建築家への遠い道

建築家への遠い道

灯り



照明は明かりとしての機能だけでなく、ルームアクセサリーとしての装飾を兼ねたものです。
そのスタイルもクラシックからモダンまで様々ですし、
一流のデザイナーによる素晴らしい作品も多数あります。

その中でも部屋の中のアクセントとしてはフロアランプ、テーブルランプなど自由に移動できるものが上げられます。
昼間は部屋の中のアクセサリーとして、夜は光や陰影でムードある演出を楽しみましょう。

部屋の中を演出するためのランプの選び方ですが、あかりは白熱灯、蛍光灯など
光源の種類やシェードの素材、光の拡がり方によって印象が違います。

シェードの素材もガラス、布、和紙、アクリル、プラスチック、木、籐製など様々です。
まず点灯して光の表情を見てみましょう。
読書や作業をする場所であれば明るさが十分かどうか確認することも大事です。
部屋の中でのバランス、インテリアイメージ、直接照らされる範囲も考えて効果的な器具を選びましょう。

日本の家庭では蛍光灯だけを灯した平面的な明かりがまだまだ一般的ですが、
少しずつ明かりを楽しむ暮らしが定着していき、部屋の中の雰囲気作りに
明かりを工夫している家が多くなってきています。

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明かりの向きを壁面に当て、反射した光を楽しむ。
これを「間接光」といいます。

「間接光」は白っぽい蛍光灯の明かりも柔らかく見せてくれるので、
蛍光灯のランニングコストの良さ+演出
を組み合わせた経済的でありながらセンスの良さを感じさせる手法です。

irie004 <美容室IRIE着付室> designed by C's Design Room



最近私が意識して取り入れようとしているのが、明りではなく「灯り」
明るさに演出を組み合わせるとこの「灯す(ともす)」という漢字がしっくりくるんです。

なぜ「灯り」にこだわるのか。

人は感覚を無意識に使いながら生活しています。
そして光の色によって精神状態が変わっていきます。

日の光と主に目覚め、日が沈むと眠る。
太古からの生活習慣がしっかりと脳細胞に刻み込まれています。

昼間の明るさ=蛍光灯の光は脳細胞を活発にします。
会議室、勉強部屋など。

夕方の明るさ=白熱灯の光は脳細胞をリラックスさせます。
特に目線よりも下からのこの光は脳細胞を眠りの方向に向かわせます。
そのため、灯りの位置に高低をつけ使い分けると効果的です。
居間、寝室など

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家というのは安らぐ場所。
精神をリラックスさせ、疲れをほぐし
本来の自分を取り戻す場所であると思います。

「灯り」を上手く取り入れ、利用することにより
身体にも心にも居心地よい暮らしを手に入れましょう。

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