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世界遺産訪問

トイモイ

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2009.04.01

奈良と生駒の間にある奈良県屈指のというか一番いいとされる住宅街学園前の次の駅があやめ池であり、かつては、駅前に、ドドーンと、遊園地があったのである。ユニバーサルスタジオができてからというもの、関西の遊園地独り占め状態寡占状態独禁法違反が続出し、神戸ポートピアランド、宝塚ファミリーランド、奈良ドリームランド、京都伏見桃山キャッスルランド、それからあやめ池遊園地までもが、次々と駆逐されていき、廃園となっていった事の次第である。

その跡地に、今、懸命に学校（近畿大学付属小学校など）を作っているようだが、こりゃ、駅前の一等地だわい。 78歳最後の雄姿。

その閑静な住宅街に、少し異様な雰囲気を漂わせながら、ひっそりとあるのが、問うよう民族博物館

何を隠そう、このあたりで1年ぐらい働いたことがあるのだが、遊園地はあったが、東洋博物館については、まったくその存在も知らなかったのであった。多分当時は、九十九じいさんもご存命だったのではないだろうか。

学園前という屈指の住宅街の駅は、近鉄の社長が、娘に一等地を与えてやろうという親心から、駅を作り、きれいに整備していったという邪悪なスタートがある。この学園前という駅だけは、関西でも珍しく、バス便でも不便を感じず、駅から多少離れていても人気のあるエリアである。何せ、朝は、駅から何キロかはバス以外はシャットアウトしてしまうのだから、バスに乗ればスーイスーイで駅に行け、バスが満員でも、次のバスが道後方から見えてくるという按配なのだ。そんな訳で、両隣のあやめ池と富雄の駅の近くまで、その恩恵にあずかろうと、無理やり、学園○○町とかいう、無理くり学園という名前を町名に持ってきているほどである。

ただし、不思議なことに、学園前最寄の大学って・・・あったっけ？手塚山？ちゃうちゃう。

Ｂ級の怪しい文字と、臭いがプンプンしてこないか。

あれれしまっているのかな。

500円の入場料握って、裏側の家に言っても音沙汰なし。

結局、返事のないまま、回りを少し散策して（庭だけだけだけど）、終わり。打ちひしがれての退散となる。

ところで、学園というか、それがらみの話に無理やり持ってくると、物理の高校での履修率って３割なんだってねえ。何故少ないかは、受験で点数がとりにくいからだ、きっと。私の記憶によると、物理は、公式も少なく、暗記も実は少ない。生物や化学は、暗記項目が多く、点数が取りやすいのだ。なかなか最近出てこない高校の同級生心斎橋ワタルにいたっては、高校１年で物理５点という体たらくであった（が、それでも、大手広告代理店部長だ）。

化学や生物は記憶中心なので、やればやるほど、段階を追って点数がとれるようになるが、物理は確かに点数が取れない、が、あるとき、いきなり、取れるといった仕組みになっている。その点数の取れ方は、化学や生物、そして、数学、物理であろうか。

高校２，３年生は、理系であったが、毎回のテストの数学の理系クラスの平均点が４０点台、物理が２０点台で、理系科目ではない国語や英語のクラスの平均点が化学や生物と同じ６０点台だったのだから、ほとんどの者がついてこれてなかったということであろう。やり続ければできる科目が数学と物理で、途中がない。だから、平均点が４０点や２０点というが、その中味は、それぞれ６０点や４０点という生徒はほとんどおらず、両方とも８０点から９０点というのが、数人、その他が数学２～３０点、物理１０点程度という分布になっていたのであった。

そんな訳で、高校２年で微分を数学でするまえに、物理でいきなり微分をやって、ほとんどの生徒が駆逐されたことを覚えている。耐えて物理なのだ。しかし、物理学者は、他の学問を見下しているような傾向があるのも事実で、少し鼻持ちなら無いクサーイ学問ではある。

ただ、そんな中でも、日本は天然資源がなく、加工するしか生きる道がない（金融国家なんかクソ食らえ）のだが、その中で、どんな工業も、物理は基本であり、その基本にあるものを高校生の３割しか習っていない、という状況では、日本は落ちていくよ。まさに、むつりぶつかしい！なのだが、楽しく物理を教えられる教育が必須であると、筆者は考えるのであった。以上。