じぃじへの報告~どら一族のハッピーライフ~

じぃじへの報告~どら一族のハッピーライフ~

病院を出る。。


2時間30分近く、亡くなってから病院にいたわけだけど、
何をしていたのか記憶がない。。
ただ私が会館に電話して、迎えに来てくれる用意をしていたように思う。

暗い病院の中、じぃじは病室をでた。
パパが言った言葉を今も覚えている。。

「お父さん、やっと病室の外に出れたね…」

暗い病院の中をかなり歩いて、大学病院なので霊安室が遠かった。。
霊安室に着いた。
主治医、看護師、婦長、研修医、皆がお線香をあげた。。
うちは神式なんだけど…って冷静に思う自分がいた。

その横に車はつけてあった。エスティマだ。
女性の葬儀屋さんが2人。。
母が病院の方へ挨拶。何を言っていたのかは覚えていない。。
母は車にのり、会館へむかった。
私とパパはタイムズにとめていた車を取りにいって、会館へ向かった。。

タイムズでお礼を言った。タイムズからは病室が見えた。。
長い間通ったタイムズ。もう来れなくなっちゃったけど、長い間ありがとうございました。
パパと2人、頭をさげた。。

本当は家に連れて行ってあげたかったけど、実家は3階建て。
2階まで父を上げるのは大変だということ。
そして、家の記憶は元気のままのじぃじでいてほしかったこと。
この理由で、直接会館へ向かいました。


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