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連続短編小説 【ホラー編:序章 雷雨】


ゴロゴロ…ドドーーーーーーン!!

その夜 一人の男に大きな雷が落ちた。

近くには人家は殆ど無く、唯一大きな屋敷が
ひっそりとそびえ立っていた。


たまたま近くをドライブしていたカップルが
車の中で会話をしていた時だった。

雄一「今、近くで凄い音がしたよ、落ちたんじゃないかな」
鈴香「そうね、びっくりしたぁ。
今日は雨も雷もひどいし帰ろぅよ」
雄一「そうだね。でも、近くだし、ちょっとだけ
見に行ってみようよ」
鈴香「ぇえ…でも、わたし こわい…」
雄一「大丈夫だよ、もしかしたら大木が割れた凄いのが
見れるかもよ」
鈴香「んーじゃチョットだけ…」

雄一は写真家の好奇心がくすぐられ、ワクワクしながら
車を雷の落ちたと思われる方向へ走らせた。

雄一「ぅー何もないなぁ…確かにこっちの方角だったはずなのに…」
鈴香「ねぇ、もう帰ろう…」
雄一「そうだなぁ…しょうがないっか…あれ?」
鈴香「え、どうしたの?」
雄一「いや・・車のガソリンが・・
おかしいなぁ、今日の昼入れたばかりなのに」
鈴香「えーこんな山の中で・・いやだよぉ」
雄一「お、ラッキーあそこに大きな家があるぞ。
ガソリン分けて貰うとしよう。もってくれよぉ」

車は丁度屋敷の玄関の前でガソリンが底を尽き停まった。

この後 想像を絶する体験をすることになるとは
二人は想像もしていなかった…。


…つづく


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