山型ホシノレモン

山型ホシノレモン

 ピークを過ぎたレモン酵母にホシノ酵母の元種を加え、42時間ほど発酵させて作った液状の種でパンを仕込みました。こねを抑えたのでどっしりもっちりの食感で、とても甘くてほのかにレモンが香ります。わざわざピークを越したレモン酵母を作る事もないので、ここでは経過だけを参考にしていただけたらと思います。




 <材料> 1斤分
レモン風味の水だね 60cc
水 水だねと合わせて190cc
強力粉 300g
砂糖 大さじ1.8
塩 3g
バター 20g

 <作り方>

①水だねは、残ったレモンエキスにホシノの元種を小さじ2入れて作りました。


②ボールに水だねとぬるま湯を入れて合わせ、砂糖と半量の粉を加えてざっと混ぜます。


③残りの粉に塩を加えて混ぜ、②のボールに加えてこねます。


④なめらかになったらレンジでやわらかくしたバターを、3回に分けて練り込みます。


⑤生地が均一の状態になったらラップをかけ、2倍以上になるまで1次発酵させます。


4時間10分で発酵終了しました。かなり早いようです。レモン酵母の影響もあるのかもしれません。

⑥2分割してベンチタイムをとり、食パン型に入れて2次発酵させます。


ベンチタイムは20分、丸め直して型に入れ、1時間たった所でオーブン予熱に入りました。倍になるまで1時間20分くらいでした。

⑦オーブン温度が100度になるまで放置し、型を入れてじわじわ温度を上げて焼きました。


130度で4分、150度で4分、170度に上げて8分、最後に190度に上げて2分焼きました。焼き色をもう少しつけるために更に2分焼き、軽い音がしたので取り出しました。

 こね始めはレモンの香りもしていましたが、こね終わりに近づくにつれて薄まり、発酵時でほとんどなくなってしまいました。焼いている時の香りはとても甘く、リッチな生地を想像させます。いつものホシノのパンとは違っていました。


 こねている時も1次発酵後も、とても伸びのいいやわらかな生地でした。それだけに、もっと釜伸びすると思ったのが意外な結果です。焼成で1.5倍ほどの膨らみでした。2次発酵の時間をもっととるべきだったかもしれません。



ホシノレモン

 ◎2003年3月21日製作

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