Single Team ★ CHEEKY

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EPISODE2

ビラーゴ


ふとした好奇心からアメリカンに乗りたくなり、virago400を購入。

当時TOSHI★はestrellaとvirago400の2台を所有。しかしこのvirago400がまた厄介者だった。。。


買ってから分かったのだが、virago400は現在もう製造されておらずパーツがどこを探しても見つからない。しかもこのリジットサス!!!道路の段差が尻直撃! 

一度WATARU★を後ろに乗せて走った時彼は「尻が割れそうだ」と嘆いていた。


サスもさることながら、ある日軽快に3車線の道路の一番右車線を走っていた時のこと。信号待ちで止まってギアをNに戻そうとクラッチを握った時「ブチッ」という鈍い音が・・・。


「まさか・・・」と思いクラッチレバーを握り直すとやはりそのまさか!クラッチケーブルが切れてしまっていた!

ギアは2速に入ったままエンスト!クラッチが切れない為、前にも後ろにも動かせず立ち往生。しかも今居る場所は3車線の一番右車線。。。

後ろからはクラクションを鳴らされ、どうしようもなかったが意を決して左車線の路肩まで引きずって行く決心を決めた。


人間、追い込まれたら今までに無い力が出るもので、さっきまでビクともしなかった車体を少しずつ左の路肩まで動かすことが出来た。

もちろん車からは非情なまでのクラクションの嵐。でもそんなものに構っている場合ではない。

今はとりあえずこの危機を脱せねば。


やっとのことで奇跡的に左の路肩まで到着。


とりあえず最悪の場は切り抜けたものの、バイクが動く訳ではない。

とりあえずクラッチケーブルの元を辿り、ワイヤーを引っ張りながらギアをNに入れる事に成功。これでタイヤが回る!
タイヤが回る事にこれ程感動したことは未だかつて無かったと思う。

それから重い車体を押しながら歩いて居るとなんだか柄の悪そうな兄ちゃん達が5人位いる車のガレージが見えた。

もうこの際なんだっていいや!
とりあえず工具を借りれれば自分でもできそうだし。


そしてガレージへ入り、用件を話すとなんと親切にもそこの中の一人が工具を持ってやってきてガチャガチャやり始めた。

が、しかし!

なかなかうまくいかず兄ちゃんの顔色も険しくなってきた。

「これはマズイ・・・」逆ギレされるのは時間の問題だ。と思い、工具を借りて自分でやることに。


なんとか切れたワイヤーを挟む事ができてギアを入れる事が出来た。工具も返して「工賃」とか言われないうちに急いでその場を後にした。

けっこう助かったんだけど。


そんなこんなで一災難が終わり、家に帰ると緊張の糸が切れた途端全身の筋肉痛が。
その筋肉痛が何日か続き、筋肉痛も治まった頃、腰の痛みだけが取れず、その痛みは日に日に増して行った。しかも筋肉というよりも骨が痛む。


そして数日後病院で診てもらうと診断は「腰椎分離症」。
腰椎がずれているそうだった。



医者:「何か重い物とか持った?」

TOSHI★:「はい、バイク持ちました」



こうして持病の腰痛を今でもこしらえることとなった・・・



ビラーゴ


EPISODE2 完

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