PR
購入履歴
ポルトガル 0-0 スペイン (スペインがPK戦4-2で勝利)
試合前の話題は、24日にガンのため23歳の若さでこの世を去ったベティスのDFミキ・ロケに集まり、スペインは哀悼の意を示す喪章を着けてプレーした。リバプールで過ごした経験もある若手に思いをはせながらも、ビセンテ・デル・ボスケ監督のチームは自分たちの仕事を開始。9分にはアンドレス・イニエスタのドリブルから、最後はアルバロ・アルベロアがシュートを放つも枠をとらえられなかった。より説得力のあるプレーを見せていたのは前大会王者だが、ファブレガスでもフェルナンド・トーレスでもなく、アルバロ・ネグレドを先発起用したデル・ボスケ監督の決断は功を奏さず。ポルトガルのペペとブルーノ・アウベスの両CBにフィジカルでよりプレッシャーをかけたいという意図も実らず、スペインの攻撃は鋭さに欠けた。パウロ・ベント監督率いるポルトガルでは、クリスチアーノ・ロナウドとナニのスピードが潜在的に相手の脅威となり、この二人のコンビであと一歩というチャンスをつくる。ロナウドが左サイドを駆け上がりクロスをナニに合わせようとしたが、GKイケル・カシージャスが素早くボールを抑えた。試合前の注目を一身に集めていたレアル・マドリーのFWは30分過ぎに低い弾道のシュートを放ったが、惜しくも枠の外へ。その前にはシャビ・エルナンデスからのパスを受けたイニエスタが狙ったが、シュートはバーの上だった。ポルトガルの前線からの厳しいプレスもあり、スペインのパス回しにいつものようなスムーズさは見られず、デル・ボスケ監督は54分にネグレドに代え、ファブレガスを投入する。さらに60分にはダビド・シルバを下げて、ヘスス・ナバスを入れたスペインは守勢に回るという不慣れな状況からの脱却を目指す。それでも、両チームとも決定機はなかなか訪れず、ロナウドは3度のFKを蹴りながら、カシージャスを苦しめるには至らない。すると、90分で試合を決めるための、この日一番のチャンスが終了間際に生まれる。中盤でボールを奪ったラウール・メイレレスからのパスを左サイドでフリーで受けたのはロナウド。デル・ボスケ監督もゴール上隅への強烈な一発を恐れたはずだが、ロナウドのシュートは枠の外へ外れた。これにより試合は延長戦へ突入する。ジョルディ・アルバの折り返しを受けたイニエスタがシュートするが、GKルイ・パトリシオがこの日初めてのセーブらしいセーブを披露。ポルトガルの守護神は、延長後半にもナバスのシュートにいい反応をしたが、最後に違いを示したのは前大会王者だった。PK戦ではパトリシオがシャビ・アロンソの1本目を阻んだものの、スペインがファブレガスのキックで7月1日のキエフでの決勝進出を決めた。 スペインは主要大会での3連覇まであと一歩と迫っている。
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着