「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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むんくの冒険日記
第8話【偶然と運命】
外は手が悴みそうなほど寒い
スジョンは寒空の下、洗濯物を干していた。
そこへイヌクが外出しようとへ出てきた。
「映画を見ようと」とイヌクはスジョンに話しかけた。
スジョンは少し寂しい表情で
「そうですか。行ってらっしゃい」と返事をした。
イヌクは振り返り「ミヒさんは?」
「ミヒはいないわ私は暇ですけど」と
スジョンはうつむきながら微笑んだ。
イヌクはほんの少し考えて
「それじゃ一緒に」とスジョンを映画に誘った。
「5分だけ待って」とスジョンは慌てて部屋に戻り
洗顔を始めた。
メークをし、髪をとかし
急いで着ていく洋服を選んだ。
その頃ジェミンとヨンジュは
ブライダルサロンでウエディングドレスを選びに来ていた。
ヨンジュはドレスを着てジェミンの前に立った
しかしジェミンは窓の外を見つめて心ここにあらず
「どう?」と微笑むヨンジュに返事もせず
、また外を眺めるジェミン
ヨンジュの微笑みはジェミンの態度で沈んだ
そしてサロンの店員に
「このリボンがダサイわ!」と八つ当たりをした。
映画館に着いたイヌクとスジョンは
ポップコーンを食べながら映画を見ていた。
イヌクの持っているポップコーンを、つまみながら。
イヌクはスジョンが座る左手にポップコーンを握っていたが
右手に持ち替えスジョンにいたずらをした。
スジョンが手を伸ばす。
スジョンの指がイヌクの手の平でポップコーンを探していた。
イヌクはスジョンの仕草に微笑んだ。
スジョンも思わず微笑んでしまった。
イヌクは優しくスジョンに缶ジュースを差し出した。
ジェミンとヨンジュはサロンからジェミンの実家へ立ち寄っていた。
テーブルにはチェ会(ジェミンの父)と母、兄とヨンジュがお茶を飲んでいた。
ジェミンは同じテーブルにもつかず一人ソファーで
プリンにドックフードを用意していた。
プリンもジェミンの側で居心地良さそうにしている。
「ご飯だぞ」とジェミンがプリンのエサを手のひらにのせると
プリンは美味しそうにカリカリと音と立てて食べ始めた。
そこへジェミンの兄が「一人で何してるんだ?」
「プリンこっちへおいで」と手を差し出すが
プリンはジェミンの側を離れない。
「言うこと聞かないと鼻に味噌を塗るぞ!可愛くないヤツだな」
とジェミンの兄はプリンに怒りながら言うと
プリンはジェミンの腕の中で「助けて」とでも言うように
うずくまってジェミンから優しく顔をなでてもらっている。
ジェミンの兄は「似たもの同士仲良くやれ」と席をたった。
ジェミンは兄の言葉には耳を貸さず
プリンを抱き上げ「久しぶりだな」とプリンの顔にキスをした。
イヌクとスジョンは映画を見終わり
バスで家に帰るところだ。
「今日は映画に誘ってくれてありがとう。夕食ごちそうしたいけど給料まだなの」
とスジョンはイヌクに話しかけた。家で手料理ごちそうするわ」というと
イヌクは「僕が作ろうか?何がいい?」と言った。
スジョンは「料理もしてくれるの?」
と笑顔で言うとイヌクも微笑んだ。
そのときバスが揺れ、スジョンはバランスを崩し
イヌクの厚い胸によろけて顔をうずめた。
スジョンはもう少し、顔をうずめていたかったが
振り返りつり革を掴んだ。
スジョンは明るく幸せな表情をしていた。
ジェミンはヨンジュを自宅まで送るため運転をしているが
気持ちは何処か遠くへ飛んでいた。
ヨンジュは「一緒にいるときも完全に無視することにしたの?自分がた疲れるだけよ」
と不適な笑みを浮かべた。
「止めて。降りるわ!」とヨンジュが言うと
ジェミンは言われた通りすぐさま
車を歩道へ寄せた。
その態度にヨンジュは怒って車から出た。
しかしジェミンはヨンジュの姿を一瞬も見ることなく
車を発進させた。
ヨンジュの唇は怒りで小さく震えていた。
帰宅したイヌクはスジョンに料理を作った。
「こんなものしか。。。」「とんでもない頂きます」と
スジョンはイヌクの手料理を食べ始めた「おいしいわ」
「そうだ焼酎のむ?」とイヌクは冷蔵庫から焼酎をとりだし
二人は小さく乾杯した。
「ミヒもいたら楽しかったのに」と言うスジョンに
イヌクは何も言わなかったが笑えんだ。
そこへ携帯電話が鳴る。
「カン・イヌクです」「チョンジェミンだ」
「何でしょう?」「いま何処だ?」「家ですが」
「ちょうど良かった隣のスジョンさんに電話が通じなくて」
「お待ちを」とイヌクはスジョンに携帯電話を手渡した。
「もしもし もしもし 」
ジェミンは呆れた声で「同棲を?」と言うと
スジョンは「えっ!」と驚いた声をだした
「冗談だ。あちこち大ボラ吹くのは辞めてくれ!」
「何のこと?」「解らないのか?」「はい」
「お前には興味がないと言ったはずだ!俺と親しいふりするな!」
とジェミンは一方的に電話を切った。
スジョンは何の事だか解らなかった。
大きな独り言で「それしきの事で他人の携帯に電話するなんて!」と
ジェミンの態度に呆れていた。
二人は黙って夕食を口にした。
そこへイヌクの部屋をノックする音が
イヌクが「どなた?」と出るとミヒが部屋の前に立っていた
ミヒは「こんばんは。スジョンを見ませんでしたか?」とイヌクに丁寧な口調でたずねた。
スジョンは「ミヒ。。。。」と手を挙げた。
イヌクの部屋にスジョンが居ることに驚いたミヒは
引きつった顔をしながら
「何してるの?」とスジョンに話かけた。
スジョンは気まずそうに横を向いた。
イヌクはミヒに「夕食は?一緒に食べよう」とミヒを誘った。
ミヒはスジョンの横へ座ると
目を見開きスジョンに目で嫉妬心を訴えた。
スジョンはミヒに苦笑いした。
部屋に戻りスジョンは
イヌクから借りた「グラムシの獄中ノート」
の本の上で居眠りを始めた。
ミヒは寝ているスジョンに
「私が居ないと、ここぞとばかり媚を売るのね!
映画は見に行くし手料理は食べるし
借りた本は読みもしないでヨダレで汚すし!
就職したらサッサと出て行ってほしいね!
こいつが居なけりゃ彼は私のもの」
と寝ているスジョンに呪文をかけるようにミヒは言った。
「ハンサムな上に料理もできて言いわけ?」
といいミヒは頭をかいた。
翌朝、チェ会長はジェミンの兄やイヌクやPグループの幹部を引き連れ
デパートの視察をしていた。
そこへ派手な毛皮を身にまとったジェミンが慌ててデパートに着いた。
ジェミンの兄が「遅かったな」と言うと
ジェミンは「すみません」といったが
会長は「遅れた理由は?」と不機嫌そうに問い詰めた
「処理することがあって」と繕うジェミンに
兄は「どんな?」と問いただした。
もうジェミンをかばう兄の姿は、ここには無かった。
幹部達を引き連れて会長がPグループ本社へ戻ってきた。
受付嬢が「こんにちは」と声を揃えて会長達に挨拶をした。
チェ会長は足を止めた。スジョンの姿に気が付いてしまった。
幹部全員もスジョンを見つめた。
会長はスジョンを見た後ジェミンの顔を覗き込んだが
ジェミンはバツが悪く顔を背けた
イヌクは心配そうにスジョンの様子を見ていた。
ジェミンは「何一つ上手くいかないな。。。。」と頭を抱えていた。
そこへ秘書が笑顔で「チョを見つけました」とジェミンに報告した。
「それで?」という返答に秘書の顔がひきつった。「連れてこいと」
「もういい!あんなヤツどうでもいい!出て行け!」とジェミンは大声をだした。
イヌクはジェミンの兄に呼びだされていた。
今後の戦略について話をしていると
ジェミンがノックもせずに部屋に入ってきた。
兄は「ノックぐらいしろよ!」と呆れながらも諭すように言った。
ジェミンはイヌクの姿を見るなり
「何処の所属だ?マーケティングか企画室か?
「話が終わるまで待っていろ」という兄の顔も見ず話も聞かず
ジェミンは「席に戻れ!」と命令した。
兄が「チーフ!」と言うと
「俺の部下を呼ぶ時は俺を通せ!」と鼻息荒くいった。
ジェミンの兄は「チーフを通して連絡する」と穏やかにイヌクへ言った。
イヌクが部屋から出て行くとジェミンの兄は
「社員の前で怒鳴ることはないだろ。マーケティングとは別件なんだ」
ジェミンは「何故(イヌクに)目をかける?」と聞くと
兄は指で頭を指し「出来る男だ」というと
「企画室にも人材はいるはずだ!」
兄は「格が違う」と手を振りながら返事した。
「(ところで)お前の用件は?イヌクに私情でも?」という兄の言葉に
ジェミンは動きが止まった。まさか!という表情。
ジェミンは知らず知らずの内にイヌクの存在が大きくなって居ることに気がついた。
そして、また数秒考えて
「ヒョンまさかヨンジュを?」と聞くと
兄は呆れて「何だと?いくら何でも弟嫁になる女を。。。。話にならん」と
兄は呆れて席を移動した。
ジェミンは「違うならいいんだ。それじゃ」と兄の部屋から出て行った。
スジョンは(先輩の嫌がらせで)何十着の制服を持ってくるように支持されたので
受付にスジョンの姿は無かった。
それを知らないジェミンは上の階からスジョンの姿を探して
ロビーを覗き込んだ。
必死でスジョンの姿を探していると
秘書が他の社員引き連れて昼食へ向かうところだった
ジェミンがロビーを覗き込んでいるのを見て
「何か?」と声をかけてきた。ジェミンは「何も」ととぼけた
ジェミンは始めて社員食堂で社員と昼食を共にすることにした。
ジェミン達がテーブルにつこうとすると
スジョンが一人昼食をとっていた
それを見つめるジェミン
スジョンの側の席につこうとすると
秘書から呼び止められ「こちらです」と席に案内された
イヌクもスジョンの姿に気が付いた
イヌクはスジョンを見つめながら静かに席についた
ジェミンはスジョンに背を向けて座ったが。
イヌクはジェミンの前の席についていた。
ジェミンは突然、部下達へ仕事の話を始めた
部下達は表情が暗くなり美味しいはずの食事も
ジェミンの登場で台無しになった
秘書は愛想を振りまき
「チーフと社員食堂で昼食とは新鮮な気分です。
壁が払われるというか。」そうだろ?と社員達にも相槌を打つよう促した。
イヌクはスジョンを見るとスジョンと目が合った
そして二人は会釈した。
それをジェミンが目にした。
ジェミンはイヌクとスジョンの態度に怒りを露にした
そして「コンセプトが古いぞ!会長に合わせているのか!」と怒鳴った。
イヌクはジェミンの言動に嫌気をさした表情で
スジョンの座っていた場所に目をやると
スジョンがダンボール箱を置き忘れていた。
スジョンは頼まれたユニフォームを
すっかり忘れて受付へ戻ると
「ずいぶん遅かったわね!ユニフォームは?いったい何やってんのよ!」
と先輩から睨みつけられていた。
そこへイヌクがユニフォームの箱を持ってきてくれていた。
「これのこと?」とイヌクが聞くと
スジョンは「どうも」とお礼をいった
イヌクは微笑みながら、その場を後にした。
その様子をみたスジョンの先輩は
「イヌクさんと親しいようね?」と聞くと
「親しいですよ」 先輩は目を真ん丸く開き「どうして?」と聞く
「隣どうしなの」「隣どうし?」と驚いていた。
スジョンは。ユニフォームをどうするんですか?と尋ねると
また元の場所へ戻せと嫌がらせを受ける
それに付け加え帰るまでに
「IDカードの回収状況を調べろ!」と支持されてしまった。
スジョンは一人IDカードの回収状況をチェックしていた。
その頃ジェミンは珍しく仕事に精をだしていた
秘書が資料を運んでくる
「ほかに必要なものは?」「その都度呼ぶ」との返事に
秘書は「退社時間が過ぎております」というと
「先に帰って」と言われ秘書は笑顔になった。
ジェミンは尽かさず「電話するから」と付け加えた。
秘書は呆れてジェミンの部屋から退出していった。
ジェミンは熱心に仕事をしてひと段落すると
12:30を回っていた。
そして帰宅しようとエレベーターに向かったが
エラベーターは、もう停止していた。
何度も何度も指で下の階を押すジェミン
「故障かよ!20階か。。。」と仕方なく階段で降りることにした
非常ランプのみが青く光る
薄暗い階段をジェミンは下りていると
女の悲しくなく声を耳にする。
聞き違いだろうとジェミンが数段下ると
今度は女性の声と足音が聞こえてきた。
そのあと「キャー」という声にジェミンは少し体が震えた
そして声が聞こえないように手で耳をふさぎ
ブツブツと言いながら階段を大急ぎで駆け下りた
そしてロビーへ付くとガードマンが「こんな時間まで?」と
ジェミンに声をかけた。
「エラベーターは深夜には停止します。」
「何時から?」「この建物が出来てからと存じております」
と丁寧に答えた。
「そうなのか」とジェミンは苦笑いした。
そして追い討ちをかけるように
「外へは出られません。深夜には出口を封鎖します
明朝までお待ちいただくしか」
「鍵はないのか?」「タイマーで管理を」
「タイマー。。。。」とジェミンがため息をつくと
階段からスジョンが泣きながら駆け降りてきた。
その頃イヌクの部屋へミヒが尋ねてきた。
「スジョンがいないかと?こちらで迷惑をかけているんじゃないかと
思ったものですから」と言って部屋を出ていった
1:00を回っていた。イヌクはスジョンの事が心配になった。
ジェミンは仕方なく自分のオフィスへ戻った。
「入れ!」とスジョンに言うが中々はいらないスジョンに
ジェミンは「入れ!」と強く良い「今まで仕事を?」
「また寝ていたんだろ?」「今日は寝てません!」と
顔を黒くし髪もボサボサなスジョンはむきに成り答えた。
「今日中に終わらせろと」 「言い訳はいい!」
「言い訳じゃ。。。」 「結構だと言っただろ!座れ!」
といわれスジョンはため息をつき
言われたようにソファーに座った。
スジョンは寒そうに体を丸めた。
ジェミンは「コートは?」 「更衣室が閉ってて」
「あの服はどうした(買ってやったコートは)?」
「友達が着てます」
「何故?」とジェミンは驚いてスジョンに言う
「家賃も払えないし申し訳ないから貸しました」
呆れた顔をしたがジェミンは何も言わなかった。
スジョンは「そうだ。バス代は最初の返済のときに合わせて返します」
ジェミンは黙ったまま机の書類に目を通していたが
スジョンは続けて
「電話の件ですけど親しいふりなんてしてません!」
「その話は止めだ!」というジェミンに
イヌクの携帯に電話してきてまでしてきたくせに!と言いたいかのような
フーンと呆れた表情のスジョンだった。
ジェミンは机の書類を辞めた辞めたとでも言うように
ほおリ投げ席をたった。
そしてジェミンは給湯室でスジョンの為に
コーヒーを作り始めた。
ジェミンの顔には笑顔がこぼれていた。
そして作ったコーヒーをこぼさないように
自分のオフィスへ運んだ。
しかしスジョンは疲れきって
ソファーですやすやと寝息を立てていた。
そして眠るスジョンに向かって
「キスまでした相手の前で無防備だな!」と呆れて言いながらも
自分のコートの脱ぐとスジョンにコートをほおリ投げた
スジョンは目を覚ますと「風邪を引くぞ!」と怒りながら声をかけたジェミン
スジョンは一瞬目を覚ましたが又深い眠りに入った
その姿をみてジェミンは微笑んだのだった。
翌朝イヌクはスジョンの事が気になっていた。
会社へ出社しても受付にはスジョンの姿は無かった。
ジェミンのオフィスで眠ってしまったスジョンは
朝日の眩しさで目を覚ました。
ジェミンは自分のデスクに座りながら窓の外を見ながら
「起きたか?」とスジョンに声をかけた
スジョンは振り返り「起きていたの?」と驚きながらジェミンに言うと
ジェミンはスジョンのほうへ振り返り
「よく寝るな!」
「昨日は疲れていて」と言いながら大きなアクビをした。
そして「それでわ失礼します」とジェミンの毛皮のコートをたたみ
ジェミンのデスクの上へおいた
ジェミンは「じゃあな」と清清しい表情を浮かべた
そしてスジョンが部屋を出ようとした瞬間
ジェミンはまた窓のほうへ振り返り
「俺達も運命か?」 「えっ?」
「俺達も偶然が続いている。。。。じゃあな。」とジェミンは静かに言った
スジョンは何も答えずジェミンの部屋を後にした。
イヌクは偶然、ジェミンの部屋から出て行ったスジョンを目にする
スジョンが出た言った数秒ごにジェミンも部屋から出てきた
ジェミンはイヌクに「早いな!」と冷たく声をかけた。
スジョンは会社の洗面台で洗顔をしていた
そしてジェミンの言葉を思い出していた
「俺達も運命か?」
スジョンは鏡を見つめ、また顔を洗い始めた。
ヨンジュは自分のベットの上で暗い表情をしていた
ジェミンにもイヌクにも相手にされないことに
そして又イヌクの家の前でイヌクの帰りをまっていた。
そこへイヌクが帰宅してきた
イヌクはヨンジュの姿に少し動揺して
「何してる?」「待っていたのよ」 「車はどこだ?」
「この街じゃ目立つから」 「いつからここに?」
「部屋で話そう。隣は留守よ」とスジョンとミヒの部屋の方を一瞬みて
ヨンジュが答えた。
「出かけよう」というイヌクにヨンジュは「部屋がいい」という
イヌクは「お前には婚約者がいる」
「ジャカルタでは泊めてくれたわ」
「何が望みだ?」
「私が望めば愛人になってくれるんでしょ?お願いするわ」
イヌクは「抱いて 欲しいのか? 入れ」と険しい表情をした
イヌクの後をおってヨンジュが部屋へ入ろうとしている姿を
スジョンが偶然に目にしてしまう。
イヌクは部屋へ入るとすぐに
ジャケットとネクタイを脱ぎはじめた
ワイシャツのボタンを数個はずし
ヨンジュの顔さえ見ずに
「何してる服を脱げ?」そしてヨンジュをみると
「それが望みだろ!脱がそうか!」とヨンジュのコートに手をかけると
ヨンジュはイヌクの頬をたたいた
イヌクは悲しい顔で微笑んだ
「悪い人!」とヨンジュが言うと「帰れ!二度と会いたくない!」
とヨンジュを置き去りにして部屋を飛び出したイヌク
部屋の外にはスジョンがちょこんとたっていた。
イヌクとスジョンはお互いの顔を見つめるだけで
何も言葉を交わさなかった。
ヨンジュはイヌクの後を追い部屋から出た
そしてイヌクの携帯へ連絡するがつながらなかった
イヌクに会うためイヌクの母がイヌクの家を訪ねてきた
そしてイヌクの母はミヒに声をかけた
「アジュマ(おばさん)アジュマ」
ミヒは怒って「未婚ですけど!」と答えると
「そうですか。それはともかくカン.イヌクの家をご存知?」
ミヒはイヌクと聞き表情が変わった。
ミヒはイヌクの母を自分の部屋へ招きいれた
イヌクの母はスジョンの境遇などを色々聞くと
お茶も飲まずに帰っていった。
イヌクにおかずを作ってきたのでイヌクへ渡してくれと言い残し
そそくさと部屋を後にした
ミヒは何処の母親もやることは同じねといい
勝手にイヌクのおかずに手をだした
ミヒは「ところで昨日は何で帰ってこなかったの」
とスジョンに小言をいうと
「徹夜で仕事したの」というスジョンに
「もっと上手いウソつきな。誰といたの?
イヌクさんも知らないってことは。。。」
スジョンは「イヌクさんも知ってるの?」と困った顔をした
それでもミヒは「女が外泊なんかして!イヌクさんがっかりしてたわよ!」
とスジョンに説教を続けた。
ジェミンは会社の書類を秘書に届けさせ
書類を自宅へ持ち込んだ
部屋から出ていこうとする秘書を呼びとめ
チョサンペを連れて来いと支持した。
「今ですか?」 「うん」
秘書は顔をこわばらせ「解りました」とジェミンを睨んだ。
スジョンは眠れずにいた
隣ではミヒがスヤスヤと眠っている
スジョンはイヌクに空港で借りたカーディガンと
イヌクのお母さんから預かったおかずを持って
イヌクの部屋に向かった
「こんばんは。。。いますか?」
スジョンはイヌクの部屋をノックした。
返事が無い。
ドアが開いていたのでスジョンはイヌクの部屋に入り
コートを返し、預かったおかずを冷蔵庫の中へしまった。
そして電気を消し部屋から出て行こうとすると
イヌクが帰ってきた。
スジョンはビックリした
「お母様がいらっしゃいました。おかずを預かって。。。
それでは失礼します」とうつむき加減で言った
イヌクは黙ってスジョンの手首を掴み
部屋へ引き戻した。
「スジョン。。。。 知ってるか?。。。 お前が好きだ」
その頃、ジェミンの秘書がチョサンペを探しだし
チョサンペを乗せた車が
スジョンの家へ向かっていた
ジェミンは秘書の運転する助手席に座り
満足げな表情だ
チョサンペも牛乳とパンを与えられご機嫌だ
ただ秘書一人が、苦虫を潰したような顔で運転をしていた
イヌクの暗い部屋で
イヌクはじっとスジョンを見つめながら
「お前の事好きなんだ。お前には傷ついて欲しくない」
見つめあうイヌクとスジョン
イヌクはスジョンの頬を、大きな手のひらでなでた
スジョンも大きなイヌクの手を愛おしくなでた。
そしてイヌクはスジョンに優しく、そして短くキスをした。
そしてスジョンの顔を両手で包み込み
優しく、そして熱くキスをした。
ジェミンたちがスジョンとイヌクの家の前に着くと
ジェミンは「待っていろ」と一人スジョンの部屋へ向かった。
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