天才、成功する育児・子育て、ハシレ、コンフィーベビー

体験が天才をつくる

“天才のつくりかた”

体験が天才をつくる

胎教や出産後まもなくの赤ちゃんのときから、教育は始まっていると思います。でも、これらの赤ちゃんができることって何でしょう?それは、発育、発達に応じたことを否定せずに受け止め、受け入れ、また支援することだと思います。

よく、「自由に何でもさせている」「想像力を伸ばすために、自由にさせている」と自慢する人がいます。でも、自由に何でもさせることで、周りに迷惑をかけたり、他者に対して暴力を振るったり、わがままし放題だったとしたら、それは本当の自由ではないと思います。

生後からさまざまなことに興味を持ち、体験をして、成長する子供に対し、限度を設けることも実はとても重要です。アメリカの心理学などの専門家によれば、ある程度制限を受け、きちんと善悪を学び育ってきた子供はIQが高いと言っています。また、言い換えれば、IQが高い子供は放任では育たないのです。

赤ちゃんのときであれば、物を落とす、投げる、口に入れることから始まります。幼児であれば、何でも自分でしたがるようになります。できることをしてあげるのは、甘やかしにつながりますし、かといって限度がないのも問題です。

一見危険に見えることも正しい方法と正しい手段で行えば問題がない場合もあります。

たとえば、ハサミはいつになったら使ってよいのでしょうか?また、どのようなハサミなら安全なのでしょう?何を切ったらよくて、何を切ってはいけないのでしょう?ポジティブな経験、体験をさせることは、子供にとってとても重要だと思います。

ハサミは危ないから駄目よ、というネガティブに体験を阻止してしまうことは、子供の成長や発育を阻止していることになります。まずは、安全な小さなハサミを用意し、新聞や不要な雑誌を山ほど用意し、ただ切るという行為だけを応援してはどうでしょうか?

反対に子供の力を過信して、ハサミを与えて好きなようにさせておくのは危険極まりないと思いませんか?知人のお子さんは気づいたら、お子さんの髪の毛がとんでもないことになっていたそうです。

これは、一つの例にしかすぎません。経験体験は、子供を大きく伸ばすと私は信じます。特に自然を通して体験すること、人を通して体験することは非常に貴重だと思います。

よく、私たちの両親の世代やその上の世代の優れた方たちが、「勉強もせずに、遊んで育った」といいませんか?なぜ、遊びが大切なのでしょう?ここでの勉強と言うのは、私は机上のことを指すと思います。いわゆる椅子に座ってする勉強。

彼らが言いたいのは、そんな勉強はあまりしていなかったけれど、自然の中で走り回り、友達と木に登ったりして遊んだことのほうが役立ったということではないでしょうか。

アメリカでは、「小さな子供はじっとしていないもの。当たり前。」と思われています。ですから、医者へ行こうと、どこへ行こうとみんなそれをわかっているので、寛容な目で大人は子供を見守ります。ただし、危険と思われることは他人の子供であっても叱るし、親へも注意をします。

じっとせずに、あれこれ体験、経験する遊びを通して、彼らは磨かれていくわけです。そして、かつ、親は危険なことや人様に迷惑をかけるようなことに関しては、厳しく限度を設けしつけを行うわけです。

勘違いをして「自由に何でもさせるのが、賢くさせる」と思っている方、また、ことあることに「アレは駄目、コレは駄目」と制限する方、一度子供と一緒に子供の視点で遊んでみませんか?


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