《櫻井ジャーナル》

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2010.10.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 イスラエルの政党「シャス」の精神的指導者だというラビのオワディヤ・ヨセフが、またまた暴言を吐いた。今年8月にはパレスチナ自治政府のマームード・アッバス大統領に対して「この世から消えろ」と言ったうえ、パレスチナ人は「邪悪で、イスラエルの不愉快な敵だ」と言い放っているが、今回は「異教徒は我々に仕えるためだけに生まれてきた。仕えることなしに、この世界で彼らがいる場所はない。ただ、イスラエルの民に仕えるためだけに。」と公言したのである。

 ヨセフは1920年9月23日生まれの90歳。感情を抑える理性の力が弱ったのかもしれないが、彼は「単なる老人の戯言」ではすまない経歴の持ち主だ。つまり、1973年にはイスラエルのラビ長(最高宗教指導者)に選ばれ、1984年にはシャスを創設している人物である。現在、シャスは与党の一角を占めている。イスラエルへ「ユダヤ人」を移住させるため、イスラエルの外でユダヤ系の人々が住みにくい環境を作るという政策があるようなので、ヨセフは確信犯的に発言した可能性もある。

 ベンヤミン・ネタニヤフ内閣は10月10日、「非ユダヤ系住民」に対して「ユダヤ人国家」への忠誠を誓わせる法案を承認したのに続き、入植の凍結を延長してもらいたいならイスラエルを「ユダヤ人国家」として認めろとパレスチナ暫定自治政府に要求している。ヨルダン川西岸では入植者たちが新たに600軒の家を建設し始めたともいう。こうしたイスラエル政府の行動はヨセフの発言とリンクしているように見える。

 勿論、ユダヤ教のラビ全てがヨセフと同じ考え方をしているわけではない。シオニストがユダヤ教の世界に大きな影響力を及ぼしていることは確かだが、シオニストを敵視する正統派ラビもいて、世界各地で抗議活動を続けている。





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最終更新日  2010.10.23 03:50:32


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