こまぷろぐ

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2013年06月01日
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カテゴリ: PCソフトウェア
最近Surface Pro投入の話題に関連して、PC関係の情報サイトなどで改めてWindows RTについて書かれるケースが出てきていますが、マイクロソフトが重要な広告主であるためか、ウソとは言えないまでも本質を隠蔽した書き方をしているケースがあるように思うので、あえて書いておきたいと思います。
(参考: このへん とか、 このへん とか、 このへん とか)

まず、重要なことですが、Windows RTで使えるアプリが少ない、あるいは従来型のデスクトップアプリが使えないのは、ARMアーキテクチャであるからIntel向けにビルドされたアプリが動かないからという側面がないわけではないですが、本質はMicrosoftがデスクトップアプリを動かせないようにWindowsに制限をかけているからであって、ARMアーキテクチャ自体が問題なわけではありません。

仮にアーキテクチャがIntelであったとしても、MicrosoftがMicrosoftによる署名を強制する限り同じ状況になります。つまりIntel版のWindows RTは存在し得ますし、Xbox Oneに搭載されるWindowsは実質デスクトップを使えなくしたx86-64バージョンのWindows RTといえるものになるんじゃないでしょうか。

逆に、MicrosoftがRTのデスクトップを開発者に開放していたなら、ユーザーサポートの義務がない多くのフリーソフトはすでにARM版で実行できるビルドが出回っているはずですし(Visual Studio 2012はARM版をビルドできますから、プロジェクトをちょこちょこっといじってビルドするだけでARMに対応できるソフトは少なくないはず)、それによってSurface RTなどWindows RTのプラットフォームが十分にシェアを獲得していれば、有償ソフトも次々対応してくるはずです。

現時点ではMicrosoftの戦略によってWindows RTでは使えるアプリがほとんどないだけであって、ARMアーキテクチャだからではないということです。

まあ、Microsoftとしてはタマはあるから将来はどうにでもできますし、特にサーバーサイドでは先にARMアーキテクチャに従来型のソフトウェアを解放してくる可能性は高いでしょうね。

今のところはJailbreakをしないとRTでMicrosoft提供以外のデスクトップアプリが動かないですが、Windows 8.1版のRTでも同じなんでしょうか。デスクトップを解放すればしたでセキュリティ的には劣るのですでに導入している企業などがあれば反対されそうですけれど・・・ほとんどないからいいですよね。なんだったらポリシーとかで制御すればいいし。是非解放していただきたい。





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Last updated  2013年06月01日 13時11分39秒
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