だーれんの中国帰国日記~ちゃいなりぃ~

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2006年02月04日
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すっかり上海での散歩に喜びを感じ始めてしまった私たち。


魯迅、藤野先生、内山書店。

これらは、1992年、私が東京都青少年洋上セミナーで中国を初めて訪れた際、当時の若い心にずっしりと刻み込まれたキーワード。藤野先生は魯迅の作品の題名にもなっている。魯迅が仙台で医学を学んだときの恩師。非常に熱心に魯迅を助け、魯迅は帰国後そのことを小説にした。

92年当時私は魯迅と言えば教科書で習った「故郷」くらいしか知らず、北京で交流した高校生との筆談で「藤野先生」と書かれても何のことかまったくわからなかった。帰国後調べて、あーこのことを言っていたのかーと胸が熱くなったのが懐かしい。

92年に訪れた魯迅公園に再び。
公園内にある記念館は建て替えられていてとても綺麗で展示も面白い。
館内でガードマンをしている人に話しかけると喜んで話してくれた。
昨年の反日デモの影響で日本人の訪問客が減っているという。


公園を出て、魯迅の旧居へ。
当時の建築は趣があり、今も古びた感じがしない。「こんなところに住みたいな」というと妻には失笑を買ったけど。
魯迅の旧居は92年当時は外国人には開放されていなかったのかも知れない。案内人に聞くとそんなことを言っていた。旧居というと、一軒屋の古びた小屋を想像してしまったけど、魯迅の旧居は今も使われているアパートの一角にある。隣にある管理人室で入場券を買うと、ガードマンが一緒に来て鍵を開けてくれる。アパートの1室だが、3階作りになっている。妻は「亡くなった人の部屋に入るのはなんだか気持ちが悪い」と言っていたが、私は当時を偲び、考えさせられるところが多かった。

その後、散歩を続けて、内山書店旧跡へ。
内山書店は、日本に帰ると東方書店とあわせて必ず訪れる中国専門書店。実はその歴史は上海で始まっていた。これも92年に聞いた気がするけど、その事実(→ リンク )に心を打たれたのは、私が中国にもっと深くかかわるようになってからだったと思う。ちなみに旧跡は現在工商銀行として使われている。すぐ隣に新華書店があるので、せっかくだから場所を取り替えればいいのに、なんて思う。

散歩を続けて、多倫路文化人街へ。
趣のある建物に骨董品屋さんなどもあって北京の瑠璃厰を思い出す。
ここは散歩をしていて非常に気持ちがいい。「上海もいいところだー」を繰り返す私たち。

気をよくして入った魯迅にゆかりのあるレストラン。
ここのチャーハンはおいしかった。けれど、料理が来る順番がめちゃめちゃ。おかずが来る前にチャーハンが来る。チャーハンを食べ終わってもおかずが来ない。それを抗議してもマネージャーの対応がいけていない。久しぶりに怒り狂った私は最後の品はいらないからと早々に精算して退散。よい店のはずなのにマネージャーの管理に問題がありそう。もったいない。



おっと、長くなってきたので、上海図書館の話は次回に。

.....今頃土曜日の日記書いているけど、今日は月曜日。朝6時半。さて、今日からまた仕事である。がんばろうー!!





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最終更新日  2006年02月06日 07時33分41秒
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