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ダイニングのシーリングのスリム管が切れたので買いに行ったら、スリム管2本で3000円、LEDのシーリングが5980円だった。もちろん、LEDのシーリングの方を買った。正直、私でさえこんなに早くLEDのシーリングが普及するとは考えていなかった。太陽電池・LED証明、5年前の花形は一旦深海に沈んだから、酷い過当競争という事は株価から認識しているが、中国人のこの怒涛のようなスピードと過当競争は日本人の常識を超えている。これこそが10億人という芋の子環境で育った人間の競争感だ。まあ、もはや日本の家電に勝ち目は無い。そして、これが自動車に及んだらなんて考えただけで背筋が寒くなる。6年間、毎日毎日香港の数百の銘柄の動向を見ている訳だから、どの位の土地勘が有るか想像できるだろうが、そういう人間が驚くのだ。とにかく、競争優位な技術力が無ければやられる。秦の始皇帝暗殺の映画で秦軍が雨のように矢を降らせる攻撃のシーンが有ったが、正にあの攻撃だ、発想のスケールが違う。正直、香港の中小型株は危ない。今言ったように、共食いも熾烈だからだ。私が始めた頃、お馬鹿コンサルタントが能天気に陽光能源・ネオネオンなんて推奨していた事が有ったが、Q先生も言われていたが、どこが生き残るかなんてわかりはしない。だから、私は細かく分散して脱落リスクをヘッジしているのだ。だから、香港株をsp500や日経と同じ思考で買うと負ける確率が高い。この感じは私のように色々な国の企業と接し、民族の競争感覚に大きな差が有る事を肌で感じた経験が無いとなかなか実感として把握できないだろう。頭の良い人は、私がヒントは言っても決して答えを言わない事に気付いているだろうが、答えを言うとそこで思考が停止してしまうからだ。今何が割安で私が過去半年何を数十銘柄買ったか、言ったら終わりだ。若者は、今は勝つ事よりも自分の能力を向上させる事が1stプライオリティだ。私なんて10年後ブログを書いているかどうかさえわかりはしない。守破離、これが人生の道だ。自分で考えないと守させ乗り越える事はできないが、ほとんどの人間はそのレベルで老いて死んで行く。
Jan 31, 2014
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全体が衰退すると核になる所に資源が流れ込む、需給が悪い香港株で起こっている現象を例えるならこんな感じだろう。もちろん、その衰退がトレンドなら売られた銘柄を買うのはバーゲンではなくてボロ株買いになる。まあ、中国経済は10年で倍のトレンドだ。2025年から日本の人口が100万人/年減ると言ったが、問題はこの九州衰退現象が日本全体で起こる事だ。既に横須賀市の人口より少ない島根・鳥取、どうする?だ。県として成立できない日は近い。国が定期バスの存続を支援すると提案しているが、実家に帰った時聞いた話だが、運賃が500円より高い所の住人が、商店も学校も消えだらだら引っ越して出て来ているそうだ。結局こうやって動ける人間は動き、残った老人はいずれ死に山間部の集落は消える。これが現実の日本だ。2線3線級の都市化を進める中国とは全く逆だ。そして、東京オリンピックは、総合的な結果として地方の衰退を進めるはずだ。雑談が長いが、実は昨日も2つ買った。もうちょっと下げればというのが何件か有るが、今日の前場では下げないだろうし、春節開けもいきなりセンチメントが改善する事はないだろう。個人的にはもうちょっと悪くなると買えるのだが。8292のPERが100を超えた、正に天まで登る勢いだ。残念ながらノートにはピックアップしてあるのだが買わなかった方だ。こうやって、知って買わなかったり初心者の頃切ったのがまだ10銘柄位有る。しかし、絶対に高値は追わない、下げたら買う。ユナイテッド・金鷹は何度も言ったが、ドンユエ、ダウンレイズ、天虹、ファハン、ミンス・・・上昇後失速したのはほとんど買った。もちろん、買った後でタッチダウンで上げたのも有れば、更にだらだら沈んでいるのも何個か有る。昔なら最後の馬鹿で売っていただろうが、バウハウスやルサウンダのようにやっと春が来る事も有る。だから、株価ではなく、収益モデルの棄損の有無を見るのだ。とにかく、いま屑のように地を這っていても、収益モデルさえ健全ならば数年後数倍になる。PERが5付近というのはそういう潜在力が有る。今アマゾンからダウンジャケットが3着届いたが価格は数ヶ月前のほぼ1着分だ。そうだ、今は皆が見向きもしないダウンジャケットを買う時期だ、また10月になれば旬だ。これがコントラリアンだ。人生、私のように負け馬に乗ったら酷い目に遭う、どぶ川企業で学んだ数少ない教訓だ。まあ、本当の悲劇はこれからだが、沈む物とのリンクは断ち切らないと巻き込まれる。このDecadeは正念場だ。
Jan 30, 2014
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今年は、あまり売買しない予定だったのだが、1月でもうこんなに買ってしまった。これでは、去年と同じペースになってしまいかねない。問題は、去年末からIPOが多過ぎる事だ。しかし、セクター.comで一覧を見れば良くわかるが、突っ込み方が去年の6月に近い銘柄がけっこう有る。まあ、良い買い場になっていると言えるが、去年買ったのは、せっかくの利益が消えて振り出しだ。後何個か気になっているのが有るが、気力が失せてしまっていけない。こうやっていつも逃す。とにかく、V10 500psのエンジンはすぐにガス欠になる。だから、お馬鹿と一緒に午前様までサービス残業ができなかった。しかしまあ。この能力が有るから1日500銘柄以上の動きがサイコミュビットのように把握できる。ハイIQの人はこの感じを会得する事だ、エルメスでもキュべレイでも良い、コックピットでサイコミュビットを把握するのだ。香港市場の優等生は、たかだか350銘柄位だ。お馬鹿コンサルタントの推奨なんて滓だ、優等生を覚えてしまって、下げたら買えば良い。他に考える事は、駿馬の老いれば駄馬、ゴーンみたいになるからその気配を感じたら切るだけだ。例えば397のように10年まで高収益で2年連続赤字、単に昨日見ただけの銘柄だけど、こういうのはリバウンドするかもしれないが、私は切る。疑わしきは持たない、疑わしくないのが数百銘柄有るのだからこういうギャンブルをする必要は無い。とにかく、ポートフォリオは優等生を下げで買って揃える、これがオッズを1より大きくする。好きな服を選ぶのではない、一番割安の服を買うのだ、ここをほとんどの人はわかっていない。好きな物を高値で買ってはいけないのだ。今年になってライトダウンのジャケットとベストを家族分9着買ったが、まあ、こういう買い方だ。香港は明日の後場から休場だ、来週まで薄商いだろう、じっくり洗って確りRRする事だ。
Jan 29, 2014
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今日も昨日1年下落で気付いた銘柄を1つ買った、確かPERは5台だ。もう数日売り側と買い側の工面をするのに疲れて来た。そうだ気分転換でさっき散歩に行ったら子だぬきが居たが、ブッシュの中から出て来ないので獲れなかった。獲って狸汁、ではなくて次男が喜ぶと思ったのだが。まあ、いまやっているのは俗に言う、ダボハゼ買いだ。ヨシノボリやチチブはたくさん飼っているが、ミミズを落とすとすーと底から上がって食べる、そんな具合だ。人気がじりじり落ちている最中なのだからすぐにはリバウンドしないが、忘れた頃に利益がのっている、そういう気の長い期待だ。ちなみに今日売った一つは653だ。これは5倍位になっていたのだろうか?相澤は分割が有るとわかり難い。もう一つの877は倍位だろうか。それと今日はPtを買った、値幅200円は年内無理だから気乗りがしなかったが、L1で置いておくほどのリスクもないだろうと思った。まあ、商品は限月が有るので塩漬けできないから資金の余裕の無い人はやらない方が賢明だ。漠然と思っているのは、いずれ金に乗り換えだろう位の事だ。まあ、私にとって商品の方はおまけだ。とにかく、集中が続くと脳の血糖値が下がってまともな思考ができなくなる。30日&1年下落をチェックしたら寝る、それしか対応策はない。
Jan 28, 2014
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もちろんそんな事は起こるまでわからない。移動平均からかい離したから戻すなんて単脳なら幸せだが、実戦にはむかない、せいぜい投資コンサルタント位だろうか。そういう事でPtの買いを勧められたが断った。香港の中身が金曜もきつかったが、今日もきつい?春節前というのも有るのだろうが、ちょっときな臭い。工商銀行の理財商品は片付いたとブルームバーグに有ったが、UWで債務保証会社の記事を読んだが、債務保証でほとんど破綻で借りた連中が自殺したが自分の方が死にたいなんて悲惨な記事だった。とにかく、不良債権がかなり有るのは事実で処理はこれからなのだろう。まあ、この辺りの事を考えれば今年も一発買い場が来そうだ。これからか、春かそれはわからないが、心の準備はしておくのだろう。今日は一つ切って買おうと思ったら相澤に無くて焦った。まあ、何だかんだで2つ買った。そう何だかんだ言いながらサイクリックRRで凸凹を均している。売ったのは1363だが3倍以上になっていた。586なんてIPO段階で既に馬鹿高いが、1363はそうではなかった。今、環境は馬鹿高い。私は今はPERが12以上は買わない。今日の1つはPERは5台だ。これから決算の季節だ、収益モデルの棄損が疑われる銘柄は切らなければいけない。底に穴のあいた船は娘婿にしたい人間が経営していても駄目だとバフェットさんが言われているように、駄目なものは駄目だ。まあ、投げを待って淡々と割安な銘柄を拾うだけだ。
Jan 27, 2014
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指針として信じる事ができるのは何か?長期トレンドのみだ。ギリシア悲劇の神託のように、長期トレンドに沿って時間は経って行く。問題は、その途中で短期逆行トレンドが起こる事だ。オーバーシュートした順トレンドの振り子の戻しとしてこれが起こる。優良企業の株価がサインカーブを描きながら右肩上がりに上がって行くのと同じだ。直線で階段状に上がらない、行き過ぎては調整を繰り返す。長期トレンドはそう簡単には反転しない、ドルー円が反転したが、確りとした根拠が有る。米国経済に対する優位性が失われ始めたのだ。家電はもはや衆知の通りだし、自動車もピークを付けたようだ。日本経済が反転したか?冗談のような質問だ。行き過ぎた下落が調整しただけだ。長期トレンドを把握する能力、これも4次元の目だ。ほとんどの人間と話をして感じるのは今と同じ状態が永遠に続くと無意識で思っている事だ。おそらく、これは人類が進化の段階で心の安定の為に獲得した精神的な形質だろう。興味深いが、我々にはこういう気持ちが無い、だから逆に考えて行動しないと不安になる。どっちが異常かと言えば我々の方が精神に欠陥が有るのだろう。短期逆行トレンドは、実は良い買い場を提供する。サインカーブの下側で仕込むよういつも言っている通りだ。そういう法則から見れば日本もいずれ順トレンドに従って売られる時が来る。雑魚は、優秀な漁師達に短期トレンドで踊らされ最後は一網打尽に掬われる。だから、証券会社のアナリストなんて連中の記事は絶対に読まない事だ。百害有って、一利も無い。神の啓示は長期トレンドにある。ただ株の場合は有望セクターでも過当競争が起こるから、競争優位を見抜かなければいけない。営業利益率と債務がそれを現わしている。
Jan 26, 2014
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まあ、こうなる前に後期高齢者が溢れて医療費負担を誰がどうやってするのか想像もできないが、こんな国の不動産価格が上がると思う人は居ないだろう。不動産価格見通しに楽観的な人は、日本がこういう人口動態なんて考えた事も無いに違いない。1946年生まれのベビーブーマーが80歳になるのは2026年、わずか12年後だ。そうだ、ほんの12年だ。リーマンショックからもう6年経った、12年なんてアッと言う間の事だ。まあ、これが私が8割の資産を逃がした理由だ。我々には4次元の目が有るから、ほとんどの人間が2次元で語っているのはわかる。そうだ、世間には3次元の目を持つ人間さえほとんど居ない。羽ばたいて舞い上がれば遠く位は見えるだろうにそれさえできない。自分自身の物語ももうエピローグが近い事は、4次元曼荼羅のような映像で認識しているが、全てはこの曼荼羅界の流れ星のようなものだ。一瞬光って消える。日本の物語も何度も言ったが線香花火の最後の輝きに近い。いや、WSJに不動産の記事が有ったからちょっと思っただけだ。今朝は、20年前、皆が貧乏になった時これ見よがしに高級車でも買えば良いなんて言ったっけと思い出した。個人的に運転能力の低下を考えるとR8より不安定な車は無理だろう。NSXの時期型はもっと扱い易いかもしれないなんて勝手に考えているが、4WDにはしないだろう。第九の鉄人で3~40代、色々書いて来たが、その人間自身がもうすぐ57歳だ。とにかく、年をとってから収入源なんて有って派遣社員だから浪費はしない事だ。不動産の実需は既に10月から落ちていて、競売が増加しているそうだ、幸田昌則さんという人のレポートに有った。まあいつもの話だがアベノミクスなどの短期トレンドに騙されない事だ。
Jan 25, 2014
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若い時、お金持ちにあこがれて消費を真似るのは愚行だ、未来は無い。相続によるお金持ちはそうではないが、一代で財を築いた人は、だいたい苦境に耐えて資産を築いている。私が不動産投資で億万長者になってから羨ましがる人間は増えたが、こつこつ買っているうちは白い目で見られたものだ。英人に不動産投資を教えている時、彼らは自分がやらないからと言って白い目では見なかったし話を面白がった。リーが大成功した時、羨ましがったのは同じだったが。他人と違う事をやる人間を白い目で見るのはおそらく日本人だけだろう。恥は捨ててはいけないが、他人と違う事をするのに他人の目を気にするのは愚かな事だ。なぜならば、これからの日本で他人と同じ事しかやらなければおそらく負けるからだ。しつこく言って来たように、他人の行く裏に道有り花の山、これは衰退経済においては一部の優良企業に勤めている人以外の全員に当てはまる。拡大経済では、追い風だから皆と同じに帆を上げれば前に進む。衰退経済では向かい風だからヨットで斜め風上に上る様な技量が要るのと同じ理屈だ。商品会社からPtを利食ったらと言われて決済したが、5枚2カ月で84万円だ。震災の時はゴムで400万円だったか吹き飛んだが、相場というのは損も利益も対称だ、利益も簡単に思えるが、実は損をするのも簡単だ。相場というのは、パーフォーマンスが斑だ、去年からPt・Pdは金銀と反対に良い。私の100kgの銀は4年前の買値に沈んでいる、ピークの半分以下だ。何が言いたいか、要するに相場でおいしい所だけを食ってやろうなんて無理なのだ。動揺も高揚もせず淡々と割安な所で拾って行く、そういう作業なのだ。今年は初めての難平の指し値をいれておいてのでその確認をしなけれないけない。決算に向けての投げ、年度末に向けての投げ、これから1ヶ月は多少期待できる。先週は結局IPO銘柄を3銘柄買った。2010年だったか割高のIPOではかなり酷い目にあったから、私は割高のIPOは追わない。まあ、中国の構造調整は今年では終わらない、そういう意味でいずれどこかのセクターで失望売りが出るだろう。
Jan 24, 2014
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私は、就職先でしくじった。今の転職はそれほど困難ではないから気付いたら転職できるかもしれないが、20年前の私は副業の不動産投資に賭けた。何度も言ったが、不動産競売の含み益で一時は含み損が解消できるほどになった。利回りも2桁で家賃ががんがん入って来て、調子に乗って楽天フリマで1500万円位散在した。なんて調子に乗っていたらリーマンショックの派遣切りで賃貸相場も価格も崩壊した。このリーマンショックの前から外国株を買い始めていたが、リーマンショックを期に一気に加速させた。まだ、これまで使った資金は取り戻せていないが、リーマンショックの時から比べればかなりリカバリーできた。そして、もうすぐ57歳だが、45歳頃だったかエクイティで1億円を超えてから割った事は無い。人生は、私の不動産競売やリーマンショックの底値買いのように、根を詰めてやっていると好機に出くわす。そこで当てればおおきく飛躍できる、これが私の20年の経験だ。神々は細部に宿るというが、根を詰めてやっていないとこの好機が見えない。家族で一番元気な次男がインフルエンザに罹った、物事とはそんなものだ。お気楽な予想なんて当たりはしないし、そんな事は起こらないなんて事は無い。しかし、数年前も次男だけだった。まあ人生、こつこつやっていれば好機に出くわす、つまり、こつこつやり続けなければいけない。お馬鹿コンサルタントの推奨を鵜呑みにするようでは能力は向上しない、自己の習熟が肝心だ。
Jan 19, 2014
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収益モデルの事ばかり言っていると、東電・長城汽車・N社のような利益至上主義を肯定していると誤解する人が居るが、それは違う。利益至上主義には持続性が無い。今という時間での全体最適では駄目だ、未来という時間軸まで含めた最適化だ。古い車台でモデルチェンジをしてごまかしていてもだんだんごまかされる人間が減って行く。古くから言われているように、良い商品に利益は後からついてくるのだ。手抜きで高収益を上げるのは、東電を見ればわかるが、実はひじょうに危ない。戦後の円高トレンドの終焉の意味を考えない人が多いが、通貨安に向かうという事は、競争力の衰退がコンセンサスになったという事だ。コンセンサスがいつも正しい訳ではないが、まあ日本経済は衰退に向かっていると市場が今の所思っている。投資家としてここで重要な事は、こういう変化はだらだらではなく地震のように歪がいきなり解消される事だ。そして、地震と同じでいつ来るかわからない。投げが出ないのでサイクリックRRができない。前述の内容と同じ理屈で今やらないと将来の収益率が落ちる。未来の収益は今にかかっているのだ。だから、色々な切り口から割安な物を探しているのだが、正直難しい。ただ、未来から見れば何も値上がりしていないなんて事はないから、それが何か考えなければいけない。まあ、そんな事は起こらないだろうというようなブラックスワンを利益に変えるポジションを持っておく事だ。戦後の新円切り替えの時、株と不動産を持っていた人間が成功したのは事実だ。もちろん、今回は株と不動産では上手く行かないだろうが、全ては結果論だ、上手くやった人間がはしゃぐだけだ。
Jan 16, 2014
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二十数年前、バブルの頃マンションメーカーという小さなアパレルの全盛期が有った。昨日のネットショップは販売だけで、異なる場所の価格差のさや取りだから、リスクは販売残だけだ。ただ、5倍以上の価格を付けているようだから上手くやれば儲かるだろう。目利きのバイヤーにはたまらない、そんな声が聞こえて来そうだ。逆に去年中小の輸送業者は、286件だったか破綻したようだ。アベノミクスのとばっちりの円安・燃料費の高騰だ。いやはや、なんともめぐるましい世の中になった。N社に高級車は作れないと言ったが、ベンツと車台を共同開発するという記事がブルームバーグに有った。要するに今のなんとも古い車台では駄目と白状したようなものだ。投資というのは、収益モデルの持続性だ、競争力が右肩上がりかどうかだ。最近ホンダを褒めているのは、数年前スバルとトヨタを褒めたように、皆が過小評価しているからだ、コントラリアンの嫌味だ。マツダはモデルが少ないから高βだ、遊ぶのには良いがいつか下離れする、上離れはしない。FRBが出口を始めてしまったので、壁に貼ってあったシナリオを書き変えた。もう米国発の買い場はほとんど期待できない。先日も言ったように、当面は中国のシャドーバンキングの引き締めと消費税増税後もしくは円安進展後の日本経済だろう。経常収支の赤字で円安が戻したと言っているが、経常収支の赤字は身中の虫だ。まあ、今年はモラトリアムだ。数年後、2009年のように資金はいくら有っても足りないという事になる、それまで浪費しない事だ。私の800万円かけた腕時計コレクションのように売るはめになる。
Jan 15, 2014
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ネット広告に出て来るモデルが、ちょっと日本人じゃあないかなあとよく見ると背景が中国だったりする。なんと中国で使っているモデルの写真をそのまま使って広告をやっている。こんな事ネットショップを運営する側からすればもう当たり前なのかもしれないが、中国でデザインされた服が日本で通用する、ユニクロのビジネスモデルを侵食している。冬物衣料の売れ行きが悪くて日本の小売りはQ3が良くなかったようだが、服は当てると儲かる。だからこのセクターは好きなのだが、正直そのまま日本で売っているのには驚いた。そう言いながら先シーズンアマゾンでジョルダーノのライトダウンを買ってみたのだった。少なくともアパレルに関しては、イミタティブクリエーションの時期は越したようだ。家電もその時期は遠くないだろう。まあ、自動車は軽く10年は遅れている。長城が新車の発売を遅らせたそうだが、以前も言ったように2世代ホンダには遅れている。まあ、N社も1世代遅れているが、そんなインフィニティを中国で売ろうなんて失礼な話だ。WSJの記事でリマインドされたのだが、大きければ高級車と思っている愚かな記者だ。インフィニティは高級車ではない、膨れた大衆車だ。まあそんな事はどうでも良いのだが、PERを0から10まで見たが買い残した割安銘柄が無い。だからIPOで探す事になるのだが、このIPOがひどく割高だ???どうしてだかわからない。とはいえ、今日はモビが倍になっていたので半分売って一つ買った。しかし、フィットというのはパッケージングから品質まで何から何まで恐ろしい車だ。話が飛んだが、これは本音だ。だからべゼルも素晴らしいだろう。おそらく長城車なんて横に並べたら見れないだろう。話が戻るが、中国人の美人モデルがドロップのサングラスをかけているのは面白い。私が高校生の時このデザインのメガネをかけていた、元はレイバンだろうか。まあ、軽い話だが、こうやって収益モデルは侵食されて行く、恐ろしい事だ。
Jan 14, 2014
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競争というのは、でたらめにやっても勝利に持続性はない。勝つ確率を上げるには、自分の持つ優位性を機能させなければいけない。F1ドライバーのような敏捷性に加えてより多くの情報を早く入手できるプロを相手に競争するのは愚かな事だ。こんなやり方を勧める人間は、カモが欲しいから狩り場にカモをデコイでおびき寄せるのだ。素人の優位性、それは1年の成果でボーナスが決まるなんて事の無い時間だ。これを機能させるにはタレブさんが勧めるように、市場は発生確率が低いと思っていて利幅が大きい獲物を狙う事だ。蛇足だが、発生確率が高く利幅が薄い所にレバレッジで利幅を上げるのがプロだ。例えば今年は先進国市場が良いというのがコンセンサスだが、じゃあその次は玉突きでどうなるかとか、石炭は2015年まで駄目だと言われているが、裏返せば2016年から好転する可能性が有るというような事だ。とにかく、人の行く裏道、人の行く先を考えるのだ。もちろん、こんな事はIQが高くなければできない。高いIQというのはこうやって使うのだ、宝の持ち腐れで結果ががり勉と同じでは人生楽しめないだろう。人生の結果は能力に収斂すると言ったが、それは能力を生かしての話で、生かさなければより良い結果には繋がらない。他人の不幸を喜ぶのではないが、皆が期待しているような未来は来ない、高いIQのみが正しい未来を見る。世間というのは今頃ゴーンの悪口を書いたり、2025年問題なんて他人事のように言っている、認識がいかに遅いかよくわかるではないか。
Jan 13, 2014
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新幹線の中で読もうとブックオフに頼んだ強さと脆さが、間に合わなくて戻って来てから読み終わった。まあ、新たに得る物は無かったが、投げられた高β銘柄を拾って大きなリバウンドを期待するのは、ある種のブラックスワントレードかなあと思った。それと、数年前読んだ時以上に、親近感を覚えたが、トレード上無意識の内に影響を受けたのかもしれない。昨日の円の暴落に備えて外貨建て資産を用意するのも、皆がそんな事は起こりはしないと思っているとしたらブラックスワントレードと言えるのだろう。去年香港市場で利益を挙げた人はあまり居ないだろうが、低βの幹株が下げたというのも私にはブラックスワンだった。そもそも低βは皆下げた時の資金源であって、こっちが下げるのを埋めるはめになるとは思っていなかった。幹・枝・葉っぱの構造に対し大いに疑問が残ったが、複雑系で色々な組合せで起こるから、無駄は必要だ。そうだ、この無駄が必要というのは新しかったネタだ。システムとメタシステムというのがほとんどの人には理解できない。だから、システムリスクとシステミックリスクが区別できない。私は、明治維新・戦後のようなシステムの崩壊を恐れているが、その時は今金融政策をやっている連中は政治犯だろう。日本人の3/4が貧乏になれば怒り心頭で投票率は間違いなく上がる。タイに限らず国外逃亡の政治犯なんて珍しくもない。そうだ、目の不自由な人間がスクールバスを運転するという話だ。まあ、私はサラリーマンという集団生活でさえうんざりだった政治とは対極の人間だ。ブラックスワンで大きく儲ける、これだ。皆が起こらないと思っている事を安く仕込んで大化けを狙うのだ。コンセンサスは大きく化けない。とにかく、コントラリアンらしく頭を使って仕込む事だ。
Jan 12, 2014
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FOMCがバブルを懸念したという記事がWSJに出ている、しかしわずか数カ月で認識が変わるとは思えないから、バーナンキさんがグリーンスパンさんの二の舞を避ける為にブレーキを踏んだと思う。残念だがこれでイエレンショックは薄れてしまった。彼は名声が地に落ちても信念を貫くと思ったが外れた。ただ、以前も言ったが、もうドルの価値の低下は起こっていないのだから、行為としては私は正しいと思うが、バーゲンの機会は失われた。じゃあ日本はどうなんだと聞く人は多いのだが、円の価値はどこかで信任を失うだろう。こう言っても実際に信じる人間は居ない。日本経済が借金で上げ底しているという事実が見えないらしい。収入源が劣化した金持ちの没落パターンそのままなのに、なぜ理解できないのか私には理解できない。こういう状態の先には、収入源を復元させるか、借金に押し潰されるか、答えはこの二つに一つしかない。人口動態と産業動態を見るに後者しかないだろう、なぜこんな簡単な理屈がわからないのだろうか?27個目のワンルームの売却を依頼したが、去年の3月からずーっと忙しいそうだ。アベノミクスで資産の移動が起こっているのは事実だ。捨てる神あれば拾う神あり、まあ結果がどうなるかは神のみぞ知る事だ。将来何が値上がっているかは、正確には予測不可能だ、結果として値上がった物を持っていた人間がはしゃぐだけだ。ただ、私は円資産は見たくもないというのが正直な心境だ。こんなフラジャイルな国で、将来の所得が有ると期待して住宅ローンを組む人間の気がしれない。香港株は、デイリー騰落を見ると活発に売買されているような印象を受けるが、ポートフォリオ全体ではほとんど動いていない。おそらく新年で入換えが進んでいるだけなのだろう。リバウンドしていた資源株がまた下げているし、中国の景気回復はまだ先の話だ。ただ、去年から言って来たように新たな投げは減った、これは30日下落が示している。まあ、今年QE3が終わり、来年FRBが買い込んだ米国債の売却が進むというのがコンセンサスのようだが、順調に行けば米国は2年で退院という事だ。良い方の話は買い場を提供しないから実はどうでも良い、中国が理財商品がらみで小さな金融機関を潰すかもしれないと言っていた人が居たが、買い場から見たらこっちの方が重要だ。漠然とした茶飲み話程度の内容だが、私は今年まだ何も売買していない。これは稀な事だ、士気が上がる様な投げ、掘り出し物が見当たらない。
Jan 11, 2014
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こういうたぐいの記事は、推理小説と同じ、頭の体操にはなっても実利にはあまり繋がらない。肝心な事は、ポジションのオッズだ。それにした所で100戦100勝なんて常識で考えても難しい事は想像できる。相場が難しいのは、商売と同じで損して得とれみたいな、損をしながら全体で利益を出すような環境に耐えなければいけないからだ。正直、私には賞味期限切れの商品を捨てるような商売はできない、もったいなくて捨てる事ができない。同じような感じで多くの人は、ポジションの含み損に耐えられない。年賀状を見ると、日本株をやっている人や自動車業界の人は元気になっている。人間はすぐに雰囲気に染まるのがよくわかる。私は高揚も動揺も最小限だからこういうのを見ると面白い。というか、循環は山が有れば次は谷だから、良い時ほど心配になる。新幹線の中でぼーっとしながら考えたのは、全ては実力に収斂するという事だ。やはり日本経済は公共浪費や補助金による上げ底がどこかの時点で外れるのだろう。ここまで公的債務が積み上がってしまった事が間違いなのだ。Q先生がバブル崩壊の時、借金ができた金持ちほど酷い目にあって、借金ができなかった貧乏人は何も無かったなんて冗談を言われていたが、要はそういう事だ。個人的には去年も言ったように、今年はモラトリアムととらえている。日本経済は、購買力平価からじりじり円安が進み企業収益が蝕まれるがまだボディーブローだろう。中国の金融政策も構造調整もまだ始まりに過ぎない。実家で古いPCを開いて見たら、キャピタルロスは4000万円位だとわかった。利益で買ってからの損失も含めてだから正確ではないが、それを除外なんて解析しても得る物がないからやらないが、まあバブル崩壊なんて現実には起こった訳だし、世の中そう上手くは行かない。何年かぶりに荒れ放題の山にも行ってみたが、父母は60年前これが投資だと考えたのだ。今儲かると思えてもこうなる物も有るし、増える物も有る。何が値上がるか、そう簡単ではないのだ。
Jan 8, 2014
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