※1 ムーアの法則 元々は、「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」という法則。広範な意味ではソフトウェア、ハードウェアの価格が下がる一方、機能は向上している状況を指す。 ※2 386世代 現在30歳代で80年代に大学に通った60年代生まれを指す。団塊ジュニアの一回りくらい上の世代になるだろうか。 ※3 down under 下の下。北半球の英国から見て南半球のオーストラリアは下の下にあることからそう呼ばれていた。
Bring It On
遅くまで仕事をして早くやすめばよいものを 明日は無間序曲を見に行く日♪と思ったら寝つけなかったのか...、 'Bring It On'をTVで最後まで見てしまった。 キルステン・ダンスト(Kirsten Dunst)を頬のふくらんだグゥイネス・パルトロウ... と思いつつ。
チア・リーディングの話。 KirstenのTorosというチーム、ライバルのBlack OnlyのCloversというチーム どちらも困難をさくっと乗り越えて決勝に進む。 Black and Whiteの混合チームはいなかった気がする。 M.L.Kingのころとはだいぶ変わっているはずだけれど... カリフォルニアでもそんなかんじなのかなぁ、BlackはBlackだけでチームを組んでいる。 そのダンスの弾力性に惹きつけられた。 やっぱりWhiteとは動きが違う、反応が速いしすごく音楽に乗っている。見る人を躍らせる感じ。 あと、Blackの言葉遣いにも注目。 RapperがBoxerのように繰り出す言葉のように、 言葉で畳みかけねじ伏せる表現にも言葉遊びみたいなものがあって、喧嘩している感じがしなくってくすりと笑ってしまう。
Kirstenは'Interview with the Vampire'に出ていたのか...もう一度見ないとわからないかも。 'Interview with the Vampire'はNeil Jordan監督の作品だったから見たんだっけ。 'Mona Lisa'が印象的だった。Phil Collinsに似ているBob Hoskinsも良いが、 ヒロインがかっこいい人だった。あとはNat King Coleの心震わせる歌。
大陸(South America)を縦断する若き日の革命家、Ernesto 'Che' Guevara、 Ernesto Guevara de la Sernaの日記を映画化した"Diarios de motocicleta"を観た。 Cheは、「おい」「ねぇ」という間投詞(チェ=崔さんでなく)。 Argentinaの人は会話にCheをよくはさむそうだが、 チェ・ゲバラも、よく'Che'と言っていたことから Che Guevaraと呼ばれるようになったと言う。
映画『やさしい嘘』。Georgiaの祖母、母、娘3世代の家族の話。 イオセリアーニと比べて 乾いた諦念が感じられる。 「この国は...」と母が泣き出しそうに言う気持ちに感じ入る。 空港のシーンでは映画'Les Uns et Les Autres'(『愛と哀しみのボレロ』)で Jorge Donnが走り出す場面が思い浮かんだ。
Cole Porterの曲を歌っているのは Natalie Cole, Elvis Costello, Sheryl Crow, Alanis Morisette, Lemarなど。 Rayは最初はNat King Coleみたいだ、と言われていた。
'Ray'は作曲の背景がchronological orderでわかって興味深かった。 'Unchain My Heart'は公民権運動の頃か...。 木に吊るされた色とりどりのガラス壜、潜在意識下で ふっと'Strange Fruit'が思い浮かんだり。 RayにピアノをおしえたMusicianは なぜあの3つの音を最初におしえたのか知りたい。
'Beyond the Sea'観たい。 Kevin SpaceyがBobby Darin役の映画。 久しぶりに'Beyond the Sea'を聴きたくなった。 'A Life Less Ordinary'でCameron Diazが歌っていた。 あ、'Rhythm Is It!'も観たい、Sir Simon Rattle。'The Fighting Temptations'も。
『パッチギ!』の "We Shall Overcome Someday" と 『GO!』の "No soy coreano, ni soy japones, yo soy desarraigado" はコインの裏表みたいに聞こえる。 20年たって『パッチギ!』から『GO!』へ変わったのかもしれないけれど... 克服と同化と逸脱と俯瞰といろいろなせめぎあいの中でまだ揺れている。
Great Depressionを思い出させる。 その後1930年ころのウィーン/ドイツでfuhrerが感じていたこと、 Jude, the richと同じ構図、Ressentimentが浮かび上がって 歴史の相を再考させられる。 DepressionとXenophobiaはやはり硬貨の裏表なのだろうか...。 HeroとHistoryが興味深い作品。
善意と音楽(才能)は関係ない、と製作者が断言していたのが 印象的。 Blues 100th years. 初期の頃はtalented but maliciousが多かったという。
Lightning in a Bottleを観たいと思っていて まちがえてFestival Expressを観に行ってしまっていた。 北の丸の美術館で開催しているのに上野に行ってしまう、ということはなかったけれど なんというおっちょこちょい。 やっと観たー!
B.B.KingのSweet Sixteen の歌詞に'brother's in Korea'と出てくる。
My brother's in Korea baby, my sister's down in New Orleans Brother's in Korea baby, oh sister sister down in New Orleans You know I'm having so much troubles people, baby I wonder what in the world is gonna happen to me
ただ、 ラテン語の謂い Amoris vulnus idem sanat, qui facit. (自分に恋の傷を負わせた相手でないと、その傷は癒すことはでき ない) で言われているように ホンの心の傷がほんとうにふさがったのかどうか いつかまた疼くのではないかと少し心配になったけれど...
To be, or not to be: that is the question: というシェークスピアの頃とは異なる自問to do or not to doをぶ つけてきたテーマはおもしろいし、 若気の至りを艶っぽく演じる主演ふたりの演技の応酬も見ごたえが ある。 インターネット社会が孕む問題性の一端もうかがえて なかなか地に足のついたリアルな作品だ。
PicassoがSalon des Artistesのために描いた作品はModigliani像だった。 そしてPicassoの最後の言葉も'Modigliani......'だったとか... Modigliani...always on his mind... 片手で握手し 片手で切り結ぶような好敵手。 表面上は親しくなかったふたりだが 芸術については互いにinspirationを与えていたのだろうか... La Rotonde(cafe)での射るような視線 Atelierでの力勁い絵筆の動き。
映画で 愛の言葉で、 たましいという言葉を聞くのはひさしぶり...。
Jean Cocteau展(La Rotondeでの写真もあった)とsynchronicityだった。
'No man is an island, entire of itself; every man is a piece of the continent, a part of the main. ・・・・・・ any man's death diminishes me, because I am involved in mankind, and therefore never send to know for whom the bell tolls; it tolls for thee.'