| 高橋由伸 ロングインタビュー
--開幕三連戦は如何でしたか 「う~ん・・・勝ち越したからね。それが一番良かった」 --開幕、初球いきなり(本塁打)でした 「 正直言って覚えてない んだよね・・・ボールが来たから振っただけで・・・あんなに"テンぱっちゃった"のは初めて(笑)」 --それは何故ですか?「何故・・・何故?(暫く考えて)何故だろう、分かんないけど・・・開幕戦はこれで10回目だけど、デビューもそんなに緊張したという感じじゃなかったし覚えているんだけど。今回は、何だか物凄くテンション上がっていたよね。何故・・・何故だろうね・・・?」 --打順に慣れていないから? 「いや・・・そうじゃなくて・・・。ホームで開幕なら、まず守備についてベンチに帰ってきて”さぁ!”ってなるでしょ?でもビジターだったから、始球式やらイベントがあった後に、球審の声でスタート。で、身体は解(ほぐ)したつもりでもハートがね(笑)。それに真新しい(土が削られていない)打席っていうのもね、そんなシチュエーションが自分を見失ったのかもしれないなぁ・・・。」 --初球から振っていくのは、既に決めていた 「そう・・・だね。そう。ストライクゾーンに来たら何でも振ってやろうって。”開幕前夜”に決めていましたね」 --既に(原辰徳)監督からは”開幕1番”と言われていた? 「ウン。いつだったかな・・・オープン戦の残り10試合ぐらいで、スターティングオーダーの交換の前に監督に呼ばれて、”今日から一番で行く”と言われてね。その数十分後に打席にいましたよ、ワケもわからず(笑)。」 --1番という打順についてどう思いますか? 「別にね、 何番でもいい ですよ。拘(こだわ)りはないですね。ただ”自分が表現”できればいいし。今更1番だからってボールを見て塁に出て脚で引っ掻き回すなんてできないし、そんなことを(原監督から)求められていないと思いますから」 --自分を表現するとは? 「来た球を思い切り良く振ることですかね。それで10年間やって来ているし。それと今年から谷さんが(2番に)いてくれるから助かるんですよ」 --谷選手に助けて貰っている 「そう。谷さんはバントもできるし、右打ちも旨い。例えボクが凡打しても、またチャンスを作って、小笠原さん、スンヨプ(李承ヨプ選手)に回してくれるじゃないですか。だから、自分は自分のスィングで投手に挑めばいいと思っていますね。」 --今後由伸選手はどんな選手を目指しますか? 「どんな選手?・・・どんな・・・う~ん(沈黙)。今は自分(を取り戻すこと)が精一杯だから周りは見えないし・・・どんな選手・・・わからない(笑)」 ~ここからインタビューは時間を戻し由伸選手の自主トレ地沖縄:宿泊ホテルラウンジ~ --何故自主トレの場所を(東京近郊から)変えたのですか 「まず、ここ2年ケガが続いたでしょ?だからゲン担ぎもあって。それに自分も 今年ダメなら・・・という気持ち も有ってね。丁度二岡からも声が掛かっていたし”じゃあ”ってことでね。」 --例年と変えたのは自主トレ場所だけ? 「昨年のシーズン終了後からバットを振っていませんでしたよ」 --そうすると3ヶ月近く 「そうですね。考えるところがあってね・・・」 --良かったら教えて頂けますか?「そんな隠すことじゃないですよ(笑)。ここ数年、皆さんが見ての通り(ケガで欠場)でしょ?毎年キャンプで”これでいける”と思ったら、試合でケガ。昨年、一昨年は殆ど野球やってませんからね。そこで、もう一度基礎体力に重点を置いて鍛え直そうと思ってね」 --由伸選手の場合は”守備でのケガ”ですよね 「そうですね・・・。チームや応援してくれているファンには迷惑をかけて済まないと思っています・・・」 --こちらに来て(バットを)どれぐらい振ってますか? 「本格的には振り込んでいないけど。まだ基礎体力ができていないから、キャンプ前までには振る込める身体にします。それとバッティングについてはキャンプで課題を持って取り組むつもりですよ」 --課題とは? 「フリー(打撃)の他に、自主練習で一日1000スィングを目標にやります。だからキャンプが25日として2万5千スイングはノルマにしようかと。」 --凄いですね! 「いや、それぐらいやれる”体力”を作らないとダメなんです。その為に暖かい地で自主トレをやっているんでね。あと小笠原さんにもアドバイスを頂いて」 --移籍した小笠原選手に? 「本来のスィングが出来なかったことを 小笠原さんに相談して成る程 と。」 --振り込む前にやることがある 「そう。昨年2度ケガした後に試合に何とか出場していたのですが、 全然自分のスィングが出来なかった んです。片手で振ったり、右へ引っ張れるボールを流したり・・・試行錯誤しながら誤魔化していたのですが、また身体に負担が掛かってしまって別の部分を痛めた。そこで分かったのは、ケガが治ったとしても、意識の中で自然と(故障箇所を)庇う自分がいて、頭で思っている理想と掛け離れていっちゃったんですよ。例えば外角のボールも片手で打ちに行っちゃうし、貰った!と思ったボールが全然伸びてくれない・・・」 --逢って聞いたんですか? 「いや、移籍が決まって携帯に連絡をくれて・・・。一応選手会長なんてボクなっているでしょ、それで移籍挨拶ってことで・・・律儀な方ですよね。その時に、ボクの方からちょっと聞いて欲しい、と相談したら、時間をくれって。それから1週間ぐらい経ってからかな?携帯にまた連絡があって、ボクのVTRを見た、と・・・それで一言二言アドバイスをくれたんですよ(笑)。こっちが恐縮しちゃいましたね。まさかVTRまで見て貰っているとは・・・正直ウチのコーチより凄い!あッ!ここカットね(笑)」 ![]() --”激しい守備”を止めようとは思いませんか? 「う~ん・・・(笑)。ボクの場合、守備も打撃も同じリズムなんですよ、要するに ”全力プレー””思い切り” がなくなっちゃうと自分ではなくなる、 高橋由伸じゃなくなる んですよ。ただね、自分でも反省しているのは、その結果がケガで試合に出られない、これはプロとして恥ずかしいし、考え方を直そうと昨年(病院の)ベッドで思いましたね」 --やはり今シーズンから自粛する? 「自粛・・・(笑)。それはないですよ、ボクの場合。さっきも言った通り、それがなくなったらボクじゃなくなるし・・・簡単に言えば、 ダイビングしてもフェンスにぶつかっても壊れない身体 にすることに重点を置いてますね」 --懸命なプレーは続ける理由は? 「ボクの考え方ですけどね。ウチの投手は一つのアウトを獲るのに必死に投げている、そして相手(打者)だってヒットを打つ為に必死に打つ、その結果飛んでくるボールをアウトにしようとボクも必死に獲りに行く。こんなのはボクにとっては普通なんですよ。だから思い切り行きますよ、何を言われようとも。それが野球でしょ?ただ誤解して欲しくないのは、無茶と必死なプレーは違いますから。」 --それが出来なくなくなったら? 「う~ん・・・。 ユニフォームを脱ぎますよ 、きっとね。だってプロとしての資格はないですもん。プロのプレーを見にお客さんは来てくれるんですから。まぁそれはもう少し歳を取ってから、とは思いますけど」 --最後に今シーズンの目標は? 「まず優勝ですね。何しろ優勝したい。松井(秀喜)さんが抜けてから、全くダメですからね。それには自分がフル出場することが最低のノルマと思っています。あとは自分のプレー、バッティングができることですね。」 --今年は同じ左打者として強力なライバルも加わりますね? 「小笠原さんのこと?ライバル?まさかぁ・・・(笑)二冠王ですよ。ボクは昨年最低な成績でしたから比較しちゃマズいでしょ(笑)。でも良い刺激を貰えると思います。全日本でも一緒に戦いましたから気心は知れているし、学ぶべき点もまだまだありますから。是非一緒に巨人を盛り上げたいですね。」 |
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