日本株・TOB・商品先物・FX・中国株・アメリカ株・日経先物・スウィングトレードのブログ

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バフェットの本から



まえがき

 企業の株価が実体価値より下がったところで買うだけである


 『買うのは企業、株ではない』

 もし将来売ることを考えているのなら、そんな株はたった10
分でも持っていてはいけない

 自分が理解できないものには手を出さない

 バフェットは、謙虚で、暮らしぶりも質素である。

 『生まれてきて株式投資という素晴らしいものに巡り合えた
だけで十分幸せであり特に贅を尽くすつもりはない』

 投資の妙味は企業とともに成長し、企業の価値の上昇ととも
に資産も増えることにある

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 他の人の事業に投資して財産を築くことに特別の秘訣はない

 バフェットの富と言う言葉が意味することは、「誰を知って
いるか」よりも「何を知っているか」であり、どれだけの資金
を持っているかということよりも、持っている資金をどのよう
に投資するかということである。

 5ページ

 金持ちとは、お金を持っていることであり、本質的に一時的
な状態を示しており、つかの間の出来事であるにすぎない。
 富を築いているということは知識や良好な人間関係、機知に
富んでいることであり、自分の原則をしっかり持っているとい
うことである。

 バフェットの富の本質は、所有する資産の価値がいくらかで
はなく、彼の人間性や学ぶ相手の選び方、投資の原則、経営戦
略、人並み外れて厳格に自分を律すること、そして天賦の才能
が、絶好のタイミングと最高の舞台で発揮されたことにある。

 リスクとは自分が何をやっているかを理解していないこと

 長期的とは永遠

 一生でせいぜい20回を数える投資の判断をすればいい

 取引することよりも、所有することを優先すべきであり、感
情に任せた投資ではなく、賢明な投資を行うべきだ

 バフェットの才能は、
 自分を信じられること、適切な指導者を選んだこと、正当な
原則を考え出したこと、つましく、忍耐強く、また自分を厳し
く律することができ、人の意見に左右されないこと、天才的な
頭脳と真面目に働く倫理観と価値基準を持っていること

 ある株式を購入するまでに何十年にもわたってその株式を研
究している

 最も優れた投資家とは、『証券分析』を読み、そこに書かれ
ているバリュー投資の原則を理解し、それに従っている。

 あらゆる投資の本質は、実はバリュー投資ということになる
が、それは1ドルの価値を持つ資産を50セントで買うという芸
術的かつ科学的な方法

 P.17

 バフェットの投資が桁外れの大成功を収めたのは、昔からあ
るバリュー投資の原則を愚直に使い続けたことによるものであ
る。バリュー投資の原則の内容は、あきれるほど単純な常識で
あり、簡単に学び実践できるもの

 企業の価値を的確に評価し、経営者の価値を判定し、よいと
思った起業を割安な価格で手に入れたうえ、才能ある経営者の
やる気を起こさせて、企業を引き続き経営させる

 収入の範囲内で生活し、バフェットのやり方を学んで、その
とおりにやろうと決意すれば、人並みはずれた資産を手にする
ことができる。

 平均的な投資家よりもよい実績を上げるためには、毎日読書
し、それを楽しいと思えるようになることが必要。

 P19

 最高の人は分野を超えた特質を持っており、それは他の分野にも応用できる

 バフェットは、実体価値を反映させる意味で、純資産を使う方法を繰り返し推奨している。実体価値とは、一定期間内のキャッシュフローベースの利益を現在価値に割り戻した価値である。

 批判するものを黙らせるには、自分のやり方を変えずに、時が過ぎて結果が出るのを待つことが最良の方法であることがある。

 バフェットが株価を無視するのは、株価が事業の実質的な状況と無関係に決まるものだからである。

 父親がバフェットに残したものは、株式に対する親しみであり、名をあげることへの自信であり、しっかりした基礎のともなった人格的な特性であり、たいへん役に立つことになる生まれ着いての政治に関する理解だった。

 P.39

 バフェットは当時も今も、収入や資産より少ない金額で生活している。十六歳の時には、ビジネス書100冊を読破していた。一時は、一日に五冊も読んでいたことがある。
 公開企業全社のアニュアルレポートに目を通し、書庫に整理していることを考えれば、平均的な投資家と比べて、読書量は五倍と言えるだろう。

 バフェットの資産形成の主要な構成要素は、投資について十分に理解しているために、その本質的価値を計算できることである。

 より魅力的な銘柄に乗り換えることも、投資のスーパースターがよく行う方法である。

 素晴らしいと思う人の性格や特徴を観察し、書き留めておくことである。これを早く始めておけば、望ましい性格などを自分のものにすることができる。同様に、望ましいと考える習慣をリストアップしていれば、その人と同じ習慣を身につけることができる。人格は、持って生まれた生活や特権、家柄、財産の状態によって形づくられるのではなく、それぞれに与えられた条件の中で何かを選択することによって決まる。

 お金を蓄えて投資し、大きな買い物も純資産の10%にとどめるのだ。

 ウォーレン・バフェットが自由な資本主義社会において、史上最高の経済価値の創造主であることに疑いを挟む余地はない。バフェットは天才だ。それは、よい場所と時代に生まれついた幸運と、数学やビジネスに関する能力、忍耐強く自制心を持ち、自信にあふれ、堅実かつ合理的で強い独立心をすべて併せ持っているという意味である。

 多くの人は、バリュー投資とグロース投資とは別のものして扱うが、。バフェットによれば、両者は、突き詰めれば同じものになる。

 ウォーレン・バフェットをはじめとするバリュー投資家の多くは、生まれつき自分でものを考えるタイプであり、みんなと一緒であることがよいなどと全く思わない。自分自身で調査し、どこまでも資料を読み続ける。

 投資 何を期待しているか、どのくらいの期間を想定しているか、どこまでのリスクを取ることができるかを判定するためには、まず自分を知ることが重要である。

 単純な手法が最もよい実績を生むと考えている人は少ない。

 価格とはあなたが支払うものであり、価値はあなたが手に入れるものである。

 株式で利益を上げる人投資家は、バーゲン価格で株式を買う人である。リスクがゼロの投資などどこにもない。

 グレアムは、インタビューに答えて、こう言った。「ウォールストリートで成功する要件は二つある。一つは正しいものの考え方をすること。二つ目は自分の頭で考えることだ。」

 訓練して根気強さを身に付けることも必要。

 バフェットがコカ・コーラに投資したのは、その事業を理解してから五十年後だった。

 リスクを下げるもう一つの方法は、自分が投資しているものについて理解することである。

 自分の知っているところにとどまり、それ以外のものは無視する。

 失敗を認めず、謙虚さを忘れることは、投資家のリスクをさらに大きくする。
 失敗を認め、その失敗から学ぶことである。

 素晴らしい投資機会は、優れた企業の株価が一時的な要因によって、その本質的な価値よりも下がってしまうときにある。

 何もしないことが最良の行動ということもある。

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