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2013.05.04
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テーマ: お勧めの本(7409)
カテゴリ: TEAM NACS


大泉エッセイ

すごいページ数、表紙はあの「タッチ」の原作者であるあだち充先生が描かれていたり、テレビでは大泉洋さんご自身がいろんな番組(NHKの「あさイチ」とか、TBSの王様のブランチ」等など)に出演されエッセイ本について語ったりで、発売間もないのに増刷されるぐらいの話題作となったこの本。

うん、ボリューム感と合って内容もとても楽しめるものでした。ご自身のことや家族のこと、「TEAM NACS」でのこと、仕事のこと、エッセイを書いた当時の大泉洋さんを垣間見ることができる一冊であることは間違いありません。随所に今の大泉洋さんの振り返りコメントなんかもあって(笑)なんともいえないいい突っ込みなコメントが味わいがあってこれまた楽しいです。
大泉洋さんご自身が描かれているイラストも決して上手い訳ではないのに見ていると何故か笑みが出てきてしまう。味があるんですよ。そういえば大泉洋さんだけでなく安田顕さんや音尾琢真さんも意外と味のある、結構上手な!?イラストを描かれてますよね。

ちょっと話がずれましたが(笑)
書き下ろしも何本かありまして。以前にもブログで書きましたが、この本の中で最も好きな話が今回書き下ろされた話の一つ「TEAM NACSの奇跡」。
去年、3年振りとなる「TEAM NACS」の本公演「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」が行われている頃の出来事を綴った話。この話は女性誌なんかにもちょっとだけ語られていたり、「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」のDVDの特典映像にも真相は語られないけれども(笑)収められている、なんともナックスさんらしいというか、バカだなあ(笑)と大笑いしつつ何故か感動してしまう逸話なんです。
詳細はここには書きませんが、40代に差し掛かる「TEAM NACS」の皆さんがアンサンブルの若手に見事に勝利した爽快感(笑)、さすが「TEAM NACS」のリーダー@森崎博之さんの偉業(爆笑)、そしてその、もリーダーの偉業に随分仲が良くなった「TEAM NACS」の面々(笑)
「絆の割り箸」
読んでいて、何故だかその様子がすごく想像出来て、可笑しくって可笑しくってこの話を何回も読んでしまいました。
「TEAM NACS」、本当、素敵なおバカさん集団で(←怒られそうですが、これでも褒めております。)、唯一無二な人達だって改めて思いました。
最高だよ、ナックスって
この話の結びは「・・・・・笑いたければ笑えばいいさ。」とあるんですが、まさしく笑い、感動し、そして「TEAM NACS」をますます好きになる、魔法のような奇跡の話です。

この本、大泉洋さんや「TEAM NACS」、「水曜どうでしょう」のファンならずとも買いだと思う、お勧めな本です
笑ったり切なくなったり、読んでいて励まされるような感じだったり。
読むと思わず笑みが出て、心がポッと温かくなる。
ファンならなお買わなきゃいかんと思う本です(笑)






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Last updated  2013.05.04 22:44:47
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