ChooChooTrainの部屋

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ラテンアメリカ文学を読みましょう



まずは 『ホセ・マルティ選集』(第1巻)
チェ・ゲバラはキューバ革命のヒーローとして知られていますが、ホセ・マルティは知識人としてキューバ革命の土台を築いた人物です。
あの有名な(??)"Guantanamera~♪"(ワンタナメラ)の歌詞は、マルティの詩に節をつけたものだったってご存知でしたか?
ちなみに 第2巻 第3巻 もあります。

チリの偉大なるノーベル賞作家、パブロネルーダ。
ネルーダの詩は書かれた時期によってテーマや作風が違いますが、一般に彼の最高傑作と呼ばれる詩集が マチュピチュの頂("Las Alturas de Machu Pichu")
です。
この本は昨年秋に私の尊敬する野谷先生の訳によって出版されたものです。
このタイトルはネルーダ研究者として知られた 田村さと子氏訳 でも出ています。
野谷先生の本はサイン入りで持っていますが、田村さんのほうはまだ見ていないので、いずれ見比べてみたいと思っています。
ちなみに田村さと子氏は ネルーダ詩集 も出しておられ、この本ではネルーダのさまざまな詩集から主要な詩が紹介されています。
それから、ネルーダの詩は詩人本人による朗読がすごくよいのですが、色んなアーチストが朗読したものと思われる作品のほんの短い部分を こちらのサイト で試聴することができます。

『百年の孤独』は幻の高級焼酎の銘柄としてその名が知られていますが、この名称は約37年前に書かれたコロンビアのノーベル賞作家の小説 『百年の孤独』(ガブリエル・ガルシア・マルケス) (原文タイトル: Cien an~os de soledad ,1966)のタイトルと同じだってご存知でしたか?
リアリズムの手法では書き表しきれなかった理不尽で霊的なラテンアメリカの実態を表現した手法、マジカル・リアリズムといえばこの本。 推理小説ではありませんが、家系図を片手に読んでみてください。

同じマルケスのもう一つの有名な作品、
『予告された殺人の記録』
(原文タイトル: La cronica de la muerte anunciada ,1966)は映画化もされましたが、私のお慕いする野谷文昭先生の翻訳で読めばぜったいに面白いはず。文庫本になっているので、私も早く買いたいです。


メキシコの重要な作家の一人目はホァン・ルルフォ。
『ペドロ・パラモ』(ホァン・ルルフォ)
あたりはどうでしょうか。
マルケスがマコンドなら、ルルフォはコマラという架空の土地を舞台にこの小説を書きました。
たった2冊しか本をださなかったこの寡黙な作家の短編集は
『燃える平原』(原文タイトル: Llano en llamas )
。庶民から見たメキシコ革命が主要テーマです。


あまりラテンアメリカの作家っぽくない、なぜならば、ラテンアメリカを舞台にしていない作品を書いたアルゼンチンの作家フリオ・コルタサルの
『すべての火は火』(フリオ・コルタサル)
は、私の好きな短編集の一つです。(原文タイトル: Todos los fuegos el fuego ,1963)
コルタサルは長編小説、『石蹴り遊び』(原文タイトル: Rayuela ,1966)で有名ですが、読者を狐につままれたような曖昧さに陥れる短編の数々こそが彼の代表作だと思うのは私だけでしょうか。


『蜘蛛女のキス』(マヌエル・プイグ) (原文タイトル: El beso de la mujer aran~a ,1966)


『ブエノスアイレス事件』(マヌエル・プイグ)



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