ライ麦独特の風味を、黒砂糖のコクのあるまろやかな甘さが引き立てます。風味を十分に楽しむなら、せめて二日は経ってから。しっとり感も増してやめられなくなります。
①分量内の水で黒砂糖を溶かします。
②残りの材料と共にパンケースに入れます。
③早焼きコースで最後まで焼き上げます。
過発酵になりやすいライ麦粉をたっぷり使い、水の温度も上げてパネトーネのストレート法です。過発酵にならないほうがおかしいようなやり方ですが、油脂も初めから加えているし2時間というスピード仕上げ。かなりの冒険でしたが、おいしく出来ました。室温がもっと高ければ水の温度を下げ、湿度が高ければ水を減らして調節します。最短コースが2時間以上のものしかないHBをお使いの方は、もっと調節が必要になります。3時間以上で室温も高ければ、中種法をお勧めします。逆に室温・湿度共に低い場合は、2時間コースでは発酵不足や高さのないパンになる可能性が大きくなると思います。
焼き上がりはライ麦独特の香りでいっぱいになりますが、味は意外と酸味がなくて甘いパン。日をおくごとにライ麦の存在感が増してサクサクしっとりになってきます。薄くスライスして、粗挽きライ麦粉の粒々感もじっくり楽しみたい。口溶けがいいので、トーストする気にはとてもなれません。やはりチーズを乗せて食べたくなります。
レシピでは水分量は190ccとなっていますが、実際は200cc使いました。こね上がりの生地はかなりやわらかくて心配だったのですが、案の定焼き上がりもベタつきが残りました。ナイフを入れずに一晩置いたらなんとか落ち着きましたが、2時間コースで作るなら水分量は控えたほうが無難かも。