でくの坊 雨にも 風にも 

でくの坊 雨にも 風にも 

2012.10.24
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庫裏玄関の改修工事に携わった大工さんは、外から庫裏を見た際の伝統的な景観が崩される事を嫌い、桟の取り外しは、もう少し様子を見てからにしてほしいと意見。




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午後の柔らかな光では、桟も気になりませんが、



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朝の強い光を受けたところ、あまりにもくっきりと縞々模様に。

元来、禅に派生した文化が、粋を取り込みながら刷新されていった事を思えば、桟を取り外す事に異議は無かろうかと思います。





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透き通るような冷たさが心地良かった昨朝は、スイス人で仏教に興味を持つマーセルさん、浄土真宗の住職が、坐禅に。






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お披露目も兼ねて、静謐なフレスコバルディのチェンバロ音楽を聴きながら、朝陽射すステンドグラスを見上げ、お粥と梅干しを頂きました。


今後、様々な交流の場を照らし出すことになるでしょう。






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また、ステンドグラスと同時に、山本さんの奥様より、寺の全景も含む3枚の絵画を頂きました。



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昨年頂いた絵画2枚や、マルを模したステンドグラスを合わせると、さながら美術館の様相です。






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先日、萩・観音院、観音堂の修復落慶式が盛大に執り行われました。





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萩八景の一つで、海を見下ろす景観の美しさのみならず、玉江の観音様として、地元漁業関係者の信仰を集めています。





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先住職が、およそ5年前に観音堂の傷みを懸念しつつ遷化。兼務住職が、直ぐさま思いを引き継ぎ修復に動きました。

文化財指定は無く、総工費約1億円をどのように捻出するかが課題に。
歴史重視での観光政策に力を注ぐ萩市のみならず、時の萩市出身・官房長官氏の力を借りて、国土交通省に於ける「景観・歴史的環境形成総合支援...事業」の第一号事例として、国より三分の一、市より三分の一、残り三分の一を漁協を中心とした玉江地域で負担するということで、着工に漕ぎ着けました。

しかし、工事着工時期に政権交代となり、事業仕分けに晒され、以後、事業は廃止に。
撤退の危機に遭うも、なんとか国からの補助を継続して受け、工事を完遂することができました。




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地域の方々の感慨もひとしお。

法要後、苦労を重ねた兼務住職親子は、何度もの胴上げに湧きました。

かつて、修復に梶を切り始めた際、兼務住職が、「泉さん、まあ、わしのやる事をよ~見ちょれよ!」と、意気込んでいたことが、思い出されます。










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はい、きちんと前を向いて!







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Last updated  2012.10.25 06:41:49
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Re:ステンドグラスの取り付け(10/24)  
ぢんこω  さん
桟の縞模様はちょっと残念ですが、それを越えて有り余る程の美しさです!!!!!
なんて柔らかく暖かい光の色彩でしょう!!
仏教とステンドグラス、もちろんデザインも関係ありますが、全く違和感無く調和しているように感じます。
これから訪れる沢山の人に優しい微笑みをくださる事でしょう。
季節によって変る日差しでの変化も楽しみですね!!
(2012.10.25 08:56:45)

ぢんこωさん  
>桟の縞模様はちょっと残念ですが、それを越えて有り余る程の美しさです!!!!!
>なんて柔らかく暖かい光の色彩でしょう!!
>仏教とステンドグラス、もちろんデザインも関係ありますが、全く違和感無く調和しているように感じます。
>これから訪れる沢山の人に優しい微笑みをくださる事でしょう。
>季節によって変る日差しでの変化も楽しみですね!!

★ 有難うございます!
寺玄関をくぐる多くの方を迎え入れるに相応しく収まった事に、嬉しく思いました。
日本到着後、税関さんとの直接のやりとりで、「免税対象の項目には宗教用具も含むが、ステンドグラスは、キリスト教の用具として記されているものの、仏教用具の範疇には無い。それにしても写真を見るに、礼拝の対象とは思えません」と、切り捨てられたところに民度の問題を感じつつ、勉強させていただくこともこともありました。
きっと空即是色といったところ、そして携わった様々な方々の思いが伝わることでしょう。 (2012.10.26 07:06:18)

Re:ステンドグラスの取り付け(10/24)  
嫌好法師  さん
嵌りましたね、ステンドグラス。ああ、あそこの上部にねえ。でもやはり桟はどうにかして欲しいところですね。

>静謐なフレスコバルディのチェンバロ音楽を聴きながら、朝陽射すステンドグラスを見上げ、お粥と梅干しを頂きました

この折衷チャンポン、笑ってしまいました。なんぜんさんの頭の中もこんな具合なんでしょうね。いいと思います! (2012.10.26 21:51:35)

Re:ステンドグラスの取り付け(10/24)  
★紺桔梗  さん
とうとう収まりましたね~。
ずっとそこにあったようで違和感がありません。
光の具合によって、桟が林立する木の影ようにも見えます。
写真に温かみが加わったような画も素敵です。

(2012.10.27 07:32:36)

Re:ステンドグラスの取り付け(10/24)  
曲まめ子  さん
あー、あそこに収まるんですか!
やっとわかりました。

来年、父の二十三回忌で 母の十七回忌じゃないでしょうか?
見にいけますね^^
(2012.10.30 23:47:05)

嫌好法師さん  
>嵌りましたね、ステンドグラス。ああ、あそこの上部にねえ。でもやはり桟はどうにかして欲しいところですね。
>>静謐なフレスコバルディのチェンバロ音楽を聴きながら、朝陽射すステンドグラスを見上げ、お粥と梅干しを頂きました
>この折衷チャンポン、笑ってしまいました。なんぜんさんの頭の中もこんな具合なんでしょうね。いいと思います!

★ 桟は、今朝、大工さんや、撤去反対派の意見を散々に浴びながらも、撤去。その様子、ちょうど取材に訪れた新聞記者さんが、興味深く聞いていました(汗)
折衷チャンポン、新聞記者さんには、大見得切って『粋』と説明しています(笑) (2012.11.01 20:42:29)

★紺桔梗さん  
>とうとう収まりましたね~。
>ずっとそこにあったようで違和感がありません。
>光の具合によって、桟が林立する木の影ようにも見えます。
>写真に温かみが加わったような画も素敵です。

★ 一昨日、ステンドグラスを手掛けて下さったご夫婦が来訪。
奥様は、桟があっても良いようなデザインを心掛けたそうです。
桟の有無、様々な意見を伺いつつ、本日取り外しました。
評価は、これから訪れるであろう多くの方に、おまかせします。 (2012.11.01 20:48:05)

曲まめ子さん  
>あー、あそこに収まるんですか!
>やっとわかりました。
>来年、父の二十三回忌で 母の十七回忌じゃないでしょうか?
>見にいけますね^^

★ 皆さんをお迎えする場所に、ピタリと収まりました。
そのようなものが嵌って、本当に大丈夫なのか?と心配する方も居ましたが、何の違和感もなく収まっています。
来年のご法事の際には、是非とも、ごゆっくり眺めて下さい! (2012.11.01 22:47:36)

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