Dolphintear

黒影




ひとつ
またひとつ

どこか
影が増える

此処が今どこなのかさえ分からない
影の中は暗くて光が無い

そして冷たい

影の中に私が居る気がする
立っているわけではなく
座っているわけでもなく

ただ、窓の外の差し込む一途な光を見つめていて
でも、光に触れようとは決してしないで

まるで影のよう

光のプリズムの中に
私は居ない


影に写るプリズムは
どこか寂しそう。
どこか似ている。
私の黒影の舞。



2006。1月19日


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: