Double Side Story ~Seventh Heaven~

Double Side Story ~Seventh Heaven~

センチメンタル




改札を出て キミは振り向き
『じゃあね』と手を振った
『家まで送る』僕の誘いを 優しくことわったあと

引き返し乗る 上りの電車
揺られひとり帰る
夢中で話し 気付かずにいた
同じ景色を見ながら

今 キミも同じ気持ちだったらいいな
改札飛び越えホントは キミを強く抱きしめたかった

君に出会って 今わかったよ 心の場所がどこにあるのかを
こんなにも あぁこんなにも 切ない音で泣いてる 鼓動が聞こえる

さっきの言葉 さっきの仕草 思い返しても
ぬくもりだけはうまくいかない キリがない逢いたい気持ち

今 キミはどんな夜に揺られているの?
改札を抜けて流れる 人の波につぶされそうになる

君をみつけて 今わかったよ 手にするものは ひとつだけでいいと
こんなにも あぁこんなにも 切ない色に染まった 心が疼くよ

キミの香りが残るマフラー 巻いて家路を急ぐ
寒ささえ愛しく感じる…

君に出会って 今わかったよ 心の場所が どこにあるのかを
こんなにも あぁこんなにも 切ない音で泣いてる
鼓動が聞こえる





『いま、会いにゆきます』で巧が澪を見送ったとき。
それは彼女を家まで送った後のような…不思議な安心感と虚脱感が
同居していたんじゃないかなと思うんです。
いなくなったのに安心するのはおかしいようですが、
『彼女がやりたかったことを、最後まで見送ってあげられた』っていうか。
満足感に近いものかもしれません。
そしてきっと彼らは悲しかったけれど、彼女の残したものはとてもあたたかくて、
それに包まれていることを、あらためて感じられたんじゃないかなって。

彼女のいない風景に彼女を見つけて。
でも、それはきっと悲しいだけではなくて。
澪の香りが残るマフラーを巻いて、佑司のもとへ帰る巧が目に浮かびます。

そのときの彼は、きっと笑顔なんだと思いませんか?




※ちなみに、『君』と『キミ』は、あえて書き分けてみました。
なんか不思議とイメージが違ったので。
あとは、『切ない音で泣いてる』ですかね。公式では『鳴いてる』
なのかもしれませんが。どちらもアリかもしれません。
でも、聞き取りで歌詞を書くときって、こういう解釈の違いが楽しいんですよ。
『』のつけ方とかもね。

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