【 D-ROCK & R 】      D-ISM

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Zyオフィシャルウェブマガジン090204


‐BINECKS、熱い思いを込めたニュー・シングル「THE SUN」をリリース‐


08年5月に「GLORY DAYS」でデビューを果たしたBINECKS。その後、同年11月には2ndシングル「REAL」をリリースし、キャッチーにしてスタイリッシュ、そして何より熱さのあるサウンドを印象づけてきた。そんな彼らが09年最初に放つ3rdシングル「THE SUN」は、切なさと熱さが見事に調和したポジティヴなナンバー。メンバーにとっても、“伝えたい”メッセージのこもった名曲である。今回は、楽曲に寄せる思いや、レコーディング・エピソードなどをメンバー全員に語ってもらった。
*メンバーはKEITA(vo)、DAITA(g)、BOH(b)、TESSEY(s prog)。


――ニュー・シングル「THE SUN」には、背中を押されるようなポジティヴなメッセージがありますよね。曲のコンセプトは最初からあったんですか?
DAITA「もともと前作の「REAL」を作っている時に、いくつかシングル候補曲があったんですよ。で、その中の曲を書き直して「REAL」が出来上がったんですけど、そこから“もうひとひねりできるんじゃないか?”って、さらに曲を作っていった中で「THE SUN」ができたんです。そのまま2枚目のシングルにしようかって話もあったんですけど、デビュー曲の「GLORY DAYS」からの流れを考えたら「REAL」の方がいいんじゃないかと。それで「THE SUN」は、アルバムの曲かカップリングにしようかってことになったんですよね」
――じゃあ、当初はシングルにする予定ではなかったと。
DAITA「作った時はシングルにするつもりで作ったんですけど、僕自身も結局“これはシングル向きじゃないかな”って気分になって(苦笑)。他のメンバーに確認したら、みんなも“アルバムの曲みたいですよね”と」
――そうかな(笑)。すっごくシングル曲らしいと思うんだけど……。
KEITA「候補曲の中には「THE SUN」以外にも、よりキャッチーな曲があったんですよ」
DAITA「ただ、まわりのスタッフの意見をリサーチしてみたら「THE SUN」がダントツの人気曲だったんです。意外だと思ったんですけど、だったらそれを出してみようと。でも、3作連続で8ビートの楽曲になるとは考えてませんでしたね。基本、BINECKSは8ビート主軸のバンドにしようって決めていたし、間違った方向じゃなかったんですけど、3枚目のシングルではちょっと違ったカラーの曲を出したいよねって話はしてたんです。でも、「THE SUN」はまわりからダントツ人気だったんで、だったらシングルにするしかないなと」
――何か伝わるものがあったんですよ。実はDAITAにとって恩師となる人が一昨年に亡くなって、その思いが歌に込められてるんですよね。でも、その事情を知らない人が聴いても、すごくポジティヴになれる詞だと思いますよ。
DAITA「よかった! そこだけは、考えました。重たい感じじゃなく、ポジティヴに歌える曲にしようと」
――ちょうどリリースのタイミングって、出会いと別れの季節でもあるじゃないですか。卒業だったり、新生活のスタートだったり。そういう時期にハマる気がしますね。
DAITA「あとから考えたら確かにそうだったなって思います」
KEITA「このバンド自体も、奇跡的な出会いで始まってるバンドなんで、おのずと歌詞にも出会いや別れが表現されてるんですよね。だからこそ、この時期にいろんな人に聴いてもらいたいです。ちょっと熱い曲調ですけど(笑)」
DAITA「いや、こういう時代だからこそ、熱い曲で伝えるやり方もあっていいんじゃないかと思います。優しい曲じゃなくても、それ以上のものを伝えられたらいいかなと。まぁ、僕自身もぬるま湯は嫌いなんで(苦笑)」
――カップリングの「Desert Rose」はまた、雰囲気のある曲ですね。
DAITA「「THE SUN」のカップリングになるわけだから、軽々しい曲はできないなって思って。それに、3rdシングルは“生きる”ってことをテーマにしたメッセージ色の強いものにしたかったんで、カップリングもそのテーマで作りました。あと、この曲のドラムは真矢さん(ex.LUNA SEA)が叩いてくれたんですよ。KEITAはずっと憧れてきた人でしたからね」
KEITA「ホントにLUNA SEAは、思春期の頃に憧れて、バンドを始めるキッカケにもなったんで……。だから“憧れてた人に会えた! わぁ~!”みたいな喜びもありましたけど、一緒にお仕事をさせていただいたら、やっぱりドラマーとしてすごい人なんだなっていうことも実感できました」
――いろんな話はできましたか?
KEITA「レコーディングのあと、みんなでゴハンを食べに行ったんですけど、あまり音楽的な話はしなかったです(笑)」
――やっぱり(笑)。ところで、全体的に見てレコーディング作業はどんな感じでした? いかんせん、DAITAって細かい注文が多いタイプだと思うんで(笑)。
KEITA「あ、有名なんですね、そういうところは(笑)。どんな人にお会いしてもそう言うんですよ(笑)」DAITA「陰口だ(笑)」
――違いますよ(笑)。いいものを作ろうとする上でのこだわりです(笑)。だから、現場ではかなり大変なんじゃないかと。
KEITA「僕はプロ・クオリティーのレコーディング現場はBINECKSしか経験していないので、僕にとってはこれがスタンダードなんですよ」
――なるほど。生まれながらにして、養成ギブスをつけていたみたいな(笑)。
KEITA「星飛雄馬(=『巨人の星』主人公)と一緒です(笑)」
BOH「僕もMではないんですけど(笑)、厳しいのが好きなんですよ。そこは武士道精神です。ぬるい環境に置かれる方が、僕自身には厳しい環境ですね」
――頼もしい!
DAITA「BOHは自分で自分にムチ打っていく感じじゃないですか? ストイックなんですよ」
BOH「新渡戸稲造みたいなもんです」
――えっ? 旧五千円札の?
BOH「あの人は世界に武士道を広めた人ですからね。何をやってるかわからないって言う人もいますけど、そんな失礼な話はないわけですよ!」
――TESSEYさんは制作現場の雰囲気はどう思います?
TESSEY「思いのほか、野放しにしてくれてますよ(笑)。それはすごく良かったと思います」
――よかったじゃないですか、この面々で。
DAITA「そういうメンバーしか入れてないんで(笑)」





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