食パン

食パン

 東芝HBの食パンコースを2度使って白神の食パンを焼き上げました。酵母1%でふんわり仕上がります。焼き色もしっかり付いて香ばしいので、ナショナルのソフト食パンコースではやわらかすぎて物足りないという方にもお勧め。リーガルやMKなどをお持ちの方にも参考になればと思います。




 <材料> 1斤分
  中種
強力粉 160g
酵母 小さじ2分の1
砂糖 小さじ2分の1
水 150cc
  本仕込み
強力粉 90g
砂糖 大さじ1.8
スキムミルク 大さじ1
塩 4g
卵黄 1個
水 小さじ1~3
バター 15g

 <作り方>

①パンケースに中種の材料をセットします。


ケースが冷えていたので少し熱めのお湯を入れて温めました。適度に冷めたら酵母を入れてよく溶かし、砂糖も加えて溶かします。更に160gほどの粉を加えて指先でよく混ぜてからケースを本体にセットします。

②食パンコースをスタートさせます。


東芝HBははじめに5分ほど寝かしの時間がありますので、これを給水タイムに利用します。スタート・ボタンを押してすぐに動き出すHBでしたら、なるべく温かい所に5分間置いてからケースを本体にセットしてスイッチを入れるといいのでは?

③倍になるまで発酵させます。


東芝HBの食パンコースは、こね時間が約20分間続きます。生地作りコースもありますが、焼き上げ機能がないだけで前半は同じような動きなのでこのコースを使用しました。こねがストップしたら生地の量をチェックし、倍になるまで発酵させます。今回は50分かかりました。HBが次の動作を続けないように、40分ほど経ったところでスイッチを切りました。

④バター以外の材料を加え、全体をよく混ぜてから食パンコースをスタートさせます。


東芝HBはナショナルに比べてこねる力が強いので、バターをあとから加えても大丈夫です。倍になった中種のガスを抜き、卵黄、残りの粉とよく合わせておいた砂糖、塩、スキムミルクを加えてざっと混ぜておきます。この時生地の硬さをチェックし、必要なら水(ぬるま湯」を適量足します。判断がつきかねる時は、こねが始まってから様子を見て加えます。

⑤生地がまとまってきたらバターを加えます。


こねが進んでほぼなめらかな状態になってきたら、バターを小さくちぎって加えていきます。ナショナルに比べると投入したものが飛び散りにくいので楽でした。

⑥最後まで焼き上げます。


上のほうがバリバリに避けるほど釜伸びして大成功。東芝の食パンコースは3時間半なので、中種作りからトータルすると約4時間半かかる事になります。ナショナルのソフト食パンコースでは5時間ですので、30分ばかり早く仕上がり焼き色もきれいにつきます。お好みで焼き上がり5分前に取り出してもいいかもしれません。水分はやはり多めのほうがいいようです。

 卵黄が入っているので、生地はほんのりレモン色。《レモン・ヨーグルト・ブレッド》と同じ生地で試すべきでしたが、つい違うものが作りたくなって…。


 レシピの違いかもしれませんが、今回のものは「酵母」という感じはほとんどありませんでした。イーストで焼いた普通のおいしいパン、そんな印象です。酵母パンがお好きな方には物足りないかもしれませんが、おいしい食パンとしては満足出来るものだと思います。


 リーガルやMKで試された方は、ご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。


 《レモン・ヨーグルト・ブレッド》に比べて背が低いと思われるかもしれませんが、ナショナルと東芝ではパンケースの大きさが違います。これでかなり膨らんでいます。


白神東芝食パン

 ◎2003年3月1日製作

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