クックの部屋

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マディ・ウォーターズ




クロスロードという映画を見てショックを受けたのだが、何から聞いていいのか分からなかった為、サニーテリーとジョニーウィンターの作ったアルバムを最初に買った。

次に買ったのがジョニーウィンターがプロデュースしたマディウォーターズの「HARD AGAIN」だった。

「バリバリヤリ続けるぜ、もう一発」という意味か?

ローリングストーンズがカバーした名曲「マニッシュボーイ」から始まるこのアルバム。原曲は1955年に録音した、新しいバージョンである。

もう何百回聞いたか分からないが、とにかく凄い。
「OH-YEAH」の掛け声から始まり、延々と同じフレーズが続く曲なのだが、マディのボーカルはすさまじい。
もうとっくに全盛期は過ぎたと言われていたが、全くそんなことは感じさせない。

この人の曲は私も良く歌うのだが、自分ではちゃんと歌えていると思っても後でテープを聞いてみると全く違うことに気づく。
声の深みというか、出かたというか全然マネできないのである。
歌いこなすのが非常に難しいので、最近はあまり歌っていない。バンド再結成時に2曲歌ったが、かなりヤバイと言われた。

ジュニア・ウエルズ(ブルースハープ)がビデオの中で「ブルースギタリストとしてのマディの後継者はいるがボーカリストとしてはいないんじゃないか」と言っていたがそのとおりのような気がする。

チェスレコードの創設者の息子も「マディはスタジオに入ってくるだけで威厳が感じられた。アフリカに生まれていたら酋長になっていただろう」と言っていた。
実際に威厳だけではなく、他の人からも父のように慕われていたらしい。
これはミックジャガーも言っていたことだ。ロックになれた人なら最初は聴きにくいかもしれないがどんどんブルースの世界に入っていくとなかなか抜け出せなくなるものです。
もちろんいい意味で。

かのジョン・リー・フッカーは「ロックはブルースの音をでかくして、速くして、オシャレにしただけだ」とインタビューで申しておりました。

是非あなたも素晴らしいブルースの世界へ

MUDDY WATERS  「HARD AGAIN」  マディ・ウォーターズ  ハード・アゲイン
ブルースカイレーベル ソニーレコード 1977年 SRCS 6342


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