コーングリッツカリカリ食パン&チーズパン

コーングリッツのカリカリ食パン&チーズパン

 生地にコーングリッツを入れたパンを焼いてみました。強力粉とコーングリッツの割合は同じなのに、全く違ったタイプのパンの出来上がり。どちらも捨てがたいので、両方のレシピを載せました。




カリカリ食パン

 とっても軽い焼き上がりで、耳の部分がカリカリ。トーストすると表面もカリカリになり、耳の部分はスナック菓子のようにサクサクとなります。薄くスライスしてトーストし、ハムやチーズを乗せて食べるのがお勧め。




 <材料> 1斤分
強力粉 240g
コーングリッツ 大さじ2
砂糖 大さじ2
塩 4g
スキムミルク 大さじ1.5
バター 15g
水 180cc
ドライイースト(フェルミパン) 2.5g

 <作り方>

①パンケースに材料を全て入れ、食パンコースで焼き上げます。


詳しくは《基本の食パン生地》を参照してください。

 ハムやチーズなど、塩味のものと一緒に食べるとおいしいです。パンだけを味わいたいとお思いでしたら、塩の量を5gくらいに増やしてみてください。コーングリッツのカリカリ感がおいしいので、ぜひトーストでお楽しみください。




チーズパン

 塩分を少し多めにし、カマンベール入りのマイルドなチーズを包んで焼きました。焼き立てはチーズがとろり、口溶けのよい生地にコーングリッツのプチプチ感が嬉しい。翌日も生地はふっくらしています。




 <材料> 10個分
強力粉 240g
コーングリッツ 大さじ2
砂糖 大さじ1
スキムミルク 大さじ1
塩 小さじ1(5g)
バター 15g
水 190cc
ドライイースト 2.5g

カマンベール入り6Pチーズ 3個

 <作り方>

①チーズ以外の材料をパンケースに入れ、生地作りコースで1次発酵まで終わらせます。


②パンマットの上に取り出して10分割し、丸めて5分ほどベンチタイムをとります。


詳しくは《基本の卵生地》を参照してください。かなりやわらかい生地ですので、手に粉をつけながら手早く作業します。ベタつくので、ベンチタイムの際の濡れ布巾は省略しました。

③生地を平らにのばし、チーズを乗せて包みます。


やわらかい生地なので、上から手のひらでそっと押すだけで十分です。チーズは、小指の先くらいの大きさにちぎっておきます。ひろげた生地の中央にチーズを等分して置き、生地の対角線上の端(縁)をつまんで閉じます。つまり、チーズをはさんで上下の生地をつまんでくっつけ、次いで左右の生地もつまんでくっつけます。この時点でほぼ丸くなりますが、4ヶ所ほど飛び出している部分が残るので、それも対角線同士をつまんでくっつけます。

④倍になるまで2次発酵させます。


《基本の卵生地》を参照してください。やわらかい生地なので、少しひろがったような感じになります。

⑤200度に予熱したオーブンに入れ、180度で13分焼きます。


天板全体に軽く霧を吹き、オーブンに入れたらすぐに180度に下げて13分くらい焼きます。パンの底を指先でたたいてみて、ポンポンと軽い音がしたら出来上がり。網の上に乗せて冷まします。

 やわらかい生地なので、上方には釜伸びしないでなんだか大福風。でも焼き立てをほおばると、口の中でシュルンととろけるようです。食パンの時のようなカリカリ感は不思議となく、トースターで焼きなおしてもソフトな食感のままでした。カマンベール入りのチーズは何種類か出回っているようなので、塩分をお好みの割合に加減してください。チェダーチーズを入れてみるのもおいしいかも。



コーングリッツのチーズパン

 ◎2003年1月11日製作

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