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漁師の家に生まれたのが、今から45年前のこと。
父親は10人兄弟の長男でありながら、漁師を辞め事業に乗り出しました。
結局夢破れ行方不明に・・
憔悴しきった母親を目の前に胸が締め付けられる思いを抱いたものでした。
運命のいたずらか、大阪に住む父親を見つけたのです。
15歳になったある日、母親が私に告白しました。
「大阪へのフェリーから飛び込んで死ぬつもりだった。お前の笑顔をみてどうして
もできなかった」と。その時の私はまだ5歳でした。
今では私も1人の子供の父親になり、その時の父親の挫折感や無念さ、申し分けな
い気持ちが手にとるようにわかります。
必死の思いで育ててくれた母親。今はもう2人とも天国へ召されました。
ある日、私の人生の意味が解った気がしました。
私にとっては夢の実現なのですが、父親のリベンジでもあるのです。
「生きている間にもっといい思いをさせてあげたかった」
そう思うと涙が止まらないこともあります。
そんな私です。
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