誰も働かないじゃないの」
とか
「お金がないと欲しい物が手に入らないよ」
とか言われます。


お金の要る時代が長いので当然かも知れません。
「お金があるから社会秩序が保たれている」
という洗脳(笑)


世界平和を実現するために何をすればいいか?
「核兵器を無くそう」
とか
「宗教や思想を一つにしなきゃ無理だ」
とか言う人もいます。


世界平和は
「すべての人が健康で楽しく生きていける世界」
と言っても良いと思う。


それを実現するには
「すべての人に必要なお金を与えれば良い」
という意見と
「すべての人がお金に困らない世界を作る」
という意見があります。


お金の要る世界は交換システムの世界です。
お金のない世界は交換システムがありません。


お金のない世界はすべてが無料の世界だから
労働はボランティアです。
生活費はすべて無料です。
買い物もすべて無料です。
交通費もすべて無料です。
何もかも無料なんですよ。


もちろん
何でも無制限に手に入れることは出来ません。
分かち合い譲り合いの教育を重視し、
数に限りのある物は抽選にするとか公平にします。


大切なのは
誰もが健康で楽しく生きていけるということです。


必要なものが自由に手に入り
戦争の心配もない平和な生活をするには
日本国内では簡単なことでも
世界中となると難しいのが交流の難しさです。


無料ですべての国と交流が出来るのなら
現在の交流がもっと増えることは出来ます。
世界平和提案書に次のような文言があります。
一部を抜粋します。


<抜粋>


生活のために人々の交流は大切ですが
文化交流も大きな力を持っています。

文化交流は
互いが「自分を知ってもらう」ことです。

世界中に友人ができれば
子どもたちの笑顔を見たら・・・
戦争なんて考えられません。

音楽や芸術をはじめ生活文化など
互いに紹介しあったり
専門職の技術は多くの人に知って欲しいです。

私は子どもたちの声が大好きです。

人種を超えて歌う歌声は心が豊かになります。

その一つが
「What a Wonderful World」です。
(なんと素晴らしい世界だろう)

子どもたちが仲良くなれば大人も同じ。

「いつまでも平和でいたい」と思います。

軍隊も核もない世界は努力しなくても実現します。

世界は楽しいと思える環境を作ることです。


<抜粋ここまで>



     世界平和になったら「自然災害」



日本は地震や津波、火山の噴火などに加えて
台風や集中豪雨による自然災害は多いです。


お金の要る社会では行動が制限されます。
災害が起きる前に安全な場所に移住したくても
自由に移住することは出来ません。
何をするにしてもお金が要るからです。


何年か前の土砂災害が起きたとき
被災された人がこんな事を言っていました。
「こうなることは分かっていたけど、
 経済的に余裕がないから移転できないんです」
って。


世界平和になったら?
移住先で歓迎されるのなら自由に移住が出来る。
そう思います。
それが
日本国内であろうと外国であろうと。


自由に移住が出来るのなら
国内では津波の被害が及ばない所が良いですね。
一時的に避難する時は
映画館などの娯楽施設やホテルなどが良いと思う。


昨今大雨の災害が多いです。
田畑が水没すると農作物は出来ません。
食料自給率が低いのに食糧不足は死活問題ですよ。


日本が外国と自由に交流できる環境が必要です。
それは
交換システムのない世界平和の実現です。


下記の抜粋文章は
国会議員にお願い投稿した文章の一部分です。


<抜粋>


震災や自然災害で気付いたこと
経済活動より生活が大切だということ。
お金がないと何も出来ない社会はもういいです。
助け合いは人が自由に行動できる社会が良い。
必要なのはお金より人力と物資と機械です。
企業の垣根を超えた助け合いが求められます。
利益を上げるために生産するのではなく
安心して生きていけるために生産し流通させる。
お金不要で自由に行動できる社会が良いです。
資本主義社会から貢献主義社会へ
ボランティアで
生活が出来るシステムにして欲しいです。


<抜粋ここまで>



     世界平和になったら「所有と使用」



世界平和だけで考えると
日本国内はあまり関係ないように見えますが、
世界平和はお金のない世界だと思っています。


いつの世も「所有」という権利はあります。
「自分の物は誰にも侵害されない」という
自分だけ支配が出来る権利です。


お金のない世界は
所有権は要らないと思っています。
それは
使用の目的しか要らないからです。


自分が使用している期間は誰にも侵害されない。
それさえ保証されれば安心ですよね。


使用する必要がなくなった時や
使用できなくなった時は
他の人が使用できるということです。


それで何が起きるかと言うと
空き地や空き家は無くなります。
耕作放棄地は活用されて農産物が増えます。
空き家も活用されてホームレスがいなくなります。


世界平和は
「人も物もすべて必要だから存在する」という
考え方から成っています。


<抜粋>


世界平和は
「支え合い」「分かち合い」の世界です。

互いが互いを必要とし助け合っているのです。


<抜粋ここまで>



     世界平和になったら「民主主義」



日本は民主主義の国だと言われていますが、
「民主国家とは言えない」と言う人もいます。
国民主権なのに
国民のために政治が行われない状態が多いから。
と考えられます。
だから
政府や政治家を批判する人が多いんですね。


民主主義がしっかり守られているとしたら?
政府や政治家を批判することはないと思います。
政治はお金がないと出来ないんです。


政策を見るとほとんどがお金のやりくりです。
税金の集め方、税金の使い方が多く
国の防衛や貿易の仕方が議論されます。
国民は戦争の不安もあるし
医療も受けられずお金で苦しむ人が多いです。


世界平和が実現すれば民主主義はどうなる?
もちろんお金のない世界です。
国民はお金を稼ぐために働くのではなく
生活に必要なものを生産し
生活に必要なサービスだけが存在ます。
それは
日本国憲法第三章の国民の権利が守られますよ。
なぜなら
すべてが無料だからです。

(参考)

日本国憲法 第三章 国民の権利及び義務

第十三条
すべて国民は、個人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利に
ついては、公共の福祉に反しない限り、
立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要と
する。

第二十五条 
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活
を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、
社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び
増進に努めなければならない。

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