こんがり焼けた生地にブルーベリーがポツポツと顔をのぞかせています。蜂蜜も入っていますが、この甘味は南部小麦のもの。サクッとした歯応えの素朴な味にほんのりしたブルーベリーがさわやかで、いくらでも食べられてしまいます。おやつにはもちろん、朝食にもどうぞ。
南部小麦(無農薬・準強力粉) 270g
生種(ぶどう種) 大さじ1.8
蜂蜜 小さじ2
塩 3g
バター 25g
水 140cc
ドライブルーベリー カップ4分の1
①ボールに水を入れ、生種と蜂蜜を加えてよく溶かします。
②粉を加え、ざっと混ぜて給水させます。
③塩を加えてよくこねます。
④バターとブルーベリーを練り込んで仕上げます。
⑤丸くまとめてラップをかけ、表面が平らになるまで1次発酵させます。
⑥8分割して丸め、ふっくらゆるむまでベンチタイムをとります。
⑦クッペ型に成形して2次発酵させます。
⑧オーブンを予熱し、縦に1本クープを入れて190度で12分ほど焼きます。
今回はホシノぶどう種を使用。この生種で2度目のパン作りですが、どうも発酵力が強いような気がします。ぶどう種の生種起こしはこれで3度目ですが、途中からしょうがのようなフルーツのような香りがしていました。これが本来のぶどう種のいい状態なのかどうかはわからないのですが、元気がいいのは確かなようです。
無農薬南部小麦で4度目のパンですが、やはり給水時間をたっぷりとる事で扱いやすい生地になるようです。《蜂蜜くるみパン》と同様、パン生地そのものがとても味わい深いのには驚かされます。
今回は油分も多くてよくこねたせいか、もっちり感は少し抑えられてサクッとした歯応えになりました。ブルーベリー、酵母、南部小麦、蜂蜜と、全ての素材の甘さが引き出された素朴な味わいのパンです。