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【 D-ROCK & R 】 D-ISM
08.06.10~12
お待たせしました!
DAITA氏の5年ぶり、2枚目のソロ・アルバム『FANTASIA』のインタビューを本日から3日間、3回に分けてアップしていきます。
まずは第1回目、じっくり読んでくださいませ。
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆
【構想15年、10分超えの大曲”ファンタジア-FANTASIA-”が遂に!!】
ーー5年ぶり、2枚目のソロ・アルバム『FANTASIA』が完成! タイトルを直訳すると”幻想曲”ですよね?
DAITA:”幻想曲、組曲”みたいな感じですね。
ーーもっと詳しくいうと幻想曲は”自由な形式の楽曲”。1曲目「ファンタジア-FANTASIA-」の曲の長さ(10分35秒)、形式からいっても正にそうだな、と思ったんですよ。
DAITA:確かに形式にとらわれてないですね(笑)。まあ、こういう曲もあるし、どういうアルバム・タイトルにしようかな?と思って、バーッと電子辞書を見ながら言葉のフィーリングの合うモノを探しては意味を調べていたんですよ。で、”FANTASIA”を見つけた時、イメージに合うなと思って意味を調べてみたらピッタリだな、と。”組曲”っていう意味も、束縛された形じゃない曲の作り方っていうのも、どっちも当てはまる。もう、その場で即決でしたね。
ーーその表題曲「ファンタジア-FANTASIA-」は構想15年だとか。
DAITA:どんどん年とってっちゃうんで、(作ってから発表するまでの時間が)どんどん長くなっていっちゃうんですけど(笑)。作り出したのは20歳前後だったと思いますよ。まだSIAM SHADE入る前。
ーー20歳!!!
DAITA:キーボードで作ってましたね、当時は。
ーーそうそう、DAITAさんは鍵盤を弾く方ですものね。
DAITA:やっぱり音楽のスタートが元々ピアノだったんで、音楽の解釈や頭の中で鳴ってるコードの響きがピアノなんですよ。でもギターでは自分のイメージ通りの音を全部鳴らせないじゃないですか、ピアノみたいには。
ーーうんうん。
DAITA:そういうのをギターでなんとか出来ないか?っていう感じでやり続けてきた結果が今の音楽スタイルなんで。だから音、音階がスゴく飛ぶんですよ。このアルバムでも、そこが特徴的ではあると思いますね。
ーー15年前から、ここまで大きな曲にしようという構想があったんですか?
DAITA:コレは最初から、今の形のようなイメージでしたね。構成上、レコーディングしてるトラックのマーカーに、いろいろ(仮タイトルを)入れていくんですけど、はじめから”PARADE-D”とか”FINALE”って書いていたし。自分の中に、そういうイメージは当時からあったんですね。あの…ココまで来るのにインタビューで同じようなこと答えてるんですけど、当時、プログレを一番聴いていて、その時期に作ったんですよ。と同時に、ロール・プレイング・ゲームを一番やり込んでいて。アルバイトして帰ってくるとロープレやってるとか、ギターを弾きながらプログレ聴いてるとか。年がら年中そんなことしてた時期なんで、自分もこういう壮大な曲を書きたいっていうイメージがあったんですよね。イエスだったりピンク・フロイド、EL&P(エマーソン・レイク&パーマー)、ラッシュ…みんな組曲を出してるじゃないですか? やっぱ、その中にはドラマがあるじゃないですか? 歌がある部分だけじゃなくて、歌がない部分でも、そういう主張をしていたりするのもあるし。そういうのを聴いていて”こういう音楽があるんだったら、別に歌がなくても作れるんだったら、ギタリストの俺も作ってみよう”みたいな発想で、自分が描く空想の世界を初めて音にしたのが、この「ファンタジア-FANTASIA-」なんですよ。ただ、(頭の中の)イメージが強すぎて、イメージに近くならないと嫌だから、納得する形に仕上がるまで発表しなかったんですよ(笑)。
ーー1stソロ・アルバム『EUPHONY』は発表するタイミングではなかった?
DAITA:ホントは入れたかったんだけど、アレは構成的に短編集のパッケージになってしまったので。実は「ファンタジア-FANTASIA-」が1曲目で、最後が『EUPHONY』にも入ってる「Suna no Shiro」で締める予定だったんです。で、先に「Suna no Shiro」のデモ・テープを完全に作っていて、”こういうのをやりたいんだ”ってレコード会社の人に聴かせたら、『EUPHONY』みたいなアルバムにしようって話になっちゃって…また、これペンディングだな、みたいな(笑)。
ーー延び延びになっちゃったワケですね。
DAITA:ただ、経験上、自分のイメージをより具体化してくって時に、経験も必要だし重要だなと思っていたので、コンピューターで、よりリアルに音楽を作れるようになるには、もっとノウハウを勉強しなければいけないっていうのは自分でわかっていたんで結果的には良いタイミングだと思うんですよ。
ーーむしろ満を持して、発表できる時が来た、と。
DAITA:そうですね、正に。
DAITA氏,『FANTASIA』インタビュー【2/3】
さて。
本日はDAITA氏の5年ぶり、2枚目のソロ・アルバム『FANTASIA』のインタビュー、第2回目をお届けします。
今回も、かなり内容が濃いので、心して読んでみてください。
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆
【『FANTASIA』は音で紡いだ壮大なストーリー】
ーー『FANTASIA』のようなストーリー性のある作品は、どのように作っていくんでしょう?
DAITA:曲のタイトルをストーリーに見立てて1つの物語になるように並べて、タイトルのイメージ通りに曲を作っていく感じですかね。今回は頭の「ファンタジア-FANTASIA-」と最後の「新たなる旅路-NEW JOURNEY-」がすぐ決まったんで、真ん中の曲をストックしてる曲からどんどん引っ張り出したり新しく作ったりして物語風に並べていって。以前からある曲は作ってる当時から、”覚醒”とか”混沌”とか、2文字のタイトルの断片みたいなのはメモしてあったから、それをもうちょっと解りやすく自分のイメージに近いように変えて今のような形になったっていう。言葉から音が生み出されてる、曲タイトルが呼んでる感じで作ってくっていう感覚はありますね。
ーー曲を並べてストーリーを作るのって映画を作るような感覚? それともロール・プレイング・ゲーム?(笑)
DAITA:両方ですね。ロール・プレイング・ゲーム(以下、ロープレ)って、ある意味、映画じゃないですか。映画の登場人物を自分で動かしたい、コントロールしたいっていうのがロープレなんで。映画にも近いけど、自分はゲームも好きなんで、よりゲーム化していくっていうか。ストーリーは映画仕立てで自分が全部コントロールするっていう感じですかね。例えば1曲目の「ファンタジア-FANTASIA-」は第1章から第4章になってますけど、第1章はプロローグ的なもの、映画でいったらオープニングで字幕で監督:○○○って出てくる部分みたいな感覚で作ってるし、第2章から本編が始まって起承転結があるっていう。もう、起承転結大好き男の究極の形みたいな(笑)。SIAM SHADE時代から、よくギター・ソロに起承転結があるって言われてましたけど(笑)。
ーー(笑)。
DAITA:で、その世界観をリスナーに言葉(タイトル)と音から空想してもらったり、自分の中で”FANTASIA”を創造してもらうには、ある程度の長い作品じゃないと難しいっていうことで、今までで一番ちゃんとした、まともなアルバム・サイズ(長さ)のものを作ったっていう(笑)。
ーー言葉がないぶん、リスナーの想像力次第なところはありますよね、本作は。
DAITA:ですね。…誰かコレを映像化してくれないかな? ”FANTASIA”ってゲームを作ってくれないかな?みたいな(笑)。
ーー後々、実現するかも!(笑) で、CDをかけると、まずヘリコプターの音がSEとして流れ出すーーイメージ的にはDAITAさんがヘリで都市に降り立つ感じ?
DAITA:海上をヘリで都市に向かっているっていう感じ。一応、ジャケットにもヘリが小さく入ってるんですけど(笑)。
ーーあ、ホントだ(笑)。
DAITA:で、どんどん都市に近づいて、街の光、情景、街の全貌が見えてきて、都市で起こってる出来事だったり事象な部分を音楽で表現していく、そういう流れですね。台詞はないけどストーリーを音で紡ぐっていう。だから邦題にこだわったんですよね。邦題で曲を作ったのって、たぶん俺、初めてで。やっぱりストーリーや世界観は、日本語が一番ダイレクトに入ってくるじゃないですか。
ーーそうですね。タイトルから受けるイメージと音の雰囲気が合ってるなって思います。
例えば「システムの覚醒-AWAKENING OF THE SYSTEM-」では音がピコピコしてたり。
DAITA:うん。そこは映画『火山高』で音楽監督をやった経験が活きてるなって思いますね。『火山高』をやってなかったら、さすがに本作は作れなかっただろうなって…。あと、映画『踊る大捜査線』の映画音楽をやられてる松本晃彦さんにお会いしなければ、本作は実現しなかっただろうし。
ーーというのは?
DAITA:オープニングのヘリの音のSEは、曲を作った当時から頭の中にはあったんですよ。だけどキーボードのどこを押しても理想とするヘリの音は入ってないし。どうしようかな?と思っていたら、後々、松本さんとお会いすることがあって。”ヘリの音ってありますか?”って訊いたら”いっぱいあるよ。好きなだけ聴いて好きなの持っていって使っていいよ”って。で、いくつかのサンプルをいただいて、無線の交信の音や、いろんな音を混ぜてイメージに近い形のSEに作り替えたんですね。でも、あのSEがないと「ファンタジア-FANTASIA-」は始まらないっていうのが自分の中にあって。逆に、それがなかったから、今まで発表してなかったっていうのもあるんだけど(笑)。
ーーホントに!?(笑)
DAITA:それだけ重要なんですよ、あの音は。だから、いろんな出逢いがあって、ホントに自分のイメージ通りに作れたっていう。なかなかイメージ通りになることって少ないじゃないですか?
ーーうん、そうですね。
DAITA:そのイメージ通りの音を敢えて生じゃなく、プログラミングでどこまでできるのか?ってところで追求した作品なんですね。ドラムは生で、8曲中4曲はベースをBINECKSのBOHに弾いてもらってますけど。1曲目「ファンタジア-FANTASIA-」と最後の曲「新たなる旅路-NEW JOURNEY-」に関しては松本さんとストリングスやオケに関してコラボレーションして、よりリアルな感じになったし。なんて言うんだろう…生に近い形にどれだけ出来るんだ?っていう宅録の究極(笑)みたいなところを目指したっていう、ある意味、自分の中での集大成なんですね。5年前、『DIRECT CHORD』を作った時にも”宅録の集大成”って謳ってましたけど、それから5年をかけて自分のスキルをアップさせてきて、この作品に辿り着いた、みたいな感覚はありますね。
DAITA氏,『FANTASIA』インタビュー【3/3】
さて。
今回がDAITA氏の5年ぶり、2枚目のソロ・アルバム『FANTASIA』のインタビューの最終章。
これを読んだら、6月14日のライヴがもっともっと待ち遠しくなるはず!です。
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆
【DAITAのヒストリーともいえる『FANTASIA』を完成させ、また新たな旅へ…】
ーー改めて伺いますが、プロジェクトとソロ、DAITAさんの中では、どのように分けて考えてるんでしょうか?
DAITA:”DIRECTシリーズ”のプロジェクトの方はバンドっぽく作ってるかもしれないですね。例えばリズム・ギターが主張していたりするのもそうだし。ギターを軸に考えて、ギターの面白さをギタリストとして追求してしてく、みたいな。”DIRECTシリーズ”の方が、たぶんテクニカルなプレイが多いと思いますし、実験的な要素もたくさん入ってると思うんですね。で、アーティスト・DAITAの作品に関していうと、作ってる楽曲のメロディーだったり、構成だったり、全部で一つみたいな感じ。ギターが主張するだけじゃない、自分の音楽性をもうちょっと存分に出せる音楽っていうか。むしろ、アーティスト・DAITAを主張するために、いかに削ぎ落としたギター・プレイを聴かせるか?っていうところにこだわってますね。
ーー本作も含め、ソロ作品では、よりギターで歌ってる感じがするんですよ。
DAITA:正に。
ーーそれってDAITAさんのギターの持ち味だな、と。
DAITA:そうですね、こういうのをやってる方は個人的には楽しいんですよね(笑)。
ーー(笑)歌いたいんじゃないですか? ギターで。
DAITA:うん。僕が好きだったギタリストがみんなそうだったから。やっぱ僕はソレが好きでギターを続けて、こういう世界に飛び込んだんで…初期衝動は変わってないってことですよね。10代の頃、ギターを始めた頃の想いのまんま、ピュアにやってるっていう。
ーーだからといって、ギタリストじゃないとわからないっていう作品ではない。難解ではないんですよね。
DAITA:難解にしてないです、敢えて。わかりやすくしないと、僕的にはやってる意味ないかな、っていうか。ギタリストの独りよがりのアルバム、みたいな感じにはしたくない、と毎回思ってるので。やっぱり、僕はポップス好きだし、BINECKSみたいな音楽をやるのも、そういう理由もあるんですよね。ロックは好きなんだけど、80's音楽を聴いてきた世代じゃないですか(笑)。
ーー間違いなく通ってますね、キャッチーでポップな'80's洋楽は。
DAITA:他にも'70's、'90's……やっぱ僕が長く聴けるモノにするには、そういうポップな部分が必要なんですね。プレイヤーとしてこだわりが見えるものに感化されたけど、長く聴けるモノじゃなかったから。こういうインストゥルメンタルの作品も、わかりやすく作りたいなっていうのはあるんですよね。
ーー聴いてくれる人の中で空想の世界が広がるような。
DAITA:僕の大好きな妄想の世界が(笑)。ギター・プレイにしても、曲にしても、構成にしても、お宅な部分も(笑)、僕の本質が、このアルバムには一番入ってると思いますよ。よく僕の音楽を”D-ROCK”って呼んでいるんですけど、正に本作は”PROGRESSIVE-D-ROCK”の集大成。僕のヒストリーですね。だって書き下ろしの「真実と闘争-TRUTH AND STRUGGLE-」、「暴走の果て-END OF THE FIERCE RUN-」、「崩壊の輪廻TRANSMIGRATION OF DESTRUCTION-」以外に、SIAMSHADE解散した直後、映画『火山高』のサントラを作っていた時期の曲も入ってますし。2002年に作った曲、2003年、2006年、2007年…で、一番古いのが「ファンタジア-FANTASIA-」(笑)。
ーーホントだ、DAITAさんの半生を綴っている!(笑)
DAITA:(笑)。あ、でも、もちろん15年前のまんまじゃないんですよ。日々、作業はしてたから。最後に、この曲を触ったのは4、5年くらい前かもしれないんですけど、それまでは、ずーっと毎年毎年触っていたんで。”もうちょっと良くならないかな”とか思って、音を探したりとか。15年前のまま止まってるわけではなくて進化させてきていたから、自分の中では古い曲って感じじゃなくて、やっぱ新曲なんですよね。この曲に関しては一生をかけて大事に作る曲が1曲くらいあってもいいじゃないか?って当時から思っていたので。
ーー一生をかけて作る、とはスゴいですね。
DAITA:高校の時、一緒にバンドをやってた友達から聞いたんですよ。確か映画『エクソシスト』のテーマ曲だったかな…、あの緊張感のあるサスペンス的な音楽は何年もかけて作られた曲だって。で、その友達に”ホントに良い曲は、それくらい時間をかけて作るもんなんだ”みたいなことを言われた記憶があって。
ーー相当、古い記憶(笑)。
DAITA:(笑)そう言われた時の初期衝動のまま、これ作っていたから…ま、一生はかけなかったですけどね(笑)。でも、今回、音源化して良かったな、と思うんです。これでやっと自分の中で一つ完結できたというか、今までずーっと鬱屈してた部分がなくなったと思えるから。コレが出来たら、次にいけるな、って感じがするんですよね、やっと。
ーーそれは最後の「新たなる旅路-NEW JOURNEY-」の活き活きとした力強いギターの音にも象徴されてるんじゃないですか?
DAITA:ポジティヴな音に。まずタイトルが先にあって、去年の夏かな、旅してる時、燦々と照る太陽の下でフレーズが浮かんできて、大至急、スタジオに隠って作ったんですね。アルバムの始めと終わりって重要なんですけど、ラストの曲でタイトル通り”自分の音楽人生も、また新たな旅に出ますよ”っていう次に繋がる決意表明ができたかな、と。ここで1回、自分の中に溜めていたモノを出すことで自分の中で整理が出来て、また自由になる、みたいな。今年のDAITAはちょっとひと味違うぞっていう動きをし始めているのがわかってもらえるかな?っていう。
ーー音楽人生にも節目ってあるんでしょうね、自分が意図するしないに関わらず。
DAITA:もう干支も3周しましたからね…、4周目に突入する前にやれてよかった(笑)。
ーー(笑)で、6月14日には待望のライヴ、”THE GUITAR EMISSION -Daita Third Impact-”がありますね。アルバム『FANTASIA』が具現化するライヴになるんでしょうか?
DAITA:アルバム『FANTASIA』を引っさげてのライヴなんで、『FANTASIA』の世界をライヴでまた違う形で作る、というメニューにはなりますね。もちろん、アルバムの8曲だけじゃいんですけど、全てが”FANTASIA”っていう一つの世界に繋がるような感じ。いろんなシーンが増えてるってことですね。
ーーん~、楽しみですね。
DAITA:ぜひ、ライヴに来てほしいな、と。まだ、間に合いますから。
ーー1年に1度の祭典ですからね。
DAITA:そうですね。あと、アルバムも聴かないと損すると思いますよ。今のこの時代に、こんなことやってるの、日本では俺くらいしかいないんで(笑)。
ーー最後に。今後の展望を教えてください。
DAITA:そうですね…BINECKSのアルバムも作る予定だし、発表するのは今年なのか来年なのか?わからないけど。あと、ソロ・ワークとしての氷室さんのサポートも出来る限りやっていこうというのは気持ち的にありますし。次の自分のソロ・アルバムも、これまでの長いタームではなく、もうちょっと短いタームで制作に入ろうかなって思ってるので。ちゃんと両立させて、1年の中で両方の活動を自分が納得する形で充実させていきたいですね。じゃないと、歌プロジェクトとして始めたBINECKSの意味がなくなっちゃうんで。よく言われるんですよね、”BINECKSやっててソロもやって大丈夫なのか?”とか”BINECKSに集中してください”みたいなことを。でも僕からしたら、どっちか一つに集中したらBINECKS作った意味がないんだけど、みたいな(笑)。BINECKSの”BI”のホントの意味、その趣旨がまだ伝わってないらしく…自分の持ってる多面性を一つの形として具現化していくプロジェクトだっていうことが。バンドだけをやっていたら、たぶん自分じゃなくなっちゃうし、それだけだったら、僕は続かないと思うんですよね、たぶん。カレーも好きだけどラーメンも好きだしな、みたいなのってあるじゃないですか?(笑)
ーーありますね。
DAITA:そのどっちも自分の本質なわけで。その自分の中でバンドとソロ、バランスをとるのがスゴく難しいですけど、逆にハッキリ差別化して出していくことによって、BINECKSを好きになるファンの人にも、自分のソロが好きなファンの人にもわかってもらいたいっていう。また、ソロが好きな人にはBINECKSの良さもわかってほしいし、その逆もそうだし。
ーーバンドを休止してソロ活動をするって形をとるバンドもありますけど。
DAITA:僕の場合、休まないですから(笑)。BINECKSはメジャー・デビューもしましたしコンスタントに活動していくと思うんですけど、ソロに関してはライフワークとして長いタームで考えてるところはあるので良いタイミングで出していければいいな、と…それでも今回みたいに5年も空けることはたぶん…たぶん、ない!と言いたいな、みたいな(笑)。今は『FANTASIA』を出したばかりで気分はだいぶ満たされてますけど、もう意識は次へと向かっているので。次の作品まで、いろいろ想像して待っていてほしいんですね。『EUPHONY』『FANTASIA』と来たら次は何が来るんだ? ”E””F”で始まるタイトルが来たから次は”G”から始まるタイトルなのか?とか(笑)。
ーーそれはGUITARの”G”なのか?とか。
DAITA:そうそう…そういうネタを言っちゃダメですよ(笑)。
ーーとにかく。今後のDAITAさんの活動も見守らせていただきます。
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