こまぷろぐ

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2009年03月16日
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先日ITmediaに「 “迷走”するソニー 新体制はモノ作り軽視? 」という記事が掲載され、興味深く読ませてもらいました。

今回ストリンガー氏が会長職の他に社長も兼務することになって、ソフトウェア偏重になり、『社内では「DNAであるモノづくりが軽視される」との不安が渦巻いている。』とのことです。

私が思うに、現在の状況は、AV家電においてはソフトウェア・サービス志向が求められているのは明らかで、特にソニーの場合はハードウェアには定評があるわけですから、まだ未開発の部分が多いソフトウェアやサービスを埋めて行くべきなのは当然だと思います。

実際のところ、ソニーがこのところ上手くいっていないというか、他のライバルに遅れをとっているのも、その部分なワケで、顕著な例を挙げれば、PS3はその価格に見合うだけの魅力的なソフトウェアやサービスが提供されていなかった(あるいはその部分を訴求できていない)から、UI・サービス・新しいソフトウェアジャンルの確立にフォーカスしたWiiに対してイマイチ上手くいっていないですし、ネットワークウォークマンはユーザー視点に立ったサービスを提供できなかったから、コンピュータメーカーであるアップルに事実上完敗の情勢になっているんじゃないでしょうか。
それでも、AV家電の分野ではソニーはソフトウェア面で優位に立っていると思います。前に書いているかもしれませんが、私はシャープのAQUOSのテレビ・HDDレコーダを使って、その使いにくさにウンザリしています。シャープは液晶パネルの品質はトップクラスですけど、ソフトウェアやUIは貧弱すぎます。EM・ONEαについてもやはり同じで、結局シャープという会社の社風なんだろうなと。シャープはハードウェアのスペック志向なんですね。そこに「人」が見えていないんですよ。それがシャープの『目の付けどころ』なワケですね(念のために書いておきますが、私はアンチシャープではありません。だからAQUOSも買ったりしますし)。で、ソニーはその土俵で勝負してはいけないわけです。

つまり、ここでソニーがやるべきことは、ハードウェアの品質は維持・向上しつつ、よりソニーというブランドの利点を活かすべくソフトウェア・サービスの充実を図ることであって、グループ内の特定の部署が好き勝手にモノを作るというものではあり得ません。ソニーのDNAとかいいますけど、本質は技術のソニーとして、人々の生活を豊かにする提案ができるということだと思います。そういう意味では、ソフトウェアやサービスによって、ソニーの持つたくさんのパイの連携によって、何かを提案するというのは何も間違っていないと思います。

そんなことも分からないで、デジカメにWebブラウズ機能を付けて自己満足に浸っているような連中は今のソニーには必要ないんじゃないかなと。あのデジカメは意外と世間では好印象を持たれているみたいですけど、以前から書いているように私はそこに新しい提案はないと思います。ケータイをライバル視するなら、むしろケータイにない機能で差別化を図って、さらに他社に負けないソニーブランドの強みを活かすべく、他の機器、特にPS3およびVAIOとの連携を図っていくというのがソニーの目指すべき方向性だと思うのですよ。

もちろん、ソニーのハードウェア部分の品質がおろそかになるようでは、その戦略は成功しませんから、ソニーの技術者の皆さんには今後もより一層ソニーらしいハードウェアをガンガン世に出して欲しいと思います。例えば MZ-RH1

ということで、あくまで「いちファン」としてソニーのこれからに期待していますんで、関係者の皆様には是非奮起して面白い製品を世に出していただきたいです。





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Last updated  2009年03月17日 12時25分19秒コメント(0) | コメントを書く
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