ランド一家+α

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クロノスの伝説

■クロノスの伝説■

ラピス
火の玉(ビーズ)を持っている神様で、火の力を利用して、クロノス世界に暖かな愛を伝える神様として知られています。マクアペルとの悽絶な戦争でマクアペルの心臓を抉り、自分の身体の中に封印しました。その時の苦悶の声は大陸を揺るがし、大地を隆起させ、数多くの人々の命を失わせたと伝わります。その後、ラピスはマクアペルの心臓と共に自らの肉体をクロノス大陸最北端に位置したレト島に封印したと伝えられています。


エクシリス
水の玉を持っている神様で、その力を通じてクロノスの人々に冷静な理性を伝えた神様として伝えられます。マクアペルとの戦争ではマクアペルが使う毒気を水として中和させたが、その為に自らが毒気に侵されてしまい、最後の力を振り絞ってマクアペルを抱き抱えて動きを阻むことで、辛うじてマクアペルとの戦争を終える事が出来たと伝わります。ラピスがマクアペルの心臓を抜き出した後、心臓の無いマクアペルの肉体を持ってクロノス大陸の最南端であるウラヌゥス地域へ行き、自らを封印し、マクアペルの肉体も封じたと伝えられています。


コエリス
稲妻の玉を持っていたコエリスは堕落した心を叩いてクロノスの人々に緊張感を与える神様として知られています。彼は3主神の中で一番先にマクアペルの動きに気付き、彼の行動を阻む為に動いたと伝わり、3主神とマクアペルの戦争では稲妻を利用してマクアペルの動きを一時的に止めるようにした事で、エクシリスとラピスがマクアペルを封印するの助けとなったと伝わります。彼はラピスとエクシリスが消えたクロノス大陸を唯一人の力で守り、後にクロノスの人々はコエリス神のために神殿を建てるなど、3主神の中で最も人々に信頼を受けた神様として伝えられています。


異界の神
マクアペル
全く未知の世界、異界よりクロノス世界へ入って来た神です。彼が異界からこちらへ来たのは、2000年に一度、時間と空間の門が開かれるハロウデイ(Hallow Day)を通じ、世界を越えて来たと伝えられています。彼は異界の力であると伝わるプリモディウム(Primordium)というエネルギー石を持っていました。これは後にクロノスの世界を搖るがす'タルタノス戦争'の原因となります。

異界から来た彼は美しいクロノス大陸を自分の物とするのため、自分の力である毒を利用して徐々にクロノス世界の姿を変えてゆきます。後にクロノス三神との戦争で肉体はエクシリスに、心臓はラピスによって封印されるが、彼に追従する勢力と彼が持っていたプリモディウムの力のためクロノス世界はこれ以上にない混乱の中に落ちこむようになります。


スケイプ
マクアペルがやって来た当時のハロウデイでマクアペルがいた異界より共にやって来たと伝えられています。

彼はマクアペルと共にクロノス大陸を征服しようとは思わなかったし、クロノスで平和に暮す事を願った。それ故、クロノスの主神たちとマクアペルと戦争では、同じ世界から来たマクアペルを助けずに、ラピス・エクシリス・コエリス達を助け、マクアペルを封印するのに助力を与えたを伝えられています。

しかし、彼がどのような力を使って、どのように彼らを助けたのかについては知られておらず、彼自身もあらゆる秘密を押さえたまま、自分だけの空間である'ラピュタ'へ自らを封印したと伝わっています。

そのような性格の所為か、後世には彼をあらゆる物事を見詰める神という意味で'監視者'と呼んだ。そして、彼についてのあらゆる話は滅多に伝わることが無いといいます。



第一次ハロウデイとアクモディウムの結成
平和で美しいクロノス世界に異界の訪問者が到着する。訪問者の名はマクアペルという名の神であった。クロノスを平和に守っていた三神は、この訪問者を喜んで迎えようとしたが、マクアペルはこの世界を自分の物にしようとする欲望を持っていた。

クロノスの三神と異界の神マクアペルの悽絶な戦い。この戦いはラピスとエクシリスの犠牲のよって、クロノス三神の勝利だと思われた。

だが既に、マクアペルはクロノス大陸に自分を信奉する勢力であるアクモディウム(Arkmodeum)を遺していた。彼らは闇に隠れ、自分たちの奉ずる、マクアペルが残した神秘の力――プリモディウム(Primordium)――を研究する。そしてこの力は、持ち主だったマクアペルまでも驚くほどの新しい力を作り出すに至った。

プリモディウムの研究を続いたアクモディウムの五大将――'アスモレル','ベルキエル','タウリエル', 'ジャキエル', 'マタリエル'――は、プリモディウムが得た神秘な力――「(消耗・崩壊した)生命の根源を戻して、再生させる力」――を利用して、封じられたマクアペルを復活させようとする陰謀を企むようになる。

さらに、彼ら五大将がプリモディウムの力の核心に近づいてゆくにつれ、プリモディウムは彼らを異形へと変異させていった。そして、五大将は神ならぬ身ながら恐るべき力を得、さらなる成長を始めた。

これらの勢力を牽制するため、クロノスの各教団たちは一つの連合体を構成するようになり、かくてクロノスを守るための'オラクル'団体が結成されるに至った。そして、プリモディウムの力を利用してその勢力を広げるアクモディウムと、クロノスの教団たちの連合体であるオラクルとの、長い長い戦いが始まった。





用語説明

ハロウデイ(Hallow Day)
時間と空間が開かれる日を意味する。異界の神々がクロノス世界へ来た日を一次ハロウデイと言う。ハロウデイは2000年に一度の周期で起こると知られている。

プリモディウム(Primodium)
エネルギーの根源になる一種の石。異系の神々はこの力を通じて自分より下位の悪魔や神を 作り上げることができると言う。この石は207年を一周期として再生の力を顕現する。後にクロノス世界最大の戦争と称えられるタルタノス戦争も、このために207年を1週期として分けられるようになる。

アクモディウム(Arkmodeum)
マクアペル教団を導く集団。彼らはマクアペルの力を研究して様々な形態の創造物たちを生成し出し、プリモディウムを利用して魔力エンジンを開発してあらゆる混乱を巻き起こす。





第二次ハロウデイとタルタノス戦争
そして、新たなる分岐点となる事件が起こる。第二次HallowDay?に、新たなる異形の神――その昔マクアペルとスケイプがやってきたように――がクロノス世界へと現れた。人々は彼らをアリエヌス(Alienus)と呼んだ。

アリエヌス3神――慈愛の神レウィウス(Lewius)、戦争の神バルデウス(Baldeus)、智恵の神コンシルス(Concilus)。後のSavageとMagicianの原型となる――は、自分たちの世界から来たマクアペルを捜したが、もう彼は(ラピスとエクシリスの犠牲によって)封印されて消えた後だった。

彼らはマクアペルを敵視し(その理由は未だ明かされていない)、自然とマクアペルを信奉するアクモディウムを敵視した。それ故アクモディウムと対立しているオラクルに力を貸し、また、プリモディウムの力で強まったアクモディウムの勢力を牽制するため、オラクル側もためらわず、相互に協力するようになる。これがコエリス教団の創立だった。

まず、アリエヌス達はアクモディウムの五大将('アスモレル(Asmorel)', 'ベルキエル', 'タウリエル', 'ザキエル', 'マタリエル')と争いを始めた。最早プリモディウムの力を殆ど解き明かしたアクモディウムの五大将たちは、アリエヌス三神と一進一退の戦いを行った。神々と神に匹敵する能力を持った者達の争い。この争いはアクモディウム五大将の中、アスモレルのみを残して皆殺しにすることで、アリエヌス達の勝利であるかのように思われた。だが、その時アリエヌス達は悽絶なる戦いの末に、あらゆる力を使い果たしており、アスモレルを阻む力がなかった。アスモレルは、プリモディウムの再生の力で他の五大将たちを復活させ始める。

アリエヌスとコエリス教団は、このアスモレルの行動を阻止する為に全力を尽くしたが、五大将の復活を阻む事はできなかった。これによって、クロノス世界の混乱の始まり、'タルタノス戦争'、或いは1000年戦争と呼ばれる悽絶な闘いが始まったのだ。





用語説明

アリエヌス
異界の神で、その実体は3人の神で構成されていると伝わる。愛の神――レウィウス(Lewius)、戦争の神――バルデウス(Baldeus)、そして知恵の神――コンシルス(Concilus)で構成されており、彼らは後にSavageやMagicianの祖となる。

アスモレル(Asmorel)
アクモデウム五大将の一人で、大悪魔と呼ばれる。残りの大将たち――ベルキエル,タウリエル,ジャキエル,マタリエル達の長兄にあたる存在だ。後にすべての混乱の始めとなるタルタノス戦争を始めた元凶と呼ばれる。

タルタノス戦争
「1000年戦争」とも呼ばれる、クロノス世界の混乱の始まりとなる戦争。タルタノス戦争はプリモディウムの再生能力の週期である207年を基点で1~5期に分けられる。この戦争によって、Savage(ウォリアー)とValkylie(バルキリー)が発見され、Magician(マジシャン)とFighter(パラディン)が育成されたと伝わる。





真の幕開け
何が真実で何が偽りか、判断する事には何らの意味もない。残されている数少ない使命とは、目の前の敵を殲滅する事。

タルタノス戦争が終決する頃、クロノス世界にはもう一つ、招かれざる存在が入って来る事になる。彼の存在――シドスと呼ばれる――は、如何なる理由であろうか?五大将を失い壊滅しつつあるアクモディウムに現れ、消滅したアクモディウムの五大将を復活させようとする。

タルタノス戦争の勝利を確信していたコエリス教団は突然のシドスの出現に荒て、彼らが進むべき道に迷い始めた。クロノス大陸の中心と呼ばれるクロノス城には此の世の物とは思えない、数多くの化け物たちが群がり来ていた。人々は混乱に陷り、敵方がクロノス城に近づくのは目前に迫っていた。

だが、我々には貴方達がいる。数多くの勇気がある!クロノスの世界に平和と安定、そして隠された真実を明かす勇者に果たして誰がなるのであろうか?


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