クックの部屋

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病気との戦い PART5




自分では全く自覚していなかったが、おかしい所もたくさんあったらしい。
ある日父の机の中で、あるホームページのプリントを見つけた。
その紙には、いろいろ書いてあったが自分の状態とあまりにも似ていた。

「気分が良くやる気マンマンで、新しいことに挑戦するが、すぐに気が変りあまりはかどらず、何百万も浪費する」
「電話1本で何千人も友達を呼べる」
「自分はすごい超能力がある」 などと書かれていた。

何の事はない、こりゃ俺のことじゃねーか
「気分がよくやる気マンマン、バンドに挑戦し、3ヶ月で100万以上使っている」
「ライブハウスのマスターに俺が出れば100人入ると宣言する」
「自分は天才ボーカリストだ、あいつより700万倍すごい」
まさかとは思ったが実はそうだったのだ。そう状態。

うつ病の死の淵から生還してすっかり良くなっていたと思っていたがそうではなかったのである。
病院にも行ってなかったし、行きたくもなかったので拒んでいたがしぶしぶ行った。
病名は「そううつ病」なんのことはない、うつから躁転しただけだったのだ。
すぐにまたあの黒い犬がやってきた.またうつになってしまったのだ.

前回とは違い、過眠がものすごい。1日36時間寝つづけたこともある。
ブクブクと太りだし、入院したが退院するとまた過眠になりクスリがほとんど効かない。平均15~20時間ぐらい寝ていたと思う。
当然仕事にも行けないし、電話はガンガンかかってくるが出る気にならない。
そうの時にケンカした人などからは、反撃を受けたが対抗できない。

このままでは俺は「言うだけ番長ではないか」と思ったがどうしようもなかった。
また色々なものを失った。

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