Dream to the world

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決意


   私と一緒に天界へ来てほしいの。」

慧子はいきなり桃世に向かってそう言った。

桃世は首をかしげて、ちょっと顔をしかめて返事した。

 「ちょ、ちょっと待って。私には学校あるし・・・。
   その前に、どうして私が??なんのために・・・?」

慧子はちょっと考え、また桃世の方へ向いて喋り始めた。

 「あのね、私には初めての友達の『稚葉(わかば)』って子がいるの。
   でも・・・その子は、私が襲われた時にかばって消えちゃったの。
   それで、一緒に探してほしいの。私の力だけじゃ無理・・・。」

だんだんと声が小さくなっていく慧子。
 その様子を見た桃世は決意した。

   「私・・・行くよ。」

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