どきどきものらいふ

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紅茶記



◆ ダージリンはいくつかの「Valley(バレー)」=「谷・谷間」に分かれていて各茶園は渓谷ごとに区分されて認識されることもあります。

渓谷が同じであれば気象条件も比較的似てくるので

「○○バレーは雷雨の影響が深刻だったから、今年の△△茶園と□□茶園は生産量が低く、品質もあまり期待できない」

といったようなことを良く聞きます。

毎日の天気に品質を左右される、お茶ならではの捉え方ですね。

各バレーは道でつながっていますが、隣の茶園に行くのですら2・3時間はかかるという世界。
現地の人はどうやって道を覚えるんだろうか!?

今日ご紹介するThurbo茶園はミリク・バレーと呼ばれる谷に広がり、ダージリン最大級の大きさを誇る雄大な茶園です。

でこぼこ道が続き、何だか気分が悪くなりそうになった頃、ようやくたどり着くような茶園もある中、
サーボ茶園はその正反対、ダージリンの中では比較的アクセスが簡単な所なんですよ。

緩やかにカーブする道に導かれて、茶園の入り口を通り抜けると、白く、可愛らしいゲストハウスが2軒並んでいて、イギリス人たちが住み、運営していたころの面影を見つけた気分。

ふと横をみると、雄大に広がる山の斜面一面に緑の茶畑が広がっています。

どこまでも続く青い空と、
大地の狭間に広がる緑のジュウタン。
ダージリンは天と地の間の一大紅茶生産地なのです。


私が訪れた時は秋摘みの季節でしたが、サーボ茶園では早くも次の春摘みに向けて一部の茶畑で剪定が行われていました。

生産量だけでなく、クオリティー重視の体制がしっかりとられているのが分かって、一層、好感度・信頼度アップ↑↑

そんなサーボ茶園ですから、ダージリンのクオリティー・シーズン春・夏・秋、
毎期毎期、とても楽しみにしています。今年の春摘みも期待度満点!

毎年DJ1から始まるダージリンのファーストフラッシュ。
今年14番目に作られたDJ14に出会った時の感動といったら…!!!

茶葉3gに対して熱湯200cc。
熱湯は汲みたての水道水をヤカンでしっかり沸騰させてから。

3分間の蒸らし時間、
ゆっくり熱湯の中を泳ぎ、広がりゆく茶葉を見ているうちに、いい香りが漂ってきて鼻をくすぐります。

くんくん。

期待を煽る香りにつつまれて、どきどきしながら
蒸らし終えた茶葉を漉して、一口……

ふぁ~~~っと、香る!
勢い良く、のどの奥まで香りが飛び込んでくる感じです!

花のようだし、春のみずみずしい果実のようでもある。

一瞬、香りの勢いに押されて目をつぶってしまう事、
今までにありましたか?

今年、お目にかかった中で、私の華やかNo.1。
ぜひ、あなた様の元にも。


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