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感応時間6 ~紅玉の簪と紫龍の間~2011年11月発売CD「感応時間6 ~紅玉の簪と紫龍の間~」(檜山修之)【初回プレス盤】このシリーズが大好きで大好きでたまらない!!または、これから聞くのよ~と仰る方は今すぐ回れ右をお願いします。多少辛口です(^^;今から聞く方の楽しみを奪うつもりはない事を明記しておきますm(_ _)mあらすじ・・・和菓子職人の師匠である貴方=聞いている人=私は、もうすぐ嫁ぐことが決まっている。のれん分けした弟子の青年は、ずっと貴方=私を慕っていた。その気持ちを知りつつ、応えることは出来ない私。これが最後!と、弟子(=彼)がくれた着物を着て逢うことに・・・出演:檜山修之感想・・・感応時間に関しては、ストレス(悩み)を抱えた貴方=私が甘味処を訪れてしまう。店主に、催眠療法のような語りかけをされ、身も心も軽くなると言う第一弾を聞きました。2~5は聞いていませんが(^^;鳥海さん、森川さん・・・とキャストのラインナップを見ていたら。ダミーヘッドマイクを使っての語りかけの催眠療法で、気持ち良くなるものですから。「気持ち良くな~る!!貴方はだんだん気持ち良くなーる!」(かなり違いますね(大笑))もとい!!!「気持ち良い、気持ち良い。身も心もとろけてくる」と耳元で語りかけられ。しかも、あの行為自体を思わせる(思わせぶりな)単語を耳元で囁かれたら、絶対にエロかったはず!!!と簡単に予想出来ます。なので。第六弾の告知を見た時にも、あぁ・・・と予想した部分はありました。きっとまた、「貴方は快楽に身をゆだねる。身をゆだねる。気持ち良い・・・気持ちが良い」の繰り返し言葉でささやかれるのね!みたいな。それが檜山さんですか?おぉっと!!催眠作用の途中で叫び(゜゜)\バキッ☆はないだろうから、これはかなり珍しい?語りかけCDになるに違いない!!(叫んだら、途端に目が覚めるぞ(大笑))PVを見たら、おぉっと!!かなりローカロリーだぞ!!とワクワクで、聞き始めたのです。私は(これまでにも何回か書いていますが)朗読CDや、語りかけCDも聞いています声優さんが、返事をしない貴方=私=主人公にあれこれ言い募るものに対してのあれやこれやは、どちらかと言うとあまり感じた事がないんですよね(^^;まぁ。耳元で、赤面ものの言葉を囁かれ続けたら。うっきゃああ~~止めて、やめてよぉ!!照れると言うか、実生活ではそういう甘い言葉は言われないし!!で、のたうち廻る事になります。また設定された「貴方」の設定は、デフォルトだからしょうがないですが。例えば自分との年齢差にギャップがあるし(大笑)私の反応は違うし!なんてふとした拍子に、素に戻る瞬間があります。それでも、そこまで苦手分野と思ったことはないのです。しかし!!今回は・・辛かった(大笑)2日かけて聞きましたが、感想は「ぷしゅるるるるる・・・」「みぎゃあああ!!」「どっぎゃあああ!!」「ぶもおおおお!!」何故か濁音が多い・なんじゃそりゃ?の、言葉にもなっていない状態です(大笑)これを言葉に翻訳するなら(出来るのか?だったら、最初から言葉にしろよ!って感じですな)うーん・・・・えーっとね・・師匠は女性だよね?嫁に行くんだから、女性だよね?(某豪華客船の青年は、男だけど嫁だったけど。あれは別番組(大笑)だし)でもって、嫁入り前の女性にそういう事をいたしちゃったらダメでしょうが!うっひゃあああ・・勘弁して!!いぃやぁあああ!!だあめぇええ!!(やっぱり叫ぶ)別にね、檜山さんの囁きがダメとかそういうわけじゃあありません(ここは強調)ただ、これは設定がいかんかったです。もちろん?設定は知った上で聞き始めました。先ず最初の関門(大笑)は、「和菓子職人」。和菓子職人なのに、どうして催眠??和菓子と催眠が結びつかない!!(大笑)と言う前に、この師匠の年齢設定はいくつや?彼と出会った時に、師匠だった。それから、10年!?私=師匠である貴女が、天才和菓子職人としても弟子を取るまでになるには、20代後半から30??(出会った時に、師匠が20代前半はないよね~)と言うことは!!この師匠は、30代後半から40は軽く行っている??私の計算、おかしくないよね?それで、つややかな肌だの黒髪と褒められる(大笑)和菓子を毎日食べているから、お肌ツルツルで髪の毛はサラサラなんだろうか??こういう語りかけCDとしては、「私」の年齢設定高くない??ん~~で!!今までにも、そういう事を何度かやっているわけだから(こら)主人公=貴方は、行ったらいかんでしょ?逢ったらどうなるか、解っていて行くのはいかんよな~~の予感はありましたが。それが見事に的中!!例えば、ストレスを抱えた人がストレスをいやしてくれる所に、引き寄せられて行ってしまうのならまだ良いのようん・・嫁に行く設定でも、マリッジブルーのどん底でふらふら~~っと迷い込んだのなら良いのですが。この場合、師匠は弟子を小坊主の頃から知っている。慕っている気持ちも知っている。京友禅の着物(高いんだろうな)を貰って、それを着て会いに行く。男性から女性への贈り物で、口紅の場合には「その口紅を塗った唇にキスしたい」洋服などの場合には「これを脱がせたい」と言う欲求が潜んでいる(らしい)と、何かの本で読んだ事もあります。この場合も、そうなのかな?「これは、弟子の彼がいかんと言うよりも。会いにいった師匠がいかんぜよ」と、何故か土佐弁(゜゜)\バキッ☆しかもね!!弟子のセリフからするとこの弟子に、催眠を教えたのは師匠である私?らしい。これまでにも、身体を重ねた経験がある(みたいだ)この逢瀬がどうなるか・・・私は解って出向いているわけで??これがねぇ~~師匠が男性ならまだ良いのよ(おい)いや、男性でもいかんわな結婚するって事は、ここに(弟子である彼に)気持ちはないのだから悪戯に、肌を重ねることで相手に希望や期待を持たせる事にはならないか?それは残酷じゃないのか?そもそも、どうして行く気になったんだ!?弟子がしつこくしつこく、言い寄ってきたかもしれないけど。(自分の事を)好きだ!好きだ!愛してる!!と言い寄られる事は、快感かもしれないけど、旦那になる人に対して罪悪感はないのか?旦那になる人は言ってくれないのか?だったら、どうして結婚するんだよぉおおお!!!(大笑)入り込めないと、きついねぇ(大笑)しかも!!繰り返しささやかれる「気持ち良い、気持ち良い。快感が高まる」檜山さんの声がエロい!!エロ過ぎる!!!相手である弟子も、師匠を抱きながら言うのですから。ささやきつつキスをするし、恍惚の吐息状態だし(大笑)ダミーヘッドマイク、恐るべし!!右から左から、近い!!近すぎるよ!!いっやああああ(赤面・こら)催眠療法の領域を通り越して、なんか生々しいと言いますか。失楽園じゃないかっ!!不倫はダメよぉお!!(おーいい)いたしちゃったらいかんのよぉお!!BLなら、まだほら・・自分とイコールじゃない突き放して聞いていられるし、別世界と思ってしまえるけど。なまじターゲットが女性だと言うのは、自分じゃないけどリアルすぎていやぁあ!!(大笑)これがね、弟子ではなく(彼が)師匠で、年上なら檜山さんも、低音で攻めてくると思われるわけですよ。でも、彼=相手は弟子。小坊主の頃に(私に(大笑))厳しく仕込まれているわけです。なので、そこそこ中音から高音領域?低音の檜山さんの囁きで聞きたかったかなぁ~~ま!!相手が師匠だったら、パワハラ(大笑)になりかねんのでそれはそれで問題だったか(こら)トークの素?の檜山さんボイスに、ホッとしてしまいます。おっさん頭?のダミーヘッドマイクと差しで勝負をしてだんだんといとおしい相棒になってきた感がすると語っていらっしゃいました。って事は、ダミーヘッドマイクは森川さんか?!(違うって)そこで燃えてどうするよ(ふ、ふふ腐っ)
2011年12月10日
くすぐらせてもらったCD あらすじ人は、人の笑い声を聞くと、脳内から幸せ物質が放出され、自然と笑顔になってしまう。それを実証すべく、教授と助手が立ち上がった・・・さまざまなシーンやシチュエーションで、くすぐられた人のもたらす笑いを貴方に・・・・キャスト置鮎龍太郎:教授他浪川大輔:助手A他石田彰:助手B他感想笑えるCDを・・・!!口角下がってしまっていたから、笑えるCDを!と思ったのです。これは、一応「人がくすぐられているのを聞いて、笑おう」と言う企画CDで良いのかな??帯に、わざわざ「最近あなた、笑っていますか?」と赤く太い下線付きで書いてあったので期待しちゃった(^^;ご時勢的に、こう・・笑いを追求しちゃいけないような雰囲気があったし・・・・余震速報や原発のニュースが続くと、笑えない。それで聞くCDにこれをチョイスしてみたんです。(買うのはね・・石田さんだったから・・はい)でも・・・ごめん・・・妙にイライラしました・・・面白くもないギャグコントに、わざとらしく小母ちゃん達の大笑いが入っているのを見るような感じ。くすぐられて笑っているシーンを無理矢理聞かせて、ここで笑って!と言われている気がしたんです。その「くすぐり」に至る経過?が、ありえねぇ~~(大笑)ものが多いから。えぇ??いきなり、それ?みたいな(゜゜)\バキッ☆笑う時って、幸せな時だと思うし・・笑い声を聞くのが嫌って事じゃないです。それが、良い声で好きな人だったら、言うまでもありません。BL裏話で、置鮎さんと檜山さんが机をバンバン叩きながら笑っているのを聞いた時には。ぶはは・・・なんて豪快に楽しそうに笑うんだろう?って釣られて笑った事もありますもの。トークで、コロコロと笑う石田さんの声は、本当に可愛らしく(コロコロと言う表現や形容詞が似合うのって、石田さんくらいよ)。聞いていると、ニヤニヤもとい!!ニコニコしたくなるんですもの(大笑)ドラマCDだと、悪役の若本さんの高笑いがあまりに凄くて気持ちよく。うぷぷ(≧m≦)・・・たまらん!!とそれだけで、笑ってしまったくらいです。今回は、笑い声と、くすぐられて笑う声って・・・・違うと思ったのが収穫かな?ドラマコントに入っている笑い声は。自分も面白い!!って思えたら良いのだけど。ちっとも面白いとは思えない。どこが面白いかが解らない。解説付きで、初めてコントの意味が分かって、あぁ・・そうなの?みたいな冷めた状況だと。笑い声のわざとらしさが嫌になる事があります(私だけですか?)。それに似ていたんです。これには、とても個人的な理由もありまして(^^;小学校の頃(一体どんな昔やねん?)に、ものすごくくすぐったがりだった私は。同級生が休み時間になると、わざとくすぐりに来て(一種の苛め状態??)。それが、どのくらい続いたかな・・続いた後に、慣れてしまったのです。おかげで、今は不感症(大笑)になってしまいまして。くすぐられても、ちっともくすぐったくないの。人の手がこしょこしょ・・って来る感覚は分かるけど。だから?(゜゜)\バキッ☆いや、むずむずはするけどね・・笑うほどじゃないし・・・なんですよ。そういう事情もあって、声優さんが渾身の演技で「うひゃひゃ・・・・も、もうやめて!し、しぬ・・・・ひゃああ!!」とヒーハー笑っていても、共感出来ないんですわ(^^;。うるさい高笑いにしか聞こえない。そんなにくすぐったいかな?大げさだな・・なんて思ってしまう。すみません・・・・くすぐったくない私には合わなかったのよm(_ _)m。ただ!!フリートークを省くトラックの全てが。とにかく、人をくすぐる・・と言うシチュエーションを造り上げるわけで。そのパターンに、よくもまぁ・・これだけ無理矢理(゜゜)\バキッ☆くすぐる状態を作ったよな・・と感心しました。そして、そのシチュエーションは単発のようでいて。単発じゃない。続き物ではないけれど、ちょっとしたつながりがあるトラックもある。(これは、巻末トークで声優さん達も語っていました)そこは、おぉお!!と思っていました。私が、唯一。え?と思いつつも噴き出してしまったのが。実験6の「くすぐり丘の木の下で……」でした。男子生徒が、某恋愛ゲームよろしく。卒業式の後、呼び出した相手に告白をして。君の笑顔が好きだったから、君を笑顔にするために。僕をくすぐってくれないか?と言うやつでした。くすぐられて、笑いながら「好きだ!!!」こんな告白嫌や(大笑)しかし。実はこれは・・・と言うオチがついていました・・・誰が買うのかね??最近の腐女子ゲーマーをなめたらあかん(大笑)石田さんが、くすぐられて(違うって・・石田さんが演じたキャラです)笑うところが多い気がしましたが。石田さんは、笑い声よりも、こしょこしょ・・・・とくすぐっている声の方が。なんか、耳にくすぐったい(大笑)こっちをじっくり聞かせてもらった方が、私は笑えたかもしれない(おいおい)また。シチュエーションが沢山あるので。様々なキャラクターを3人で演じわけないといけません。なので、まぁ・・沢山の引き出しをひっくり返してぶちまけた!状態(最大の褒め言葉です)で・・・七色どころか20色くらい、いろいろな演技やお声を聞いたなぁ!!と感心してしまいます。置鮎さんの千変万化な演技は、これは誰?と思ってしまうくらいです。デビルボスなんて、もう最高でしたよ!浪川さんも、可愛い声やロボットなどなど本当にお疲れ様でした。トークで、腹筋が痛い・・・と語っていらっしゃいましたが。内容はともかく(おいこら!)。いやもう、本当に大変だっただろうな・・・と、声優さんの熱演には拍手を送りたいと思っています。収録が終わり、ふにゃーーとため息をついた石田さんに、笑ってしまったと言う置鮎さん。終わった!の安堵のため息だったんでしょうね。一番笑い転げ(させられ)ていましたもんね・・・お疲れ様でしたm(_ _)mと頭が下がりました。ところで!!CDのパッケージが、ブックレットと帯だけで。後は透明なCDケース・・・と言う場合。透明ケースから、CDレーベル面が見えていますよね・・・・買ってきた時には、そうなっていません?これ、すっごく嫌・・別にね、帯とブックレットに情報が全部書いてあったら。無駄な資源を使わないで良いと思います。BLにあるみたいな、分厚いブックレットで。そこに、書き下ろしショートがあると嬉しいけど。この手の透明ケースに、帯とブックレットの場合は。大抵、ブックレットは三つ折り一枚か二つ折りのペラペラなものなんですよ・・・CDが聞きたいのだから。書き下ろしショートは、おまけ!として。あったらラッキーくらいの気持ちだし。無いなら無いでもOKなんです。私が嫌なのは・・ビニールを開けて、CDをいざ取り出す時には。データ面が自分の方を向いているでしょう?下手すると、輸送の途中で外れていて。ポロッと落ちてくるのがあるんですよ!!うっぎゃあああ!!これで、データ面に傷でも入ったらどうしてくれるっ!!焦るのなんの・・・・なので、聞いたCDを収納する時には。レーベルを外に向けたりしないようにしています。そうすると・・・ブックレットがある方は良いけれど。逆面から見たら、銀色のCDデータ面がピカピカと見える(大笑)逆面から見た時に・・すっごく味気ないと言うか、これ何でしたっけ?とひっくり返さないといけない・・・・これもなんだかなぁ・・・・王子様(笑)に続き、このくすぐらせてもらったCDもそういうケース入りで(^^;しかも!!ケースを開けた時に落ちてきたもので、聞く前に大焦りしてしまいました。皆様は、こういうCDを収納する時・・見た目を重視して、レーベル面を外に向けますか??どうされているかな?なんて、つい思ったので。感想とは、違いますけどね(^^;
2011年04月17日
吸血鬼には向いてる職業作:榎田尤利小説と、CDと比べながらの感想になります。原作吸血鬼には向いてる職業ドラマCDはこちら吸血鬼には向いてる職業あらすじ・・漫画は友達!のオタク・野迫川藍は、念願かなって漫画編集部に所属となった。担当する事になったのは、大ヒット作「ゴスちゅる」作家・黒田。しかし、この黒田。超がつくほど遅筆な上に、セクハラはするし問題大ありな作家だった。しかも!!締め切りは守らないと豪語したあげくに、自分は吸血鬼だ!と言い出すのだった・・感想・・・ルコちゃんシリーズで、喫茶店に居合わせた黒田と野迫川の会話が入っていました。その時から、あれ?これはひょっとしたら・・私が黒田さん克服する良いきっかけになるかもしれないなぁ~~と言う予感はありました。そして、近所の書店で見つけた原作!!おぉおお!!こ、これは!!とかなり夢中になって一気読み!!近所で起こっている吸血鬼通り魔事件の問題。超オレ様でやる気のカケラもない黒田に、どうやって締め切りを守らせるのか?と言う・・・編集員としての藍と作家の黒田の対決(大笑)一方の黒田には、オタクではあっても、クリスチャンの祖母が愛用していた十字架を持つノンケ?の藍をどうやってベッドに連れ込むのか??・・・じゃない、血を吸うのか!!?と言う課題?があります。後半の「吸血鬼には銀のナイフを」では、吸血鬼を退治する事が出来るダンピールの漫画家が登場し、藍と黒田の間を裂こうとするおまけ対決付き!!この後半で、単に自分は食料でしかないのか?と悩む藍と。血を吸わせるのは、自分じゃなく原稿の為なのか?と思っている黒田のすれ違い?も描かれています。もちろん?ダンピール漫画家・薔薇原のおかげで、藍と黒田の仲は深まると言う寸法なのですが。この配置が、本当に絶妙も絶妙!!しかも。編集者と作家が恋仲になるBLは他にもありそうですよね・・(すぐには思い出せませんが(大笑))作品が大好きだった編集員が、その作家さんにも憧れや好感を持ち。その憧れが恋に変わっていく・・ってありそうじゃないですか??そうなると、パターン的に(大笑)作家さんが攻めで編集員は受け・・うんうん・・思い出せないけど、ありそうじゃないですか?!すぐに思い出せないのが不思議なくらいよ(大笑)・・・って、出版社に務めていてのBLですぐに思い出したのが、ミス・キャストですが。あれは、カメラマンだったもんなぁ~~一応作家と言えるかしらん?と言う話はおいといてこの作品を一気読みさせたのは。いかにも!!ありそうなカテゴリなのに、予想を覆すと言うか(大笑)その枠を越えて面白かったから。その理由は、藍の性格が素晴らしい!の一言に尽きます。作品ももちろん大好きだけど。その前に、編集者として漫画と読者を大事にしている。ひょっとすると、恋人である作家よりも漫画の方が、原稿の方が大事!!恋人が吸血鬼である事よりも、原稿が落ちることが大変!!と言い切るくらいの情熱を持っていて。それを公言出来るところ!!私と原稿とどっちが価値があるのか?に対して。卵は大事だけど、それを生む鶏はもっと大事と答えたのが、最初のベッドシーンの後(大笑)虚脱状態になり(大笑)微睡みの中、甘い時間を過ごすのかと思いきや、原稿!!!!と叫んだ後の会話なのですから。当然?私は雌鳥なのか?と拗ねる黒田に。雌鳥じゃなくて、吸血鬼でしょ先生は。まあ、べつに雌鳥でも雄鳥でも烏骨鶏でも名古屋コーチンでもいいんですよ、僕は。原稿さえ描いてくれればと、すかさずにテンポ良く応酬しちゃうこの楽しさ!!これはもう、ドラマCDでどう音になったのか・・聞いてみたいっ!と言うわけで。(藍が平川さん・・・で、脳内変換出来ちゃいましたもの)11月では、予定になかったこの作品が急遽購入に決定となったわけです。ほぼ原作通りでしたね(^-^)。しかも。私の第一印象通り。ずーっっっっと苦手だった(こら)黒田さんが、この黒田役ならOKOK!!いやぁ・・・これで、苦手克服出来そうよっ!!とまで思ったくらいなんですもの。あまり抑揚のない淡々とした低音。傍若無人なまでのオレ様発言も、似合ってる~~!!(褒めてます)(って、他の作品ではそれが嫌いだったのだから、勝手なものですね)そして、情熱編集者で。それをズバリと言ってしまえる藍の平川さんが、また絶妙!!ちょっと頼りないところはあるけれど、でも一本芯が通っていて。祖母の葬儀が終わった後、泣きじゃくるシーンは。私も思わずウルっとしたくらいです。黒猫の使い魔・ケイトくんの武内さんも、ドンピシャリ!!語尾のにゃあにゃあが、なんとも可愛いっ!!ノベルス(しかも、ほぼ一冊分)をドラマCDにすると。あちこち、削ってくるところがあり。原作を先に読んで、後からドラマCDを聞いた時には。その削った部分が気になって、えぇええ??なんて思うのですが。今回、削っていたのは。ちゅるのマンガの中の話やセリフなどでした。ちゅるのセリフに、黒田の孤独や寂しさ、哀しみを見てとる藍。薔薇原との対決シーンでも、それを思い出して重ね合わせているのですがそれらはほぼ削ってありましたね(^^;ちゅるのセリフが無くても、まぁ・・・これはOKかな??あった方が、より詳しくはなったかもしれませんが。あと、仕方ないかな・・と思えたのは。他のマンガに対しての榎田さんのオマージュとしてのセリフなど・・・これが、一個も出てきませんでしたね・・・・Z、ポーの一族、綿の国星や、佐武と市、サイボーグ009にブラックジャック・・・ところどころに散りばめられていて、マンガ好きには堪らないお宝発掘(大笑)だったのですが。これは・・音声ドラマにしちゃうと拙かったのかな?黒田がピノコ(byブラックジャック)の真似をしたところ、聞いてみたかったわぁ!かなりべた褒めしていますが。唯一の難点?と言えるかどうか・・・。これは、私の感想ですので。他に聞かれた方がどう思っていらっしゃるかは置いといて。薔薇原がてらそまさんだったのは、ちょっと誤算(大笑)年齢不詳だし、黒田さんの対抗馬(゜゜)\バキッ☆で低音のてらそまさんと言うのは解るんですよね。ただ、自分の中で。薔薇原は、情熱はあるが技術が時々伴わない・・とあるのと、二十代後半に見える挿絵もあって。もっと若いイメージがあったんですね。情熱はなく(当初は・・・が付きますね。藍と出会ってからは、結構情熱持っているみたいです)、ひまつぶしに描いている。技術はあるし、構成力もある黒田。しかし、情熱はあっても空間パースがあやしくなる薔薇原。てらそまさんだと、もっとこう・・・落ち着いた技術のある大ベテランっぽく聞こえてしまうんですもの。でも、テンポも良く。原作の持つ風合いもそのままで。久しぶりに繰り返し聞いても楽しい作品に出逢えました。もちろん?原作ノベルスも、繰り返し読んでニヤニヤしております(^^)v
2010年12月27日
感応時間 1 甘味処遊佐浩二 / 感応時間~甘味処~ 【CD】内容名も無き甘味処へようこそ・・・催眠療法を使った声の癒し空間で、貴女を心も身体もリラックスさせましょう。声のナビゲーターは、遊佐浩二さん!感想えーっと・・・ネタバレをかなり含みますので。これから、このCDを聞く予定があります!とか、聞きたいと思ってます!とおっしゃる方は、回れ右をして下さい。一応、ネタバレ部分は反転していますので。読んでも大丈夫!!聞く予定はないから、内容を知っておきたいの!もしくは、私はもう聞いたよ~~とおっしゃる方だけ反転してお読み下さいませm(_ _)mすみません・・・出来たらベッドで聞いてください・・と言う冒頭の注意事項をまるで守りませんでした(大笑)最近、ベッドに入ったら。そのまま寝てしまうので。CD聞くのは、もっぱら通勤の車の中なんですね・・・・なので。最初の部分で、やっべぇ~~と思ったのは正直なところです。CDを聞くことで発生する事故・事件・恥辱の数々・・恥辱って何?つーか、聞いて眠くなってしまって。車で事故起こす可能性とかある?!!本日のCDチョイスミスった?!!でも。CDを聞くためには、眠ってしまったら聞くことが出来ないわけで・・・と言うことは、気をしっかり持てば(大笑)事故はないな・・とはっきりくっきり目を開けて(こらこら)いつも以上に(おーーーい)安全運転でした。右手に力を入れて。力を抜いて・・・肩を上げて・・肩を下ろして・・・・って指示があると。車の中で肩の運動をしてしまいましたよ~ただ・・腰の力を抜いて・・ってのは、えーっと?どうやって?肩などの力を抜くのは出来るのですが。腰などは、やっぱり、今度真剣にベッドで試してみますかね?繰り返しの言葉が多いCDでした。甘い・幸せ・気持ちいい・快感・・ともすると、しつこいっ!!と言いたくなるくらいに。気持ち良い・・快感・・・甘い・・のオンパレードです。今度、聞く時には。何回同じ言葉を繰り返したか、数えてみようかな??痛い・辛い・悲しい・・そういう否定的な言葉が出てこないのは。流石に催眠CD??口の中に甘さが広がる。深呼吸すると、餡の匂いが胸一杯に広がる・・・と言われると。(朝ご飯食べたのに)お腹空いた・・・と思ってしまう食いしん坊。私の職場の前。道路一つ隔てたところに、美味しい鯛焼き屋さんがありまして。そこの鯛焼き屋から、時々餡の匂いがするんですよ・・それを思い出してしまいました。餡だけの甘い香りじゃないとは思います。鯛焼きの皮?部分が、ちょっと焦げた匂いも・・なんともあぁ・・・と思いますわ。そうこうしていると。甘味処ならではの甘いお菓子を食べることになります。冒頭のお店に入ってくるシーンで。ガラガラと引き戸になった入り口を通って。柱時計が時を刻む店内に入っているわけですから、ここは和菓子だわなぁ。(個人的には、鳩時計でも良いから(大笑)ケーキとか、洋菓子をチョイスさせていただけると嬉しいかなぁ~~こらこら)オーナーからきんつばを食べさせてもらうシーンがあったのですが。このきんつば、どれだけでかいんだ?!!!5口はかかったよな・・どれだけおちょぼ口・・いや、このきんつばがでかいに違いない!!でもなぁ・・・粒あんなら良いけど・・こしあんは嫌だな(おいおい)そして。食べさせてもらったら。貴女は身も心も甘くなって、羊羹になりました・・ってシーンは。ごめんねぇ~~思いっきり噴き出してしまいました。きんつば食べただけで、一本の羊羹になったら。カフカ以上の大変さだぞ!!想像力の欠如と笑われても、仕方ないのですが。等身大の(大笑)のたーっとした黒い、切って食べる羊羹を連想してしまって。うひゃあ・・・・人間大の羊羹かぁ・・・一体何人分?なんて思ってしまいました。(抹茶とか桜とか色付きの羊羹だとか、水ようかんと言う事は思わなかったです(大笑))しかも!羊羹になった後では、衣をタプタプつけられて。きんつばになってしまうのよっ!で!!甘味処の店主に食べられちゃうの!!文字通り食べられちゃう!!きゃああああ!!だとすると、羊羹もでかくはないんだ・・・(まだ大きさにこだわっていたσ(^ ^))一切れ分の羊羹だったのかな?つままれて、持ち上げられて食べられるくらいだし(大笑)唇に、歯に舌に・・って、なんか妙に(わざと?)エロチックなんですけどもっ!!飲み込まれて、店主と一体になり。そうしたら、ストレスが消えて無くなっている・・いや・・・ごめんね・・・むしろ、噛まれる!とか飲み込まれる!と思っただけで。身体に力が入ってしまって。肩が凝った(こらーー)また、遊佐さんがゆったりと。それでいてトーン一定して、語りかけてくるので。いやもう、首筋に吐息がかかるような錯覚があって。ぞわぞわするんだもん~~~キャストトークの遊佐さんの声に、何故かホッとしてしまいました(^^)vあぁ!!帰ってくる事が出来た!と言う安心感?現実への帰還への安堵感かな?でも。はいっ!目が覚めた!ってやりたかった!の言葉に。やって!!そっちを聞きたかった!!催眠効果はないだろうけど、メリハリがあって。そっちの方が楽しそうだった!なんて思ってしまった私は、折角の企画を無視して台無しにしてますかね?(大笑)この感応時間、第二弾が決定しているみたいです。そちらのナビゲーターは、緑川光さん。場所設定は古城??どんなオーナーになるのやら!!緑川光 / 感応時間II~深い霧に包まれた古城~ 【CD】
2010年11月30日
「蟹工船」蟹工船をやっと聞き終えました。こころと一緒に到着して、こころはすぐに聞いて。すぐさまこの作品も聞き始めて・・・あまりのつらさに、一度ストップ。今回、再度挑戦したのですが。やっぱり辛かった。石田さんがご出演でなかったら、おそらくは最後まで聞かなかった・・と言う以前に、買っていなかったな(゜゜)\バキッ☆お話は、知っていますし。辛いのは分かっていて聞いているわけですから。感想の一番に、やっぱり辛かった・・・と言うのは、どうよ?それと自分で思いますけど。まぁ、このCDを聞いている時に限って。何故かポータブルCDプレイヤーの充電が途中で切れるのよ(大笑)。で、もう一度出航から聴くことに。うはぁ・・・もう、進まないことこの上なし。BLなどなら、寝床に持ち込んで聴くと言うのもありですが。これは、どうしても寝床では聴けなくて。明るいお日さまの下で、なるべく戸外の風景などを見ながら聴かないと滅入ってしまいそうでした・・・
2009年06月24日
久しぶりに、CDの感想をアップしました。復帰第一作?がこれです。鬼畜眼鏡 眼鏡装着盤鬼畜眼鏡 ドラマCD -眼鏡装着盤-あらすじ・・・冴えない営業マン・佐伯克哉が貰った眼鏡。その眼鏡は、かけると頭もすっきりと切れ者となるが鬼畜になってしまうと言うものだった・・同名BLゲームの後日談を描いたドラマCD。第一弾は、眼鏡装着バージョンの4組のカップルのその後・・・・キャスト・・・平井達矢(佐伯克哉)、浅野要二(御堂孝典)、犬野忠輔(本多憲二)床魔乱夢崇矢(片桐稔)、大海原渉(須原秋紀)、ルネッサンス山田(Mr. R)如月春男(店員、社長)、梅小路ピンポン(カメラマン、店員)、亜城めぐ(子供、女性)感想・・・発売された当時は、本当にゲームの後日談!と言う感じで受け止めていました。それこそ、良くある(と言ってしまうと身も蓋もないですが)ゲームでは描ききることが出来なかったエピソードを語るゲームファンへのおまけドラマ的なものかな?などと・・・(個人的には、えぇ・・・他のエピソードは省いても良いから(゜゜)\バキッ☆、御堂さんとのドラマをしっぽりじっくり描いて欲しいなぁ・・あぁ・・もう・・こんなワンエピソードじゃ物足りない!とさえ想っていました(大笑))しかし。今(2009年5月現在)想うと、このCDはファンディスクRへの架け橋になっているのですね・・さて。克哉が眼鏡をかけたバージョンでのカップリング4組のその後。彼らのその後を推し量る一番ふさわしい?エピソードを紹介してくれるMr.Rの口上は、ゲーム同様的確ではありますが、ちょっと思わせぶりです。あぁ・・・帰ってきたなぁ・・・と想わせるのに十分です。今回は、単なるインターミッションでのつなぎ役や克哉オンリーとの会話だけではなく、秋紀編ではドラマにも介入してきていますから。Rくん(あぁ・・くんをつけると、途端に究極超人!みたいで、間抜けになりますので。以後はRと呼び捨てにします)も出世しちゃいましたねぇ・・ドラマは、プロのバレー選手としてイタリアのチームに(補欠ながら)入団した本多と同棲している克哉。仕事続きの克哉が、珍しく観光を兼ねてデートをOKしたものの・・・を描く本多編。商店街の福引きで、熱海一泊の旅行券を当てた片桐は、一緒に旅行に行く相手として克哉を誘う。そんな彼の想いとは・・・を描いた片桐編。約束通り、一緒に事業を興すこととなった御堂だったが。克哉からの連絡はなく、さしもの御堂も不安に駆られてしまう・・・御堂編。そして、克哉のペット(猫)となった秋紀。食事に向かう二人の前に、Mr.Rが現れる秋紀編となっています。4組もカップリングがありますし。やることはやってます(秋紀除く)ので(゜゜)\バキッ☆、お気に入りのカップルだけを1枚のCDにして、聴きたいなぁ(私もしつこい(大笑))・・と想わせてくれます。が、逆に。きちんと4組を聴いたことで(そう・・おそらく皆さん同じじゃないかと想うのですが。お気に入りのカップルはどこで出てくるか分かっていますので、そのトラックだけを聴くようなやり方を私もしていました(大笑))、「あぁ・・」と自分の中で腑に落ちたものがありました。と言うのも、ノーマル克哉ではなく。眼鏡克哉のイメージ・・と言えば、タイトルにある鬼畜が真っ先に出てくるでしょうが(苦笑)。それ以外では、やはり仕事の出来る切れ者!であり、情緒を重んじるよりも機能美を優先させる・・(大笑)下手すると無機質なイメージ・・冷たいイメージが私にはあります。例えて言うと、ノーマル克哉が田舎の駐在所のお巡りさんだとすると。眼鏡克哉は、警視庁エリートキャリアバリバリ!!のイメージがありません??例えが変ですかね・・横断歩道を渡りきることが出来ないお年寄りが居たら、その方の荷物を抱えて。ドライバーに「すみません、ごめんなさい」と言いながらおろおろしているイメージのノーマル克哉(大笑)一方の眼鏡克哉は、コンピューターを駆使しながら「事件は、現場ではなく会議室で解決するんだよ」と冷徹に推理しているイメージ(大笑)だから、お互いに切磋琢磨しつつ高みを目指す事が出来そうな、本多と御堂は・・まぁ(本多くんが受けと言う大きな問題は別にして)納得出来るんですね。秋紀も、ペットとして扱っているので。気まぐれかつ独占欲&自己顕示欲強そうな(゜゜)\バキッ☆眼鏡らしいと言う感じで、まぁ・・OK。しかし、中年の・・年上の上司。しかも、仕事がバリバリ出来る!と言うよりも、昼行灯的なこう・・お茶以外に取り柄はなさそうな片桐さんがターゲットだったのは、なんとなく「うーん」だったんです。しかも、ゲーム中で眼鏡の足にすがって「捨てないで!」と泣かれた日には、えーっと・・・なんだか、うざいなぁ(おいおい)・・・そんな年上男のどこが良いんだ?眼鏡、考え直せ(゜゜)\バキッ☆君には、もっとふさわしい人が居るはずだ!なんて想ったこともありましたが。ドラマCDの中で、眼鏡は片桐さんの中に、ホッと落ち着ける家庭の温かさを求めたのかな?見た目では分からないしたたかな強さを秘めた片桐さん・・・結構良いじゃないと、妙な納得をしてしまいました。死んだ息子と過ごした年月が与えてくれたもの。それを掌(たなごころ)の中で温めるようにして、自分の強さにしているかと想うと、克哉との別れを予測して、想い出作り(微妙に乙女です)をしようとしたり。強いのだか、弱いのだか分からない。大木よりも稲穂の方が風に強いようなしたたかな強さがあるのかもしれない・・・・そう・・片桐さんってコスモスみたいな人ね・・イメージ的に(コスモスって可憐なイメージでしょうけど。風で倒れたら。倒れた茎から根が出て、凄いんですよ!)そのついで?に、鬼畜眼鏡キャラを花で考えてみました。御堂さんは、白い百合!うん・・もしくは、カラー(白)。本多くんは、ひまわり!Mr.Rがウツボカズラ(大笑)・・で、五十嵐くんがマーガレット。秋紀はねぇ・・うーん・・・ゴデチア(茎が細い辺りで。お花の画像は昨日の日記をどうぞ)。克哉は、ノーマルの方がカーネーションで。眼鏡はやっぱりバラ。深紅ですかね?ふと、そんな事さえ感じていたのでした。この片桐とのお話では、迷子に泣かれてほとほと困り果てている克哉の渋面が見えるようなシーンが好きでした(^-^)。本多編では、やはり・・どちらが太刀をするか・・・で競争するシーンの克哉の色っぽいフェ○◎○ですね。ちょっと感じつつも、絶対に主導権を渡さないところが良い感じです。この二人は、これから後もずっとこういう(一種不毛とも思える)会話をしていくのでしょうかね?秋紀編は、唯一そちらのシーンがなかったのが良かった(大笑)。普通は、ない!と言って怒るのでしょうが。秋紀に関しては、なくてOK。むしろ、無くて良かった(゜゜)\バキッ☆え?秋紀で、気に入ったのってそこだけ?あははは・・・・秋紀ファンの方、ごめんなさい。そして。眼鏡編で・・・と言うよりも。鬼畜眼鏡自体で、おそらくは眼鏡克哉×ノーマル克哉と双璧となるくらいの人気カップルだろう(勝手に言ってます。(大笑))眼鏡×御堂編では。。もう・・もう・・・御堂さんの色っぽさにKOされました。このカップルだけ、本番(゜゜)\バキッ☆が2回もありまして。これは、やはり人気の差?などと勝手に想っていますが。先ずは、御堂の会社にいきなりやってきた克哉とのシーン。意地悪に言う克哉に対して「そ、それはお前が触るから・・・」とか「否定はしない」「感じてないわけ、ないだろう・・」と、素直じゃない言い回しの御堂!これですよ!御堂の良い所って、婉曲な言い方をするところなんですよね!!そして、会社の準備に奔走した克哉に(ご褒美として)奉仕する後半では。慣れない奉仕を冷やかす克哉に「当たり前だ・・」と、口答えをするシーン。ここのくわえつつ・・・上目遣いが分かるところがもう!!浅野さん、芸術!!「熱い」と感想を漏らした克哉に「仕方ない・・だろ・・おまえが、ずっと放っておくからだ」とまたしても、素直じゃない言い回し!!「私が、私じゃ居られなくなる・・・」ここの息が上がりつつの色っぽさと「あぁ、来い」と受けて立つシーンは、このCDで一番聴いた部分かもしれない(大笑)。おかげで、浅野さんの受けを集中して聴いた時期があったくらいです。あはは・・Rに「好きですね」と皮肉られても、文句言えないですね(大笑)
2009年05月23日
ブログのお友達が、感想を書いていらして・・・自分も書いていたな・・と思い出しました。あぁ、そう言えば。気に入った作品を、知っていただきたい場を作りたいために、ブログ始めたんだったな・・・。なるべく、全サなどの時期を過ぎたら入手出来ない作品は、パスしていましたが(今から入手するのが困難になるので)。お友達の感想を読んだら、やっぱり書きたい!となったわけで・・・今日の感想は、サイバーフェイズの全員サービスCD奇跡 ーイノセントブルーーあらすじ・・・捜査一課の刑事・蔵本和真は、妻と子供を乗せたタクシーの事故現場で1人の青年に出逢った。「早く行け!まだ、意識がある!」人に見えないモノが見える青年・高槻唯人・・・彼と再会したい!と願う蔵本だったが、高槻の過去は森本の想像を超える厳しいものがあった・・・。キャスト・・・鈴村健一(高槻唯人)、三木眞一郎(蔵本和真)松本保典(大嶺隆弘)高木礼子(蔵本直)、前島貴志(貞観和尚)、亀井芳子(小野村草子)内田大加宏(横田修一)、上田陽司(高槻浩一郎)、川崎恵理子(高槻加奈子)世戸さおり(蔵本由紀)、渡辺智美(唯人(子供))斉藤隆史(山瀬寛)、飯田浩志(運転手)感想・・・2006年秋。ドラマCD3枚分の応募券と定額小為替が、このCDの応募条件でした。正直、かなり「うーん・・」と悩みました。先ずは、ドラマCDを3枚。一枚は即決まったのですが、あと2枚がなかなか決まらなかった事。それに、オリジナルらしい・・・・と言う事しか分からない。キャストに鈴村さんと三木さんらしいと言う情報しかありませんでした。内容(ドラマのお話)が分からない。サイバーさんの応募なんだから、BLだよねぇ・・・・くらいで思っていました。そろそろ、ドラマCD(特に全員サービスCD)を手当たり次第求めるのは、どうしたものか?と思い始めた頃でしたので・・。あと2枚で悩むよりも、評判が確定している作品を別に2枚買った方が良いかもしれない・・などと、かなり迷ったのは事実です。どれでもこれでも・・・ではなく、声で選ぶのなら。石田さんだけに焦点を絞るべきだよなぁ・・・みたいな事も考えていたのですが。いやぁ・・結論としては、このドラマは応募して良かったぁああ!!です。でも、サイバーさんの全員プレゼントなのに、BLではなかったのねぇ・・(苦笑)。聞いた時に、あら?と一瞬思っていましたが。一部には、BLではなかった事で、拍子抜けしてがっかりされた方もいらしたらしい・・と聴きました。でも、私は。これが、応募だけの限定ドラマCDと言うのは勿体ない!!製品として、発売してもなんら問題はないぞぉ!!と思っているくらいです。逆に、BLに囚われずに。良い作品をありがとう!サイバーフェイズさん!と感謝したい気持ちです。インターコミュニケーションズさんと、ムービックさんでコラボして作った鬼絆も、BLの要素はほのかにしかなかったので、かなりがっかりされた方が多く。そのために、評価が下がったらしい・・・と聴いたのですが。BLメーカーが作った作品が、BLじゃないから。そういう行為がないから。期待と違った・・とがっかりするのって、ちょっとは分かる気はしますけど。喘ぎ声がなくても、良いじゃない?むしろ、絡みがなくても良いじゃない?愛を描く点では、同じでしょ??などと、これを聴いた時に改めて思っておりました。人に見えないモノが見える。死んだ人と会話が出来る・・。子供だったから、その事を母親に話す。超常のモノを受け入れられない人間は多い。でも、自分に見えるものだから、子供にとってはそれが異常であるとは思わない。ましてや、子供にとって一番身近な保護者であり存在である母親が、超常現象を受け入れられないとは思ってもいない。だから、話す。しかし、彼の母親はその事を受け入れられずに精神を病んでしまう。その事で、母を愛していた父親までもが彼を受け入れられない。親に拒絶されて生きてきた彼は、孤独のままに成長した・・・。奇跡でも起こらない限りは、受け入れてくれる人などは現れない・・・。彼の「他の人には見えないモノが見える」目は、一体何をどう捕らえて生きてきたのでしょう・・。それを思った時、彼の孤独は闇よりも深い絶望と共にあったように思います。一部には、彼を大事に思ってくれる人が居たにしても。彼が心を閉ざしている限りは、それらの人々の姿は、きっと彼の目には映ってこないと思えるのです。人と言う文字自体が、よりそって生きる二つの個体を現しているそうです。であればこそ、一人だと思って生きている唯人くんは、生きていくことが出来ないのでは?ドラマのクライマックスに近いシーンで、彼が自殺してしまうかもしれない!と言う所では。蔵本さんや大嶺さんが、どうぞ間に合ってくれますように!!と強く思ってしまいました。今回、主人公は孤独を抱えて生きていた唯人くんと、家族を失ってしまった蔵本さんですが。二人だけじゃないんですよね・・主人公と呼べるのは。登場人物の一人一人、全員がその人の人生を生きる主人公として描かれていたように思います。息子を受け入れることが出来ずに、修羅の道を歩いてしまったお父さんも、きっと彼なりの厳しい人生の主人公だったでしょうし。引き取った施設の園長先生も、頼ってくれない子供に苦悩する人生の主人公・・。本当に応募して、損のなかった一枚であった!と強く思いました。直くんが、意識を取り戻すことが出来ない理由が、父親に言われた一言にあった事が分かるシーンに涙し。蔵本さんを見守る大嶺さんが、飲み屋でくだを巻くシーンでの慟哭などにも、目頭が熱くなってしまいました。でも、一番「あぁ、聴いて良かった」と思えるのは、和尚様でした。地味だけど、本当に良い事を言ってくれるんですよ。和尚様が出てくるシーンは、まるまるお薦めです。キャスト的には、ちょっと内面的に弱さを持ったキャラを作った時、本当に上手いなぁ・・と思う鈴村さん。そして、父親役が本当に板に付いてきたなぁ・・お上手だな!と感動さえ覚えてしまう三木さん。サイバーフェイズさんから出てはいますが。もっとこういう「人と人の絆」を描いた上質のドラマ作品が増えてくる事を祈ってしまいます。原作を読まないと分からない。えーっと・・・どうしたものかなぁ・・と思ってしまうドラマCDが増えてきています。また、原作者の人気におんぶに抱っこの「えーっと・・これをどうして、ドラマCDにまでしちゃいました?」と思うような作品。そして、一番許せないのが。キャスト買いしている人をターゲットにしている作品・・・。自分が、キャスト買いしているのは百も承知で。そういうメーカーさんに踊らされているのが分かるから、それを逆手にとって商売にされると、なんかむかつく(大笑)いや・・そういう商法に引っかからなければ良いだけの話なんですが(^^;・・まぁ、そういう作品を聴いた後で。こういうオリジナルの良質作品を聴くと、まだまだドラマCDを聞くのは辞められない!と思ってしまいます。オリジナルのこの作品が、かなり上質な人間ドラマでもあった事から。いきなり飛び込んで、ドラマCDだけを聴いても大丈夫!!と思わせてくれました。逆に、オリジナルでもこれだけ濃密な素晴らしい作品が出来るんだ!と言う思いで、嬉しくなってしまいました。ドラマのタイトルが、奇跡と言うタイトルでしたが。このCDに出会えたこと自体が、私にとっては奇跡の一つであったかもしれません。そして・・ベタな締めくくりとなりますが。ブログと言う場を得て、沢山のブログやサイトがある中で、こうして皆様と知り合えたこと。それら全ての出会いも、1つの奇跡ではないかと思います。それら全てに感謝を込めて・・・
2009年01月19日
豪華客船で恋は始まる 3あらすじ・・・東南アジアへの航海中、海賊が出没すると噂の海域で。一艘の遭難船を救助したプリンセス・オブ・ヴェネツィア2号。しかし、エンツォの言いつけを聞かずにドアを開けた湊は、海賊達に拉致されてしまう。しかし、海賊達は船の人々が噂していた凶悪犯とは違うようで・・キャスト・・・子安武人(エンツォ・フランチェスコ・バルジーニ)×櫻井孝宏(倉原湊)石森達幸(石川孝司)、若本規夫(セルジオ・バルジーニ)檜山修之(クリース・ジブラル)、岸尾だいすけ(フランツ・シュトローハイム)内田直哉(ドゥシット)、小林由美子(ワヤン)、望月久代(メガサリ)伊東久美子(女性客1)、志村由美(女性客2)間嶋淳司(クルー)、三浦博和(海賊)感想・・・例えが悪くて申し訳ないと言いますか、多作品と比較してどうよ・・・と思いますが。主役で、モノローグも多い櫻井さん。湊くんは、あぁ・・・マ王陛下だわね!と思って聴いておりました。一介の高校生ではあるけれど。彼の魂は王者の風格を持っている(BLの場合は、女王様か?(゜゜)\バキッ☆)。普通の目線・普通の考え方だと本人は思っているかもしれないけれど。しかしその根底にあるのは思いやりであったり、相手の立場になって考える事。言うなれば、高潔な魂と言うべきかもしれません。恒久平和主義を唱えるマ王陛下に通じるものが、この湊の役作りにもあったのかしら?とふと考えてしまいました。それはさておき。3以降の重要人物が、この巻から2名登場です。乗務員のフランツと、訳あって海賊をしていた美丈夫のジブラルさん。そのうちカップリングになるんだろうなぁ・・・と臭わせて今回は終了しましたが。シリーズ物で、カップルが一つだけと言うのって、あまりないのかしらね?と思っていました。まぁ・・・関係者全員がそちらだと言うのもありですから、二組くらいなら許容範囲かもしれません(大笑)。岸尾さんは、今回は可憐な可愛らしいキャラで。でも、一応は(゜゜)\バキッ☆海の男だから、一本通った物を持っているはずですが。湊と一緒のシーンでしか登場がなかったのが残念です。一方のジブラルさんは、男らしくて良い役!で。そんな格好いい役を檜山さんが低音で演じていらっしゃるのは良いんですよ。ただ、お話の展開がぬるいから(゜゜)\バキッ☆、ちょっと聴いていてイライラしましたね・・ジブラルさんの責任じゃあないんですよ。はい、あくまでもお話の展開として、エンツォが活躍しないと困るから・・・のために、ちょっと中だるみしちゃったかな?みたいな。だってね、湊がさらわれてしまって。エンツォさんが乗り込むまで、何も行動起こしていないじゃない?そりゃ、エンツォが湊を助けに行くのが、お話の流れですけど。やっぱり攫われたお姫様は、王子様が助けに行かなくちゃ話にならないでしょう?例えば、他のこびとさんとか狩人さんが助けてしまったら、お話にならないから。だから、エンツォさんが行くまで彼がそこを動かないのは、シナリオ上の問題だとは思っています。でも、彼が攫われた時。どんなに悔しい思いをしたか!口惜しい気持ちだったか!って言われても、実際にはエンツォさんが来るまで、船の中に居たもの。本当に助けに行こうと思っていたなら、泳いででも助けに行こうと思っていたなら。早く行動に移さんかい!!あ・・・すみませんm(_ _)m言葉が汚くなってしまいましたわ(^^;。と言うか、仮にもそういう稼業をしていたなら。見張りとかなかったのかなぁ?エンツォさんが入って来たのに、誰も気が付かずに話をしている・・・って、ちょっと(いや、かなり)間抜けな気もします(゜゜)\バキッ☆。また。ちょっと「うーん??」と思ったのが。湊の説得で。ドゥシットさん達は、湊以外の人質を取りません。しかし・・考えてみたら、船には他に女性も乗っていましたよね?湊が、自分1人を人質に!と言うのは、とても凄い事だし。彼の高潔な風格を感じさせてくれるエピソードではありますが。それを素直?に受け止めた海賊って、どうよ(大笑)。そういう目的で彼を誘拐してしまったなら。部下まで回るのには、時間がかかるわけで・・。いくら、これがBLで。そういう傾向の趣味の方が多く登場していたとしても。普通は、女性も何人か連れていくよねぇ・・。お頭ばっかりずるい!と部下が反乱起こしたら、お頭も抑えが効かないと思うんですよ。お頭たるもの、部下に不満を抱かせてはダメです。となると、ある程度部下にまで行き渡るように、そういう目的の人質?を連れて行くはずだと思うんですよ。まぁ、これもシナリオ上の展開で。救出に行った時、足手まとい?の女性が沢山居たら大変だとは思いますから。分かるんですけどね。えぇ・・BLってファンタジーよねと改めて思ってしまいますわ(^^;。あと、今回に限った話ではありませんが。801シーンに突入した時。攻めが受けの身体の反応について「いやらしい子だ。もう、こんなに××して・・・」と言う事が多いかな?って。××の部分は、その時によって違うのですが(大抵は、硬くか濡れが入りますよね)。受けの反応がまるでなかったら、それはそれで、攻めとしては嫌じゃないですかねぇ??子安さんの王子様と、正直に怖かったと泣き出した湊の櫻井さん。良いカップルだと思います(^-^)。そして・・またも、最後に登場して巻き舌で美味しいところをかっさらって行ったお父様の若本さん!!毎回、どこでどう出てくるかな?って楽しみになりつつあります(^^)v。
2008年12月20日
多分、今夜か明日の朝には。ブログの来訪者数が、100000突破するのじゃないかなぁ?と思っております・・・99999と、100000を踏んで下さったのが、お友達(このブログをお気に入りに登録して下さっている方)でしたら。日頃の感謝を込めて、御礼をしたいと思います・・・チェック出来なかったら、教えて下さいませね~~でも、これで行かなかったらトホホだな(大笑)さて。流石に、3日連続ほとんど睡眠不足がこたえてきました(^^;。天気悪いのもあって、頭痛もしてますので。今夜は、手軽に聞く事が出来たものの。ちょっと頭を抱えた(゜゜)\バキッ☆ドラマCDの感想を(褒めてるのか?褒めてないのか??)豪華客船で恋は始まる 2豪華客船で恋は始まる2あらすじ・・・愛するエンツォの為に、イタリアの大学への留学を決めた湊。しかし、留学するには成績がおぼつかない・・。勉強と恋を両立させる良い方法として、エンツォが提示したのは。彼の船で家庭教師に勉強を教えてもらうと言うものだった。キャスト・・・子安武人(エンツォ・フランチェスコ・バルジーニ)×櫻井孝宏(倉原湊)石森達幸(石川孝司)、若本規夫(セルジオ・バルジーニ)千葉進歩(ヘルシング)、飯塚昭三(神代寺正光)喜多川拓郎(グスタフ・オルソン)、多緒都(オルソン夫人)高田べん(機関長)、福徳一志(ウェイター)根津貴行(クルー)、杉山滋美(女性)感想・・・乗り込んだ船で、勉強を教えてもらいつつ。Hもあって・・ついでに、シージャック事件が発生しました!と言うてんこ盛りの事件満載ドラマCDです。ブログで仲良くしていただいている方が、このシリーズを聴いての感想で。湊がエンツォの事を「貴方」と呼ぶのは、日本語に直訳しての貴方だからかな?きっと会話は英語か何かだろうから「YOU」になっているのだろうか?みたいな事を書かれていたのを思い出しました。そう・・数あるBLCDで、「貴方」と相手を呼んでいるのはおそらく初めてじゃなかろうか?大抵は、名前で呼んでいるわよね・・・口(柄)が悪いと「お前」ってのは聴くわよね・・でも、大抵は名前で落ち着いているなぁ・・名前を呼ぶのに、さん付けで呼んでいたのは・・えっと石田さんが受けだった時にいくつか聞いたな・・・・ダブルコールとかお金シリーズなど・・・その意味でも、このCDは珍しいと言うか特筆に値するかな?などと思っていました。キャストは、素晴らしい!!と思いました。偉そうにお前が何を言うか?と思われるかもしれませんが。あぁ・・櫻井さんの耐えている受けは、良いですねぇ!!色気もあるし、(湊くんは)まだまだお子様ではあるけれど。きっとこれから、妖艶な花を咲かせてくれるだろう大器晩成(大笑)の青年受けってのは、良いよねぇ・・と改めて思った一枚となりました。このCD、結構初っぱなで801シーンがあるのですが。その801シーンで、勉強に頑張っている湊をエンツォがジャグジー風呂に誘うシーンがあり、そこで焦らされっぱなしの湊が「貴方は、何時も余裕しゃくしゃくで・・いつも中途半端に焦らして終わりなら、もう嫌だ!」みたいに余裕なく泣いてしまう台詞が入っています。その台詞に、先ずはノックアウト。キスや身体に触れるだけで、それ以上の事をしてこないエンツォ(実際には、エンツォも我慢の限界に挑戦中!だったりしていたりしますが(大笑))にじれてのかすれた声。その涙ながらの訴えに、あぁ・・・やっぱり上手い!と思いましたねぇ・・。他のシーンはどうでも(゜゜)\バキッ☆このシーンのかすれた声の色気には、もう完敗です。エンツォの子安さんも、大人で格好いい攻め!で。まさに白馬の王子様ボイスを堪能させてくれます。ただ・・エンツォが何かと言うと。自分はこの船の船長だ!と責任感に伴われた発言をします。確かに、一国一城(大笑)の主であり、責任者はこのくらいの自負がないと駄目だとは思いますが。テロリストが居る操舵室に乗り込むシーンなどのあーだこーだ(゜゜)\バキッ☆などは、ちょっとじれったかったかな??そして。BLでは、美人の受けなどが多い千葉さんですが。あぁ・・こういう冷たい役って良い!!ちょっと冷徹で、感情に左右されない鉄面皮って似合うわよねぇ(大笑)。美人の受けよりも、余程千葉さんの声質に合っている気がしています。まぁ・・美人の硬質な受けと言うのも、そういう声質から来ているのだろうとは思いますが。個人的には、こういうキャラの方がツボで良いです・・出来れば、彼にももうちょっと別の意味での(主人公達との)絡みがあればねぇ・・。そしてそして!今回も、ラストしか登場してないお父様の若本さん。いやぁ・・・もう、あのシーンだけなのに。美味しいところを全部持っていきましたねぇ!やっぱり若本さんだわ(^-^)。ただ。キャスト的にはOKで満足ですが。お話的には不満足でした。CDでは時間的理由でカットされてしまったのか?それとも、最初から描かれていなかったのか・・は分かりませんが。エンツォが、テロリスト?が占拠している操舵室に乗り込むシーン・・テロリストって何人くらい居たんでしょうね?窓をいきなりぶち抜いて入ったにしても。たった一人にやられるくらいなら、シージャックするなよ(大笑)。つーか、オルソン夫人を呼んでの確認とか、湊との別れとか・・あのものものしいまでの決意とか、前置きって何??(大笑)テロリストとエンジンを壊されての漂流に、厳寒の北の海。そして、タイムリミットがかなりギリギリと言う博打的な要素・・。ハラハラドキドキさせた割には、うーんっと・・えーっとぉ・・・(゜゜)\バキッ☆だったものですから。声を楽しみたい方にはお薦めですが。ドラマを楽しみたいの!とおっしゃる方には、ちょっとお薦めは出来ないかな?と思いつつ聴いておりました。
2008年12月13日
人員ギリギリで仕事している時、一人欠けると・・こんなに仕事が増えるとは思わなかったな・・と言うか、4日目にして。ちょっともう顎が上がりかけています。こういう時に、どうして「何時でも良い」と言いつつ、用事を言いつけるかな?うちの家族はさ・・さて。クマが出来てきたので。今夜はこれをアップしたら、明日の準備の為に、ログアウトします~~豪華客船で恋は始まるあらすじ・・・倉原湊は、傾きかけた家業のため。イタリアのバルジーニ家に嫁?!に出される事となった。表面上は、養子と言うことだが。実際には、バルジーニ家長男(ホモ)のお相手なのだ・・・。イタリアに向かう湊が乗ったのは、豪華客船。その船長が、彼の教育係を務める事になったのだが・・・・キャスト・・・子安武人(エンツォ・フランチェスコ・バルジーニ)×櫻井孝宏(倉原湊)石森達幸(石川孝司)、若本規夫(セルジオ・バルジーニ)中村秀利(スコット)、高田べん(倉原櫂人)中西裕美子(湊の母)、阪田佳代(湊の妹)、福徳一志(給仕)感想・・・えーっと・・・うーんっと・・・発売されたのが。2002年ですか?でもって、作者がニュースセンターの水上さん?うん・・まぁ・・これはこれでよろしいのじゃありません?と書いたら、かなり感想を投げてますねぇ・・。でも。正直、いろいろ言いたい事は山ほどあるのですが。主人公達が幸せなら、まぁ・・もう良いじゃない?って気分になってしまって。勝手にしたら?と言いますか(あ、やっぱり感想を投げてます?)。お話としては。古いと言ったら語弊があるかな?結構、オーソドックスな流れなんですよね。家同士の約束で、結婚する事になりました。片方は、見合い写真?!を見て一目惚れ。もう片方は、相手のそんな気持ちをまるで知らないままに出逢って、相手に恋してしまった・・。二人が結ばれるまでには、邪魔するような人間がこそっと出てきて。お邪魔虫(大笑)の存在故に、二人はより一層お互いの気持ちを確かめ合うことが出来ました・・っと。そして、相手の正体を知らないで嫁いで行った受けが知った結婚相手の正体とは!恋してしまった相手だった。はい、めでたしめでたし・・と(こんなに簡単にまとめられてしまうんですよ。それをいかにドラマチックにするか!って事ですな)。男性が同じ男性を愛する時!と言うような深刻なお話はここにはなく、家族ぐるみで二人の事を応援してくれている。妹は、義兄になるのがハンサムな人だから!と言うので「頑張ってねぇ~」(って、兄ちゃん(受け)は何を頑張れば良いんだ?妹よ、分かって言っているのか?)と手を振っていたりするし。倉原さんの家は、湊君以外に息子さんが居るのか居ないのか不明ですが(どうも、居ないと思えるんですけど)。母親が、そんな一人息子を嫁に出して、笑っていられるんだろうか?あぁ・・BLってファンタジーだなぁ・・。どうしても、お母さんがBLドラマに出てくると。自分がこの母親だったらどうしているかな?とか考えてしまうのですが。大事な一人息子が、オタクになるくらいまでは我慢出来ても(大笑)。相手が男性・・うわぁ・・私は笑って許せるだろうか?自分がBL好きでも、自分の息子がそっちに走ったらどうする??と考えて、やっぱりダメだと思ってしまう。しかし。今回は、湊くんが何故嫁に出されたのか?が、途中で(湊からエンツォに)解説されるのが、ちょっと新鮮で良かったです。まだ自分の将来などについて、考えられない状態の彼。(まだ高校生ですもの。それは仕方ないと小母さんは思うのですが、)それを憂えたお父様達が、結婚話を持ち出してきた時に。それから逃れるために、自分はホモだと言い放ってしまう・・。それを信じたわけじゃあるまいに、親友であったお互いの両親が・・・・と言う設定があったのが面白かったですね。声優さんは、男前!のいかにも長身だろうなぁ・・と想像出来る船長さんを子安さん。いかにも気障な感じが素敵でした(^-^)。でも、途中の桃缶でうろたえるシーンが一番好きです。そのお相手の櫻井さんは、頑張って突っ張っている高校生には、ぴったりねぇ。キスくらい沢山しているなんて!もう、バレバレの嘘をついてるのが分かるんですもの。しかし。今回は、出番は最後の方にちょっとだけなのに。出た瞬間に、全てをかっさらいましたねぇ>若本さん。トークで、子安さんの目標と言われていましたが。うーん・・・・ちょっとタイプが違うと思うんですけどね・・若本さんの味は、若本さん以外には、ちょーっっっっと無理だと思います。
2008年12月09日
お友達のブログから行くことが出来た某サイトさんで、このような文面を見かけました。渋声の男性声優遊佐浩二と岸尾だいすけが技術で聞かせるドラマ! あの人気実力派声優A.IとD.Oがドラマを読み描く! あの人気アニメの主役を見事に演じたJ.Fが心を込めて詩を朗読!A.Iは、石田さんでしょうし。D.Oと言ったら小野大輔さんしか思い浮かびませんでした。最後のJ.Fは福山さんだと思いますが(福島潤さんではないだろう・・・・)パッと読んだ時に、もの凄く違和感を感じてました。岸尾さんって、渋声だったっけ?あれ?私にとっての渋い声と言うと、先ずはやっぱり森山周一郎さんや納谷悟郎さん&小林清志さん!!若本さんや立木さん、平田さんに藤原さんがそれに続くかな?と言うところ。遊佐さんも、まだまだ私には渋声には入らないんだけどなぁ・・どうだろう?もうちょっと大きくなったら(゜゜)\バキッ☆渋い声と言っても良い役者さんになってくれるとは思う。でも、でも、岸尾さんを形容して渋声?岸尾さんよりも、中井さんの方が渋声と呼ばれる役者さんになりそうなんだけど。受け取り方は、人それぞれではありますが。石井さんもどっちかと言うと渋い声?と言うことで・・今日は、石井康嗣さんが出演されている昔のCDの感想を!(あ、かなり苦しい展開だわ(大笑))下の画像は、書籍の画像です。流石にちょっと昔の作品なので、ドラマCDは難しかったです。金環蝕 山藍紫姫子の世界あらすじ・・・6月から7月にかけての、一年で一番美しい季節をクライシス・ロールシャハティの居城に招待されたメルローズ・ビシャス。メルローズの祖国は、先の戦争でクライシスの国に負けた。かつての敵国の、あまり尊敬に値しない男であるクライシス。しかし、父の事業の有力なパートナーであるクライシスの誘いを断る事も出来ず。父の代わりにメルローズが訪れる事になったのだが。メルローズは、その居城で驚くべき人物と再会する。それは、かつての上官であり処刑されて死んだと聞いていた、カート・フレグランス大佐であったのだ。キャスト・・・石井康嗣(クライシス・ロールシャハティ)×塩沢兼人(カート・フレグランス)置鮎龍太郎(メルローズ・ビシャス)×塩沢兼人(カート・フレグランス)宇垣秀成(エドガー)、中村秀利(メルローズの父)深雪さなえ(夫人)、木藤聡子(メイド)、本間ゆかり(看護婦)伊崎寿克(友人)、園部啓一(執事)、坂井伸治(郵便屋)感想・・・東芝EMIから出た、山藍さん3部作の第一作です。この三部作は、それぞれドラマの間に曲が入るのが特徴なのですが(他の二つは、スタンレー・ホークの事件簿と花鎮の響)。私は、ここに来て初めて!曲がドラマの間に入るのを「うざったい」or「あぁ、早くドラマだけをまとめて聴きたい!」とは思いませんでした。曲が素晴らしく、このドラマの世界に見事に融合していた・・と言うのもありますが。「うん、ちょっと閑話休題・・・」と言いますか、重いドラマにちょっと一息つくのにちょうど良かったと言いますか。本当に、塩沢さんの演じるカートが、自らの過去を語るシーンなどは、メルローズの台詞ではありませんが「貴男から、そういうお話をこれ以上聞くのは、耐えられません」と言う気分になるんです。で、そういう所で音楽。聴いている私が、ちょっと一息つかせていただくと言う気持ちになってしまったのです。また、弦楽器を見事に使った音楽。主要3キャラの音楽が、メインになる楽器が違うと言うのも素晴らしかった。音楽ばかりをほめていても、仕方ありませんな。今回のこのドラマを聴いていて。山藍作品の共通点に気がつきました。「ラヴィアンローズ」や「花鎮の響」「THE DARK BLUE」、そしてこの作品にしても(ラヴィアンローズだけは、主人公の声が三木さんで、その点だけが違いますが)然りなのですが。男達の欲望を一身に受ける主人公は、一見すると男達に支配されているかのように見えるのですが。それは逆。彼の肉体(or存在)に周囲の男達が狂わされ、踊らされている。つまりは、男達を支配しているのは主人公自身なのだと。このドラマでも、自分の意識のない時に処刑された事になっていて。帰る場所も行く場所もないカート。その身は、クライシスに幽閉されて支配されているように見えるのに、結局カートの魅力にクライシスさえ戸惑っている。分からなくなってしまっている。かつての部下であるメルローズを招待して、メルローズにカートを抱かせようとするクライシス。あこがれであった上官を抱く事に抵抗し、カートを救い出す事を希望したはずなのに。背徳の一夜を過ごしてしまうメルローズ。その彼も、次の夏の招待状が届くと、いそいそと旅支度を調えるあたり。もう、カートによって支配されておりますな・・・。「君さえいれば」で、石井さんは初のBLの絡みか?と感想を書きましたが。その作品の前に、このタイトルがあったんですね。うーん・・まだちょっと、闇の商売をしていて他人を威圧するクライシスには、声が若いかな?と言う感じがしています。今の石井さんなら、男くさく迫力のあるクライシスを演じて下さるでしょうが。まだ、この時点ではもうちょっと迫力が不足しているようにも思います。凄味と言う点でね。ドラマのほとんどが、メルローズのモノローグで展開するため、置鮎さんはかなりの台詞がありますが。このCDでの一押しは、やはり最後ですね。結婚して、子供が出来たメルローズの元に届いた招待状。それを見て、「旅支度をするのだった・・」その声に、暗い悦びが見えているのです。信じる神と相容れない自分の後ろ暗い欲望。それを自覚しつつ、いそいそと喜んでいるうメルローズの二面性が、最後のモノローグに出ているようです。そして。山藍作品には、この人は欠かせません。妖しいまでの美しさ。脆さを有する主人公。男達全てを狂わせてしまうだろう魅力の持ち主・・・カートを演じる塩沢さんの台詞、今回はメルローズに抱かれた後の「寒い・・クライシスを呼んできてくれ」とすがるシーン・・この声の艶っぽさ・・と来たら・・。もう、絶品です。そういえば。私が今までに聴いたBLCDでは、塩沢さんの受けは初めてだったんですね。ちょっと・・と言いますか。かなり意外でした(感想を書いていない作品(聴いてはいます)で、あと・・・花鎮の響と長恨歌、THE DARK BLUEは受けですね)。BLCDでは、絡みに関係ない役の方が多かったんですね・・・もったいないかったですねぇ。うーん・・・さて。タイトルとなった「金環蝕」の意味は、ドラマの中では出て来ません。CDに付属するブックレットに載っているミニ小説に出てきます。それを読む事で、タイトルの意味。そして、次の夏の招待状を受け取ったメルローズとカート、そしてクライシスの三角関係。何より、カートこそが皆を支配しているのだ・・と言う事が分かるのです。これは、ドラマCDを聴いた後にブックレットを読み。そしてもう一度CDを聴くのが正しい聴き方ではないか?とすら思ってしまいました。オクや中古ショップで、なんとかするしかない作品ですが。もし、見かける事があったなら!この作品は聴いて損はしないと思います!お値段が許せば、是非!(私もかなり苦労しましたが、その価値はあったかな・・・・)
2008年11月27日
昨日、1192さんのコメントに「フリーページ」のお話があり。思いっきりドキぃ!!っ!!としておりました。と言うのも、私の今年の目標の一つに、フリーページを作成して活用しよう!と言うのがちょっとありまして・・作成したまでは良かったのですが。その後のこまめなメンテが出来てない!しかも、フリーページでしか出来ない企画は考えていたのですが・・あはは・・9月から、体調不良に始まってサイトさえまともに運営出来ていなくて(しくしく)フリーページはそのままになっていましたな・・せめて、もうちょっと・・と思い立ち、整理しようとしたら。前編だけアップして、後篇アップしていない感想などあれこれありましたので。今日は、そんな中から。この作品の感想を・・恋はいつも嵐のように+あらすじ・・・3年に進級した瑞基は驚いた。クラス編成は成績順のこの学校で、まさかトップクラスの東と真ん中よりちょっと上?の自分が同じクラスになるとは思ってもいなかったのだ。ま、しょうがないか・・と思ったものの。四六時中一緒の生活に、瑞基は身体も(大笑)心もへとへとに疲れ果てるのだった・・・キャスト・・・子安武人(坂口東)×岸尾大輔(長谷川瑞基)鳥海浩輔(滝沢晶)×笹沼晃(滝沢泉)檜山修之(宮本誠一)青木誠(田口勝)、小尾元政(橋詰夕弥)、細野雅世(瑞基の姉)河野裕(新入生)、波多野渉(新入生)、小野大輔(級友)浦田優(級友)、田島裕也(級友)、河原木志穂(女子大生)木下紗華(女子大生)、岩村琴美(女子大生)、阿部幸恵(女子大生)感想・・・前作の感想に、一瞬作者さんは南原さん?と思った・・・と書いていますが。今回も、似たような事を考えておりました。そっか・・南原さんは文章だけど。これは漫画界(コミック界)のナンバランだぁ!!と(゜゜)\バキッ☆何しろ、寄ると触るとそれしかないのか?他にする事は無いのか?健全な男子生徒だったら、そうなるのか?つーか、やりすぎだろうが?・・・とまぁ・・途中でうんざりしてしまう。可愛らしい岸尾さんの喘ぎは、悪くはないのだけど(大笑)。まぁ・・そういうシーンがないと、「無かったのよねぇ」と寂しがるくせに。あればあったで文句言うんだから・・・本当に私って我が儘?(大笑)さて。今回も、お話に突っ込みを入れようと思ったら、本当に沢山ありますが・・その中で一番は。これで高校3年生。受験前の大事な一年だと言うのに、自分にとってはトップクラスに居ることよりも。その一年を好きな人と過ごしたいから!と言う理由だけで中級クラスに居る東くんが怖い・・おそらくは、来たる大学受験は何もしないでも楽勝する自信があるから、そういうお遊び?も出来るとは思うのですが。内申書は良いのかなぁ?いきなり、3年になった時にレベルダウンって拙くない?・・いや、BLだから純愛の為なら手段?を選ばない姿勢がOKなのかしら??つーか、どうやってクラスレベルを下げたんだ?でも、こっそりと。いくらこの1年で瑞基と東が同じクラスで四六時中一緒に居る事が出来るにしても。その次は?大学はどうよ・・・まさか、瑞基くんが東くんレベルの大学に入学するのって、ちょっと無理じゃないのかなぁ?と思ってしまうのですが。え?それは言わないお約束??マジックが起こって、東くんが瑞基くんをやる気にさせて、春には晴れて二人は同じ大学なんて事もあり得るの??東くんのご両親は、どう思っていらっしゃるかしらね?別荘まで持っているようなお金持ちだから、ある程度将来を嘱望されているのじゃないかしら?他にも、このバカップルと体育で一緒に着替えたり。授業を同じ空間で受けなくてはいけないクラスメートに同情してしまいます。所かまわずに瑞基をかまい倒すし、瑞基と仲良くしようものなら冷たい視線でざっくり・・・の東くん。彼は良いにしても、絶対に傍迷惑でしょ?瑞基を人身御供として、彼の攻撃の前に晒したとしても。東が瑞基に寄せる気持ちやらスキンシップなどの影響は絶対にあるはずですよね・・健全な男子生徒だし(大笑)。着替えさせてあげる・・と、手取り足取りの東の行動に、何かが始まる!!とダッシュで着替えなくてはいけないし・・このクラス、そのうち偏差値下がるんじゃない?気が散るって・・絶対に・・前回は、もっと聴きたかった!と思ったもう一組のカップル。兄弟(義理だけど)のカップリングは、今回きちんと801シーンが入っていて、個人的には満足しています。いやぁ・・瑞基と東のおまけみたいな描かれ方をしていますが。私としては、東くん達を削ってでも、こちらを一杯入れていて欲しかったかな?あ・・でも、お互いに好き同士で義理とは言え兄弟だと拙いのかしら??こういうお話に突っ込みを入れまくり!の感想の逃げ道は、そう・・声優さんなのですが(大笑)。岸尾さんは、ちょっとお猿っぽくて可愛い少年でしたね(^-^)。今回は、801での喘ぎよりも。甘酒呑んで酔っぱらってしまっての絡み具合が素敵でした。呂律が回らないところだとか、変に絡んでしまう会話にならない部分とか・・この子って可愛い!そのお相手の子安さんは、語尾の「・・ね?」の可愛らしさと言うか、確信犯的な念押しの「・・ね?」は悪魔的で好き。このトーンで、ちょっと鬼畜で確信犯の「ね?」を言わせて、子安さんに並ぶ人は居ない!と思ってしまいます。鳥海さんと笹沼さんカップルは、騙されていた割には。仲直りがちゃんと出来て良かったねのラブラブっぷり。今回、きちんとラブシーンを聴くことが出来たのが、一番の収穫でした。そして。流石に東の従兄弟(大笑)。確信的な知能犯・・え?何を企んでいるんだか?の参謀ボイスに檜山さん。出番は少なかったですが、ラスト3トラックで楽しませていただきましたm(_ _)m。
2008年11月11日
ジュラシック・パークの原作で知られる作家、マイケル・クライトンの訃報をニュースで聞いて「あぁ・・」と思わず瞑目してしまいました。一時期、この作家さんもはまったのよねぇ・・ジュラシック・パークは、確かに映画も大ヒットして。素晴らしい作品でしたが。原作(ロスト・ワールド上下巻)の方が何万倍も素晴らしかった!!ロスト・ワールド(上)ロスト・ワールド(下)特に、続編であるジュラシック・パーク2の方は、もうとんでもない映画になっていて、愕然とし。はい??と私の中では消去・抹殺してしまったくらいです(今も、映画のジュラシック・パークでは、1だけなら見ます(吹き替えの主人公の声が富山さんと言うのもポイント高いです(゜゜)\バキッ☆)が。他は見ません)。うーん・・・ドラマCDに関しては、私はあまり「こりゃもう改悪と言うか、原作の欠片も残っていないや!」と絶望する作品に出会っていないのかなぁ?と思っています。まぁ、時々原作なしで聴いて「えーっと???これをドラマCDにするくらいなら、他にもっとなかったのかなぁ?」なんて思うタイトルは山のようにありますけども(゜゜)\バキッ☆そんな事を思いつつ、今日は先日「原作知らずに、勝手に妄想して聴き始めて。あれ?」と思った作品の第二弾です。さすがに、2巻では1巻を聴いた時のような誤解?や妄想、錯覚はなかったんですけども・・兄弟限定!2 BROTHER×BROTHERあらすじ・・・名がつくほどの舞台監督・白川馨。彼が残した遺言は、「兄弟3人で一ヶ月暮らし、最後まで残った者に家を残す」と言うものだった。長兄・雅東は、母親の連れ子だったから血のつながりはない。次兄の要は、破滅型の女優の遺児であり、馨とは遠縁になるのでこれまた血のつながりはない。唯一、馨の実子である総一郎は名字が違う。それぞれに複雑な兄弟であるが、総一郎が知らない馨と雅東&要のこの家での過去とは??キャスト・・・平川大輔(園岡総一郎)、小西克幸(白川雅東)×緑川光(白川要)大川透(白川馨)、三木眞一郎(尾木)宗矢樹頼(桜子の愛人)、四宮豪(同僚)、鈴木圭悟(同僚)感想・・・過去編と言うところでした。番外編などで、過去のお話を語ると言うのはありますが。これって珍しいパターンじゃないかな?とちょっと思っていました。あらまぁ・・・雅東くんってばもの凄い「ファザコン」・・・と言うよりも、父親にそういう事を求めようとしたこの人って、何か凄い・・。・・・オヤジ好きだったのかしら?うーん・・そりゃね、義父になる人が好きで偽装?結婚したBLドラマも聴きましたが。母親の再婚相手を恋愛対象として(H関係になりたいほど)好きになる・・ってのは、今までにあったのかなぁ??男として、父親に憧れ。乗り越えて行きたい!と言う気持ちが、そういう物に変化したのかもしれませんね。私は、同じ女として、母親に対抗意識を燃やすとか、憧れると言う気持ちはあまり分かりません。親は親!と思ってしまうからでしょう。なので、ちょっと・・この雅東さんの気持ちは、「おぉっとぉ!」でしたm(_ _)m。そうだったのか・・・要くんではなくて、君の本命はこっちだったのかぁ!(゜゜)\バキッ☆。その好きになった人が、余命幾ばくもない。だから、自分はその人の願いを叶えるために兄弟ごっこを続ける。そんな息子の気持ちを知っていながら、家族・兄弟を与えて去っていった馨さん。彼の「私たちは家族になれるはずだ」の真意は・・・おそらくは、総一郎が口にした「なんだかんだ言ったってさ、俺たち家族なんだよな。そういうの悪くないかなって、今はそう思う」で表現されているのではないかと思います。赤の他人同士でも、家族になれる。そういう関係がうざいとか面倒だと言うのではなく、愛した子供達が良いなと思える関係を築く。そして、家を彼らが帰る場所として欲しい・・そういう思いがあったのではないでしょうか?そんな3人の関係が進んだかどうか・・はともかく。ご飯を食べに行ったシーンで、お肉の奪い合いをしてしまう大人げない姿などは、ちょっと微笑ましく。・・・赤の他人と遠慮していたらやらないでしょうから、おそらくは雅東さんも無意識に弟・総一郎をいじって遊んでいるのでしょうね。3兄弟の例えを持ち出そうとして、3匹の子豚や毛利元就を出して自爆する総一郎は、妙に可愛らしく。末っ子と言う事で、上の二人に甘えているのかもしれませんね(無意識のうちに(゜゜)\バキッ☆)。一ヶ月後にも、きっと彼らはこのまま、お互いを意識しつつ兄弟をやっていくのではないかな?と思いつつ聴いていました。前作で「おまけCM」が面白い!と書きましたが。寸劇(このCMのための寸劇がまた、可笑しかったですね。彼らの日常と言う感じなのですが。猫の砂10キロを買わされる!とびびった総一郎に、猫の砂ではなく・・・とおでんの買い出しついでに頼んでしまう要さんが、最高でした!)を交えつつ、声優さんがお互いを紹介するのですが(次回作のキャストが、その部分だけ出てきて「次作を買ってね」パターンよりはこの今聴いたお話のおまけCMの方が好感が持てるのは、何故??)。「清らかさと妖艶さ、二つの顔を持つ次男・要をしなやかに演じ分けるのは・・・」って紹介がされていて。あぁ・・上手い事表現するなぁ!!とじたばたしておりましたm(_ _)m。その緑川さんは、弟・総一郎くんに「ちょっと天然入っている」と言われていますが。「ほえ?」と言う反応が似合っているのに、キッチンや食事関連となると、人が変わったように「食事の時に、大声を出さない!」と一喝するほどの迫力です。それが、抱かれるシーンでのあでやかさときたら・・。緑川さんの受けって本当に艶がありますよねぇ・・。しかし、健やかで伸びやかな心の持ち主である総一郎くんを演じた平川さんは、本編では今回あまり出番がなく。どちらかと言うと、おまけCMでおでんの買い出しを要に頼まれるシーンの方が楽しかったかな?まぁ・・平川さんだけでなく、三木さん演じる尾木さんも、あまり出番がなかったので(前回よりも)。ちょっと寂しかったです。あの、煮ても焼いても食べられそうにないくせ者キャラの尾木さんを、もっと堪能したかったのになぁ・・。過去だったら、もう少し絡むか?って思っていたのにな。同級生として(゜゜)\バキッ☆。
2008年11月06日
ご主人様と犬を聴きました。キャストを見て、何故か(何故って聴かないで)特典CDから先に聴いたのですが(大笑)・・いや、ほら本編が2枚組だったので、とりあえず手軽に聴くことが出来るこっちを先ね!と思ったわけです・・。本編を聴き終わってのトークで、思いっきり混乱してしまいました。え??平川さんがなの?私、羽多野さんの方かと思っていたのにぃ・・えぇ?嘘・・というか、本編は。岸尾さんはともかく、杉田さんってハッキリ言ってあそこだけじゃん!??羽多野さんなんて、2枚目のあそこだけ??特典CDのつもりで本編を聴くと、岸尾さん・杉田さん・羽多野さん・平川さんのファンは、物足りない気分になっちゃいそうですね・・・うはぁ・・遊佐さんの可愛らしさに目がくらみ、「平ちゃん!!ぴーーーーんち」と、ハラハラしたり、ドキドキ・・・はい・・可愛らしい色っぽさに、ちょっとそういう意味でドキドキしました。が、このCDでも優しい獣医さん!でご出演の平川さんを初めて?でもありませんが、思いっきり「これは、良い」と印象づけたCDのお話を・・兄弟限定!BROTHER×BROTHERあらすじ・・・父の死で初めて知った二人の兄の存在。父の遺産である思い出の家は、その家で3人で一ヶ月暮らす事が条件となっていた。しかし、ある日。兄二人が抱き合っている姿を目撃してしまった・・・。自分を追い出そうとかかる長兄の雅東。そして、優しい次兄の要。二人に翻弄される形となった総一郎だった。キャスト・・・平川大輔(園岡総一郎)、小西克幸(白川雅東)×緑川光(白川要)三木眞一郎(尾木)、花田光(葛木)、楠大典(後藤)大川透(白川馨)、柳沢真由美(仁岡桜子)、宗矢樹頼(桜子の愛人)河原木志穂(ウェイトレス)、斉藤梨絵(女性審査員)佐藤晴男(助監督)、武藤正史(スタッフ)感想・・・正直な話。私は平川さんも受けがあるんだと思ってドキドキしていたんですよ。父の死で初めて知った二人の兄。その兄達の情事を目撃し、タイプの違う兄二人に翻弄される事になる・・・という内容紹介を見た時。つまりは、タイプの違うお兄さん二人にあれやこれや(大笑)手ほどきを受けて、一方とは受けで、もう片方は攻め・・と言う具合に兄弟限定でHをするのか・・・と思っていました。原作を知らないと、こういう事態を招きますm(_ _)m。なので、緑川さんが平川さんを押し倒す(いや・・だから、役の上で・・です)シーンがあった時には「来たーっ!」と思ったわけです(大笑)。大人受けの緑川さんが、この後どう受けっぽくない平川さんを相手に手ほどきしちゃうのかな・・あぁ・・なるほど。緑川さんのお兄ちゃんは襲い受けで、この後で小西さんに、平川さんがやられちゃうのか??(だから、声優さんの名前で書くな!!ですよねぇ・・ごめんなさいね・・・だって、CDを続けて聴いていると、役名ではなく声優さんのお名前で思った方が楽なんですもの)などといろいろ頭をよぎったら・・・。無かった(゜゜)\バキッ☆・・いや、ごめんなさいね。妄想しちゃったわけです。さて。この作品の紹介文を読んで、私が誤解した事はともかく。感想にしましょう。一言で言うと。展開のさせ方が上手い!と思いましたね。シナリオの勝利と言うべきでしょうか?母に引き取られたため、息子でありながら名字も違う。長兄の雅東は父の才能を受け継いでおり、次兄はその容姿が父に似ている。自分は一体父のどこを受け継いでいるんだろう?思い出のこの家は相続したい。自分から放棄したくはない・・。だけど、二人の兄と父があの家で過ごした時間・・・。父について、兄達について。何も知らないでいる自分。それを弁護士に聞きに行ったシーン。「そうだねぇ。どこから話そうか」に続いては、いきなりシーン転換。その会話の中身は何もなしで、発作を起こした要達のシーンに続き。二人を迎えた総一郎が「お帰りー。な~んだ。二人とも早かったじゃん。遅くなるかと思って、先に風呂使っちゃったよ」と言う時には、もう声が違うんです。え??え??一体弁護士先生は、何を話したの??要の秘密って何?それに女優さんとお父さんの関係って??と思ってさらに聴いていると、役作りのために髪を切るシーンでの「はい。覚悟を決めたんで」と二回目の「覚悟を決めた」と言う台詞。「聞きたくない?」とイヂワルに(大笑)言う尾木に「いえ、もう知ってますから。失礼します」と応えるシーンは、髪を切ってもらう時のケープをばっと外して立ち上がる効果音も相まって「おおお」と思ってしまいます。髪を切ってもらって歩き出す総一郎の靴音にかぶさって「これで、君に話せる事は全部だよ。君はどう生きていく?」・・・もう、この展開のさせ方ですよ。具体的に父と二人の兄の事を語らせずに、興味を持った聴者をぐいぐい引き込んでいく・・・。しかも、平川さんの声がそれまでの兄達(ひいては自分と父との関係や自分の存在価値)に対して自信のなかった声とまるで違う。この辺りが最高でしたね。その自信に満ちあふれた?総一郎の映画での演技シーンは、本当にほれぼれと聞いておりました。「じゃあ訊くが。おまえは今まで一度も自分の父を疑った事がないと言うのか?親を早くに亡くした俺が言うのもなんだが、それほどまでに盲目的に親を信じられるのは何故だ?」(オヤジは何を考えて、この遺産相続の話を考えたんだろう)「なぁ、教えてくれ。おまえにとって父とは何だ?ただ、血がつながっている以上の意味があるのか?」(俺にとってのオヤジって何なんだ?オヤジの事を全く知らないのに、息子だって言えるのか?)「教えてくれ!」 (知りたいんだ。全部)役の台詞に重なって総一郎の心の声が響くシーンは、このドラマCDで一番聞き応えがあったように思います。さて。ムービックのドラマCDで「えーっと」と思う事の一つに、次に発売されるCDの予告が入っていたりする事なんですね。もしくはそのCDのおまけCMが入っていたり。次も買ってね。興味を持ってね・・と言う意味で入っているとは思いますが。全部が全部買えるわけでもなく。興味のない作品はもちろん買いませんから「無駄な」と思っているのですが。この「兄弟限定」のおまけCMは面白かったですね。たった今、聞き終わった作品のCMを今聞いていた声優さんが紹介してくれている(大笑)。しかも、声優さんの紹介込みで(大笑)。涼やかにだとか、味のある演技とか・・お互いにお互いの声や演技について紹介しているのが結構楽しくて。これは良かった(大笑)。ところで・・・最初に書いた時には、フォントの大きさは指定出来るのですが。カラーが指定出来ませんでした。フォントカラーは、他の日記などから解りますが。初心者向けのエディタで、不都合はやめてね・・(^^;
2008年10月30日
この作品が発売されたのが、1998年の10月なんです!うはぁ!!10年前なんですか?と言う事で。カタルシス・スペルあらすじ・・・青の軌跡の事件の後、ジュール・ベルヌには視察団が調査に入った。その視察団に居たサーシャ少佐が、冬眠カプセルに入っていたキャプテン・グイドを目覚めさせた。キャプテン・グイドは、彼が目指す理想のためジュール・ベルヌを乗っ取ろうとしていたのだ。しかし、三四郎が遊び心で、船の自動制御装置に「コンピューターに、誰が主人か教え込む」ロック機能を付けていたため、船は予定通りの航行を続ける。キャプテン・グイド・リーは、三四郎を拷問にかけて、ロック機能を外させようとするのだった・・・。キャスト・・・森川智之(三四郎)×中原茂(カイ)梁田清之(ロード)、小林優子(サンドラ)中村秀利(グイド)、真殿光昭(サーシャ)、辻香織(コンピューター)河野智之(天野)、三上哲(息子)感想・・・「青の軌跡」シリーズは、本当に上手く出来たお話だと毎回毎回、唸ってしまいます。BLの大事な要素である、カップルの成立。この設定が、先ず素晴らしい。宇宙を航行するために、心身ともに相性が良いとされる二人をバディシステムとして選んでいる事。このバディシステムが、今回のお話のキーともなっています。出来ればシリーズ1の「青の軌跡」から順を追って、きちんとじっくりと時間をかけて皆さんに聴いて欲しい!と願うほどの出来なのです。たとえば、(青の軌跡で)ブルーセイレーン事件が起こらなければ、「カタルシス・スペル」で視察団が乗り込んでくる事はなかった。つまり、サーシャが冬眠カプセルに名前を変えて入り込んでいた多数の仲間や、グイドを目覚めさせる事はなかった。宇宙開拓のための科学者達だと思われていたはずの人間が、実はキャプテン・グイド一派であり。この事件でカプセルに入っていた人々が減ってしまったから、クリスタル・クラウンで大勢の科学者達が乗り込んでくる事になった・・。そこで、乗り込む人々の中に凱が居たから・・・と言う具合に、お話が続いていくのです。前のお話を受けたからこそ、次のお話が展開していく・・この素晴らしさは、順を追ってじっくり取り組みたい!と思う一因となるのです。でも・・・ジュール・ベルヌが出発した時点では、コンピューターに組み込まれた「青を探せ」と言う指令は、誰も知らなかったはず。とすれば、サーシャが冬眠カプセルで眠っているグイドを起こすために、視察団として乗り込む事はなかった・・と言う見方も出来ますが。・・良いじゃないよ。終わりよければすべてよしなんだから(゜゜)\バキッ☆。ま、それはさておき。10年近くも前に、こんな素晴らしいBLが発表されていた事に感動を覚えます。あの小説をこんなにわかりやすく、しかも無茶苦茶コンパクトにまとめたよなぁ・・と言うのが感想の第一です。第一作が2枚組でしたから、今回のこの作品も、2枚組を覚悟しておりましたのに(しかも、1枚でまとめた上にフリートークはしっかり入っているんですよね)。もうちょっと、サーシャからグイドに対する思いであるとか、カイに対する対抗意識が(原作では)描かれていたはずなのに、それらが薄らいでしまいましたねぇ。そして、そして何よりも!サーシャがカイを押し倒すシーンがなかったのは痛かった。ユリ×ユリ対決っぽい感じが、音声ではどうなったかな?と楽しみにしていたのに・・・あれ?おかしい。あのシーンがない・・。思わず、何度もそれが登場したはずのCDのトラックを聞き返してしまいましたよ(^^;。しかも、グイド×サーシャのシーンが寸止めで。このシーンの真殿さんの声が「え?」と一瞬、持っていたボールペンを落としてしまいそうになるほど色っぽかったので、なおさら「勿体ないぃい!」と思ってしまったのですね。ちょっと待って。そう言えば、私は真殿さんのBLご出演作品はほとんど持っていないじゃないか??メインで絡む役は、真夏の被害者くらいだし・・でも、あれはちょっと狂気に走ってしまった攻めだったし・・・、受けは、2006秋のリンクスロマンスフェアCDに収録の作品(月と茉莉花)で聴きましたが、キスだけでした)。このカタルシス・スペルは寸止めだったから、余韻も残るし。もっと聴きたい!感を持たせてくれたのかもしれませんが、真殿さんのクールビューティさん受けをじっくり聴いてみたいなぁ・・と思わせるには十分でした。だって・・最近は、真殿さんと言ったら危ないアブナイ叔父様なんですもの!!ちょっと変態なんだもの(゜゜)\バキッ☆さて。感想に戻りましょう。ディスク1枚だから、楽しみにしていたシーンは削られてしまいましたが。お話としたら、必要なシーンはしっかり残っていましたし。三四郎とカイの絆もきちんと描かれておりました。もちろん、Hシーンもね(^^;。特に、生命の危機に立たされた後だけに。本能と申しましょうか?ケダモノのように激しく求め合う二人は、本当に凄い。第一作のHシーンが「あ、もう終わりですか?」と思うくらい短かったのに対して、結構しっかり睦んでくれました。グイドにもサーシャにも、バディを組む資格がない!と罵られた三四郎とカイのカップルですが。バディシステムを組む者全てが、愛し合わなくてはいけない・・と言うことではないでしょう。愛だの恋だのと言う言葉では言い表せない絆で結ばれているのが、バディシステムと言う名の関係になるのだとしたら。根本的なところで、二人はしっかりバディなのだと思わざるを得ません。三四郎に取り付けた受信器に、わざと通信機能を入れなかったカイ。カイの自殺願望を知っているからこそ、命令するまで死ぬな!と指示を出す三四郎。殺したいほどグイドを憎んでいるサーシャ。その殺意を知りつつ、小型船にサーシャを抱いて乗り込むグイド。この二人に負けず劣らず、三四郎とカイの絆は、今後深まっていく・・と思わせてくれます。そして。いつの日にか、このお話のタイトルにもなっている「カタルシス・スペル」(解放の呪文)に繋がるのではないだろうか?と。一見すると。三四郎がコンピューターにインプットした、とんでもない会話。その言葉が、コンピューターを解放する事につながる呪文・・・つまりは、最後の最後まで明かにされなかったパスワードであり、タイトルになっているようなのですが。それだけではなく。あのセリフが、カイの死にとらわれている心を三四郎にゆだねて、自由になれるきっかけになる言葉そのもののようにも思えるからです。つまりは、カイにとっても解放の呪文であると・・。うふふ(^-^)。このセリフは、実際に聴いて。貴女もサンドラ達と一緒に「えええええ!?」と叫んで下さいね。中原さんは、前回のフリートークで疲れ果てた挙げ句にあまり喋っていなかったら、ファンの方に注意されたらしいのですが。確かに、2枚組であれだけ喋っていたら、フリートークまで語れませんわなぁ・・。今回は、1枚だったからか?フリートークでも語っていらっしゃいました。その中原さんでは、意識して、グイドを堕とそうとするカイのセリフが色っぽいのは当然としても(「私は、私の男に会いたい」と言う台詞は、凶悪的なほどでした)。今回は、冒頭のコンピューターをいじっている三四郎に詰め寄る「これは遊び心とは言わない。無駄な小細工と言うんだ」と言う台詞に、うわぁ・・こういう普通のセリフで色っぽかったらどうするよ??とハスキーボイスに悩殺されました。森川さんは、野生の勘を持つ男!と言う役柄が多いのですが。この三四郎でも、その野性味あふれる魅力を十分に発揮していらっしゃいます。梁田さん、ナレーションお疲れ様でした。小林さんでは、やはりあこがれの人だったサーシャ少佐を案内して回っている時の「まるでアイドルを見る小娘」(by三四郎)状態の、ちょっと可愛らしいサンドラがその声音で分かるところに惚れました。原作はこちら・・・カタルシス・スペル
2008年10月18日
昨日は、本当にグダグダの日記に暖かいコメントをいただき、ありがとうございましたm(_ _)m。そうでした・・私は、自分が声を聴くことが大好きで。お話が大好きで。そこから転じて、ドラマCD一直線!!となりまして。聴いた中から、自分が感動した作品を一人でも多くの方と分かち合いたい!お薦め(偉そうに・・)したい!一緒に楽しみたい!と思っていたのでした。サイトを運営していても、そこは一人舞台みたいな物でしたから。じゃあ、もっといろいろと交流出来る所を求めよう!となって、ブログでも書くことにしたのでした・・・あ・・時々、お薦めじゃないよぉ~と言う手ひどい感想(゜゜)\バキッ☆を書くこともありますが。その場合は、愛故と言うことで(^^;・・・時々は、やっぱり目の前のCDを見て。これは、日常生活に必要だとは思えない娯楽の部分だよねぇ・・・と唸ったりもするでしょうし。落ち込んだりいろいろあるでしょうが・・・気楽に、いろいろ書いていきたいと思いますm(_ _)mさて。昨日から今朝にかけて、遥か 夢浮橋をプレイして。2の八葉全員、☆を全部マックスにしたところです。後は、北斗宮?に行って。他の神子様を助けるとか、2のキャラ以外のキャラと友情イベントを起こしていきたいな(^-^)と思っています。2だけでもクリアしたなら、またブログであれこれ書かせていただきたいと思いますが。とりあえずは、昨日も書いています通りに。パソコンの中では、感想を書いている最中の作品をまとめて、なんとか今月分のノルマ?を果たすことに専念したいので・・今日は明るく楽しいドラマCDの感想をば・・・腐った教師の方程式 3あらすじ・・・突然、柴田Wま兄弟(こういう言い方OK?)の父親美之氏が帰国した。まさみと透の交際に怒りまくる美之。父親に反対されたまさみが家を飛び出した。その向かった先は、家族の想い出が残る古びた教会・・・・キャスト・・・檜山修之(有沢敦)、井上和彦(柴田雅美)難波圭一(柴田まさみ)、岩田光央(稲垣晃司)岡本麻弥(早瀬由里子)、堀秀行(萩原透)神谷明(柴田美之)感想・・・前回聴いた時の感想は、神谷さん!に尽きたのですが。こうして、改めて聴いても。やっぱり、神谷さんがドラマCDに!!しかも、BLにご出演!と言うのは、かなり貴重な作品よねぇ・・・と思ってしまいます。何しろ、貴方!私の世代では、アニメのヒーローは全部神谷さんだったのよ!バビル二世に始まって、ライディーンにゲッターロボに・・って、年齢がばれるから(えーっと・・一応、本館を隅々まで見ていただくと。あちらこちらに、年齢がばれるような記載はあります)止めておきますが。もう、列記し始めたら止まりません。そのくらい、神谷さんはアニメ世界のヒーローにして神!的な存在と言っても過言ではありませんでした。その神谷さんがお父さん役!と言うだけでも凄いのに、ましてやBLなんですよ。もう、それだけで感無量となってしまいます。これを読んでいただいている方にも、こういう経験はあるのじゃないかしら?例えば、自分が青春時代とか幼かった頃にデビューしたアイドルや、女優さん(男優さん)が、自分と同じように年齢を重ねて。ふと見たTVドラマで両親役で出演だった・・・なんて時に、「えぇ?あの人がお父さん(お母さん)役なのぉ?」と衝撃を受けた事はあるのじゃないかしら?そうですねぇ・・例えば、野性の証明の映画でデビューした薬師丸さん(セーラー服の似合うお嬢さんだったのに)が、主人公の母親役で出演していて、年月の流れを感じてしまった・・とか。SMAPの香取くんが、薔薇のない花屋(時事ネタで申し訳ないです・・フジテレビのドラマのタイトルです)でお父さんでびっくりした!とか・・。そういう感じに近いかしらね?アイドルはもとより、俳優さんでも声優さんでも、世代交代はあります。声優さんの場合には。何時しか、応援していたあの方があまりアニメで主役を演じなくなり。脇に回ることが多くなり。そのうち、ディレクターとか音響監督になっていたとか、ナレーションの仕事が多くなっていた・・・と言うのがあります。TV番組の企画で、あのキャラクターの声はこの人だった!みたいな顔出し企画に引っ張り出される・・・そうした時に、現役を退いて後輩育成に従事されていたとか・・えぇ?知らない間に、そういう事になっていたのぉ?あのキャラクターの声を聴いたのは、つい最近だったよね?と自分の中のつい最近って、何時よ(再放送と言うのもありますから(゜゜)\バキッ☆)・・となる時もありますが。まさに、この腐った教師の方程式3で神谷さんのお名前を見た時には、うひゃああ!!あの神谷さんがお父さん?ですか?って・・そこに感想が戻ってしまいます。でも、それじゃあ前に書いたのとあまり差がありませんので。ちゃんと書きますが。今回の目玉は、萩原先生とあっくん、そしてまさみ&雅美兄弟でしたね(ってほとんど全員じゃん(大笑))。お話の進行上、稲垣くんと由里子さんは柴田家で飲んだくれて出番が少ないので、仕方ないのですが。それ以外のキャラには、全員ちゃんと見せ場があったCDでしたね(^-^)。先ずは、萩原先生。彼は、人間ブルドーザーのシーンに感動しました(大笑)。いや、もう・・塀際の瓦礫を除けて欲しいと言う依頼に、うりゃうりゃ・・・と突進したシーンは、「まるで人間ブルドーザーだな」の台詞を待たずに、同じ事を考えてしまいましたもの。そのくらい絵が見えましたね。また、結婚式に参列して。お酒を呑んだことで盛り上がり。大事なまさみさんのお父さんが居ると言うのに、ウェディングドレス姿!とか言い出すし・・・舞い上がっているんでしょうねぇ・・と言うか、周囲が見えてないし・・雅美との間に繰り返された「牡蠣、食うか?」「いや・・・」の応酬が笑えますね。今回も、教会に入って。キスするチャンスはあったはずなのに。テスタロッサ(直ったのね?)の爆音(大笑)に寸止めされているのが、ちょっと哀れではありました。次が、あっくん。この子が攻めになるのよぉ??すぐにべそべそ泣いているこの子が攻めかぁ・・・と妙な感動を覚えてしまいますが。片鱗は見えているかも?この積極的なアプローチは、そういう事かなぁ?さて、あっくんでは。ダントツで、雅美がまさみの事を「兄さん」と呼んだ事に気が付いて泣き出した事ですね。他の人も雅美が「兄さん」と呼びかけたのは聴いているはずなのに。今まで「まーちゃん」と呼んでいた雅美の呼びかけの差に気が付いたのが敦だけだった。しかも、泣けない雅美の代わりにおいおいと泣いている敦。相手の心の中、その傷に気が付いた繊細な心と気配り。この子は、こんなにも観察眼の鋭い子だったのか・・と改めて感動してしまいました。よくぞ、見抜いたわよねぇ!そして。鐘が鳴っている間だけキスをしてふっきった雅美と。そんな雅美の気持ちを知っていたまさみ。この兄弟が、鐘撞台で交わす会話は、このCDの中で一番の聴き所ではないかと思います。今は、BLの作品でも禁忌である兄弟ものもありますが(流石に実の親子は知らないです。義理の親子は聴いたけど(゜゜)\バキッ☆)、この当時はまだ兄弟は禁忌・タブーとして、カップリングはされなかったのかもしれません。世が世なら、雅美×まさみもあったかもしれませんが。いや・・やっぱり、この作品ではそれはあったら嫌ですよね・・・・誰よりも大事に思っている兄。そして、愛している弟。その境界は越えて欲しくありません。背徳の愛ではなく、それを乗り越えていくところに一つの醍醐味があるのですから・・・最後に、兄弟にふざけた名前!(どちらも、まさみじゃないか・・雅美はまさよしと読むけど。まさみとも読めるんだから!)をつけたお父さんである美之さんについて書きましょう。まさみの告白に「耳が遠くなってしまった・・・」と逃げをうつものの。何度も繰り返される息子の告白。しかも、愛した妻にそっくりな長男の告白に、気持ちが動転したものの。少し時間をくれ・・・と言うのは、素晴らしかったです。BLで多いのは、親もあっけらかんと認める交際か、とことん反対するか・・反対していても、何時かは折れるパターンか・・・なのですが。今回、お父さんの台詞の中に。「二人にとっては、グラウンドを何周もしているかもしれないが。自分は今、やっとスタート地点に立った状態なんだから・・・」だから、時間をくれ・・・と語るところが。あぁ・・真剣に受け止めてくれたからなんだ!と思わせてくれました。二人を引き裂くための時間稼ぎでもなく、自分の気持ちを整理するためだけの時間が欲しい・・そりゃそうよね。いきなり言われて「OK」と言える親の方がおかしいわい!しかし。最後には、「お父さん!」と言った後「まさみさんのお父様」と言い直した萩原先生をふっと笑って許すような、拒絶感が消えた美之さんが居ました。ここは、やっぱりベテランの技だったのではないか?と思っています。
2008年08月28日
先日、父の下着(パンツと言うのか?これは・・トランクスと言うよりも、綿100%のさるまたってやつなんですけど)に、自分のパジャマのゴムを入れ替えた残りで、ゴムを入れ替えたなら!!これが、異様に好評でして。ゴムが伸びて、履けない下着が復活出来る!!と、タンスの肥やしとなっていた物をどちゃっと持ってきてくれました。グンゼ/快適工房/申又(さるまた)/LL[KR4226/LL]紳士用の下着って、上下二段のゴムが入っていますし。うちの父は、所謂メタボ体型で。ウェストが100センチはありそう(LLご愛用)なんですわ・・・そうすると。下着のゴムってウェストサイズの7割でしょう??一枚のさるまたに、140センチ+結び分のゴムが必要・・・って、さっき100円ショップで買ってきましたけど・・・まぁ・・・物を大事にするのは良い事なんですけど・・・。父が嬉しそうにしていますので、ちょっとこれからドラマCD聴きながらゴムの入れ替え作業をチマチマとしようかと思っています。今日のお供は、さて・・何にしましょうか?明るいのにしたいな・・と言うわけで。明るく楽しいドラマCDの感想を・・・腐った教師の方程式 2 ハワイアンドリーム 愛と野望の6250キロあらすじ・・・まさみと透がハワイに旅行。二人きりの予定だったのだが、いつものメンバーが一緒に行く団体旅行になってしまった。まさみはなんとか透と二人きりになって・・と思うのだが、なかなか進展しなくて・・キャスト・・・檜山修之(有沢敦)、井上和彦(柴田雅美)岩田光央(稲垣晃司)、堀秀行(萩原透)岡本麻弥(早瀬由里子)、難波圭一(柴田まさみ)感想・・・このお話は、オリジナルなんですか?それにしても、今回の第一声も、「え?このドラマCDって本当に6人しか登場していませんでしたっけ??」になりました。まさみさんと透くんのカップルが、全然進展しなくて。その進展しない加減に、うへぇ・・・と、つんのめってしまいます。ほら、期待感で前のめりになってしまって。自分でその加速度を止められずにドボンと落ちてしまうような感覚・・・まぁ、それが続くと。そのドボン感が逆に快感になってくると言いますか・・この寸止め感も良いよねぇ・・に変換されてしまうから、人間って不思議かも(大笑)。・・・と言いますか、ここまで奥手なBLって珍しくありません?古い作品だから、規制がかかっていたのかしら?とか、余計な事も考えてしまいますが。それにしても、ここまで進展しないで奥手カップルばっかりの作品は、貴重価値があるわよね!何しろ、3年・・・まさみさんにして「長いです」と言わせる期間つきあっている恋人同士なのに、キスすらまだなのか?ってくらいの恋人同士・・恋人同士って言えるかどうかも疑問になってきそうですわ(^^;。何しろ、一目会ったその日その時にいきなり押し倒しました!気持ちに気が付かないで、する事だけはしちゃいました!の行動先行方が多いですのに。下手すると、寄ると触るとそういう事しか考えてません!とか(大笑)1枚のドラマCDの間に、何回やっちゃいました?えーっと3回?うん、少ないねぇ(゜゜)\バキッ☆とかある中で、まともにキスすらしていません!なんて、別の意味で希少価値ですわよ・・・煮え切らないカップルであるまさみさんと透くん。透くんは、もの凄く美味しい状態を作ってもらって「ありがとうハワイ!」と感激しているのに。その先、あと一歩先に進めない。進んだなら、滅茶苦茶にしてしまいそうな自分をストップしている。うん・・人間ブルドーザーの彼なら、猪突猛進で突き進むだろうから、自分で自分に規制をかけているのかな?でも、そこがじれったいでしょうねぇ・・と思わせてくれます。堀さんの柔らかいトーンでの告白シーンと、数学?嘘・・・体育の教師じゃなかったんだ(゜゜)\バキッ☆と思わせる筋肉くんっぽさが素敵です。また、そんな彼氏を持ってしまったが為に、自分からお膳立てしなくちゃいけないかなぁ・・のまさみさんは難波さん。まさみさんの中性的な優しさと、柔らかさと色気は十二分に出ていました。こんな恋人を持って、手を出せない透くんって・・・あぁ・・・聴いているこちらまでじれったくなりますね。だって、言葉の端々に透くんへの秋波は感じられるじゃないですか・・両替に行った透くんを追いかけている所だってそうだし。飛行機の中で酔いつぶれてしまった彼を気遣うところもそうだし。オイルを塗ってあげるね・・もそうですし一番は、ムード作りをしようとして。部屋に呼び、電気を暗くしよう・・・と言い出すところ。本当は、夜景が綺麗に見えるからと言う理由はとってつけたものなのにねぇ・・そんなまさみさんの苦悩は、あっくんだけに語られます。何しろ、あっくんはストレートに男性同士だとお付き合いは進展しないのか?とか、キスまでは1年も2年もかかるのか?と訊いてくるんですもの(大笑)。終いには、普通はそんなにかかりません!と言われて。まーちゃん達は普通じゃないの?だしねぇ・・それに対して「良いんだよ。僕らは僕らで・・」と言いますが。やっぱり、こだわっているのがラストに来て大爆発。普段、大人しい・優しい人を怒らせると怖いんだよねぇ・・・と思わせてくれました。お兄ちゃんラブの雅美くんは、今回は愛車を廃車にされ。まだ、敦との事は子供にしか見ていない&お兄ちゃんのまさみさんと透くんを邪魔する事はしている状態。まさみさんと二人きりの会話の時と、皆が居る時にまさみさんに話しかける時と。そして他の人に話しかける会話が、微妙に温度が違うように感じられました。流石は井上さんです!檜山さんは、冒頭から「んふふ・・・まだかなぁ・・もうすぐかなぁ・・」と夢見る乙女状態のハイトーン敦くんです。しかし・・今回聞き直した時に「え?」と思ったのが。あっちゃんは、こんなに行動的な子でしたっけ?「僕の思いを受け止めてぇ~!逢いたかったぁ!「有沢だなんて・・・先生。敦って呼んでも良いんですよ。「チュ・・ホッペに朝のご挨拶。じゃあ、今度は先生の番。先生もお返し。目を閉じますから、さ、どうぞ。恥ずかしがらないで、さぁ・・「下校したら、明日まで逢えない。そう思うと胸がキューと苦しくなって。だから、チューしますって。。猛烈アタックしていますけど・・(^^;でも。夜這いの意味が分からなかったり。初めての飛行機にはしゃいでいたり。カクテルを呑んで酔ってしまったり。子供じゃない!と言いつつ、オイル塗りを通しての透さんのがっかりと、まさみさんの意地悪な発言に気が付かないし・・・(第一、お邪魔でしょうが?)真っ正直に質問していたり。可愛いトーンの檜山さんを全編を通して聴くことが出来ると言うのは、これっきゃないですよねぇ!!岩田さんの稲垣は、今回は高所恐怖症シーンが最高でしたねぇ!!「しかもこれは、飛行機や。下になんにもないんや・・じべたに足ついてへん。何時落ちたかて、おかしない。鉄の固まりが飛ぶなんか、不自然極まりないわ!」のセリフは、飛行機に対する不信感がまるまるあふれていましたねぇ。BLで、こういうセリフがあるって素晴らしいです!由里子ちゃんの岡本さんは、今回も男性陣の中にあって輝いていましたねぇ!シャッターチャンスを逃すことなく、引っかき回してくれました。一番はホテルの部屋割りをした後に、女の子を意識してくれたまさみさんに「あぁあぁ・・そういうの全然。だって、ホモばっかりだもの。あ!でもこの組み合わせだと夜這いしなきゃなんないから、面倒ですね」のあけすけな言い方が楽しかったです。今回も、稲垣くんを挑発して、パラセーリングにつきあわせるなどお見事でした(^-^)。しかし・・・ハワイに行く時には、夕方(夜)前に出発してあちらに到着したら、もの凄い早朝で・・・ホテルにすぐにチェックイン出来なくて、バスに乗せられてあちこち名所を見せられた気がするんですが・・・それに、海外旅行ってわざわざホテルで両替しなくても、日本から両替出来たし・・・逆に日本のお金でもOKと言うお店が多かったような・・トラベラーズチェックみたいなのもありましたよね・・このお話は、個人ツアーだからかしら?添乗員さんの居ない個人の企画だから、ツアーに参加した私とは違う行動パターンだったのでしょうか??
2008年08月16日
今日は、お泊まり勤務ですので。皆様のブログへの訪問は携帯からになります。また、コメントレスも明日以降になりますので、遅くなります事をお許し下さい。と言うことで・・・。懐かしいところで、この感想を腐った教師の方程式あらすじ・・・十年前の初恋?の相手である「まーちゃん」が保険医をしていると言う高校に入学した敦。しかし、まーちゃんは別人になってしまったかのようだった。これがあの優しかったまーちゃん??呆然とする敦の前に、彼のファーストキスを奪った稲垣が現れた。キャスト・・・檜山修之(有沢敦)、井上和彦(柴田雅美)岩田光央(稲垣晃司)、堀秀行(萩原透)岡本麻弥(早瀬由里子)、難波圭一(柴田まさみ)愛河里花子(6歳の敦)感想・・・最近は、石田さん祭りだけではなく、檜山さん祭りを開催しておりまして。主役クラスのBLだったのに、難波さんや岩田さんばかり聴いていた気がするぞ!と思って聞き直したら。まぁ・・前に書いた感想の短かった事。自分でも、「そりゃないでしょ」と思ったので、再度書き直す事としました。ちなみに、一番最初に聴いた感想と言うのが「兄弟で、雅美とまさみ・・って。そういう名前を付ける親の顔が見たい!と一瞬思ってしまいましたよ。どっちもまーちゃんだよねぇ(大笑)。このドラマCDでは、もう稲垣役の岩田さんの怪演が光っています。こういうはっちゃけた役って本当にはまりますよねぇ」ですから(大笑)。私が書いた感想に見えないですねぇ。さて。登場人物が少ない割には、お話が濃かったなぁ・・・と思います。最後まで聴いて。え?このドラマって登場人物って7人だけだったの?もっと大勢が出てきたように思っていたけど・・・聞き返してみたら、確かに7人ですな状態でした。初恋の「まーちゃん」を追って、彼が保険医を務める高校に入学したものの(って、入学初日に不良のたまり場のような校門付近を見て、敦がびびるシーンがありますが。彼は、受験する時にこの現状を知らなかったのかしら??普通、視察するとか。受験する前に、自宅からの登校経路だとか、調べるとか・・しないのかしら?不良のたまり場だったとして。進路指導の先生は何も言わなかったのかなぁ??と言うのが、凄く気になっていました)、憧れのまーちゃんは「青春」と書いて「発情期」と読む!!と堂々と言ってしまう人になっていた・・。この青春と書いて・・・のシーンは、井上さんの熱演もあって。噴き出しましたねぇ(^-^)。そして、幼稚園と小学校と、苛められていた敦を庇ってくれていた稲垣。偶然同じ高校に入学した稲垣にとっての初恋が敦で。過去に一度したファーストキスよ!再び!!と(ファーストキスが再びって事はないでしょうけど)と、あれこれ画策している。稲垣役の岩田さんの怪演もあって、熱血!猪突猛進!!の稲垣がパワフルに動き回ってくれました。もう、ナイス過ぎます。そんな稲垣と一緒に居る事が多く、本当に測ったのでは?と思えるタイミングでいつもいつもお邪魔をしてしまう由里子の岡本さん。由里子は、後に稲垣夫人になりますが。単に腐れ縁でなったのかな?と思っていましたが。結構、由里子は稲垣の事が好きだったのかしら?などと、今回思い直していました。屋上でキスする直前に飛び込んでしまい、その代償を「身体で支払ってくれ」と稲垣に言われて、勘違い。いや・・・・普通の一般男子が女性に対して「身体で支払え」と言う場合には、由里子さんの想像は正しいのですが。それをブチブチと言っているシーンで。ひょっとしたら、稲垣の側に居ると面白い事が起こると言う無意識もあるでしょうが、彼女は稲垣に対して好意は持っているよね・・・と思っておりました。ひらがなで「まさみ」、その弟が漢字で「雅美と書いてまさよし」・・・どっちも、同じまーちゃんで。漢字の読み方が、まさみでも通用するのだから、いや全く!!こういうふざけた名前をつけた父親は、一体何を考えたんだ?と思ってしまいました。弟思いの優しいお兄さん。既に、(キスもまだだけど。れっきとした)男の恋人が存在するまーちゃんことまさみさん。難波さんの柔らかいトーンが素敵でした。彼がまだ、高校の保険医で居たなら。こういうややこしい物語は出来なかったでしょうし。その前に、敦くんは萩原先生に恋してるまーちゃんを見て失恋のショックが大きかったかな?とも想像が出来ます。でも、萩原先生がまーちゃんに「だから、どうしたいんですか?雅美のしたい事・雅美が幸せになれる事。なんでも雅美を一番に考える・・・それが貴方の悪い癖です。貴方はどうしたいのか?貴方の事、貴方自身の事を一番に考えて下さい」と言い切ってしまうシーンを見たら、叶わないと思うでしょうけど・・。しかし、この萩原先生の台詞に「好きだよ、透くん・・」と言った優しいまーちゃんの台詞は、萩原先生でなくても、胸がバクバクしそうです(大笑)。この色気?と言うか、天然素材だったら。子供時代のあっくんがメロメロに恋いこがれても仕方はあるまい(大笑)。そんな泣き虫あっくんの敦は、檜山さんが熱演!!です。聞き直した時に「嘘・・・」と思ったまでのトーンの高さとか細さ。いや、か細いトーンが悪いと言うのではなく、檜山さんだよね?的な裏切られ方をしていました。このあっくんが、また良く泣くんだなぁ・・・。めそめそグジグジと結構泣くので。彼が、攻めになるとは思えない(大笑)10年以上も思いつつけた割には、雅美との違いに気が付かず(って、ご近所だったら。大好きなまーちゃんに弟が居た事は知らなかったのでしょうか??)、まさみと雅美の違いを知った後では、雅美が好きになっているし。この好きになった過程が、今ひとつ弱い気はしますが。きっと雅美のさりげない気配りなどに、惚れたのかな?と思えるようになりました。しかし、弱々しげなか細いトーンの敦なのですが。思ったよりも、あちこちで叫んでいましたね(^-^)。それが、ちょっと今回意外なポイントとなりました。
2008年08月09日
皆様のブログにも、同じ処からのコメントがついているのを見ます。みゆきちと名乗る人物のもので、昨日だけで3回もコメントをつけられてしまい。その都度消していたのですが。まぁ!消しても消しても、ついておりまして。しかも!!禁止ワードに指定しようとしても。エステの部分など、微妙に半角のスペースを入れているものだから、指定禁止ワードにならない。かの人物がつけるコメントの一部の、その半角スペース含む部分を禁止ワードに指定したなら!!今度は、自分のコメントレスが受け付けられなくなって!!なんじゃそりゃ?ちょっと、楽天さん。しっかりしてよ!と思ってしまいましたわ(^^;。本日、もう一つの「なんじゃそりゃ・・」と思ったのは。9月に配送予定だった商品が届きまして。いや・・それは嬉しかったのですが(大笑)あの配送予定日って一体何だったの??。はい・・ブログのお友達が勧めて下さった鬼畜眼鏡の通常版が到着です。早速、インストールしてプレイしようかな?と思ってます。個人的には、御堂さんは一番後にとっておきたい(大笑)。さぁ・・ゲームのんびりプレイの私が、どのくらいかかるかな?結構、BL関係は音声飛ばすので(大笑)早くプレイ出来ちゃうのよねぇ(大笑)。そして・・本日のメインテーマ(大笑)も、なんじゃそりゃ・・と思ってしまったCDの感想を・・。お友達の感想コメントで、近いうちに感想アップするねぇ!ってお約束しちゃいましたからね・・・・うすうす分かるとは思いますが。あまり褒めていませんので。この作品や作者さんのファンの方は、ここからは回れ右して下さいね。恋はいつも嵐のようにムービック(ドラマティックCDコレクション)☆恋はいつも嵐のように☆あらすじ・・・通勤電車の中で、痴漢に遭ってしまった長谷川瑞基。しかし、その痴漢の相手が同じ高校・同学年の生徒会長。男女を問わずに人気の高い坂口東。好きだと告白されて。あれよあれよ・・・と流されてしまった瑞基だが。東が自分を好きになった理由とは?他、瑞基の同級生で。同い年の兄命!!の滝沢晶と泉カップルを描く2本立て。キャスト・・・子安武人(坂口東)×岸尾大輔(長谷川瑞基)鳥海浩輔(滝沢晶)×笹沼晃(滝沢泉)檜山修之(宮本誠一)青木誠(田口)、小尾元政(級友)、野島裕史(チビ)川島得愛(高橋)、斉藤梨江(泉(小学生))伊藤亜矢子(晶(小学生))、奥田啓人(泉の父)、河野裕(ファン)感想・・・最初に聞いた時。思わず作者さんのお名前を確認してしまいました。これ・・・南原さんじゃないよね?違う人よね?別のペンネームを使っているって事はないよね(しつこいって)。・・だって、緑川さんが受けでご出演じゃないし。檜山さん出演だし(そう言えば、檜山さんって南原作品にご出演はないですね)。でも、この可愛い子ぶりッ子の高校生トーンの子安さんは、結構南原作品で聞いたぞぉ!!しかも、メインの登場人物がみーんな!!そういう関係で、誰も嫌悪感を持っていません!だし。目撃しても「嫌がっていたなら止めたけど」で終わってしまうし(大笑)。いや、そこで引かないのがおかしいでしょ(^^;。次から次にカップル出てくるし。兄弟もありだし・・いや、他の作家さんでも登場人物が皆カップルと言うのはありですが。なんと言うか・・主人公があれよあれよ・・・・と思いっきり流されて。身体から始まって、心がついて行っていません!状態。ちょっとおバカ(゜゜)\バキッ☆な所と可愛らしさにH回数の多さなどは、へぇ・・違う作家さんでもありなんだ・・・と、妙な褒め言葉ともけなし文句ともつかない事を思ってしまいましたわ(^^;。いや・・BL界の鬼キュン戦士と似ているね・・ってのは、一種の褒め言葉になるかもしれませんね。そうですねぇ・・・。突っ込みを入れ始めたら、もう全部がそうなので(大笑)。敢えて突っ込みは入れません。もう笑うしかないかな?と思いますが(おぉ・・・似ていると言うのに、笑ってすませる辺り。どうしたんだ?>自分。許容範囲が広がったのか??)ストーリーを追い求めないで。単に岸尾さんの可愛い喘ぎや、知恵熱を出して寝込んでしまう瑞基のお子様チックなところを堪能したい方。時々、鬼畜モード入りだけど。高校2年生の可愛らしい子安さんボイスに、クールな参謀と言うところか?の檜山さん。そして、でかくなってやってきたチビ役の野島お兄ちゃん、ぶっきらぼうだけど兄命!の晶役の鳥海さんの我が儘ぶり。そして、あぁ・・折角なんだから。もうちょっと聞かせて!!の笹沼さんの受けを聞きたい方にはお勧めです。メインカップルと言うよりも。どちらもがもの凄いブラコンだった滝沢兄弟のカップリングが気に入っていたりします。だって、メインは「好きになった理由」がね・・・。それを知って追求する瑞基に、「でも、それはきっかけでしょ?」と開き直って?言える坂口くんが怖い(大笑)。ましてや、違うクラスなのに。校舎内の授業をそっちのけで、体育の授業を見ていて。倒れた時に真っ先に駆けつける、一種のストーカーぶりとか・・。同じクラスのメンバーは、一体何をしていたんだ?と言いたい。体育教師も、違うクラスから駆けつけてきたら。もうちょっと何か言う事があるでしょう?ないの??良いの??胸がチクチク痛い・・・と、そこまで自分の恋心に気が付かない瑞基。瑞基のお母さんもお母さんで、東くんみたいな息子が出来るなら・・とあっさり認めている所とか・・うーん・・・あ、いけない。話が逸れました。突っ込みしないって書いているのに、結構突っ込みを入れてますね(大笑)。そう。滝沢兄弟は、もうちょっと聞かせて!と言うくらいだったから、余計に気になって仕方ないのかもしれません。詳しくないのよ(大笑)。朝チュンとまではいきませんが、BGMで流してしまいました!ですから。もうちょっと、鳥海さん演じる滝沢弟の独占欲っぷりなども聞いていたかったかな??まぁ・・・深く考えないで。あっさりとライトに笑って流せるCDではありました。まぁ・・・何回も聞きたくなるほどではありませんが(゜゜)\バキッ☆。
2008年08月02日
今日は、暑かったです・・・何しろ、昨日の午前中までは雨が降っていたのに。今朝も今ひとつの空模様だったのに。何?このお天気は?と思える天気となってしまい。なぁんと!延岡では、本日の最高気温35,2℃ですよ・・7月入っていきなり真夏日かい!!そんなに暑いから、人の頭まで沸騰するのか?イライラしやすくなるのか?今日はやたらと患者様が多い一日で。待ち時間がタイミングが悪い人になると、2時間~3時間(うん・・私だったら、待合室を見た瞬間に帰ったかもしれない)と言う状態でした。そんな中、とある高校生のお母さんがぶち切れて「異常でしょ?3時間なんておかしいでしょ?」と詰め寄られてしまいました・・そのお母さんには、1時間半の段階で一度詰め寄られたのですが。一人で50人近くの予診を取っていた私には、進行具合が分かっていたので。まだあと一時間はかかるって言い出せなくて。今日は多いですから、ごめんなさい・・と言ったのも悪かったらしく・・でも3時間は待ってないのよねぇ・・私にもいろいろと反省ポイントはありますが。一生懸命やっていても、どうしようもない問題と言うのはあるわけで・・。重傷の方がいらしたりすると、診察室はそこでストップしているし。ひたすら謝罪するしかなかったのですが(お待たせして、本当に申し訳ありません・・と言うしかないわよね)。いろいろと落ち込んでしまいました。さて。そんな時には、明るく楽しい事を考えて。ドラマCDでも聴きましょう!と言うわけで。笑えるお話の感想を・・ただし、これは途中からは激怒に変わったんですけどね・・最初に聴いた時には、本当に単純に笑って聴けたんですよ・・そういう前置きのもと。本日の感想は小鳩町から散弾銃 第二巻Rio CD小鳩町から散弾銃 第2巻第一巻の感想は、こちら・・あらすじ・・・平和なはずの小鳩町。しかし、須々木家では。今日も魔力はあるが、頭空っぽ王子のおかげでドタバタが絶えず。彼らを拾った?ことで、従者にされてしまった須々木健太の怒りは止まることを知らない。そんな時、エイジェリアス達の命を狙った暗殺者がやってきて・・。キャスト・・・宮田幸季(エイジェリアス・ファースト・ユラドルシル)、宮野真守(須々木健太)柿原徹也(須々木勇次郎)、平川大輔(エスターシェレス・フォン・クレイアド)檜山修之(リチャード・セカンド・ユラドルシル)大須賀純(アリス・フォン・シェナイダー)、高城元気(井上雅俊)鈴木達央(ミシェル)、川原慶久(ジェイク)感想・・・3巻が出ますと言う告知の後に、このCDを聴きました。あ・・・3巻が出る前に聴いておかなくちゃ!!と。1巻のあのハイテンションに、2巻・3巻への期待は大きかったのですが。いかんせん、それほどのハイテンションなら、こちらも体力と気力を充実させてから聴く体制にしておかないと。飲み込まれてしまいますからね・・。よっしゃぁああ!!と気合い十分聴いて、笑い転げていたなら・・・・その直後に、3巻の発売中止が決定。ガタガタガタ~っと書く気力が失せました・・。ショックでしたねぇ・・。確かに、このお話は宮田さんと同じ年の兄弟を演じている檜山さんが聞きたい!そして、良い声揃いで若手中心。ニャンの平川さんなど、聴き始めた動機自体は不純かもしれませんが・・。しかし。私は先日、自分はやっぱりお話が好きなんだ!!物語として展開されるいろいろな世界が好きなのだ!と実感しました。ドラマCDの世界は、三位一体。お話が面白いこと。声や演技が素晴らしいこと。そして、音楽やBGMなどの要素・・・全てが揃ってこそのドラマCDであると思っています。原作を知らずに買うことに対する後ろめたさは、おそらくはお話をそっちのけで買っている要素があるからでしょう。自分は、純粋にお話好きだと言えないのではないか?それが、原作読んだことないけど・・と言う言い訳に繋がっているのかもしれません。さて。そんな能書きはともかく。このCDを買った理由が、声からスタートした・・・と言うのは、仕方ないでしょう?或る意味、どうしようもない・・・一種の不可抗力よ(大笑)。だって、お話がオリジナルなんですもの。少なくとも、私はRIOさんから出た一連の作品が、ノベライズなどになっているのを見たことがない。とすると、CDのためのお話。またまた本題から外れますが、昨今のドラマ(TVで放送するドラマの方ね)はオリジナル作品が少ない。昔の漫画(まぁ・・これをどうして今頃??と思うタイトルもありますが)や、小説をベースにしているものがほとんどだと言われています。そして、4月と10月の番組改編期には、それを批判する声や論評などを良く目にします。それもこれも、おそらくはオリジナリティで勝負!!と言う博打を打つよりも。ある程度安全な手段で制作されていることを安易だとして批判が多いのか・・・・と考えた時。ドラマCDも、どうしてこれを?と思う作品をバンバン(大笑)CDにするよりも。もっと良質なオリジナルがあったって良いじゃないか!!と思ってしまうのですが・・。話を元に戻して。そういう観点からも、RIOさんの一連のドラマCDは。完結してくれないと、お話の行方は分からない!!結末が面白くても、面白くなくても、とりあえず完結しなければ意味がない。広大な風呂敷広げて、尻窄みで終わりました!であろうとも。途中で打ち切られるよりは、終わって欲しかった・・・新宿Guardianはとりあえず完結してからビブロスさんが倒産したので、あれはとりあえずなんとかなったのですが。このお話は、ここまで盛り上げるだけ盛り上げておいて!!と言う寂しさや哀しみ・・がごちゃ混ぜになってきて。終いには、怒りに変わるんですね!!「このやり場のない気持ちをどうしてくれるんだぁああ!!」(大笑)ネタバレになりますので、ちょっとだけ言葉を控えて書きますが。二人の暗殺者を雇った黒幕の正体が分かって、さぁ・・・これからどうなる?で終わってしまったんですもの。エイジラブのジェイクや、呪詛を使うミシェルの二人はどこに居候になっちゃうんだろう??それぞれ一人ずつ居候?また、別のご家庭に厄介になるのかしら?とか、いろいろ考えていたのに・・。エスターの気持ちや、須々木家の他の兄弟は出てくるのか?意外な実力者であった勇次郎と、今回も壊れてしまった健太・・・。健太の絶品カレーは、暗殺者達の心も掴むことが出来るのか??。。。今、何を言ってもどうしようもないのですが。これらの思いは、巻末トークを聴くと。一層募ってしまいます。何しろ、皆さんが「第三弾」の行方や、次回に向けてまた頑張ります!!と言うコメントを残していらっしゃるんですもの。新宿Guardianのトークを聴いた時にも、かなり切なく思ってしまったのですが・・このトークも本当に「あぁ・・・」とため息しか出てこなくて。声優さん達は、本当に第二弾も絶好調!!なまでのハイテンションっぷりでした。初歩魔法ですら、凄まじい威力を誇る魔力の持ち主で、王位などには興味もなく、頭も空っぽ。だから簡単な呪文さえ唱えることが出来ないエイジの宮田さんは、ちょっとつぶしかけたボイスで憎たらしいまでのオレ様っぷりでした。人見知りするために、猫になっているエイジ王子の従者・エスターは、平川さんが格好いい声で颯爽と。でも、やっぱりところどころにニャンの猫語?が入るおまけ付き。アフレコは途中参加だったみたいで、一人残って前半を録音すると語っていらっしゃいましたが。周囲の無茶ぶりに、ぼそっと「覚えてろよ・・・」と言ったのが印象的でした。魔力なんかなくても、その兄への(歯に衣着せぬ)暴言の数々と空手の腕で、おそらく登場人物中最強!!ではないか?と、今回思わせてくれた須々木勇次郎くんの柿原さん。落差の激しいお兄ちゃんの健太くんには、宮野さん。もう、このお二人のやりとりも楽しかったですねぇ(^-^)。そして、第二王子の従者のくせに、王子を顎でこき使ってます?のやる気のあるんだかないんだか・・・のアリスには、大須賀さん。ドリーマーで、方向性が微妙に違うため。台詞のテンポが微妙にかみ合っていない(大笑)雅俊くんには、高城さん。このかみ合わない感じが良いですねぇ・・。そして。今回初登場のお二人では、呪詛を行った暗殺者ミシェルの鈴木さんよりも。王子ラブ!!のオカマ言葉が楽しかったジェイクの川原さん・・・いやぁ・・・川原さんで、こういう台詞回しって初めて聴きました。良かったぁあああ!!もう、第二弾で一番美味しいところかっ攫ったのは、絶対にジェイクの川原さんでした。暗殺者として会話している部分よりも、エイジ王子への気持ちを語るシーンと、トークで司会の檜山さんにハードルを上げられての登場シーンなどは、笑ってしまいましたわ。そしてそして・・。今回もハイテンションで、お疲れ様の檜山さん。聞きかじりの日本語の慣用句などをカタカナ発音されていたり、見せ場を勇次郎に取られて拗ねているシーンに、エイジとの子供の喧嘩を演じているシーン。どれをとっても最高でした。あぁ・・やっぱり、返す返すも。この続きを聴くことが出来ない・・と言うのが、悲しくて悲しくて。残念でなりません。
2008年07月03日
はい!!先日のBLCDエロバトンに於いて。私が今まで聴いた中で、一番インパクトのあるエロかったCD!!として名前を挙げた「影の館」の後半部分の感想です。届いたのが、2005年の年末。聴いた瞬間に、2005年のBLベスト1!と一人で呆然としてしまった作品です。ただし、結構重いので。聴く時には、いろいろ片づけて。邪魔が入らない時間と空間を作り出してからにしています。ところで。光の書がオークションで高額になっている・・・と言う書き込みを見て。廃盤になっているの?と思ったのですが・・・今日、行ってみたところ。通販しているサイトさんはちゃんと運営されてますし。送料はかかるかもしれませんが、それはオークションでも同じ事。時々、オークションを覗いて分からないのが。製品が品薄や廃盤になっているならともかく、安くなくて高値の中古なら新品を買った方が良いような・・なんて思ってしまうのですが・・・。兄命斗さんでも発売があるみたいだし、我が家のように兄命斗まで往復4時間かかる所だったら、ガソリン代の方が送料よりも高くなる!って思ってしまいますけど・・。どうなんでしょう?出品されている方は、高値になった方が嬉しいでしょうけどねぇ。さてさて。そんな話はともかく、後編部分です。今日、今更気が付きました。あまりのボリュームにCD2枚組だと思っていたら、これは普通に1枚だったのねぇ!!影の館CDはアフィリがないので。シナリオ付き原作の画像です・・。影の館 影の書あらすじ・・・シャヘルの館に居るルシファーの元へ、ミカエルは2日と開けずに通ってきていた。それは、主人のための器であると思っていた他のシャヘル達に動揺をもたらす。「自分も主人に身も心も愛されたい」と。そんな時、シャヘル同士の情死と言う事件が起こってしまった・・・。キャスト・・・三木眞一郎(ミカエル)×緑川光(ルシファー)遊佐浩二(ラファエル)、山口勝平(ベルゼブル)大川透(ガブリエル/ナレーション)相沢正輝(サンダルフォン)、真殿光昭(ナタナエル)、千葉進歩(アシタロテ)下和田裕貴(ベリアル)、青木まこと(アポルオン)山中真尋(ギリアン)、長門三照(シャヘル1)、高橋秀(シャヘル2)感想・・・BLCDでの2005年ベストワンだと思っています。いやぁ・・・・実はこの作品を聞いた後、私はあまりの凄さに打ちのめされて呆然としていたくらいです。銀のレクイエム以来かもしれないほどの衝撃でした。凄い作品を聞いたり読んだり、とにかく感動した時(ゲームもそうですが)はしばらく何も手に付かないし、つけたくない・・・と言う時があるんです。この作品を聞いた後は、当分何も聞きたくないとさえ思ったほどでした。到着したのが、12月の終わりだったのですが。それでも今年ナンバーワン!!と思っていましたねぇ・・。さて。冷静に感想を書いてみましょう。前巻で、力ずくでミカエルのシャヘルにされてしまったルシファー。今回は、シャヘルの血の疼きに耐えきれず、ミカエルの愛撫に打ち震える様が美しすぎました。前回は、あまりHシーンは詳しくないと言いますか・・・説明的な台詞が多かったのですが。今回は、1トラックと6トラックはまるまる二人だけのシーンなんですね。しかも、激しいのだけどラブラブ(死語?)ではない。1トラックが4分ほど、6トラックは6分ほどあるのですが。合計10分に及ぶシーンは、色っぽいのだけど哀しささえにじませています。二人のそれぞれのモノローグの後ろで、延々とむつみ合っているのです。モノローグの後ろでむつみ合っている・・・と言うのは、言葉がかぶるので台詞の掛け合いはない・・・と言うことになります。当然、BLに多い言葉攻めだとか「やめて」「いや」などと言う語句すらない。つまりは、息づかいや「ん・・」「あっ」くらいなんですよ・・それで、見事に濡れ場が表現されているんです。しかもそれが激しいし色っぽいし、大人の世界なんです。もう、凄いとしか言いようがない・・・いやぁ・・・凄いものを聞かせていただきました。まさに職人芸と言いますか、もう脱帽するっきゃないですよ・・・状態。ミカエルは、確かに腕の中に愛するルシファーを閉じこめて抱いているのだけど、ルシファーの心までは奪えずに「遠い」とすら実感している。「忘れるなよ。お前は私のシャヘルだ。お前一人で見る夢などない」などと、事ある毎にルシファーに自らの立場を誇示してしまう。そうする事で、結局はミカエル自身も傷ついている・・。ルシファーはルシファーで、「命令すれば良かろう。私はおまえのシャヘルだ」と淡々としているようにあって、身体が心を裏切って快楽に溺れてしまう事に戸惑いがある。地上に落とされたルシファーを探す決意をした「あれは私のシャヘルだ!」とのたまうぞっとするような乾いた狂気。そして、求めても求めても、一番欲しい物が得られないむなしさを持つミカエルの孤独と背中合わせの姿が見えてくるのは、なんと言っても三木さんの熱演の賜物です。一方、シャヘルに堕ちたとは言え、元天使長であったルシファーの揺るぎない矜持。その高潔な姿を緑川さんが見事な大人受けで演じていらっしゃいます。そんな二人が愛し合う姿を見て、神は嫉妬してしまう。ルシファーを忘却の河に流さずに、影の館でミカエルのシャヘルとなる事を認めた事になる神自身が、結局はルシファーへの愛故に館ごと吹き飛ばしてしまうほどの怒りに駆られてしまう。まさに、愛とは狂気かもしれない・・・と思わずにはいられないラストに突入するのです。「闇の中から・・・」と、震える声で館崩壊を話し始めるベルゼブルの語りが始まった時には、聞いている私の方が打ち震えてしまうほどでした。ブックレットの時には収録が未だだったみたいですが、山口さん渾身の演技です。ベルゼブルが持っていた(ルシファーの)額飾りを見て詰め寄ろうとするミカエルを抑えて、「私が聞く・・・何があった?ベルゼブル?」と訊くラファエルの遊佐さんは、ミカエルに対する時とベルゼブルに対する台詞の温度差が見事でした。また、今回が初参加のアシタロテ役の千葉さんは、シャヘルとして長い年月を重ねてきたんだな・・・と感じさせる可愛いながらもしっかりした声の演技で魅了して下さいました。この感想を書いた後に、角川書店から発売されるシナリオは入手しましたが。例のルシファーとミカエルのシーンは、本当に三木さんと緑川さんにお任せ!と言うのが分かるシナリオとなっていました。文字から受けるインスピレーションの世界と。声と音楽によるドラマCDの差・・もう、堪能しきって。読み終わった後にまたCDを引っ張り出すこと請け合いです。
2008年06月28日
昨日、書店・電器店・食料品店・郵便局とはしごをして帰宅して。かなり疲れていました。そう、今日の昼休みにCD聴きながら寝てしまうくらいに疲れていました・・声は聞こえているのだけど、内容が飛んでいた・・(^^;。普段、昼休みに眠らないので。これはかなり珍しい事態です。なので、昨日が木曜だと言うのをすっかり!忘れていました。今朝になって、あぁ・・そう言えばマ王の録画をセットしておかなくちゃ!と思い立ちちょっと待て!!今日は、金曜じゃないか?え?マ王!って木曜だったよね・・そこで、ようやく。自分が、石田さんのサラが出ると言う回に限って忘れていた事に朝から気が付き呆然としておりました。。・・なんてこった!!さて。先日のBLCDエロバトンで、一番エロかった!と思うCDに選んだ影の館について語ろうと思います。一番!を点けたのは、影の書の方ですが。やはり順番的には、光の書である前半からご紹介しようと思います。CDは、兄命斗さんか作成もとの通販でお求めいただけますが。シナリオを掲載した書籍が発売されていますので、こちらから入るのも手かな?などと思います。影の館影の館 光の書あらすじ・・・神の両翼と言われたミカエルとルシファー。彼らは、お互いに信頼と友愛の絆で硬く結ばれていた。二人は、シャヘルと言う聖蜜を与える存在を持っていなかったが。ルシファーが寄せる信頼を嬉しく思いつつ、ミカエルはその思いが徐々に枷になっていくのを感じていた。そして、ある日。ミカエルは、神にも愛された天使長・ルシファーを抱き、自らのシャヘルとしてしまう・・・それは、ルシファーの堕天を意味していた。キャスト・・・三木眞一郎(ミカエル)×緑川光(ルシファー)遊佐浩二(ラファエル)×山口勝平(ベルゼブル)大川透(ガブリエル/ナレーション)下和田裕貴(ベリアル)、青木まこと(アポルオン)米田直嗣(創造主)、山中真尋(ギリアン)、根津貴行(ラハティエル)新山馬之祐(ニスクロ)、須藤亜由美(花乙女たち)、岩村琴美(花乙女たち)感想・・・銀のレクイエムの単行本がどうしても見つからなかった時。オークションで購入する事を決めました。今は、版元を変えてシナリオ付きの文庫として再販されましたが。私が銀のレクイエムに嵌った時には、文庫は売り切れ状態で再販なしの様子を呈していました。(まぁ・・昔の文庫の方が、挿絵が好きなので。今の文庫は・えーっとぉ・・なんですけどね)その時に吉原作品と言う事で、一緒にまとめて出品されて、落札してしまった本の中に、この影の館はありました。ですが。正直な話、独特の世界観に眩暈を感じてしまって、引っ越しの時にその本は中古ショップに売ってしまいましたm(_ _)m。言い訳に聞こえるかもしれないのですが、まとめて落札したと言ってもこの影の館に続くお話が落札分には入っていなかったので、お話が中途半端なイメージで終わってしまったんですね(^^;。で、世界観も独特だし、置いておく場所もなかったし(゜゜)\バキッ☆。今、思えば売らずに置いておけば良かったかなぁ・・・でも、シナリオ付きの本が再販されましたし、ま・・・結果オーライと言うことで(何が?)。さて。その独特の言葉が飛び交い(ブックレットには解説が載っているので、ある程度この世界の様子や言葉の説明などは分かる仕組みになっていますが)、天使様達のドロドロとした人間味(天使様や神様の世界で、人で良いのか?とキャストコメント(ホームページの)にありましたっけ。佐藤さんや鈴木さんで演じようとか(大笑))あふれる世界なのですが。特筆すべきは、ミカエル役の三木さんの乾いた狂気・・・ですね。同じ吉原作品の二重螺旋でもそうでしたが、ニスクロに対して「私はそんなに閑ではない!」と虐げるシーンなんてゾクゾクします。その冷たさ・・・紙一重の怖さ・・・もう、最高です。「触れなければ失わない」と思っていたのに、つい手を伸ばし。その手をルシファーに払われてしまった時。「絆は断ち切られた。だが、新しい絆を私とルシファー、おまえとで作れば良い」と言うシーン、見つかったルシファーの片翼を引きちぎるシーンなども「あぁ・・・」と思わずには居られません。そして、ミカエルとルシファーの周囲のお偉い天使様達の重苦しい雰囲気から一転。シャヘルのベルゼブル・ベリアル・アポルオンの3人組のシーンは、急に可愛らしくなって、作者さんではありませんが「一服の清涼剤みたい」な印象を受けます。唯一、ミカエル×ルシファーのメインカップル以外にHシーンがあったのは、遊佐さん演じるラファエルと山口さん演じるベルゼブルなのですが。下和田さんや青木さんのご主人様達とのシーンもちょっと聞いてみたかったかなぁ・・・(゜゜)\バキッ☆。下和田さんって、凄く可愛いだろうし。昔に書いた感想なので。結構短いですが・・。次回は、BLCDエロナンバーワン(大笑)の影の書について語りたいと思っています。おつきあいいただけますと、幸いです。
2008年06月27日
そう言えば、先日ヤマシタトモコさんのお話をコメントでしたような・・・と。と言うわけで・・(どういうわけだか?)今日は、このCDの感想を・・。くいもの処 明楽キャラモモ/アルドゥールCD☆くいもの処 明楽☆あらすじ・・・くいもの処 明楽店長の明楽高志は、戸惑っていた。と言うのも、6歳年下のバイト・鳥原に「好きだ」と告白されてしまったからだ。普通に女の子が好きなのに・・。しかし、鳥原の真剣な気持ちに対して、明楽の気持ちも揺れて・・・キャスト・・・野島裕史(鳥原泰行)×中井和哉(明楽高志)成田剣(牧祐介)、大川透(三ツ本夏希)土田大(松城大)、吉野裕行(海老川恒)岡村明美(五藤多香子)、近藤隆(奥田優)、久嶋志帆(女性タレント)感想・・・へぇ・・野島お兄ちゃんってこんな硬派な声の演技もあったんだ・・(゜゜)\バキッ☆と言うのが第一印象でした。何しろ、野島お兄ちゃん・・裕史さんの印象と来たら、どうしてもシリーズ作品のフーキーズの変な帽子をかぶったお坊ちゃまが強くてね・・。わぁ、ドスが利いていて。良いじゃん!でもって、あちらを聞いていた時には、絶対に受け!だと思っていたのが。攻めも良いじゃん!と、ついつい出演リストをチェックするのも悪くないか・・と思っておりました。そして、この作品を購入したのは。中井さんが受けだと言うので、ブログのお友達と盛り上がったからです。中井さんよ?男臭いと言うか、ガテン系を演じさせたら天下一品!(褒めてますから)の中井さんが受け?まぁ・・バナナジュースさんも思い切ったキャスティングしたよねぇ!と言うので、興味が倍増!すぐさま購入にはならなかったのですが。初回特典のおまけが付いている間に・・(大笑)と言うので。はい・・。聞いてみたら。あまり中井さんの受け!は意識していないかも。確かに、そちらのシーンでは受けていらしたけど。可愛らしく喘ぐとか、涙ながらに「嫌」とか「許して」「やめて」を繰り返すような受けではなく、なんか肉弾戦と言うか・・・プロレスの延長と言う感じがつきまといまして。中井さん受け!はどこかに行ってしまってましたね(^^;。何しろ、グダグダのずるずる(大笑)、ホケホケののたのたのゆるゆる・・・(どういう擬音じゃ)の会話のなんとも言えないリズムと、語尾。それらが、なんとも癖になって。もっとグダグダの会話を聞いていたいと思わせるのです。これは、聞いていただいたなら分かると思うのですが。幼馴染みが集まって出来た食べ物屋さん。そこに働く彼らは、良い意味で自由。そして、あまり世間やしがらみに囚われていないようにも思えるのです。そう・・・くいもの処 明楽に吹く自由の風は、なんとなく生ぬるいまったりとした風なのです。決して爽やか!な風ではないのに、台風の前の風のような、なんとも気になる風。ゆるゆるとした中に、それでも明るく生きている彼らの会話を聞いているのは、心地が良いんですね。もう、どこが?と言うではなく。全体的に、ダラダラしつつもそのダラダラとゆるゆるとグダグダが楽しいCDでした。中井さんが演じた明楽が、二言目には「まぁきさぁん~~!!鳥原クビにしよ?」と泣きつく台詞とか、お馬鹿な店長で頑張っている所だとか、もう最高でした。一番は、トークで語っていらっしゃいますが。鳥原から告白されてグルグルしている時に。「そうだ・・風俗行こう」の台詞!!だって、女の子の半分は夢で出来ているんだから・・と言う彼のそんな呆けた台詞の言い回し。いやぁ・・最高。それしか言葉が出ませんでした。閑話休題。このCDを聞いていた時。羞恥心と言う3人組のユニットがブレイクしていました(2008年では、通じるネタでも。後で読み返した時に、分からないネタになっている可能性もあるので、一応書いておきます)。クイズ番組から飛び出したユニットなのですが、私は彼らは本当の本物の馬鹿だとは思っていません。本当の馬鹿が、プロデューサーや世間が求めるような答えをするはずがないからです。求められるから、そういう風に演じていらっしゃるのだと思っていますが。それと同じく、ドラマCDを聞いている時は。明楽は本当に明るい馬鹿ですが。本当の馬鹿か?と聞かれたら、馬鹿じゃないと思いますもの。曲がりなりにも、店長としてお店を支えているのは、彼の何があっても笑い飛ばせるだけの明るさだと感じるからです。そんな明楽と鳥原を囲む周囲の人々。一番出番が多かったのは、明楽の先輩で社長さん!の牧役の成田さん。鳥原と個人的に会話をして、「髪の毛を切れ」と言うシーン。本当に鳥原が髪の毛を切ってきた時のリアクションの笑い方が、ツボにはまっておりました。彼が何故、入れ墨者かは分かりませんが。俺は頭が良い!と言い切るシーンや、三ツ本の娘と仲良くしているシーン、鳥原や明楽の事を見守っていて、助言する男くさく漢な部分など、成田さんってやっぱり好きだ!と思いながら聴いていました。しかし・・他のキャラクターは、残念ながらあまり出番は多くありません。吉野さんの海老川くんと岡村さんの五藤さんは、比較的他の方よりもちょこちょこ出てはいましたが。近藤さん達は・・本編には、えーっとどこで出ていましたっけ?いや、分かっているけど。そう書きたくなるくらいに出番は多くなかったですよね・・。やっぱり、初回特典付きを購入して良かった・・と思っていました。何しろ、初回特典には。各キャラクターに焦点をあてたドラマが収録されていて。それが妙に楽しかったものですから・・。ほほう。そういうキャラだったんだ・・・って。こういうちょっとゆるゆるのBLCDも、悪くないなぁ・・・・とぼけ~っと思っておりました。
2008年06月19日
最近、どうもお泊まり明けにトラブルが多いような気がしています。。疲れているから、そうなってしまうのか?そこしかいろいろ出来る時間がないのが悪いのか??何はともあれ、愚痴に付き合って下さった皆様に申し訳ないような気持ちで一杯です。どうせ読むなら、楽しい記事を読みたいですよねm(_ _)m。と言うわけで。今日は、仕切り直しでドラマCDの感想などを・・。ドラマCDの感想も、体調や自分の気分などで、変わったりもしますが。先月くらいから、前作は駄目だったけど。今作はOKじゃない?と思える作品が多いようです。慣れたのか?それとも、こういう物なんだ・・・と思ったのか・・そういう前置きはともかくきみが恋に溺れるRUBY CD COLLECTION(CIEL)::きみが恋に溺れる前作であるきみが恋に堕ちるの感想はこちらRUBY CD COLLECTION::きみが恋に堕ちるあらすじ・・・店長が、年齢を理由に退職すると言い出した時。副店長の陣内は喜んだ。次はオレが店長だぁ!しかし、店長に着任したのは。社長令息で、自分より10歳も年下・思った事を正直に口に出しては、お客を帰してしまうような主藤礼一郎だった・・・・。キャスト・・・高橋広樹(陣内和史)×遊佐浩二(主藤礼一郎)神谷浩史(主藤司)松岡大介(店長)、永野愛(社員)、森夏姫(社員)井本恵子(佐倉)、中塚玲(岡山)、うえだ星子(岡山(娘))戸川絵美(客)、タルタエリ(客)、藤本教子(仲居)感想・・・きみが恋に堕ちるのスピンオフです。最近、こういうスピンオフのお話って増えてきたように思います。BLって一つのカップルをずーっと描く作品もありますが。シリーズとなった場合には、関係者皆がそっち関係でしたぁ!!と言う作品の方が圧倒的に多くありませんか?えぇ。下手すると。登場人物全員がそっち傾向(どっちとは訊かないようにm(_ _)m)で、家族(一族)のお話なんかだったりすると。この一族は、跡継ぎ生まれないじゃないか・・お家断絶?おおぉい・・・良いのか?と、他人事ではあっても(その前に、絵空事と言うか(゜゜)\バキッ☆・・それを言っちゃあおしまいよ・・・なのですが)とっても、気になってしまうんですよね。まぁ、ファンタジーBL世界の七不思議の一つになるかなぁ?と思うのですが。友人・知人果ては、兄弟や親子(゜゜)\バキッ☆がそういう嗜好がありました!と言う事を知った時に、嫌悪する事もなく。逆に自分の隠された嗜好を知る。そして、実は!自分もそっち系統でした!となっていませんかね?このお話も、「きみが恋に堕ちる」で。親友と弟がそういう関係だと知った時に、自分は親友が好きだった?と慌てて告白したお兄ちゃんこと礼一郎さんのお話です。個人的には、堕ちるの春さんがそういう目(はい、そういうです・・・)で礼一郎さんを見ていて。それが辛くて、礼一郎さんの元から離れた。しかし、春さんをずっと見ていた司くんは、それすら承知で春さんを好きになって、自分の方に振り向かせた。でも、二人の真ん中に居たお兄ちゃん・礼一郎さんには、ノーマルで居て欲しかったなぁ!!と言うのが前回の一番の感想でした。そのお兄ちゃんメインのお話では、春さんにふられた結果となったお話の裏側を描くと言う事だったのですが・・。聞いた時の第一印象は。えぇ?きみ恋って、こんなギャグストーリーでしたっけ?となりましたねぇ・・。恋する暴君の高永さんだから、ギャグテイストはありなんでしょうけど。視点が違うと言うだけではなく、お話自体がコミカルになっていません?春さん目線で描かれた作品では、思いっきりシリアスに男が男を愛する時・・と言うお話だったのですが・・。今回は、そんな深刻な話はどこかに行ってしまいまして。途中までは、同じ人物がリンクして出てくる作品なのに、大笑いしながら聞きました(^-^)。今回の目線は、お兄ちゃんの礼一郎さんではなく、礼一郎さんを見つめる陣内さんの目線で描かれていました。つまりは、店長になれる!と喜んでいたのに。社長令息と言うだけで、大学卒業したての若造に社長の座を奪われてしまった副店長(^^;。しかも、その社長令息が出来る男ならともかくも、なかなか売れる物でもないだろう(特に、これだけ和服離れが進んでいるとねぇ・・)和服の上得意を失うような真似を平然として、悪びれもしないような天然年下男なんですもの。陣内さんでなくても、「世襲制と言うのは、分からないでもないけど。もうちょっと社会勉強をしてから、お店には出てこいっ!!」と叫びたくなりますよね。オレは絶対にこの男が店長だとは認めないっ!!そんな陣内だから、礼一郎に対しての呼びかけである「店長さん」は、出逢いからずっと皮肉に満ちた物となっています。お客様に対する態度からして、この皮肉は通じないと思いきや!!礼一郎くんって、そういう皮肉はちゃんと通じているみたいでして。しかも、それでしっかりと傷ついているんですね。自分に対して向けられた感情には、敏感って事ですか?他者に対する天然ボケはOKで、自分に対する目線には厳しい・・ってのは、有りなんですかねぇ?今回の疑問は、それが一番でした。だって、母親と娘が買い物に来て。礼一郎くんが言った台詞が「あまりお似合いになりませんが」「紫にもいろいろありまして、こういう色は若い方向きなんです。お客様ですと、どうしても顔色が悪くうつってしまうので」なんですよ?それを言い直した陣内君の台詞・・・「似合わないじゃなくて、こちらの方がお似合いですよ若い人用じゃなく、大人の女性には物足りないですね顔色が悪く見えるじゃなくて、綺麗なお肌を生かす色はこちらです・・だ!」それ以降にも、元々の礼一郎さんの性格がすぐさま修正されるはずもなく!「振り袖は25までですよ(・・と、二十歳のお嬢さんに)「腰布団を入れませんと・・・この辺りに(と、触る)「着物は太ってても似合うんですよ。大きめの市松なんかお勧めです(せめて、ふくよかと言えーーー!と陣内のツッコミあり)ほほう・・アパレルショップの店員さんの常套手段と言うか、言葉の裏ってそういうモノか・・とちょっと笑ってしまいましたね。お似合いです(^-^)にっこり・・の裏側のこれらの台詞は、今度から要注意ね(大笑)。内容としては、春さんへの感情が愛かもしれない?と勘違いしてしまった礼一郎。春から「友人として・・」と言われて、それで満足していると言うからには、やっぱり礼一郎から春さんへの気持ちは、友情以上愛情未満でしかなかったのね(^-^)と思うのですが。弟・司への気持ちなどを含めて相談されていた陣内は、次第に礼一郎が「実は、とても繊細で。傷つきやすい人」だと言うことに気が付き。そんな彼を分かってあげられない周囲から守ろうと思っている事から、のめり込んでしまう・・・と言うお話になるのですが。うーん・・・・別に、陣内と礼一郎くんをくっつけなくても良かったのになぁ・・それじゃあBLにならないと言われたらそれまでですが。男同士のやり方を知らなかった(大笑)礼一郎くんに最後まで教えてしまわなくても良かったのじゃあ?とすら思ってしまってました(^^;。何なんでしょう?恋に堕ちるの時には、あんなに大人に見えていた礼一郎くんが、こんな天然ボケの(春さんよりも世間を知らないと言うか・・これで良く大学卒業して店長やっているよなぁ・・(^^;)人だと分かった時に、彼には無垢なままで居て欲しいかも?と思ったからでしょうか?折角の遊佐さんボイスなので、色っぽいシーンは大歓迎なのですけど・・うーみゅ・・・・遊佐さんのお名前を出したので。声優さんについて一言付け加えておきますが。高橋広樹さんと遊佐さんがほとんど出ずっぱりでした。神谷さんは、ほんのチョイだけ。でも、まだ春さんを手中にしていない時だったせいもあって、お兄ちゃんへのライバル心むき出し!でした。高橋さんは、相変わらず大型犬っぽいキャラを演じさせたら天下一品だよねぇ!と変な感動を覚えておりました(゜゜)\バキッ☆。
2008年06月13日
もうすぐ、楽天ブログにお引っ越しをして2年になります。それを記念?して、頑張ってフリーページ作成を少しずつ進めています。トップと「あ」行だけはアップしました。ブログの記事としてアップしたドラマCDの感想などにリンクしているだけと言うページになりますが。お知り合いになる以前の感想などもあるかもしれませんので、完成の暁には遊んでいただけると嬉しいです。自分でも、感想だけ書いている物とか。改行の位置が変なものとか。今の形に落ち着くのに、いろいろ試行錯誤しているのが見えて、読みふけってしまったり。BLが多い!とぼやいたりして楽しんでいます。変な分や、試行錯誤中の分は、アップしなおすつもりは、今の所はありません。だって、それらがあっての今の自分ですから。自分のサイトで、上手く書けた分だけ(゜゜)\バキッ☆を石田さん用サイトと、普通サイトの分を合わせてまとめたりしているせいもあるのか?全7巻のうち、1巻と7巻しか感想がなかったり(大笑)。前後編なのに、前編しか感想をアップしていなかったり・・と、見落としはかなりあるのに気が付きました。そのうち、後編がない作品のアップも考えております。今日は、許可証をください!です。このドラマCDを聞いて。中井さんのとある台詞に引っかかった私は、原作を全部揃えて。GW中に読破してしまいました。そちらの感想は、また後日一冊ずつアップさせていただこうかとは思っていますが・・インターコミュニケーションCD☆許可証をください!☆あらすじ・・・中小企業・喜美津化学初の理系四大卒社員である阿久津弘は、フォークリフトの許可証取得に躍起になっていた。そんな時起こった大手の取引先から、異物混入のクレーム。品証と製造と言う立場もあって、苦手意識を持っていた前原と組む事になった弘は・・・キャスト・・・中井和哉(前原健一郎)×檜山修之(阿久津弘)井上倫宏(矢野知彦)、内田直哉(片山康夫)青山穣(木崎)緒方賢一(竹中)、たてかべ和也(ジロウさん)感想・・・エデンシリーズで、檜山さんの受けに感服してしまい。受け作品を集めた時の一枚です。もっとも、今や受けだから攻めだから!ではなくて、あれこれ手を出していますけど(゜゜)\バキッ☆攻めだと、高校生の一途さから王族の気品あふれるニヒルな大人まで。変幻自在に役を演じていらっしゃる檜山さんですが。受けになると、結構高音で可愛いタイプになっちゃいますよね。でも、ここでは仕事もしていて。出来る男なんだけど、初々しささえ漂わせる25歳(大笑)。一方の中井さんは、まだまだ不勉強で。もっぱら男気あふれる(この場合は漢と書いておとこと読ませたい)攻めが似合う!と思っていますが。ここでも、管理職と言うよりは現場の人間!と言う若頭にぴったりでした(^-^)。そんなお二人のあれこれも、もちろんすこぶる良かった!のですが。このCDの場合は、お二人が霞んでしまうんですよね。メインの受け攻めと言うよりも。周囲が凄すぎて(大笑)。だって、キャスト表をご覧下さいな。井上さんに内田さん、緒方さんにBL初?のたてかべさん。どっひゃああ!!なんだか、普段聴いている学園ものだとかそういうBL世界から、いきなりものすごく平均年齢が高くなっちゃいました!って思いません?こりゃ、うかうかと普通と同じで寝そべって聴いていたらいけません!と。思わず正座でもして聴いてしまいたくなりますよね?それにしても、ブックレットを読んでびっくりした事が。この作品は、二つのストーリーを足して割った作品になるそうですね。表題の許可証をください!と、クレームのお話は別?フォークリフトの許可証をもらうお話と、クレームに対処したお話は一つじゃないと言う事らしいです。原作者さんが、大鉈をふるって改造してしまったらしく。別物?と思えるようなお話になっているらしいのですが。それにちっとも気がつきませんでした。フォークリフトの事と、社内改造で前原に対して苦手意識を持っていた弘。しかし、前原の書いた配管図を前にして。その素晴らしさに、自分も負けてはいられない!と良い意味でのライバル意識を持つ。そういう同じ年のライバルへの気持ちが、スムーズに動いていく課程が見事だったので。本当に上手く融合させて、こういう展開もあったんだよ。・・・と見せてくれた別ルートのお話なのでしょう。ブックレットに、先にドラマCDから作品を知った方(私のような)の果敢な挑戦をお待ちしています!と書かれていたので。これをアップしたなら、原作を揃えて読んでみたいと思っています。それにしても。内容はともかく・・ってつい書いてしまいたくなるんですよね。でも、敢えて先に内容などの感想を書かせていただきますね。個人的には、阿久津くんが大手企業の片山さんに「詫びを入れろ」と詰め寄られても、自分の会社への誇りから「申し訳ありませんでした」と異物混入についてのクレームに、謝罪をしなかったシーンが好きでした。片山さんも意地悪ですよね。そこで謝ろうものなら、彼はおそらく今後は彼らが居る喜美津化学との取引はしなかったかもしれません。自社製品に対しての誇りもないやつ!と一蹴したでしょうに。なのに、しつこく「うちへの謝罪はないのか?」って詰め寄るんですもの。そう分かっていても、このシーンの阿久津の言葉選びと毅然とした態度には、本当に胸がすく思いがします。今の世の中、自分(とこの場合は自分の勤める会社)に対しての誇りはどのくらい持っているでしょう?しかも、取引相手の大手さんから文句を言われてにじり寄られたなら、長い物には巻かれろとばかりに、へこへこと頭を下げて。頭を下げる事で、契約が取れるなら安いものだ!とプライドもかなぐり捨ててしまう人の方が圧倒的に多いと思います。そこに揺るぎない信念がなければ、阿久津のような態度は取れないと思うんですよ。今時珍しい良い若者だなぁ!と小母さんは感動さえしちゃいます。そんな阿久津と、阿久津よりももっと男臭い前原くんは。前原くんが一方的に「会社の同僚だから?男同士だから?それのどこが悪い・・」とねじ伏せてしまいます。いや・・それだけ条件が揃ったら、普通はそれだけで拙いって言えると思うんですが。嫌いじゃないって事は好き。好きなら良いじゃないか・・って凄い論法で、オレを説得出来ないのなら、黙ってろ。と押し倒しますが。この野獣のような(大笑)・・一応褒め言葉です・・・の前原くんは中井さんだからこそですね。その迫力に負けてしまいます。(前述の気になった台詞と言うのは、Hシーンに入った時に。前原くんが「可愛い声、出してんじゃねぇよ」と言うのですが。これが、ピンとこなかった事です。そのシーンで、あまり可愛い声、出してないし(゜゜)\バキッ☆。)その前原に可愛い声と言われた阿久津くん。。。圧倒的なカリスマを持っているわけでもなく、実直に少しずつ焦ることなく一歩ずつ前に向かっている。そんな彼の一生懸命さは、本当に可愛いです。前原からキスをされて、嫌じゃなかった・・とパニックを起こすシーンと。フォークリフトの運転の仕方がごっちゃになってしまい。「何をやっているんでしょうねぇ?」と情けなさそうに言うシーンが大好きです。しかし。中井さんの攻めに対して、檜山さんが受け?と言うのは。ちょっとまだ他に阿久津に適役な方はいらっしゃらなかったのかな?と思っていましたが。いやぁ・・・トークを聴いたら。檜山さんしか居なかったわね(大笑)と変な納得をしましたね(゜゜)\バキッ☆(大笑)。お待たせしました。もう一つの本編(大笑)キャストトークです。BLとは思えない(^^;、年長者の多い・男だらけの(男だらけの収録現場は、これだけじゃありませんが)半端じゃないベテラン揃いのトーク。それを仕切れるのは、檜山さんしか居ません!まぁ・・トークを仕切るために、檜山さんが阿久津になったとは思ってもいませんけど。当時、ドラえもんの世代交代をしたばっかりだったのか?と思えるたてかべさん達・・・いやぁ、もうこのトークは、永久保存版ですよ。他にこんなトーク、私知らない(大笑)。本編よりも、体力と気力を使ったのじゃないかしらね>檜山さんと中井さんは・・。集合写真も、普段なら主役のカップルが前列の中央に陣取ることが多いのですが。この集合写真は、前列にベテランさん。後列に以外(゜゜)\バキッ☆となっているんです。それからしても、現場の雰囲気が和気藹々としながらも、緊張感あふれていると思わせてくれました。
2008年05月08日
インターコミュニケーションCD鬼絆 -KIZUNA- 彼方なる陽を求めてムービック版の感想だけで。こちらの感想は、ブログでは書いていませんでしたね(^-^)。今度、フリーページを充実させたいので。早速アップさせていただきましょうあらすじ・・・宮本雷は、友人達と入った歴史資料室に飾ってあった石に触れてしまう。その時、彼が触れた石から茨木と名乗る人物が、彼を封印していた呪詛が雷や友人達にも影響を及ぼしたと言う。そんな時、雷の昔馴染みの卜部の兄ちゃんが彼らの前に現れ。平安時代の過去と彼らを結ぶ点が線となり始めた!キャスト・・・岸尾大輔(宮本雷(ライ)/源頼光)、檜山修之(渡辺綱之(ツナ)/渡辺綱)鳥海浩輔(坂田公彦/坂田公時)、小西克幸(平井昌)福山潤(鬼崎凱)、森久保祥太郎(九鬼虎次郎)、神谷浩史(綴鬼耶紗人)三宅健太(宇都木/碓井貞光)、青山穣(勅使)子安武人(陰陽師)、堀内賢雄(卜部季也/卜部季武)三木眞一郎(茨木童子)、森川智之(酒呑童子)感想・・・先に発売されていたムービック版の別視点のお話とも言える作品です。ムービック版が陰なら、こちらは陽。まさにタイトルにある通りです。お話自体も、表裏一体の作品となっていますので。小西さん・子安さんファンや平川さん・緑川さんのファンは、どちらか一方を買っていらっしゃるかもしれませんが、出来たら2枚セットでお聴きになる事を勧めます。と言うのも、こちらのインターさん版だけを聴いたなら。いきなり現れた凱くんや耶紗人の確執?や懊悩は分かりません。酒呑童子のワルっぷりは、インターさん版ではそこまで酷くはないように思いますし。酒呑童子が1000年の長き年月に於いて、歪んでいった状態と言うのが今ひとつピンと来ないのでは?と思います。逆に、先に発売されたムービック版を聴いて「なぁんだ!インターさんとのコラボだから、バリバリのBLだと思ったのに!」とこちらを聴かなかったら、雷の内心の葛藤や卜部さんとの繋がりなどが分からないままだと思うのです。そう・・・私のように先に発売されたムービック版を聴いて。こちらを聴くと、ストンと落ちてくる物がいくつもあると断言します。逆でも良いかもしれませんが。ただ、個人的お薦めはムービック→インターさん版じゃないかしら?先ずは、卜部の兄ちゃん(堀内さんの役ね)は。ムービック版だけだと、先に覚醒して主君を守りたいと言う気持ちだけは十分にあるものの。敵いもしない酒呑童子に立ち向かい、逆に自分の大事な主君?である源頼光の現世の少年を相手に教え、刀を渡した挙げ句に殺されてしまった単なる間抜けっぽい人に見えるのですが(゜゜)\バキッ☆・・いや、だってムービック版を聴いた時に。言葉が悪いから感想には書きませんでした(って、ここで書くと一緒よね)が、そう思ったんですもの(苦笑)。こちらを聴くと、彼が雷くんを護りたいと言うのは。単に1000年前からの宿命とか主君とか、そんな物だけではなく、今現在の彼個人の気持ちとして守りたかったのね!!と思えますが。それはインターさん版で、雷くんと卜部さんの絆を聴いたからこそ。ムービック版だけだと、本当にお間抜け(゜゜)\バキッ☆に見えるんですもの。あれで終わったら、折角の堀内さんキャラの意味がないと言うか(苦笑)。そして、ムービック版では殺されたシーンと名乗るシーンしかなかった碓井役の三宅さん・・残念ながら、こちらもあまり出番は多くなかったのですが。ムービック版で、あれぇ?三宅さんにしては、いつものワルっぷりみたいな声音じゃないのねぇと思っていましたら。このインターさん版で、碓井さんは老人である事が分かるシーンがありまして。はい・・そうでしたか。一人?だけ、似たような年齢に転生して来なかったのねぇ(大笑)。三宅さんと言えば、代表作(と勝手に決める)の子供の領分の寡黙なワルっぷりの印象が強かったので、こういう演技もあるんだ!と思って聴かせていただきました。お話的には、面が出てきたのが衝撃的でしたね。5本の剣と共に、一種のキーアイテムかもしれないとすら思っていました。ムービック版で、凱くんやお兄様をよりしろとした酒呑童子が、面として登場するシーンがありますが。鬼だから、面?分かりやすくそうなっているのかな・・と思っていたら、都の勅使が面を渡していたわけか・・。その面を着けた事で、酒呑童子がますますおかしくなってしまった。。おおう!なるほど!!この布石があの面になるのか!!と、聴いた瞬間に唸ってしまったくらいです。また、いきなり現れたように見えた茨木(と言っても、雷達と会話しているので。彼らとどこかで知り合って行動を共にしているくらいの想像はつくのですが)が、何故昔と同じ姿?をしているのか・・。そして、ムービック版では描かれなかった渡辺くんと坂田くんの覚醒秘話。特に、渡辺綱の鬼退治のお話と絡めて、討伐隊として出向いた時に茨木を美しいと見初めていたエピソードが入っていたのも、なかなか芸が細かいと言いますか、良く出来ているなぁ!となりまして。あぁ・・本当に久しぶりに良いドラマCDに出会えた!!と感動してしまいました。ムービック版が陰なら、こちらは陽と書きましたが。お話のところどころに、陰々滅々とした過去からの呪縛を描いたムービック版とは違って、思わず「プッ」と噴き出してしまうシーンがありました。主人公の宮本くんが、明るくて真っ直ぐで。ちょっとお馬鹿だけど憎めなくて。そういう部分が随所に出てきていましたね。一番笑ったのは、茨木が出現した直後。「時の政権は・・」と語る茨木に、皆が「平安時代??」と絶叫した後で「・・・って何時?」と言うシーンでした。おい・・それは本気で言ってます?その台詞が入った後は、次のトラックに移っていますので。ここは、何も突っ込みなどを入れずに聴いた人が噴き出して下さいね・・と言うシーンかな?などと要らないことを考えていました。嫌ねぇ・・作り手の意図とか考えつつ聴いてしまうなんて(苦笑)。また、幼かった雷くんが「卜部(うらべ)」を「とべ」と思い違いをしていて、源頼光の四天王の一人・卜部が兄ちゃんである可能性を考えなかったシーンなどは、「読み方が難しいのは分かるけど、カタカナを書く名字はないだろうが・・・気が付けよ」などと思ってしまいましたわ(^^;。愛称として呼んでいるのかと思った(^^;・・。でも、逆に。平安時代って何時?と言える雷くんだから、そういう読み違いや思いこみに気が付かないってのはありそうで。その設定の妙と言いますか、上手さも本当に光ります。この雷くんを演じたのが岸尾さん。平安時代の武士のシーンでのキリリとした様子と、現世の皆に愛される闊達さを見事に演じていらっしゃいました。岸尾さんのシーンで「おぉ」と思ったのは、墓参りで凱くんが登場し「自分を酒呑童子ごと斬ってくれ」と頼むシーン。ムービック版では、即座に凱に他に方法はないのか?と未来を模索する事を提案して、斬ることを拒否していますが(凱くんは、そんな雷くんの器の大きさに感動するんですよね)。こちらでは、「こいつが・・こいつが兄ちゃんを!」とグルグルしている内面が描かれていました。そうでなくっちゃ!自分が貴方の大事な人を(乗っ取られていたとは言え)殺しましたと出てきた相手に、手を即座に差し伸べる。出来るわけないわな・・・と思っていたら。そうだったのね!君の中にも葛藤はあれこれあったのね!と討伐隊視点ならではのシーンでございました。また、たまたま一緒に居たばかりに呪詛?を被ってしまった同級生の平井くん役小西さんは、ちょっとだけ役得?良い感じでしたね(^-^)。一度は逃げ出したと思わせておいて。ちゃんと最後の土壇場で踏みとどまる事が出来る。うん・・ナンパ方法は賛同出来ないけど(大笑)、君は良い子だよ。君なら、ご先祖様を引き合いに出さなくても、ちゃんと個人として君自身として素敵な彼女をゲット出来ると思うよ(^-^)。ムービック版では(今回、どうしても比較になってごめんなさいね)設定として、浄化のために凱が耶紗人を抱くと言うシーンが会話の中に登場しましたが。今回は、渡辺君が宮本くんにキスをしていまして。うふふ・・ちょっとだけBLモード?うん、でも無理に入れなくても良かったのにね。
2008年04月15日
木馬が気になって聴いたドラマCD「軍服は鷹の獲物」です。あらすじ・・・日本帝国の軍人、蘇芳晴彦は留学中のドイツに於いて闇市場で競りにかけられる。彼を競り落としたのは、偶然に出会ったサジタール王国の第四王子・ファイサル。ファイサルによって、妾妃とされてしまった晴彦は兄のために屈辱に耐えるのだった・・・キャスト・・・黒田崇矢(ファイサル)×緑川光(蘇芳晴彦) 武内健(蘇芳篤弘)、檜山修之(ラシード)高橋剛(ハバール)、藤本たかひろ(アブダビ)宮坂俊蔵(ヨハン)、馬場圭介(日本国公使)宮崎寛務(男)、山本圭一郎(司会者) 感想・・・えーっと・・えーっと・・これも、おそらくは「どうして好きだか分からない。でも、それが恋ってものじゃないだろうか?」なんて台詞が似合いそうなBLですねぇ・・。いや、それも恋でしょうが、先日読んだBLの本で「何故かは分かりません。僕が知りたいくらいです。でも、貴方の事が好きなんです」と堂々と言われてしまうと。あ・・はいはい。好きにして・・・とか思ってしまってですね。これも、そういう類の「惹かれていく過程はなし」のドラマに区分されそうです。このドラマCDを聴いてみたいと思った理由と言うのが、まぁ・・はっきり言って。檜山さんがご出演と言うのが第一の要因。で。檜山さんがご出演の作品だと言うので、サイトのキャストコメントを見ていたら。木馬と言うコメントがあった事。・・・BLなどで、木馬って言ったら、ホワイトベースって事(はい、ここが通じないお若い方はパスして読んで下さいね)はないわねぇ(゜゜)\バキッ☆。あれよね?あれよね?今まで、木馬が出てきたBLはなかったのじゃあありません?(あったにしても、私は聴いた事がない。うん、ゲームではどうだった?小説ではあったような気もするけど。はっきりとは覚えてない・・。それこそ、男性向けのアダルトゲームの河原崎家の人々って、98時代のゲームで見た気はする)へぇ・・・それは、ちょっとだけ聴いてみたいような気がするわねぇ・・と思っていたら、いつの間にかクリックポンしていたんですね(゜゜)\バキッ☆。久しぶりに緑川さんの凛とした青年受けと、檜山さんと言う理由以外で大きかった理由と言うのが、木馬と言うのが自分でも情けないと言うか・・このサド心に実は自分でも、嫌気がさしてしまいましたねぇ・・・・その木馬の件については、後で語る事にします。まぁ・・酷となるかもしれませんが。LadyBugさんの作品には、他にも原作をばっさりと割愛してしまい、何がなんだか?になった作品がありました。なんじゃ?この主人公は?と思っていたら、大事な心理描写がスッパリとなくなってしまっていた事もありましたので。この作品も、ひょっとしたら原作にあった主人公の細かな心の動きであるとか、ファイサルとの交流などが削られているかもしれません。しかし、敢えて言わせていただくと。苦手分野でしたねぇ。BLは、21世紀の日本に於いて。唯一残された純情浪漫・純愛一直線の世界だと思っています。それに加えて、同性同士と言う事での葛藤や苦悩は、まさにロミオとジュリエットのような敵同士の恋や、身分違いの恋を描いた恋愛作品の要素さえ加わっての面白さと深さを提示してくれています。なのに、「どうして好きだか分からない」状態で恋人になられるとねぇ・・こちらは拍子抜けしてしまうのよ。第一が、攻めのファイサル君が分からない。好きなら好きで、もっと大事にしなさいよ!と言いたくなるんですね。晴彦が闇市に売られる原因になったのも、どうやらファイサルが彼・晴彦だったら高額になっても競り落とすと思った興行主が、あれこれ手を尽くして拉致したと思われる事。・・・と言う事は、どうしても晴彦を手に入れたいファイサルの思いは、そこにはなかったか?などと深読みしたくなるんですね。興行主に、こっそりと晴彦なら買いたいとか言ったりしなかった?いえ、ドラマにはそういう台詞はありませんが、お金は自由に使える王子様ですから。晴彦が売られた経緯が偶然とは思いたくないんですね。そんなにしてまで本国に連れ帰りたいと思ったのなら、列車の中や王宮で・・・言葉攻めに道具攻めをして、自ら調教してやるのだからありがたく思えなどと傲岸不遜に言い放つのは、無しでしょう?しかも、二言目にはお前がダメなら兄を身代わりにして自分の妾にしてやる!って脅すんですもの。いくら、自分に自信が持てないからと言うのが理由にしても。彼から晴彦への愛が見えにくい。木馬に乗せるシーンなど、痛すぎますよ。愛があれば、そういう事しないで欲しいです。調教にしても、やりすぎですよ(って、そこが気になって買った人間の発言とは思えませんが)。ただ、この木馬のシーンで。唯一ファイサルの心情が多少吐露されています。兄の名を出せば、ファイサルの無理難題に従う晴彦。じゃあ、兄の名を出したら他の男と寝る事も厭わないと言うのか?と、妙な嫉妬を覚えていますが。この屈折したモノローグとも台詞ともつかないファイサルの言葉には、「あ。。なるほど、自分で言っていながら自分で傷ついているわけね・・」と素直じゃないファイサルに納得しつつ。「だったら、お兄さんの名を出さずに直接自分の男としての魅力で勝負せんかい!!」とこめかみの血管がピキピキしてしまいそうになりまして(^^;・・。好きな子ほど苛めたくなる・・と言うのは良くあるパターンですが。でも、これはそれとは次元が違うんじゃないかなぁ?え?似たような心理?だとしても、苛めすぎは良くありません。分かりづらいです。次が、受けの晴彦くん。日本国軍人なのに、留学していたからか?普通の髪型なのね(゜゜)\バキッ☆・・・って、あぁ・・そう言えば雪花の檻に囚われの青年将校も髪の毛は別に坊主とかじゃなかったっけ・・。あ、いえいえ。それは別にして。恥辱だとするなら、舌をかみ切って死ぬとか。ファイサルのお兄さんに生に執着する事よりも!と言う前に、いろいろ方法はあるんじゃないかなぁ?別に、猿ぐつわをされていたわけでもなさそうだし。ただ、この自害しようとしたシーンでは。生き恥をさらす事にこだわる日本人の一種の美学と、死を選ぶ者は負け犬であるとする考え方との対比が面白かったですね。また、「それは、無理・・出来ない」と二言目には言ってしまう晴彦に対して(そりゃそうよねぇ。ファイサルのは無理難題ですもの)やりもしないで、すぐに言うな!と言う台詞があるのも、今回の「ほおぉ・・」でした。確かにね、この自ら死を選ぶ事=負け犬であると言う考え方と、やろうともしないで無理だと応じる事への批判は、諦めに慣れた私などにとっては、「まだまだぁあああ!」と言う気迫を教えてくれるものではありますが・・。あ、話が逸れました。晴彦くんの事でしたね。ファイサルが嫉妬を覚えてしまうほど、お兄さんを守るために自分を犠牲にしていますが。それってどうなんでしょう?結構このシーンって、究極の選択でもありますよね?でも、ふと意地悪な私は「一番可愛いのって、自分じゃないのかなぁ?」なんて思ってしまって。自分を愛してくれているお兄さんなら、自分の身代わりになってくれないかな?とか思うかもしれない(゜゜)\バキッ☆屈辱を与える相手であるのに、何故か彼の声に安らぎを覚えてしまう。そして、侍女ですら役割を持っているのだから・・と言う理由で、自分にも何かしら仕事を与えてくれ!と願うのが、うーん・・・となるんですね。流されているうちに、ほだされてしまった?と思ってしまうのですよ・・。まぁ・・結局は、二人が納得してラブラブになるのだから。それで良いのでしょうけど。しかし。緑川さんは、流石と言うか。素晴らしいお仕事でした。本当に、毎回無茶ぶりをいろいろとされているでしょうに。きっちりとこなして下さるプロ意識に頭が下がりますm(_ _)m。問題の木馬も、緑川さんだからこそ痛くて堪らない・・(^^;。特に感動したのが、お兄さんが来たシーンでの「自分はファイサル殿下に仕える」宣言をしたシーン。言いつくろっているようで、その実は「言わされている」のが微妙に見え隠れしており、それをお兄さんにはきちんと伝わっている台詞。それに続いての「馬に乗りたい」も、あぁ・・本当に言わされているわねぇ(^^;と納得してしまいます。緑川さんとしては、数ある受けの中でも2番目に痛い!と印象に残るお仕事だったようです(ちなみに、一位はカテーテルを入れられるお話だそうで・・。私は記憶にないのですが、どなたか何の作品だったか分かります??)。一方の黒田さん。あちこちで苦手とする方や、低音で良い!とおっしゃる方がいらっしゃいましたが。そう言えば、メインで絡むのを聴くのって初めて?の私でした。そうですねぇ・・・・・・ドスの利いた自由業(゜゜)\バキッ☆の方などは似合いそうな声ですよね。演じた役にもよるでしょうが、トークによると結構高めの声だったそうで(初めてなので、それでも私には十分低音でした)すが。同じ低音でも、一条さんほど腰砕けになるほどの甘さはなく。うーん。。意識してるのかな?と言うのが微妙に伝わってきて、耳にざらつきを覚える感じでした。木馬シーンは、黒田さんも二番目に位置するそうです。一位の綿棒を挿入するお話も、不勉強で知りませんが。ご存じの方がいらしたら教えて下さいm(_ _)m。しかし、ブックレットによると。ファイサルって実は晴彦よりも年下になるのだそうで(大笑)。えぇええ?経験豊富な鬼畜な年下・・・そ、それはかなりいやです(大笑)。と言うか、年下に聞こえないって(^^;。その黒田さんのお兄さん?の檜山さんと、緑川さんのお兄さんの武内さん。うーん・・・・うーん・・・お二人ともお兄さんに聞こえなくて(゜゜)\バキッ☆。そりゃね、弟よりも声が高いお兄さんが居ても変じゃないけど。お二人とも、弟さんの声に迫力負けしているように思いました。冷静にして、あまり物事に動じない檜山さんは、クール路線を崩さないままでした。弟の実戦経験のなさを心配していたお兄さんの武内さんは、キリリとした美人さんかもしれないな・・・と思える芯を持っていました。でも、弟二人が籠もっている時に。このお兄さんズも一緒に居るわけですし、ブックレットの人物紹介の絵では、武内さん演じる篤弘さんがラシードに剣をつきつけていますが。おぉ?このお兄ちゃんズにも、実は・・のお話とかあります?なんて期待してしまったのですが(大笑)。出来れば、木馬抜きでお願いしたいですけど(^^;。後は、お金シリーズやマルサのお・と・こ以来かなぁ?と思われるショー化したオークションシーン。司会者のいやらしさが光ったシーンでもありましたね。お客様に対しては、思いっきり扇情的な事を言っていて。ふっと命令口調になる台詞。妙に印象に残ってしまいました。うん。このくらいの司会者なら納得しますね。あと・・・詳しくは描かれていませんが。このシーンに、媚薬か何か使われていたかなぁ?と勝手に思っています。
2008年04月11日
ムービック(ドラマティックCDコレクション)鬼絆 この陰りある哭のままに【0222春先2】発売されたのは、ちょっと前になりますが。2月・・・節分・・鬼は外!!でこのタイトルを選んだら(だから、買ったらとにかくすぐに一度くらいは聴けよ・・と言う突っ込みはなしでお願いしますm(_ _)m)夏休みがどうのこうの・・と最後に言っているので、これは夏前の話ですね・・(^^;今月、そういうタイトルばっかりです。タイトルを見て、寒そうだな・・って選んだら夏の話ばっかりで(゜゜)\バキッ☆・・そういうぼやきはともかく、個人的には2008年2月に聴いたドラマCDナンバー1でしたので・・感想なぞを・・キャスト・・・福山潤(鬼崎凱)、森久保祥太郎(九鬼虎次郎)神谷浩史(綴鬼耶紗人)、平川大輔(小塊月哉)緑川光(鬼崎薙)、森川智之(酒呑童子)須加みき(幼い頃の凱)、一田梨江(幼い頃の虎次郎)伊藤葉子(幼い頃の耶紗人)、仲野元(酒呑童子の配下)高口公介(生徒)、小泉隼人(生徒)、鈴木貴征(生徒)岸尾大輔(宮本雷)、檜山修之(渡辺綱之)、鳥海浩輔(坂田公彦)堀内賢雄(卜部季也)、三木眞一郎(茨木童子)、三宅健太(宇津木)あらすじ・・・時代は平安。都を騒がせた鬼達に討伐隊が組織される。源頼光、渡辺綱らが持つ5本の剣で斬られた酒呑童子は復讐を誓う。そして現代。とある高校の生徒会長を務める鬼崎凱は、鬼一族に仕えた末裔。一族を守るため、親の敵を討つために酒呑童子の「よりしろ」となった。しかし、新月と満月に入れ替わる酒呑童子の抑えが徐々にきかなくなっていた・・。感想・・・いやぁ・・良いお話でした。実に良かった!!買った動機と言いますか、聞きたいと思った動機は。まぁ・・このサイトをご覧の方にはバレバレだと思いますが。メイン声優さんが良い声の方ばかり!こりゃもう、聞くしかないでしょ?だったのです。しかし。最近どうも声頼み・キャスト頼みで面白くないのよねぇ・・・と言うタイトルも増えていたために。入手した時間からすると、かなり聞くのが遅くなってしまいましたが、どうしてこれをもっと早くに聞いていなかったんだろう?と思いましたねぇ・・。久しぶりにオリジナルで、面白いドラマCDでございました。2008年2月に聞いたタイトルの中では、1位決定!!です。さて。ドラマCDは、「鬼絆」と言うタイトルのある作品が二つあります。一方は、このムービックから出た鬼一族の末裔の立場(視点)で描かれたお話。そして、一種のメーカーを越えたコラボと言うのか?インターコミュニケーションズさんから出た討伐隊の末裔の視点・立場で描かれたお話となっています。ムービック版では。鬼一族の末裔で、酒呑童子の魂を守って生きてきた鬼崎家。次男である主人公こそが酒呑童子が1000年待った完全な?よりしろだった。しかし、酒呑童子の思惑が自分たちを滅ぼした5人の末裔に復讐し、己の身体を取り戻し。そして再びこの世に鬼の天下を築くこと・・だった事から、悲劇の輪が転がり始める。病弱なのに、弟を守るために自らがよりしろとなった兄は命を縮めてしまった。そして、鬼崎の家に仕える九鬼と綴鬼の二つの家の子供達・・にも影響を及ぼし。特に、綴鬼家の耶紗人は清めとして身体を差し出さねばならない。そして、酒呑童子に憑依されてしまった主人公。意志とは関係なく新月と満月に身体を乗っ取られる事になってしまい。その間の記憶がなくなってきている。以前はなんとか抑える事が出来たのに、抑えることが出来なくなってきている。そして、酒呑童子が求める討伐隊の末裔・卜部との出会いからさらにお話は発展し。宇津木と卜部をその手にかける事となった凱。命までも奪う酒呑童子の乱行を止めるには、過去の敵であった源頼光の現世である宮本雷によって自らの命ごと落とすしかない。苦悩と困惑。幼い頃から付き従っていた耶紗人から開かされた真実や兄の死の真相。それらを乗り越えて、凱くんが宮本くんと共に立ち上がるシーンは、一聴の価値があると思います。お話がどう進むのか知っていても、結構ドキドキします。これは、やはり声優さんの力は大きいですね!!(かなり力説)福山さんに神谷さん、森久保さんの鬼一族3人。学園で、何かと「僕はお前を認めない!」としてつきまとう学友に平川さん。ご主人様なんだけど、周囲に守られているっぽい華奢な危うさの福山さん(でも、耶紗人は抱くんだから。。この場合は、福山×神谷と言う図式よね)。熱血・一本道で付き従う森久保さん。その森久保さん演じる虎次郎に淡い恋心を抱いている、ちょっとツンツン系の耶紗人の神谷さん。もう、キャスティングがどんぴしゃですよねぇ!!こういう薬があって、ひょっとしたら凱様から酒呑童子を追い出す事が出来るかもしれない・・と持ちかける耶紗人。しかし、その薬を飲んだ人の心が暗黒に囚われていたら・・・と言う可能性があるために行動に移せない虎次郎。その虎次郎に「肝心なところで、信じてないんだね」と突き放す耶紗人。うん・・聴いていた時に「信じてないんかよ!」と叫びましたものねぇ・・(大笑)。この神谷さんの「あのね」とか「謝らないで」「ごめんなさい」etc、もう最高なんですよ!!ふわっとしていて、きりっとしていて。あぁ・・凄く真逆な事を書いていますけど、「怯えないで」とか「僕のご主人様」いやぁ・・たまりませんでしたわ。神谷さんファンは、聴いて損はないです。本心は悪役じゃないのに、ちょっと悪役っぽいので・・。この鬼さん末裔の3人をベースに、かつての討伐隊の末裔。熱血漢の檜山さん演じる渡辺くんに、クールよね・・の坂田役の鳥海さん達が絡むのですが・・。討伐隊の末裔の方のお話は、インターコミュニケーションズさんの方で語られると思いますので。おいておきまして(大笑)。実は・・今回。聴いた時に「うわぁああ!これって、すんごい役得!」と私は大絶叫してしまいました(大笑)。こう来ましたか!と言うか・・福山さん・森久保さん・神谷さんの熱演すらも持っていかれてしまったかなぁ?と思ったくらいの役得でしたね。それは、緑川さん演じた凱のお兄さんの薙さんと。三木さん演じた茨木童子です。緑川さん演じたお兄さんは、過去のシーンである4トラックにほんのちょい出てきて。台詞途中にして死んでしまうんですね・・。しかし、全てが解決した後で主人公の心の中に登場して、死ぬ前に言い残した台詞を補った上に、頑張ったね・・と語りかけてくれるんです。まぁ・・これだけで美味しいところかっさらい(大笑)状態ですよ。このお兄さんがまた、福山さんから「兄様」と慕われているんですもの。「凱、本当は私はね・・私は・・」の台詞の後に続く台詞は、実際にお聞きになって下さいませm(_ _)m。この死ぬ前の台詞の儚げで、まぁ・・気になる終わり方と言ったらもう!!そして。本編でずーっと悪役だった酒呑童子の森川さんは、もう流石としか言い様がありません。特に、9トラックで「おしまいにしましょう」と言う茨木に「おまえだけだ。こんな儂を慕ってくれるのは・・」となったからには。茨木さんの説得に耳を傾けて改心?してくれるかと思いきや!「あぁ・・・まさかお前をこの手にかけようとは思っておらなんだ・・」の台詞の暗さと絶望感!!背筋がゾクゾクしました。その森川さん相手に冒頭のシーンと、9トラック目の8分過ぎに登場して、美味しい所を全部持って行きました!だったのが三木さんです。「もう、おやめ下さい。兄者」と出てきて「千年、千年にございます」で、場のムードも何もかも持っていきましたねぇ・・ここから酒呑と茨木の二人の世界が展開してしまうんですもの。しかし。改心してくれなかった酒呑童子に刺され、深手を負ったものの。酒呑童子の身体を抱えての「離しませぬ。二度と、決して!!!」は単に子供達に酒呑童子を斬り清めてもらうために、その動きを封じていると言うだけの台詞ではないのが解るのです。1000年前、逃げろと言われて。酒呑童子の元から離れてしまった。彼の手を離してしまった・・。だが、もう決してこの手は離さない!そういう意味が言葉の裏に透けて見えるのです。だからこそ、眠い・・・と言う酒呑童子に「お休み下さい」と優しく語りかけるシーンなどは、涙なしには聞く事が出来ませんでした。ベストチョイスの声優さんが、その現場でまさに実力伯仲!!良い芝居をしているのが解ると、お話の良さもありますが。本当に良い物が出来ると言う証明かもしれません。ちなみに・・この原作でお名前を挙げている沙藤さんは。BLなどで脚本を多く書いていらっしゃいます。幸運男児や純情ロマンチカなどなど・・探すと良いお仕事をされている方なんですよね・・。こういう方にもっと良いお話を書いて欲しいものですね(^-^)。ただ・・出番が少ないと言うのもありますが。三宅さん・・ごめんね。聴いていて、最初は気が付かなかったの・・インターさんの方で、楽しみにしてますね・・。
2008年02月26日
10月新譜☆黒い愛情あらすじ・・・大学時代の友人・瀬戸に、夜更けの公園で襲われそうになった時。伏見が助けを求めたのが、同じカウンセラー仲間の加藤であった。口外しないように・・・と、加藤を追った伏見は。彼が入っていった高級マンションの一室で、信じられないものを見るのだった・・。意志の力で、消してしまった伏見の過去とは・・。そして、加藤自身の秘密とは・・。感想・・・このドラマCDの紹介文には、「性欲に振り回されるなんて、あり得ない」精神科医という職業に就いていながら、伏見智紀は「性欲」が認められずにいた。しかし、そんな後ろめたい感情を同僚の加藤に見抜かれてしまう。同じ医者の中でも特に優秀な加藤は、その鋭さと巧みな話術で伏見を追い込んでゆく。「あなたのような、性的に深みにはまるのを嫌う、気高い人をそれ以上の欲望で、ねじ伏せたいと思う人間もいるんですよ」弱みを握られ従う一方で、加藤の見せる強い支配欲に、抗えなくなってゆく伏見は・・・とありましたが・・。えーっと・・どこに??そういう会話がありましたっけ?そういうシーン、ありましたっけ?と言うか、この紹介文って、ドラマCDの内容と違うんじゃないでしょうか??まぁ、強いて言うなら。加藤の支配欲は、紹介文にあるような強い物でしたが。伏見くんが、性欲を認められないと言うシーンもなければ、加藤君が巧みな話術で追い込んでいった・・・のもなし。握られた弱みと言えば・・・うん、確かに握られていたけどさ(゜゜)\バキッ☆。最初に聴いている時には、紹介文の意味がなぁあ・・・でした。と同時に、これは・・聴く人を選ぶかもしれないな・・・と言う感想でした。好き嫌いがかなり激しく別れるお話ではないでしょうか?・・・と書きかけた時。実は、このお話は原作を読んでいたなら、かなり印象が違うと言う事を教えていただきました・・・。が、今更原作を買って読むのもなんですし。とりあえずは、原作を知らずにドラマCDを聴いた者の感想としてお読み下さい。時々、思うんですよね。一番良いのは、原作を知った上でドラマCDも聴くこと。ゲームを基にしたドラマCDなら、ゲームをコンプリートクリアして聴くのが正しいのかな?などと。ドラマCDは、その世界を好きな人。ファンである人が聴くべきなのかな?などと・・。でも、逆に。あの人が演じているから、ドラマCDを買って。あれ?と心惹かれるものがあって。そこから、原作を読んだり。この作家さんの他の作品は、どうなっているんだろう?と波及していく事があっても良いのじゃないか?と。そして、原作には原作の良さがあり。ドラマCDは、ドラマCDとして。ポンとその世界に飛び込んだ人も楽しめる・分かる作品になっていてこそ、本物ではないだろうか?と。原作から発展したものであっても、独立して楽しむ事が出来る作品作りをして欲しいかな・・と。原作を知らないでは、楽しめないと言うのでは。原作におんぶに抱っこですから・・。などと、原作などを知らない!!と堂々と言ってドラマCDにあれこれ言う自分を正当化しようとしています??さて。そういうシナリオなどの善し悪しはともかく。ドラマCDオンリーで言うなら・・・。先ずは、主人公の伏見くん。なんと言いますか、この作品の一番の謎が彼でしょう。個人的には、嫌いなタイプの受けです。無理矢理から始まるBLってありますよね?お互いの合意がなく、攻めが一方的に大好きで、襲ってしまいました!!と言うお話。嫌だ!と言いつつ、何回もそういう関係を持っているうちに、ひょっとして自分はこの相手が好きなのか?って思ってしまう受け・・。流されるな!!って、思うんですよ。そこに、いつしか襲った方の愛情とかいろいろ見えてきて。好きになったなら良いかもしれません。でも。本当に嫌なら、殴ってでも逃げなさい!!どうして、そこで許すの??流されては駄目!!と思ってしまうので。この伏見くんが、まさに「えーい!!本当に嫌なら、そこで相手を殴り飛ばしてでも、蹴り倒してでも逃げなさいっ!!」と机を叩きたくなるタイプなのです。まぁ、逃げてしまったら。お話は終わりでしょうけど(苦笑)。特に。最初のフルHをして一週間後。クリップをして来なかった事を責められて、付けたまま喫茶店に行く事になり。そこで、「素直に見せてくれたら、外してあげても良い」と言う言葉を信じて、胸をはだけてしまうシーンなどは。がああああっ!!だからぁ!!クリップをしてこなかった事で、加藤君に責められる理由はないでしょ?もうちょっと上手く立ち回ることは出来なかったのか?伏見くんよ・・・。どうして、そこで相手の言葉を信じるかなぁ?こういう酷い事をした相手でしょ??自分で外せば良いじゃないかっ!!一人Hの回数を問われて、嘘を答えて見抜かれて。またお仕置きの対象となってしまって・・・って、ちょっと待って!正直に言わなければ、分からないじゃないかっ??いや・・そもそもが。冒頭の瀬戸くんと加藤君って、伏見くんにとってはどこがどう違うの?どちらも、君(伏見くん)の言い分すら聞く耳持たないオレ様キャラで。やっている事は同じじゃない??どうして、瀬戸くんは許せなくて、加藤君がやったら許せる??って事は、君は最初から加藤君に惚れているわけか・・(苦笑)となるのです。そうではないのなら、あぁ、もう分からない人だねぇ・・君は・・となってしまうのです。もう一方の主役である加藤君。彼は、「歪んでいますな」の一言で片づけられると言いますか。まだ、歪んでいるから仕方ないや・・・で済ませられるんですよね。伏見くんを助けた後の、カウンセラーミーティングで。伏見にあれこれと質問や問いかけをしているシーンがあります。最初は、あのシーンは何?と思っていましたが。あれは、伏見に「理解して!!こんな歪んだ性癖の持ち主だけど、俺を分かって!!受け止めて!!」と言っているシーンでもあるんですね。オレ様のくせに、甘えん坊なのか??好みの容姿をしていたこと。そして、伏見が優しい人だった事。だからこそ、加藤は伏見を自分だけの物にしたい!!と願った。相手の痛みを自分の物として、カウンセラーをしている伏見なら、自分をも受け入れてくれるかもしれない!そんな伏見を自分だけの奴隷にしたい!!と言う歪んだ支配欲の後ろには、自分だけの者で居てくれる相手を望んでいた彼の寂しさがあるのかもしれません。でも、やっぱり・・・犯罪ですがな・・。人殺しをした!と言いつつ、あれは事故だった!と途中からは、開き直って責任を放棄?してますし・・。伏見くんの事にしても、相手が許さなかったなら犯罪でしょうが・・。お話としては、要するに。割れ鍋に綴じ蓋ってやつで。お互いに「愛してる」と求め合う関係になって良かったねぇ・・。これからは、他の人に迷惑をかけないようにして過ごしてね・・でお終いなんですよね。うん、紹介文で期待した(期待したんかい??)もっとこうドロドロっとした精神的葛藤のお話でもなかったし・・。問題?のクリップは、まぁ・・エンドレスシリーズのピアスに比べたら可愛いものだし(゜゜)\バキッ☆・・いや、比較の問題じゃないかもしれませんが、少なくとも穴は開かないだろうし。片方だけだったし(゜゜)\バキッ☆まぁ、ギリッて効果音が、かなり痛そうですが・・。わざわざお風呂場に繋いで監禁した?意味や、携帯で電話しただけで居場所を的確に掴むし、部屋に居ないだけでトイレだと思って駆けつけてくれる加藤君のナビ?が(単にストーカー??)、ちょっと分かりませんが・・。まぁ、「最初の人になるより、最後の人になる方が難しい。お互いが、お互いの最後の相手だっ!」と感動して?ハッピーエンドに終わっているのですから。これはこれで、良しなのでしょう・・・。さて。キャスト的には。怯えて嫌がっている受けを平川さんが演じると。本当に怯えて怖そうだから、受けがとっても可哀相になってくるんですよね。色気とかよりも、あぁ・・・虐げられて可哀相だな・・って思ってしまう。お上手だから、震える呼気の臨場感が溢れているのでしょう。加藤を追って、高級マンションに踏み込んだは良いけど(って、あの高級マンションに入った時に、身分証を求められますが。医師の資格免許とか、そういうのがあるわけじゃなし。都会なら、車の免許証もなさそうだし。一体何を提示したのでしょうか??)・・・の初Hでの、「な、中に出されてしまった」と呆然と呟くような弱々しい声が、このCDの中で一番印象的でした。ところどころ、カウンセラーとして加藤と討論を交わすシーンがありますが。その声の強さとの対比が残ります。そして。平川さんと一緒のBLはあれこれ聴きましたが。・・・・そう言えば、大抵は平川さんが攻めで。緑川さんが受けだったですねぇ・・と、手元のCDリストを見ている私・・・(^^;。おぉ。平川さん相手では初攻め役の緑川さん。クールと言うよりも、シャープな中に秘めたドス黒さ。黒い愛情と言うよりも、底が見えない深い闇を抱えた加藤を、熱演されていました。ブラックな攻めと言えば、「俺の下であがけ」の壱哉様を思い出しますが。その壱哉様よりも、もっと深い暗さ。まさにダークブラックでしたね。「○○をしてやるっ!」と予告・宣言しての攻めで・・。いちいち言わないと出来ないのか?と思えるシーンでは、年寄りの旦那さんが、いちいち「トイレに行ってくる」「散歩に行ってくる」と、家族に宣言しているのを思い出してしまって(苦笑)。いや、言わないとCDじゃ分からないか・・確かに、そういう酷い事をしてやるっ!!って言った方が、相手の被虐心は募るのかもしれませんね(^^;・・・。緑川さんと平川さんのファンの方は、まぁ・・・・記念すべき?作品ではあるかもしれないので。とりあえず一回は聴いてみても良いかもしれませんが。強くお薦めはしません。特に、エスエムがお嫌いな方は辞めた方が良いと思います。
2007年12月25日
DJCD「幻想魔伝 最遊記」第三巻石田さんの出演作品を探していた時。このDJCDを聴いて、呼吸困難になった・・と言う感想をとあるサイトさんで読んで、すぐに購入したものです。ですから、もうかなり昔に一度聴いております。そして。呼吸困難になると言うよりも、そのゲテモノぶりに「うげっ!」となりまして。石田さんの勇気ある行動に心から拍手と感動を覚えたものです。そう。お寿司は、生魚だから・・と言う理由で(?)あまりお好きではない石田さんの為に?この総一朗寿司で出されたものは、プリンにジャムにチョコレートがネタとして使ってあると言うもの。平田さんが、思わず「仕事大丈夫?」と訊いてしまうくらいに、そのゲテモノ寿司に果敢にチャレンジした石田さんがいらっしゃいます。そんなとんでもないお寿司を握った(と言うよりも、作った?)保志さんは、5月生まれなので。このCDが発売された時には28歳だったんですね・・。しみじみ・・今は、もう30代に突入した(感想を書くのが遅くなってしまったので。2007年11月現在では35歳ですね(^^;)のですが。なんだか、最遊記のメンバーに弄られている(大笑)のは、今も昔もあまり変わっていないのかしら?などと思っていました。きっと、メンバーが揃うと。保志さんは、シリーズがスタートしたばかりのオタオタわたわたしている自分に戻ってしまうのかもしれません。他の方も、保志さんが台詞を咬んだりした時に突っ込んだり。コメントやMCの進行の拙さに、いろいろ意見したりする気持ちになってしまうのかもしれません。だって・・最遊記のフリートークは、保志さんが司会をする事が多いのですが。この当時のグダグダ感とあまり変わっていませんもの(大笑)・・いい加減司会進行に慣れたら?と思う時があるくらいですから・・保志さんのファンを敵に回すつもりはありませんが。その変わらない初々しさが持ち味で、良いのかもしれませんね。さて。このDJCDは、今までのCDと違って。公開録音をしているため、お客さんの歓声やため息、悲鳴?のような声や拍手などなど・・が実に楽しい一枚です。特に、運命の寿司のコーナーでの「とんでもないネタ」を食べさせられる時。その臨場感が伝わってくるんです。聴いている私が、眉間を顰めたくなるような・・うわぁ・・ちょっと待って!!とCDに向かって言いたくなるような(大笑)・・。そんな「ひゃあああ・・」感は、お客さんの反応故でしょう・・。何度「ぐぇ」とか「げっ!!」と叫んで。家人に妙な顔をされた事か・・。運命の寿司2では、鮮血ネタ?のジャム(おそらくはイチゴジャム)やブラックと言う寿司ネタのチョコレート。グリーンと言う名の寿司ネタのわさび・・・聴いているこちらの口元が(想像して)歪んでしまうほどでした・・・。一番敬意を払いたいのは。やはり、わさびがてんこ盛りになっている寿司を食べてしまった平田さんでしょう。お笑いの人って、命がけなんだ。今度から、正座して見る事にすると言うコメントに、聴きながら私も拍手をしてしまいました。でも・・間違っても。ジャムやチョコレート、わさびのお寿司は食べたくはないですね・・・お金で解決するなら。もう二度とこの企画は嫌だ!と言い切った平田さんに、本当に心から同意してしまいました。ちなみに。石田さんが食べたプリンに醤油でウニを友人に語ったところ、「お願い。止めて!!いやぁああ」と言う反応が返ってきましたが(^^;。プリンに醤油をかけたらウニの味がする!とか、キュウリに蜂蜜か砂糖をかけたら、メロンの味になる・・・と言う話を聴いたので、意外にあり?と思いました。そう言えば、石田さんは「いけるかもしれない」みたいな感想を述べていらっしゃるんです。で!!ふふふ・・挑戦しましたよ。こっそりと(家人に見つかりたくはなかったので)。結果・・。ぷっちんプリン系のプニョプニョプリンの方が良いです。出来たら、あのカラメルソースは抜きで(大笑)。・・プリンの甘い香り(バニラビーンズ)は、香りから味を連想しちゃいますので。鼻をつまんでおいた方が良いです。そこまでして食べてみなくても・・って思いますけどね(^^;。まぁ、石田さんが食べる事が出来たものだから、出来なくはない?と思ったのですが。一番最初に試してみた焼きプリンは、失敗でした。だって、醤油が上手く混ざらないんですもの(大笑)。なので、ぷっちんプリンのようなプニプニプリンでお試し下さい(苦笑)。なんて事に挑戦するんだ??って思われるかもしれませんが。このプリンに醤油でウニ味と言うのは、結構有名らしいですね(^^;。試した人は少ないとは思いますが・・。ちなみに、このプリン+醤油でウニを再現出来るのを「食譜」と言うのだそうです・・。甘み・塩味・苦み・コク・うまみの5成分のバランスセンサーで味を比較した時に、とんでもない組み合わせで、見事に別の味と同じものが再現出来るのだとか・・先日の朝日新聞に載っていたものを紹介しますが。他には、麦茶+牛乳+砂糖でコーヒー牛乳ホットミルク+たくあんでコーンスープみかん+のり+醤油でイクラ醤油漬けバニラアイス+醤油で、みたらし団子ようかん+バターでスイートポテトの味が再現出来るそうです・・。プリンと醤油でウニを試してみた私ですから。他のモノにもチャレンジは出来なくはないですが・・このCDの感想からは離れていきますので。もし、試したとしてもそれはまた別の機会に・・・。
2007年11月19日
インターコミュニケーションCD☆高潔な貴族は愛を得る☆これも、そう新しいCDではありませんが。やっと感想を書けたので・・。原作ファンの方は、ここから回れ右してお帰り下さいませm(_ _)m・・。あらすじ・・・父の病死により公爵家を継いだヴィクターは、クレイトン家を目の敵にするヴァレンタイン公爵の新たな策士によって、様々な難局に面していた。ヴァレンタイン公爵に加担する、野心家の男はどんな醜悪なヤツなのだろう・・と思っていたヴィクターの目の前に現れたのは、意外にも繊細で類い希なる美貌と気品の持ち主であるレイモンドであった。感想・・・はっきりと申し上げて。キャスト買いしてしまいました。正確には、キャスト買いプラスジャケットのイラスト買いってヤツですね(^^;。え?この金髪美人を宮田さん?で、こっちの黒髪の青年が三木さん?わお!!青龍さんに朱雀さん!でもって、事務所の先輩後輩のこのコンビは、今まで共演はあったけど。対決ってあったっけ?(私が持っていないだけで、胸騒ぎシリーズがあるみたいですね)となりまして。絵も好みでしたので、何も考えずに買ったなら・・。失敗しましたねぇ・・。原作者見てから買うんだった。実は、ファンの方には申し訳ないのですが。遠野さんは、南原さんに次ぐ苦手作家さんだったのを買ってから思い出した(^^;・・。インターさんから、貴族シリーズとして何枚か私も買いましたけど。お話的に、ちょっと苦手と言いますか・・。うーんうーんんんんん・・・・となってしまって。突っ込みを入れること無く、最後まで聴けた試しがないと言う状態なものですから。実は、届いた時にすぐに聴いて。頭を抱えて唸ってしまったのです。でも、いつまでもそうしておくわけにはいきませんから。今回は、腹をくくって(大笑)「これはね、ファンタジーなのよ?」と自分にかなり言い聞かせて聴きました。BLとは、何か?と聴かれたなら。実物?としては想像したくない、一種のファンタジー。つまりは、夢の世界と答えています。いや・・この感想を読んで下さっている方は、ある程度BL大丈夫と言う想定の元で書きますが。すね毛だの・・・想像します?これは、美少女アニメにも相当するとは思いますが。体毛の事とか、そういう事を想像して読んだり聴いたりしている方は、先ず居ないと思います。マネキンさんとまでは行きませんが、すね毛や胸毛がうじゃうじゃしているなんて、絶対に想像したくない(大笑)。だから、つまりはファンタジー。感想を書く時に、確かに実生活と比較して、あれこれ文句を書いたりしていますが。本質的には、SFで宇宙旅行しています!と同じレベルの感じなんですよね・・。じゃあ、感想にファンタジーだと分かっていながら、あれこれ文句を付けるのは何故?と思う方もいらっしゃるとは思いますが。それは、全て「愛」なんですよ(大笑)。嘘くさいかもしれませんが。折角のドラマCDです。キャストも豪華で、お金出して買ったんですもの。もっと良い作品を聴きたいでしょ?だから、文句を言いたくなるんです。あぁ・・ここが、こうだったらもっと面白かったのに!!あぁ、勿体ない・・。そういう気持ちが、文句だの不平や突っ込みになってしまうのです・・。このお話に関しては。レイモンドの正体と言うのは、ドラマCDを聴く前にすぐに分かってしまうんですよ。ブックレットを見ないで、いきなりドラマCDだけ聴いたとしても、或る程度の想像はつきます。しかも、書き下ろしミニストーリーなどが付いていると大抵は後日談で。このお話では、秘密にしておくつもりはないのか?原作ファンしか買わないと思っているのか・・・レイモンド君の正体なんて大ばれ(大笑)。うーん・・・ブックレットを読まずにドラマCDを聴いている方って、どのくらいいらっしゃるのかなぁ??CDを取り出して。プレイヤーに入れて、聴く時に。全然、ブックレットを開くことなく聴き終える方・・居るかしら?私は、聴く前に見て。聴きながら読んでしまうのですが。その、正体のすぐにばれるレイモンド君が、小杉さん演じるヴァレンタイン公爵ではなく、その手下に開始早々「一晩中、啼かせろ」と下げ渡し?されていまして。良いの?絶対に、出生の秘密とかばれるとは思っていないわけ??本当に良いの?そんな、ご無体な事をなさって!!と、聴いているこちらがオロオロしてしまいました。うわ・・。それって、拙いよねぇ・・。せめて、ヴァレンタイン公爵自らがレイモンド君を陵辱するとかだったら、良かったのに・・。このお話で、一番引っかかったのが。この開始早々の「下げ渡し」のシーンなんですよね・・。小杉さんと宮田さんの絡みも聴きたかったかなぁ?で。お話には、いろいろ言いたい事は山積みですが(゜゜)\バキッ☆。そんなお話にも関わらず、声優さんは熱演されていました。堀内さんのナレーションが入る事によって、シンデレラみたいなお話になったと思うと語っていた宮田さん・・。シンデレラは、言い得て妙だな・・・と思いますが。絶対に胡散臭いヴァレンタイン公爵の言うことを疑いもせずに、唯々諾々と(と言うよりも、素直すぎるくらい素直に)従っているレイモンドが、時として哀れに見えてきました。自分の勘の方を信じなさいよ!と言う感じですよね。。。そんなレイモンドに命を狙われてしまう若き公爵。夜中に忍んできたレイモンドに対して、最初は敬語で接していたのに。昼は臣下として仕えるが、夜は恋人として自分が支配者になる・・と言う事を承諾すると。結構言葉責めみたいな事までしちゃうヴィクターくんは、三木さんです。忠実な部下の顔と、恋人同士での支配者の顔の二つのトーンの違いが、本当にお見事でした。ナレーションの堀内さんは・・。いやぁ・・お疲れ様でした。真面目なナレーションが、そぐわない場面もあったのに・・。最後まで、真面目に真面目に読んでいらっしゃいました。そして。最初の一言から、ぜーーーーったいに!!こいつは怪しい!おかしいぞ!とプンプン臭わせてくれたヴァレンタイン公爵の小杉さん。その胡散臭さが、サイコーでした。わざと、こういう狂言回しのような胡散臭い役を演じさせたら天下一品かもしれませんね。ところで。今回、レイモンドは(恋人のふりをしていた)アデルよりも、お兄様であるヴィクターに興味や気持ちが動いている・・と、彼女が見抜くシーンがあります。「フジョシの勘ですわ」と言う台詞があるのですが。シナリオの本当は「婦女子」だとは分かっていますけど。男性から、男性への気持ちを(接していて)気が付いてしまう。これは、絶対に「腐女子」の方の字を当てはめたいと思ってしまいました。えぇ、違うとは分かっていますけど。この台詞だけは!この台詞だけは、婦女子よりもむしろ腐女子の方が、字は正確ではないか?とね・・。で・・ブログで仲良くしていただいているパピエマさんに、原作はもっと酷かった。ドラマCDになって、少し良くなっていたから・・・と教えていただき。このCDで、うわ!!と思ったσ(^ ^)・・きっと原作は読めないだろうと思っています。
2007年11月06日
【送料無料選択可!】RUBY CD COLLECTION きみが恋に堕ちる / ドラマCD (千葉進歩、神谷浩史、遊佐浩二、他)あらすじ・・・・季節外れの赴任。望月春は、その私立校に弓道場があるのを見て、ふらふらと立ち寄ってしまい、美しい立ち姿に見惚れてしまう。しかし、その生徒こそ。彼が高校時代に共に弓道で優勝を競い合い、そして好きになった主藤礼一郎の弟・司であった。感想・・・原作ファンの方、ごめんなさい・・。かなりスルーっと聴いてしまいました。と言うか、聴きながら考えていた事が。主人公は、男なのに。どうして「春」なんて名前なんだろう?(春生まれにしても、ちょっとねぇ・・女性と間違えやすいじゃない?)とか、次男坊なのに「司」かぁ・・などなど、そういう事だったりしたんですよ。原作は、あの「恋する暴君」の高永さんで。袴もの!(゜゜)\バキッ☆と言うので、ちょっと期待していたのですが・・。うーん・・うーん・・・。春さんの乙女っぷりに感動(悪い意味で)してしまったお話となりましたm(_ _)m。お話としては。春さんは、高校時代に親友として、一緒に弓道をしていた礼一郎君が好きになり。彼を見て欲情する自分に、礼一郎君から離れようと決意。行く先も告げずに遠くの大学に進学し、礼一郎君との思い出?である弓道も辞めてしまう。ところが、赴任した高校で。その弟の司くんに再会。司くんは、常に春さんを見ていたので。春さんがお兄ちゃんを好きだった事を見抜いてしまっている。その感情を否定する春さんに、人を恋すると言うことは決してマイナスになるものではない!それを自分が証明してみせる。自分は、春さんがずっと好きだったんだ!!・・・と、インターハイで優勝する事を誓う。しかし、そのインターハイの会場で。お兄ちゃんと春さんが再会。春さんを巡って、ストレートな告白をした司くんと昔の思い人である礼一郎君が激突!!という三角関係に・・・。兄弟が、好きな人を巡ってのライバルになるお話なのですが。礼一郎君は、途中まではかなりノーマルな感情しか抱いていないため。これは、ライバルになるのかなぁ?キスしているところを見て、自分の気持ちに気が付いたと言っていますけど。別にお兄さんを無理矢理、ライバルにしなくても良かったんじゃないかなぁ??BLだからと、登場人物が全員そちらの嗜好がある方にしなくても良いわけで。・・・まぁ、この礼一郎さんが続編では受けになるお話もあるそうなので、ここでちょこっとそういう世界もあるんだよ~と礼一郎さんに教える意味があるのなら。それはそれで良いと思いますが。これでお話が完結しているのなら、最後まで礼一郎さんは、「春さんの親友!」と言う立場で居て欲しかったかな??これは、あくまで私の意見ですけど。「親友の立場は、残しておいてくれるんだろ?」か・・・。そんな後追いするような台詞は、似合わない気がします。ただね・・。ちょっとだけ解せなかったのが。春さんのご両親はどうなっているんでしょう??主藤兄弟の家が、弓道場で。そこに練習に行っていたと言う設定で。春さんの事は主藤の家の方も「お久しぶり」なんて言うくらいご存じだったわけですから、当然ある程度は家族ぐるみでつきあっていたのかな?なんて思うんですよ。そうしたら、いくら春さんが彼らに知らせずに遠くの大学に行ったにしても。まるで連絡が取れない。どこに行ったのかも知らないと言う事態にはならないのじゃないかなぁ??そんなに心配していたのなら、主藤兄弟も春さんの家族に直接訊けば良いじゃない??春さんが、いかに高校時代の全てを捨て去ろうとしたって、家族は知っているでしょうが・・。年下の情熱的な人に、思いっきり直球で交際を申し込まれ。態度で示されているうちに、過去の恋心は薄れてしまい。気が付いたら、そちらが好きになっていました!・・になるんだろうな?これが、やっぱり過去に好きだった人が忘れられません!!なんてなったら、いくらなんでも、司くんが可哀想だよねぇ・・・と思っていたら。うんうん・・そうよね。そう来なくっちゃ!と言う方向にお話が落ち着きまして。八方丸く収まりました!でも・・この春さんって、思いっきり乙女!!なんですよ。今時、女性でもこんな乙女居るのかな?と思ってしまうくらいの乙女。礼一郎は、まだ仕事だろうから。礼一郎に逢わない時間に行き、一刻も早く司に会って仲直りしたい!と主藤家に向かうシーンでは、乙女走り(手を左右に振る走り方)しているんじゃないか?って思ってしまうほど(う・・今、自分で拒否症状が・・(大笑))。キャストは、その乙女!春さんに千葉さん。モノローグに台詞に、本当にお疲れ様でした。最後の風が・・・と言うモノローグで、弓道を再開した春さんが、憑き物が落ちたように爽やかで幸せそうで良かったです。過去の思い人だったお兄さんの遊佐さん。続編での受けに超!期待です。このお話では、どう聴いても攻めっぽいですもの(大笑)。そして、一本気でまっすぐな弟・司の神谷さん。いかにも!若さの特権!と言うストレートさが気持ちよかったです。・・・恋人同士になったにしても、なんとなく呼び捨ては似合わないっぽい気がしました。一カ所だけ、「春」と呼ぶシーンがあったのですが。ちょっと似合わない(゜゜)\バキッ☆。まぁ、年下攻めで呼び捨てが似合わないと言うのは、きっと優しい恋人になるからじゃないかしら??で。ちょっとここからは、苦言と言いますか・・あぁなるほど!と思った事などを書きます。楽天で、仲良くさせていただいている氷翼さん他大勢の方が、千葉さん受けが苦手な理由が分かる気がしました。と言うのが、Hシーンに突入した時。フガみたいな息が入るんですよ。喘ぎって言うか・・まぁ、そのような音が・・。それがね、本当に鼻息?って最初思ってしまって。行為自体が初めてなシーンなのに、途中で「おぉ・・もう一つになったのね。早いねぇ。端折ってしまいました?」って思っていたら。今から一つになるってところで・・。あらら・・・などと思っていたんです。だから、千葉さんの細身で美人受けはいろいろあるけど。この春さんに関しては、乙女過ぎて、私もちょっと苦手かなぁ?と思っていた矢先なので(思考回路が、男の人と言う感じがしないんですよ)妙に納得してしまったのでした。ん~~どうしてかな?先日聴いた「ドアをノック・・」の平川さんは、「女!!」と言う感じだけど、それは許せたのよね。でも、受けの乙女って。聴いていてイライラしました・・m(_ _)m。
2007年10月17日
どちらとも個性が強いと言うか・・ちょっと現実から離れているキャラが登場していると言うのに。そのお騒がせキャラが一堂に会する!!それだけでも、このCDは買い!と思ってしまいます。演じていらっしゃる方も、いつも以上にハイテンションでノっていらっしゃる?と思えるくらいに大仰に、楽しく演じていらっしゃるように聞こえます。虐げられてしまう真希、徳美に生太や、皆思朗に足蹴にされるフラッペ。もう、皆が大げさにやっているからこそ、この話の特異性と楽しさが満ちてくる!と思えます。やはり、特筆すべきは。このCDでは皆川とフラッペ、そしてフラッペの相方?!松下さんを演じた石田さんに尽きるのではないでしょうか?石田さんファンは、このCDは絶対に買うべき!とすら思ってしまうほど楽しい1枚です。何しろ、1話目のアニメ美術館のチケットを巡るお話では。喫茶店に向かおうとするシーンで、シホと食べ比べをしようと約束し、幼き者の笑顔に「かっはああーーーー!なんつうか、もう、まぶしいなぁ・・・笑顔がよぉ!」とのたうち回っているフラッペ・・・。毎日のようにドラマCDを含めて、いろいろCDを聴きますが。その感想で「こ、声が眩しすぎる!」と思ったのは初めてでした。別館でも書いていますが。声は眩しいものではありません。声は耳で聞くもの。そして、まぶしさを感じるのは目。目で音を聞くことが出来ないのですから、耳で聞いた音(声)が眩しいはずはありません。でも、確かにあのセリフは「眩しいです。眩しすぎます、石田さん」と唸ってしまったのです。太陽をチラッと直視してしまって。目の裏に黄色や緑などの色が乱舞するような感じが残りますよね。聴いた時、そんな感じがしたんです。はい・・簡単に言うと、チカチカしてしまいました。シホの笑顔に、メロメロになって溶けそうなほどの状態になっている白衣のフラッペ・・。もう、絵が浮かんでしまいましたよ(^^;。しかも、このCDに於いては。「オワチャァア」と書き表せば良いのか?北斗の拳のケンシロウの雄叫びのような声から、松下さんのアヒル声。そしてもちろん皆川の不気味ボイス、道具を取り出してジャジャジャーンと解説するシーン、シホや皆思朗との間に入ろうとする全ての人間に悪意剥き出しに「・・してやろうか?おりゃ」とすごむセリフや、皆思朗と離れてブータれていたり、チケットに妄想と期待を抱いていたのが駄目になって号泣しているシーンまで。まさに変幻自在とは、彼のためにある言葉かも!と思ってしまいました。そして、んふふっと笑っているけど、その怪力が怖い純の天然に残酷なところや、マイペースであまりテンションは高くならなかった梅ちゃん。今回も胃の痛む想いをしたマスターと堤先生・・きっとね、演じる時には皆がハイテンションだと、一緒にハイテンションになりたかったと思うんですよ。でも、そういう現場でさえも、そのまま・・。彼らが居るからこそ、他のメンバーの無軌道っぷり(って、バイク持ち上げたり、小さな子供に対してその怪力をふるって怒っている純は、十分に無軌道なキャラだとは思いますが。テンションと言う一点では、あまり高くないまんまですよね)が強調されてきます(^-^)。皆川の渡したレシピに対して、「至れり尽くせりでお優しい方ですね」の梅ちゃんのセリフに対しての「間」。この「間」が最高でした。言葉がない・・・と言うか・・。お芝居としての間が本当に素晴らしかったですね!徳美の「巻き貝は生だよさん」と言う呼びかけ。この呼びかけは、大笑いしてしまいました。いや・・そういう名前ないだろ?この子の頭の中って、どういう感じなんだろう??また、お金がなければ「創意工夫」で乗り切れ!と言うアドバイスに「そーいくふう」とイントネーションが違う徳美と生ちゃんに、もう一度皆川が言い直しをしているシーンでは。あぁ・・そっか・・何気なく発音しているように思うけど。こうやって、わざとイントネーションを変える事で、その言葉が分かりません!と雄弁に物語っているわけだ!と感心させられたり。イネが出てきた事で、さらりっとW8のCMをしている真希に笑いがこみ上げたり。いやはや。もう、本当に幕の内弁当デラックス!!だと想いながら聴いておりました(^-^)。
2007年09月14日
いやぁ・・笑いましたねぇ。ネットショップで、このあらすじを読んだ時には「金髪で赤マントの青年が、公園の池で魚釣りをしている。須々木兄弟は、彼によって平和な日常を乗っ取られてしまう」みたいな事が書いてありまして。それで、タイトルが小鳩町から散弾銃って、どういう意味よ?と目が点になっていたんです。平川さんと宮田さん、檜山さんがご出演なので。とりあえずチェックリストには挙げていましたが。内容今ひとつかもしれないし、買う予定は当分先ね・・と思っていたら。公式ホームページで、檜山さんと宮田さんが兄弟で。しかも、檜山さんが弟!!その兄弟げんかが子供っぽくて凄い!!と言う旨が書いてあったのです。普段は、丁寧な言葉を使うリチャード王子もエイジと喧嘩し始めると、品位の欠片もなく。檜山さんは、台本通りに演じていますと語っているけど、とんでもない!あんなキャラになっているなんて!!と、その子供の喧嘩が大絶賛してあったんです。その紹介文を読んだ瞬間。購入決定しましたねぇ(大笑)。そこかよ・・自分・・・(^^;。普段、データベースアップと感想は一緒の月には書かないようにしているのですが。その喧嘩シーンが聴きたくて。買ってから、もう何度も大笑いしてしまったものですから。こりゃもう、書くしかないでしょ状態になりまして・・・・。はっきり言って。町の名前が小鳩町なのかどうか・・は語られていませんし。散弾銃とどういう関係があるのかな?と言うのは謎ですが。BLでもないのに、男性声優さん7人だけのキャストって、珍しいドラマですよねぇ。女性向けシミュレーションとか恋愛ゲームのドラマCDでもないのにね(大笑)。しかも、トークで語られているように、ジェットコースターのように怒濤の勢いで展開するテンションの高いお話で。「何?この、無駄なまでのハイテンション」と思ってしまうほどです。逆に、そのハイテンションっぷりが楽しくて笑えてしまうんですけどね(^-^)。平川さんの、ほわっとした優しい包み込むような「これから私がお話するのは」で始まるナレーションは「ご活躍の日々・・・だと思います・・。多分」って、この妙な間に興味津々。お話は、現王を越えるほどの膨大な魔力を持っており。そのために、第一王位継承者にされたエイジが儀式をすぐに行う!と駄々をこねているシーンから始まります。バリバリオレ様!低音の宮田さんに怒鳴られて、苛められているのが平川さんの従者。さっきの格好いい優しげなナレーションと同一人物?と思ってしまうほど、無様におろおろとしています。オレ様王子に虐げられ、無理難題を言われて物を投げつけられ、当たり散らされている状態です。あのほんわりとした平川さんは、どこ?と思いましたよ。従者の平川さんでは、人間界に行った後の「ニャン!」に転けましたねぇ(大笑)。地球の人の前では、猫語を話せと王子に命令されて。猫は「ニャン」と鳴くからと言うだけの理由で、とにかく言葉(会話)の先に「ニャン!」さえ付けておけば、猫語だと思っているみたいで(大笑)。ニャンの次に言葉を話せば、猫語じゃないし・・って思わないんですよね。しかも、ユラドルシル王国では人間なのに、人間界では猫に変身している。「ずぅびばせん・・・(すみません)」とのたうちまわっている所では、はっちゃけていますよね(^-^)。トークで、皆さんに思いっきり萌えキャラと言われていました。トークの最後のしめでもちゃんと言って下さっているのに受けました。バリバリ低音の俺様王子の宮田さんは、膨大な魔力は持っているものの。馬鹿なために(大笑)呪文をまともに覚えられず。魔力も宝の持ち腐れと言うキャラクター。そのくせ、日本語を見事に理解して、下手すると今の若者使わないぞ・・と言うような慣用句まで使いこなしている。エイジと日本語の相性が良かったと言うことになるのでしょうが。そういうの覚えて使いこなすくらいなら、どうして呪文覚えないのよ・・と思ってしまいます。トークでは、ちょっと元気がなかったように聞こえましたが。本番で、声をつぶしましたか??エイジでは、仲の悪いリチャードと喧嘩しているシーンが楽しかったです。「あ、はっ。ほわっはぁ。呪文ばっか覚えたって、それを操れるだけの魔力がなきゃ、宝の持ち腐れだからなぁ」「あーらぁ~?誰も、おまえの事だなんて言ってねぇよぉ。自覚がおありで?」などなどのシーンは、今までの宮田さんで聴いたことないよ!!と言うキャラクター大爆発でしたもの。リチャードの従者であるアリスは、大須賀さんが役得でしたね(^-^)。エイジとリチャードの幼馴染みであり、物事を面白がって大きくしたりしている。作者さんが一番気に入っているのが、アリスらしいのですが。エイジとリチャードの喧嘩を止めずに、お茶を要求するシーン。主人であるリチャードに冷静に突っ込み入れているし。かと思うと、雅俊にしれっと王子である事などを暴露して仲間に引き入れてしまったり・・。楽しい役でしたね(^-^)。蝙蝠の兼ね役の方が楽しかったと語っていらっしゃいましたが。いやもう、そりゃアリスじゃテンション上がらないわね(苦笑)。エイジ達の犠牲者である須々木兄弟。お兄ちゃんの健太役宮野さんは、トークで三宅健太と名乗ってしまい。周囲から突っ込みを受けていました。私も一瞬「へ?」と思ったのですが、その美味しい一言を司会の檜山さんが、放っておくはずがなくて(大笑)。宮野さん演じるお兄ちゃんは、とにかく現実的なお兄ちゃんで。喋る猫と釣りをしている外国人を受け入れられず。ドタバタとあがいているシーンが最高でした!勇ちゃん・・と弟に対する優しい言い方と、エイジ達に突っ込みを入れているシーンの温度差。あの「春の妖精さん」のシーンは、受けましたねぇ(大笑)。かと思うと、エイジ達を早く追っ払うには。アイテムを見つけてやれば良いらしいと言うのを知った時の豹変ぶり。主人の出世を望まない家来は居ません・・とにこやかなセリフは、本心と違うでしょうが!!と言うのがありありと分かります。弟・勇次郎くんは。結構素直に物事を受け入れる柔軟性はありそうですが。素直すぎて、ちょっと嫌!と言う感じの弟でしたね(^^;。トークでも言われていた「物事に流されない健兄なんて、健兄じゃない!」とか「頭が固すぎる」とか、お兄ちゃんに対してかなり冷静に突っ込みを入れているんですよね。柿原さんの勇次郎くんは、そこまではっちゃけてはいませんでしたが。異世界の主従と、お兄ちゃんとの架け橋になってくれる事を祈ってしまいます。その勇次郎を乗っ取ろう?とたくらんでいた高城さん。役は、ほんわかとした若年寄のような趣味を持つお隣さんで。おとぎ話や魔法に興味のあるピーターパンのような一面を持っているのかな?状態の少年。最初にリチャードと会話をする時、外国人相手にイントネーションがおかしくなる状態の日本語。「わぁたし・・」と言う感じのイントネーションが楽しかったです。分かるなぁ・・。うんうん、そうなりそうよね!と思っておりました。周囲のハイテンションに、一人混ざる事がなく(唯一、猫でテンション高くなったと語っていらっしゃいます)マイペースを保つのは大変そうですね(^-^)。そして。檜山さんの登場シーンは全て花丸!!もう、喧嘩なのに敬語のままなんですよ。しかも、一人称が「私」で怒りまくっているキャラと言うのは、面白いし珍しい。ま、怒り全開!キャラと言うのは、本領発揮かな?と思いますけど。従者のアリスが、どっちの味方よ?と言うキャラで、健太と同様報われないキャラかもなぁ・・と思います。何しろ、王様になりたい彼が目の上のたんこぶにしているエイジは、王になる気はない!と勝ち逃げを許してくれる発言をしてしまうくらいなんですもの。それって、競争相手にしてみたら、これ以上はない侮辱的な言葉になりますよね・・・。ただ、5歳の頃の話を蒸し返す辺り。彼も結構執念深いのかも?「壊滅的なバカなせいで!一個も呪文を覚えられない貴方よりはマシです!」の檜山さんのバカって、迫力がありますよね(大笑)。言葉として書くなら。「ぶうぅわぁかっ」って感じの発音なんですもの(大笑)。アリスとエスターが会話している後ろの喧嘩シーンは、もう本当にガキの喧嘩です。怒っているシーンでは、蒸気機関車の擬音が使われていたりしますが。それがぴったりなキャラクターなんですよ。しかも、井上さんのお宅の屋根から飛び降りて登場するシーンでは。格好いいのに、妙におかしい。熱血ヒーローのはずなんですけどね・・と思ってしまいました。今後、この7人がどうなるか・・。とても楽しみです(^^)v。
2007年07月29日
ごはんを食べよう3はい。結構古いタイトルになりますが。おかげで、画像がないんですよねぇ(^^;。今月、管理しているホームページで「3巻特集」(単に、感想を書くタイトルをシリーズ3巻目の作品にしているだけです)をしています。3巻祭りと言い換えても良いのですが。・・・そうでもしないと、古いタイトルなどの感想がそのままになっちゃうので・・。大好きなタイトルなので、ちょっと感想長めになっています。私と三木さんの出会いは、あちこちで書いていますが。遙かの頼久さんでした。その後、小林くんのドラマCDを経て、三木さんご出演のアニメで最初にマジマジと見たのが、エスカフローネでした(エスカフローネは、遙かの青龍コンビである関智一さんと三木さんが揃ってご出演と言うので、レンタルしたんです)。そのアレンで、三木さんに惚れてしまったんですね。なので、三木さんと言えば。クールビューティさん。長髪で美人で(大笑)背も高くて、仕事も出来るし切れるヤツ!!とにかく、スマートな格好いい役!と言う印象が強く強くインプットされたんです。しかし。三木さんご出演のBL関係は、一番先に聴いたのが「LEVELーC」で。この一臣役も確かに仕事は出来る役だろうけど、何かちょっと違う気がする・・。その次に聴いたのは、確か「WORKDAY WARRIORS」でした。三木さんご出演と言うので、取り寄せて注文した記念の一枚です。でも、これも何かイメージが違う気がしたんです。この役も、確かに仕事は出来る役だけど。体格が良くて、Hシーンがプロレス?っぽく聞こえて笑ってしまったほどですから・・。なぁんか、三木さんに対して最初に受けたイメージとは、どれも違う!!と思っていたところ。BL作品で、皆さんが奨めているほっこり系統の作品。どこの感想サイトさんに行っても、ほとんどの所が褒めちぎって書いてあるタイトルは、春抱きと青の軌跡。そしてこの「ごはんを食べよう」になるのですが。この「ごはんを食べよう」こそが、私が一番最初に三木さんの印象としてインプットされたキャラに一番近い作品だったのです。はい。前置きが非常に長くなりましたが(苦笑)。BLにおける三木さん作品で、春抱きと共に「名作!!」と大絶賛しても良いタイトルです。何しろ、この月島くんが綺麗!美人!家事能力は皆無だけど、今風に書くとツンデレタイプ。怒らせると、ブリザード吹き荒れます?と言うくらいのキャラ。長髪ではないけれど、本当に一番最初にインプットされた三木さんの声のイメージに一番近いんですよ。「恋する暴君」の最強の受けは、攻めに対してポカスカ殴るし「たぁけ!」と怒鳴るのですが。このごはんの最強の受けである月島は、怒鳴ったり実力行使として殴ったりしなくても、視線一閃で攻めを黙らせるくらいの強さなんです。どちらが強いか・・と言ったら、惚れた弱みはあるにしても、月島に軍配を上げたくなりますね(^-^)。今回は、熊男こと泰彦くんが転がり込んできた後。「俺と玖珂さんとの事で、何かあなたにご迷惑をおかけしたでしょうか?」や「急に気分が優れなくなったので、お先に休ませていただきます。では、失礼」は、泰彦さんのセリフを聴くまでもなく、怒りのオーラが背中に見えますよねぇ・・。その一方で、「もう、一秒だって待てません」と言うシーンの色っぽさ。このごはんの場合は、801シーンなくても、ファンは納得すると思いますね。でも。へたれ・へたれ・・と言われ続ける攻めの玖珂さんですが。本当に、あぁ・・いい人や!と思います。なんと言っても、小杉さんの包み込むような優しい声・・そして、その会話の内容。月島が惚れるのも、当然!!ですよね。「恋愛ってのは、もっとみっともなくても良いんじゃないのか?」に始まる12トラック目からの玖珂のセリフ!!「自分の心に背いてまで、世間体を守ったにしても。それは、俺にとっての幸せじゃあありえない。そうだろ?」うわぁ・・・そんな、とろけそうに優しい声で抱きしめながら、自分たちの関係をジグソーパズルになんて例えられたら。たまらないですよ。素敵な一枚の絵が、見えてきますよ!ただ、玖珂も指摘するように。月島は、玖珂よりもはるかの側に居たいから一緒に居るっぽい感じ・・受けません?月島くんには、分かってないんだから・・と泣き笑いされながら、キスされて否定されますが・・(大笑)、麻生のマンションに転がり込んだ後、「考えるのは、あの人とはるかの事ばかりだ」と言いつつ、はるかは元気にしているだろうか?泣いてはいないだろうか?本当にごめんよ、はるか・・って、はるかの事ばっかりですもの。しかし。ごはんが他のBLをさしおいて。完結した今でも、名作!とシリーズとしての評価が高いのは。先ずは、玖珂の連れ子であるはるかの存在にもあります。この時点では、幼稚園児のはるか君。実の父親である乙彦よりも、月島の方に懐いてます?と言う印象も受けますが(それだけ、月島がはるかを愛しているからでしょうが)、本当に健気で良い子!!二人っきりになるチャンスがないのも、はるかの存在故で、普通だったらお邪魔キャラなのに。はるかが居てこそのトライアングル。今回は、モデルになる仕事を引き受けたものの。月島が父親と喧嘩して家を出たと知ると、父親に抗議してますし。撮影現場に月島が居るかもしれない・・と、はしゃいで来たものの。月島が居ないと分かると、途端にぐずり出す。そして、月島を探して屋上へ行き。姿が見えた!もっと見たい!として、フェンスの外側に出てしまう。ごはんシリーズには珍しく、かなり危険なエピソードになっていますが。月島に抱きついて泣きじゃくるシーンのこおろぎさんの演技は、演技を通り越しているようにさえ思います。本当に、ここに幼稚園児の子供さんが居て泣いているようなんですもの。ちょっと舌っ足らずな感じさえも!!そして、はるかの存在だけでなく。今回、改めて聴きながら痛感したのですが。他のBLと一線を画しているのは、月島が抱く不安や悩みが前面に出ているからかもしれません。男同士が好きになる。好きな人の親にも内緒。カミングアウトなんて、まだ出来ない。当然、同居(同棲)を知られては困る彼らのそんな情景が、電話の呼び出し音の違いや玖珂の「おまえの方の電話だ」と言う台詞で、互いに社会人の二人はそれぞれの電話回線をひいているんだな・・・家の中には電話が2台あると言う事を、聴いている人に分からせてくれる。そして。昨今のBLには数少なくなった(2007年6月現在、ごく最近聴いたタイトルの中では「水に眠る恋」が久しぶりでした)世間様には許されない男同士であると言う悩み!男である玖珂を愛してしまった月島。自分の存在が、玖珂にとってもはるかにとっても、悪いのではないだろうか?と悩みまくる。「兄貴は晶を幸せに出来なかったんだ」と、泰彦に言われて「違う。俺が玖珂さんとはるかを幸せに出来なかったんだ」と言うシーンは、もうジーンとしまくりました。13しか、セリフがなかった・・と言う麻生さん役の檜山さんは、今回も穏やかなコックさんでした。ごはん初参加!!の中村さんは、乙彦がテディベアならヒグマの泰彦を豪快に演じていらっしゃいました。玖珂と月島の仲をかき混ぜに来たのか?応援しているのか・・・判断に苦しむような設定の役でしたが、最後のチケットのエピソードが、本当に最高でしたね(^-^)。こおろぎさんは、本当にはるかそのもの。三木さんの月島は、言わずともサイコー!!です。そして。キスするのを見かけて「やすひこーーーー」と絶叫し駆けてくる乙彦役の小杉さんは。ガヤで、名物?怪しい外国人を演じていらっしゃいましたねぇ・・。「バス乗り場は、どこですかぁ?」と問いかけているのに、誰にも答えてもらえない・・・・何度も何度もおっしゃるものだから。耳に残ってしまいましたよ(大笑)。空港のアナウンスも、ガヤも参加された声優さん達で録音しているのでしょうが。本当に空港にマイク持って行ったのでは?と思わせるほどでした。また、今回は!特にブックレットの事も書かせて下さい。12トラックで、玖珂が月島に自分たちの事をジグソーパズルのピースに例えて話をしますが。ブックレットの絵がね、天使のジグソーパズルなんですよ!>裏表紙。聴いた後にブックレットを見て、また感動してしまいましたよ。はい・・・・。
2007年06月12日
美しい上に美声揃い。そして、猛烈パワーは遺伝ですか?と言うような鷹司一家が登場しました。お話的には、千里と俊介。そして翔と里樹(を妨害する千里)だけではなくなり、賑やかで楽しかったのは楽しかったのですが(だって、あの千里さんを上回る怒りパワーのお父さんが出てくるし・・ややこしいから、キレジジと呼びますか?)。その分、忙しかったなぁ・・と言うのが一番最初の感想になります。千尋役の森川さん。爺様にしては(森川さんの声の中でも)偉く可愛いトーンだなぁ・・と思っていたら。中盤で、千里ぶりっこをして俊介を騙すシーンがあり。あぁ、なるほど!このシーンのために、可愛い声だったんだなぁ・・と妙に納得してしまいました。森川さんと緑川さんの声が似ているなんて、思ったことすらなかったのに。俊介を騙そうとして、迫るシーンは「おぉおお」と唸ったくらいです。再会した時、里樹が「爺様!」と言っているシーンに大受けしました。宮田さんが森川さんに「じいさま」と言っている!!これに尽きますよ。今回、初参加の方では。役とは言え、波多野さんが緑川さんのお兄さんで、宮田さんの伯父さんですよ!!トークまで緊張されていた波多野さんが、気の毒なような見てみたいような・・(^^;。川島さんは、檜山さんとの絡みがちょっとだけありまして。この二人のお話も、また聞いてみたいものですよね(^-^)。でないと、檜山さんがトークで「出番が少ない!!」と吠えるから(大笑)。恋人との関係を否定されてしまい、今回は「良い子ちゃん」を少し脱皮した里樹役の宮田さん。「パァパァ・・・」と言う冷たい声音が、この子もそろそろ反抗期?と思わせてくれました。翔役の諏訪部さんと、俊介役の櫻井さんは。嫌がらせにもめげず、頑張っていましたねぇ(^-^)。今回は、実家での騒動がメインだったため。悶絶するほど・・の悩ましい声や起伏の激しい変化は、今までの2作に比べると少なかったかな?と思いますが。自分が反対されたら、嫌なのに。なのに、息子には反対してしまう。里樹の気持ちが分かると言いつつ、次のシーンではガルル・・・と反対している千里役の緑川さん。今回もお疲れ様でした。・・・あの反対っぷりって、血のなせる技ですかねぇ??今回、キレジジ登場でそう思ってしまいました。でも。千里は、とりあえず一度結婚して里樹をもうけているけど。里樹はこの年にして、既に男の恋人が居るわけで。そうなると、子供って出来ないよね??当然、里樹がキレパパになるのを見ることが出来ないのはおいといて・・。里樹に子供が出来る年齢になった時。まだまだお若いだろうキレジジの千尋さんと、息子が20歳の時の子供である千里さんは、当然まだ若いおじいちゃんなわけですが。それぞれ、曾孫と孫を見る事は出来ないですよね・・。うわぁ・・曾孫を可愛がって、切れまくるだろうオールドキレジジの千尋さんと、孫に近づく男は全て排除!!するだろう千里さんのキレジジぶりを見ることが出来ないわけか・・。それって・・それって、勿体ないよぉ・・。。書いていたら、凄く見たく(聞きたく)なってきた!!(大笑)まだ結婚していない千歳兄さんや千鳥兄さん。千歳兄さんの方は、監督さんと出来ているみたいですから、今後子供なんて望めないでしょう・・。そうすると、千鳥さんが結婚しない限り鷹司家って絶えてしまいますねぇ・・。勿体ないですよね。こんな美声揃いの家系がなくなってしまうのは(って、美声揃いはドラマCDだからかもしれませんけど)。でも、どうしてBLって。登場人物が皆さん、そちら系統の方ばっかりなんでしょうねぇ・・。
2007年06月11日
あぁあ・・やっと、やっと5月上旬からのホームページ改造計画が、終了しましたぁ!!全部をフレーム対応にはしなかったけど。それなりに、今できる事をやったぞ!と言う感じです。CSSの勉強やら、色の勉強やら。目はかなり疲れましたが、結構それなりに、分かり始めると面白いものですね。後は、書いていく内容を充実させなくては!と思います。さてさて。今月聴いたBLCDの中で、結構笑わせてくれた「恋する暴君 2」の感想をば!。第一声が「なぁんだ!成田さんが、普通の役じゃん」(゜゜)\バキッ☆でした。別にね、成田さんが普通の役を演じてはいけないとか、そういう意味ではないのですが。成田さんがご出演だと、どういう濃い役なんだろう?とか、今回はどういう変態な(゜゜)\バキッ☆役なんだろう・・って期待してしまう自分が居るんですね。だから、森永くんのノーマルなお兄さん役で。おそらくは、市役所職員のようなお堅い役職で、普通に結婚して弟の性癖には理解を示せない、本当に一般的な常識人のままで終わってしまうと「なぁんだ」と言う感想になっちゃうんですよね(^^;。いや、折角の成田さんなんだから。きっと本当は何かを隠しているかもしれない!なんて、思ってしまう・・・成田さん、本当にごめんなさいm(_ _)m。最後の電話シーンなどは、凄くきまじめだけど、優しそうなお兄さんで。それはそれで、とっても好きなトーンだし。良かったんだけど。はい・・・。さて。成田さんのお兄さん以外の感想を書いていく事にしましょう。この作品は、何しろ受けが怒りまくっての暴君状態。自分たちの関係を、契約・脅し・支払い・・・と表現し、「やりたくない」ときっぱり言ってのけるほど。しかも、立場的に優位な存在なわけで。そんな受けを押し倒す攻めは、これまた「へたれ」。そのへたれが、どう暴君な受けを押し倒して801シーンになだれ込むか・・・ってのが、ポイントの一つになると思うのですが。いやぁ、今回は2回が2回とも濃かったですねぇ(大笑)。2ヶ月我慢出来たんだから、2ヶ月に一回で良いだろう?と言う巽に、もっとメンタルな部分で先輩と自分との関係を進展させたかった・・・と森永。しかし、聞く耳持っちゃいないよ・・状態の先輩に、ぷっつんした森永が「じゃあ、その分濃くします」と言った前半は、はもっての「本当に朝日が黄色く見える」のセリフに大笑いしました。そういう事をやりすぎてしまうと、朝日が黄色く見える・・・という事があるらしい・・みたいな話は聞いた事はありますが。それを実際に音として会話?として、聴いたのは初めてのような気がします。後半は、森永の兄に真実を告げて怒った巽。その彼が「セフレ」の単語をずっと引きずっている事。森永の前の彼氏?に分かりにくい嫉妬をしていた事が判明して(本人は、あくまで気が付いてはいませんが)感激した森永が、抱きしめてからのシーンです。いやぁ・・・両方とも本当に、緑川さんの身体をはった(大笑)プロ根性のシーンでございます。役者は舞台の上で死ねたら本望って言葉を聞くことはありますが、今回の現場では、台本の文字がかすむくらいに意識が遠くなった回数が多かった・・・とトークで語っていらっしゃいまして。それでなくても、怒ってテンションが高くなっている所にもってきて、怒りながら感じている。感じながら怒っている・・を表現しなくてはいけないわけですから。しかも、あちこちで森川さんが語っていらっしゃるように、男性としての生理ではない呼吸を強いられる受けは、体力消耗しますからねぇ・・。もう、この恋する暴君の緑川さんは、プロとしての姿勢に頭が下がりまくりです。本当に凄いものを聞かせていただきました。そんな緑川さんの、今回のお気に入りの台詞は、「や・・や、妬くぅ?って、何を?俺が?何時!?」と、どもりながらも怒るシーン。もう、本当に赤面しつつ否定しているのが分かるほど。可愛い後輩だけど、やる時はやるさ!の森永役の鳥海さんは、今回もナレーション兼任でお疲れ様でした。お兄さんが出現し、初めての相手である正木との約束や現在の恋人である巽に挟まれての葛藤、微妙な内面を見事に表現されていました。特に、巽が指摘する「おまえ、兄貴になじられて泣いていたくせに!」のシーンは、鼻水をすすりあげるわけでもなく、再現された台詞の中では本当に一部が半音くらい上がっているかな?くらいの微妙さなんですよね。それで泣きを分からせてくれるのが、いやぁお見事!そんな森永の今回の一押し台詞は「鬼です。ここには、鬼がおるとです」・・・この台詞は、聞いた時には大笑いしましたねぇ(^-^)。芸人のヒロシ君のような感じでね、その情けなさがたまりません!そして、冒頭のヒロト君に慰められての「手が届かないから食べられないと諦めていたごちそうと、目の前の好物にお預けくらうのとでは、辛さの度合いが全然違うだろ?」の一気の台詞。鳥海さんは、あのご本人の決めぜりふが苦手なのですが。この暴君の森永役は、本当に可愛くて好きです(^-^)。1巻で、その色気と関西弁で魅せて下さったヒロト役の平川さんは、今回はあまり出番がなくて。ちょっと寂しかったです。
2007年05月27日
そうですねぇ。結構突っ込み所満載のドラマなんですよね。一番は、20歳年の差がある中年のオヤジが(大笑)高校生の制服を着て違和感なく学校に潜り込む事・・に尽きますね。いくら綺麗なパパさんでも、制服着るのはちょっと・・・あり??と気になりました。しかも、その姿を見て同級生や蓮音さんは高校生と思ってしまうのですもの。ふと、自分の周囲のその年齢の人を思い浮かべて「絶対に無理・・。高校生には化けられないでしょ」と思っておりました。綺麗なパパさんまでは許すとしても(゜゜)\バキッ☆、高校生に化けるのは無理でしょうが(^^;。でも、まぁ・・それを言っていたら。自分の親父と同年代の男性を愛せる俊介くん・・・や、自分で「はっきり言って犯罪」と断言する千里さんも「ありえねー!」のドラマになっちゃうんですけどね。そもそも、30代半ばの男性と現役高校生のカップルが存在するBL自体がおかしい・・になっちゃいますけど(゜゜)\バキッ☆。そういう年齢差の事はさておいて。息子と同じ年ではあるが、同じ作家として尊敬の域に達する俊介に一歩でも近づきたいと願う千里。大人である千里に、少しでも似合う存在になりたい俊介の微妙な気持ちがすれ違うのがポイントのドラマでしょう。しかも!この千里と言うお父様は、綺麗で切れやすい割に素晴らしく鈍感(大笑)。自分の感情に忠実に行動を起こすから、ためる事が出来ずに切れてしまうのかもしれませんね。何しろ、あこがれの人と言うだけでメロメロになったり。過労で倒れた恋人から求められたら、Hをしてしまうのは・・少し問題のような気もしますが、それもこれも千里パパが自分の感情に素直に行動している事の証明ではないかと思います。鈍いから気が付かない。自分の考えや思いこみだけで動いて切れている。彼が、もっと周囲に目を配って。里樹狙いなのかどうなのか?くらい判別すれば、少しは穏やかに過ごせると思うんですよね。そもそも、里樹は翔と言う恋人が居るのだから、他の男が言い寄ってきても(周囲の男が言い寄るのもどうかとは思いますが。BLの世界って、みーんなが皆そういう嗜好の持ち主なんですよねぇ(^^;。下手すると、全生徒が皆そういう嗜好になっているかも?と思えるくらい、そういう関係者ばっかりなんですよね)放っておけばいいものを。それをいちいち「おまえらなんかに、里樹は渡さない!」と叫ぶから大変なのであって。それに、自分が俊介くんと出来ちゃっているのに、里樹の恋路は認めていない・・。それもどうかと思うんですけどねぇ。まぁ、自分に寄せられた蓮音の好意などに、まったく疎いと言うのは仕方ないとしても(気が付かないのなら、仕方ないですよね。自分と里樹中心の今までの考え方をすぐには変えられないだけでしょうから)俊介のメッセージを他人にあてた物だと勘違いするシーンは、「あなたは何を聴いているんだろうねぇ?」と言いたくなりました。TVの中の俊介が、はっきり「千里さん!」と言う前に息子の里樹に「誰がどう聴いても、パパ宛だと思うけど」と言わしめるほどなのです。こんなに鈍くて、それでもなんとか世間を渡ってきているこのお父様に先ずは乾杯。今回も冒頭から切れておりましたが、一番切れていたのは、TVに出ていた俊介を見て、夕飯の支度の途中でTVに夢中になるシーンではないかしら?仕事とは分かっていても、女性司会者に激しく怒りを覚えて「ガルルルルルル・・・・」と唸り、手にした包丁でソファを滅多切りにしているシーンの迫力たるや、鷹司家のソファの姿を思い浮かべて涙が出そうになりました。そう安いものでもないのよ>家具(^^;。もう、あのTVを見ながらの唸っているシーンは緑川さんご苦労様でした。おまけに?Hシーンでも叫ぶし、「悶絶格好いい!!」と妄想の中で、もだえたり。かなり喜怒哀楽の激しい役だけに大変だったでしょう(^^;。普段、あまり怒らないから・・とトークでも語っていらっしゃいますが。ここまで・・とはいかないまでも、たまには発散するのも良いかもしれませんよ。あ、そっか。役で発散するから普段にストレスや怒りが貯まらないのかも(^^;。そんな中、「逢わないと逢えないじゃ、かなり違う」と気が付くシーンは、かなりジーンとしてしまいました。また、翔くんとカップルでありながら。パパと俊介の事には疎い里樹くん。知っていて知らないふりをしているのか、本当に気が付いていないのか?パパがどう溺愛したなら、こんな純粋培養のような子が育つのやら・・です。パパの妨害のおかげ?で、翔くんは夜這いをしなくてはいけないのですし、折角逢ってもすぐに(翔くんが)追い返されてしまうのですから、もっと「パパったら!」と不快になったりぐれたりしても良いのかもしれないのに。里樹くんは、あまりお父様を恨んだり妨害をいやがってはいないように聞こえるんですよね。しかも、父親が学校に入れるように・・と制服を手配してくれたり。父と友人の恋の橋渡しをしてくれるほど可愛い息子なんですもの(ちょっとは嫌がっても良いのにねぇ)。この父にしてこの子ありかもしれませんが、宮田さんが演じると、天然で裏心などなしに、知らないだろう里樹くんに聞こえてしまいますね。今回、鈍い恋人に邪魔な男を近づけまいとして嫉妬で切れるシーンがあった櫻井さんもお疲れ様でした。ラストの「次の作品の構想が浮かびましたよ・・」と語るシーンなどのブラックぶりは、本当に見事です。このお話のおじゃまキャラ?は、画家の蓮音さん。蓮音の初恋の人が、千里ではないか?くらいのぼかし方で今回は終わっています。おそらく、十中八九は千里だと読者(聴者)に思わせる終わり方ではありますが。この蓮音を演じた中原さんが、淡々と攻めています。このクールに攻める中原さんと言うのが、実にツボでしたねぇ。トーン的には青の軌跡シリーズなどのカイのトーンではあるのですが、そのままで大人な攻めなんですね。あれ?中原さんで攻めって、あまり聴いた事がないような気がしますが・・えーっと??と、手持ちのCDを調べてみましたら。私は見事?なまでに中原さんご出演のBLで攻めは持っていない事が判明しました。青の軌跡があったから、BLでお声を聴いたと思っていましたが。そうかぁ・・これが初の攻め未遂(゜゜)\バキッ☆だったのかぁ(大笑)。今度、中原さん攻めのタイトルを探して聴いてみましょうかね。いや、結構いけますね。この蓮音との会話の途中で、千里が「へ?」「は?」など合いの手をはさむシーンは、かなり笑わせていただきました。
2007年05月17日
このドラマCDの一番のポイントは、おそらく・・・BLにも出演されている声優さん達が、BLを一般の男性(や、冷静沈着かつ常識的な突っ込みが出来る人。あくまで、BLに理解を示す腐女子ではない人々)が持つであろう感想を堂々と述べる事かな?と思うのです。今回も、「やってられっかぁ!」の宮原や御厨がぼやくシーンで大いに笑わせていただきました。「大体、何?このありえねぇシチュエーションはさぁ!」「つーか、何で全部エロなの?」(「そりゃ、お嬢さんの趣味だろう」と言うフォローあり)「エレベーターに載って下に降りるまでに、事が全て終わるわけねぇだろうが!どんだけ高いビルなんだよ!」「通勤途中にチューしただけで、ホテル直行だぁ?会社行こうよ、社会人!」そう言えば、あったなぁ・・。エレベーターの中の情事(大笑)。確か、ダブルコールでもあったし。俺の下であがけのゲームの吉岡エンディングでは、エレベーターの中がラストだったような記憶があります。ダブルコールは下に降りるまでではなく、塔馬の部屋のある階に上る時にしていましたっけ(大笑)。個室で二人きりと言う事と、何時誰が乗ってくるか分からないと言う緊張感があるからでしょうか??ハラハラしつつも、燃えてしまうのかしらねぇ??ただ、通勤途中のキスでホテル直行は聴いた事はないのですが。あったら、どなたか教えて下さいな!聴いてみたいから。そこで、千野のフォロー?が凄かったですね。丸め込むと言うか、言いくるめてしまったんですもの(大笑)。「おまえら、仕事をなんだと思ってる?」「俺たちは、会社に時間と能力を買われてるんだ。違うか?」「俺たちは所詮コマだ。だから、お前達は悔しくて仕方ない。だがプライドはある!俺たちは人間なのだから。そのプライドを賭けてみろ!自分たちは、会社の無茶な要求にも立派に応えることが出来るのだと。それが、俺たちが会社にしてやれる唯一の抵抗じゃないのか?」いやぁ、前回の最後で爆発するように自分のBL好きを暴露してしまった千野なりの挽回作戦!ではあるのでしょうが。その意見は、正論をついているのかもしれません。ただ、この場合はBLと言うジャンルを作れ!と言う無茶苦茶な要求なのですから(面白そうな原作を探すのが、良いと思うのに。あくまでオリジナルで勝負!!と言う彼らが凄いですよね)微妙にすり替えているようにも聞こえます。そのため、いつも冷静と言うよりも投げやりっぽい口調のムードメーカー手島くんにして「重みがあるなぁ」(このセリフを思いっきり軽く、重みのカケラもなく言ってのけたうえださんに拍手!!)でしたもの。CDに付加価値を付けたら売れる!と言う話で、応募券集めてビール券プレゼント。ユーザーは女子だから、ビールじゃなく可愛いぬいぐるみ、ボディソープ、お米券に車・・おいおい。車はないでしょ。身近にして歯磨き粉・・・車以外は買った方が早いって(大笑)。男が電話口で泣くのは、オレオレ詐欺くらいだ!と言う意見が、妙に可笑しかったです。しかし。段ボール五箱分のBL書籍(貴重な一般意見か??それは?)・・って、ななみちゃんのBL書籍の量は怖いですよね。一体何冊くらい入っていたんだろう?好きな声優さんの好みはあるでしょうが、彼にはこういう役が似合うの!!とお父様に指南するシーンは、詳しすぎて笑えてしまいます。そんなななみちゃんラブ!!のお父様役の小杉さんは、ななみちゃん相手のシーンは素晴らしすぎます。「もっちろん!」「パパとぉ、ゆ~び~きぃり~」が必聴!の名シーンだと思います。小杉さん、堀内さん。「こういう事」・・・あと5年と言わずに続けて下さいね。石田さんを7年とした理由は一体何かしら??(大笑)。今回も、御厨の福山さんの苛めっ子キャラが爆発していました。自分の好き嫌いを淡泊に言ってのける辺り。望月くんや宮原くんを苛める辺りは、もう最高!福山さんは、お声が高音になるので。どちらかと言うと、いじめられっ子が合いそうな気もしますが。良いじゃない!!こういう苛めっ子。自分の趣味や好き嫌いに正直な役って。似合うなぁ。このトーンの淡々とした言い方、好きです(^-^)。柴小屋役の長沢さんは、堀内さんの演じたキャラに暴言の数々。役の上で・・とは言え、お疲れ様でしたm(_ _)m。きっとね、気持ちいい反面。堀内さんと一緒に居たら、言いづらかったと思うんですよね。キヨショーは、BLに従事している声優さん達が、自分たちの出演しているBLを茶化すと言いますか。それをネタに自分たちで突っ込みを入れると言うのが面白い!と書きましたが。今回は、アニメ店長でもあったような声優さんネタがありましたね。大量のボイスサンプルを手島と宮原が聴くシーン。「しっかし、すっごいですねぇ」「ねぇ~!ほんと」「これ、役によって使い分けるんでしょ?」「ねぇ~。声優って凄い職業だよ」「あぁ、だけど。どの人も上手く聞こえるんで、誰が良いとか分かんないんですけど」最初に聴いた時は、自画自賛?っぽく聞こえて笑えてしまいました。でも、7色の声どころか数え切れないほどのキャラを使い分け。あまつさえ、感情を移入して。聴く人や見る人を感動の渦に巻き込む。千野が宮原達を言いくるめる程度じゃありませんがな。本当に、凄い職業だと思っていますよ(^-^)。キヨッポーに、相談しようとする手島達の会話と、キヨッポーが去った後。望月を加えての会話は、石田さんファンなら「そうよ!そうなのよ!芸達者で演技が出来る声優さんなのよ!!」と、思わず右手を高らかに挙げたくなりましたね。。「キヨッポーは何故喋る?ならば、その音声はどこから来ていると思う?こうやって、状況に応じていろいろな受け答えが出来る。きっとさぞかし、演技の出来る役者さんを使っているに違いない」「お前の声の主を使えば、俺たちのCDも上手くいくかもしれない!」(石田さんが、攻めでも良いからBLにご出演なら。きっとCDは売れると思いますよぉ!)「キヨッポーの声優さんは、誰なんだぁ!ってちょっと盛り上がっていたんだよ」「あぁ、そう言えば。誰なんでしょうね?」「あれだけ芸達者なんだから、さぞかし名高い人じゃないかって」いや・・本当に。石田さんだとキャスト表で見ていなかったら、きっと皆こういう反応になっていたかもしれませんね。「簡単に身を切り売りすると思ったら、大間違いだッポ~」に、このセリフは石田さんは役の上でおっしゃっていると分かっていても。そっかぁ・・いくら、売れると言われても。芸や身を切り売りはしないんだな・・。もう、BLにはご出演はないのかな・・と、ちょっとがっかりしました。違うって・・本当にセリフだと分かっていますけどね。今回の、キヨッポーの名台詞は、「じゃあねぇ、後はお若い人たち同士で・・・オホホホホッポ~」仲人に燃えている小母さん風の仕切りやさんっぽくて、素晴らしかったです。ところで。ふと思ったのですが。清水商事って、これだけ高性能のロボットを作れるんだったら。BL作るよりも、キヨッポーと同タイプのロボットを作れば売れると思うのですが。隠しカメラにマイク搭載。おまけに、自分の意志でしゃべって社員もいじって遊ぶんですよ。極めつけが、石田さんのお声だったら!!凄い事になりそうなのですが・・・。まぁ、それを言ったら。ななみちゃんのためにBLCDを作る!と言う社長の意志は無視していますけど(^^;・・・。フリートークは、小杉さんの仕切りで主にヘアスタイルなどについてで進行されていました(山本さんには広島のお好み焼きの事などがありましたが)。身分違いの恋をテーマに、主役クラスの声優さんも決まり!後は、煮詰めるだけ!となっていますが。さぁ、3巻の進行やいかに!!です。
2007年05月14日
子供の領分の全員サービスCD、「温泉に行こう!」が届きました。これで、今月は「二重螺旋 番外編 情愛のベクトル」に続いて、吉原作品の全サCDが2枚届いた事になります。ちょうど、感想を書くために子供の領分の4と5を続けて聴いている最中だったので、子供の領分に関しては、お久しぶり!と言う感じはなく(しかし。子供の領分って2枚組だから感想を書くために何回も聴くのって、かなり時間がかかりますな(^^;)。今回もモノローグの多いHなしの(大笑)お話と言う感じでした。しかし。情愛のベクトルでも思ったのですが。メインの会場に行き着くまでのドラマもしっかり描かれていますね。情愛のベクトルの方は、携帯を忘れたから届けてくれ・・と言う雅紀くんと裕太くんのやりとりと、駅で迷子になりそうな(^^;尚人くんが描かれていましたが。今回の温泉に行こう!でも、買い物に来ていた3兄弟が、お刺身盛り合わせの前で悩んだり。お肉の食べ方についていろいろもめたり・・。外れくじなしの抽選についての会話があったり・・。肝心の温泉に行くまでが、温泉よりも長いドラマになっている。普通、抽選で旅行に行くと言うお話は(ドラマCDって、結構多いんですよね)くじ引きの会場のシーンの後にいきなり、もう目的地に着きました!が多いのですが(王道ってやつね)このお話の場合は、お風呂に入っているシーンよりも、お店でのやりとりや御三家の話、ポチこと日高くんの事などを語っているのが、楽しかったかもしれません。いや、筋肉をいきなり触られて(大笑)パニックを起こしてしまって叫ぶ三宅さんの演技や、真っ赤になって入っている大地くんの顔が見えるようで、それもそれで可愛いやら楽しいのは楽しかったのですが。お風呂から上がるに上がれずにゆだってしまうのじゃないか?って、ちょっと気の毒にも思うのですが(大笑)。しかし。ちょっと「あら?」と思ったのは、あの運動会の豪華メンツを集めての食事会が終わっていると言う会話の内容だったこと。私が読んだ範囲の原作では、まだどこにしようか?スケジュールを合わせるのでも大変なのに・・と言う話と、大地くんのバスケ部がインターハイに行く前の合宿だったはずなのに。きっと、吉原さんの作品の事だから。お食事会だけで文庫一冊くらい軽くありそうなのになぁ・・。と言うか・・それこそ、ちょうど運動会を聴いているものですから。あの豪華メンバーの食事会を是非ドラマCDで聴いてみたい!と思ってしまうんですよねぇ(^-^)。それにしても。5月には、間の楔のドラマCDが新しいキャストで発売決定です。吉原さん絡みのドラマCDが続くな・・と思っているのですが(その前に、暗闇の封印の2巻はどうなっているのでしょう?あのラストがラストだっただけに、凄く凄く気になっているんですよね。間の楔の前に、こちらを出して欲しかったかなぁ)。塩沢さんのイアソンと関俊彦さんのリキで馴染みの深い私は、別物として聴こうと思っています。(いや・・実は。桜蘭高校ホスト部のアニメ版キャストのドラマCDを聴いたのですが。LaLa全サのオリジナルキャストの方で3枚聴いていたものですから、別物と言う感じが否めなくって)
2007年04月10日
2枚組。しかも、お話的には1から続いていますので、3枚組の感覚ですね(^-^)。それでも「長い」と感じさせませんでした。この作品は、実は(あまり原作などを読まない私は)BLの感想を書いてあるサイトさんで、褒めてあった事(べた褒め状態。その年のベストドラマに選んだ方が多かったほど)で知った作品です。一カ所だけではなくあちこちのサイトさんで褒めてありまして。しかも、3と4の続編タイトルの発売の時には、掲示板などで盛り上がっていたので気になったのです。一カ所だけなら、書いている方の好みがありますし・・・って、まぁ自分の好みに近い方のサイトで、褒めてある作品はあまり外れがないので。或る程度信用してしまうんですよね(^-^)。実は、私も自分のこの感想などが、読んで下さった方が「あそこで褒めてあるから、大丈夫」と思っていただけると、本当に嬉しいので。それを目指しております(嫌いをはっきりと書かないようにはしていますので、そこはかとなく嫌いは感じていただけると嬉しいです)。こういう良い作品に出会えるから、感想を書いているレビューホームページやブログさんのネットサーフィンは止められません。この作品の感想を書いていた全ての方に、感謝したい気持ちですm(_ _)m。さて。1巻の時には、中世地中海のイメージのある作品だな?と思ったので。聞き始めた時に、地中海の地図を頭に浮かべたのですが。やはり、地理的な事、宗教を含むお国事情が分からなくて。ブックレットに地図や国の宗教や小説特有の固有名詞(媚薬や、暗殺集団の名前)などの基本設定が載っていたら良かったのですが。ミニストーリーはあっても、初めてこの世界に接する者には不親切かな?と思うほど、固有名詞に説明がなくポンポンとお話が進んだものですから、1巻の途中で原作を買いに走りました。この2巻で出てくるセサーム様なんて、いきなり名前だけ出てきましたしねぇ。おかげ?で、このお話を聞く時には、私には珍しく原作を読んだ状態で聞くことが出来、上手くまとめているなぁ・・と言うのが、一番に来ました。DISC2枚組なのですが、1枚目はピサールでの、セサーム様とのやりとりをメインに。2枚目は兄・ユーグとのやりとりがメインにまとめてありまして、2枚組でストーリーは繋がってはいるけど、きっぱりと別れているので、微妙に違うお話が楽しめました。ドラマCD1タイトルで、二度美味しい(^-^)と言う感じですね。しかも、1枚目のセサーム様のお話は、原作では短編で紹介されたものなども上手に収められていて。セサーム様との愛情たっぷりの過去が、本当に細やかに描かれています。そのまとめ方は、最初からこういうお話だったように見えるほどです。このセサーム様を三木さんが、本当に大人の余裕と静けさで演じて下さいました。原作でも好きなシーンで、カナーレの目を海や空の青に喩え。いつも声を殺して泣くカナーレに「声を殺して泣いてはいけないよ。おまえの瞳に映る私を見るのが好きなのに、おまえがいつも泣いてばかり居るから、私が溺れてしまうよ」と言うような台詞があるのですが。文章で読んでも「うわぁお」と赤面するほどの気障なセリフを三木さんのセサーム様がおっしゃると、涙の海で溺れる姿が見えましたし。溺れているのは、瞳の海ではなく、カナーレ自身に溺れているのかも・・と思わせてくれるほど、深読みが出来るんですよね(^-^)。また、この大人なセサーム様と腹芸(あ、おへその回りに顔を描いて踊るものじゃあありません・・って、誰もそんな事思いませんわねm(_ _)m)が苦手な森川さん演じる海賊のアヤース。この二人が会話をするシーンの凄さ。原作でも、セサーム様は「自分だけが知っているのは不公平だ」として、アヤースと会話していますが。実際には、アヤースにはまだ知らせていない事実があるんですね>前の晩に、カナーレはセサーム様に抱かれていないと言う事実を。そこは、微妙にはぐらかしてアヤースに弁解もしていないし、否定もしていない。「全部の手駒を見せるつもりはない」頭脳派のセサーム様(気づかれました?様が付いているのは、セサーム様だけです(大笑)。いや、様を自然に付けたくなるんですよ)と、そんな小細工などしなくても良いアヤース。この二人の会話は、原作よりも緊迫感がありましたねぇ。原作を越えていたと私は思います。しかも!!トークを聴く限りでは、三木さんは別録音だったのでしょうか?もし、このシーンで三木さんと森川さんは相対していないのなら!凄すぎる・・としか書きようがないですね。今回のもう一人の大人(大笑)の子安さんも、低音で静かに決めてくれました。原作では、子安さん演じるヤーニと三木さんのセサーム様は・・・・・・の関係を結ぶ事になります。今回のお話からは逸れてしまうので、収録はされていないエピソードになりますが。出来る事なら、この二人のシーンも希望しちゃいますね!!繊細で、美人さん。しかも、盲目だけど凄腕の暗殺者たるカナーレは、鈴木さん以外の方はもう思い浮かびません。ゆったりと喋るカナーレのテンポは、鈴木さん本来のスピードとは違うため。トークの時には、鈴木さんは多少はっちゃけておりまして。「しゅたっ!」とあちこちの現場に、レポーターとして活躍していらっしゃいました。他の方に「ちーちゃん、速い」と言われるほどでしたね。そんなカナーレのお兄ちゃんは、凄味を見せて鳥海さんが熱演していらっしゃいました。本当は、家族を崩壊させたきっかけとなったカナーレを憎んでいたのではなく。カナーレの色香に、自分も下働きの男のように劣情を抱いてしまうかもしれない事への不安感。そこから逃げ出すために、カナーレを憎もうとした悲しい兄。そんな気持ちが、ユーグくんの食いしばるようなモノローグに現れておりました。そんな家族に愛されなかったカナーレですが。原作でもとっておきのシーンで、アヤースに言われて涙します。船に戻ろう!となったシーンでは、本当に拍手喝采したくなりましたもの。そんな百点満点のドラマCDではあるのですが。三つほど文句?を付けるなら。アヤースが、ユーグの側に置いておくのはこれだけあれば十分・・として、カナーレの髪の毛を切るシーンが、ちょっと分かりづらかったです・・・。あとは。館が崩壊するほどの火事が起こっているわけですよね?船の上から、その煙が見えるくらいですから>そもそも、館は砦と言うか要塞だったわけですから。その館が燃えている側で、カナーレとユーグは決闘をしています。なのに、その時の効果音が。たき火でもしていますか?状態なんですよ。お屋敷が業火に包まれているのなら、もっと風が巻き起こったりするでしょうし。あんなパチパチ言う程度の炎などではないはずです。火事は下火になって、その館の庭で対峙している割には緊迫感のない効果音だなぁ・・と。また、ユーグはわざわざ意地悪でカナーレを西の塔に幽閉しますが。西の塔に連行しろ!と言った時のカナーレの反応が何もなかった事。声としては、出さなかったでしょうし。そこで「はっ」なんて反応は、とってつけたような感じになるかもしれませんが。そこがね、ちょっと弱かったかなぁ・・と。ただ、文句が細かい点に付けたくなるくらい、良いドラマCDだった事は間違いないですね(^-^)。
2007年03月09日
先ずは、この作品はタイトルが悪いですわなぁ・・・何しろ、「貴族と熱砂の皇子」・・・貴族が、公爵の子孫である竹雪くんと言うのはすぐに分かりますし。そうなると、正体不明の砂漠の鷹・ザイードが皇子様であるのはバレバレですもの。ザイードの正体は、最後の種明かし・・のはずですよねぇ?ザイードを恋しく思って(助かった後に)泣いていた竹雪が、皇子に逢うシーンでの感動が薄くなってしまうんですもの。そりゃ、皇子がヨーロッパから帰国したばかり・・だのと言う会話が誘拐事件の直後に入って、伏線は張られてはいますけど。最初にこのお話を聞いた時には。その最後のネタばらしがタイトルを見た事で分かってしまった事と、置鮎さんのやっている貴族の末裔のお坊ちゃまが、なんだかなぁ・・と言うので、今一つ気持ちがのらなくて。マタニティブルーではありませんが、社会人になる抱負だとか意気込みなんてまるでなしで、新生活に怯えるばかり。社会人ブルー?って奴ですかねぇ?そんな、旅のそもそもの目的からして「こらこら・・」と思ってしまったんですね。また、自分では何も出来ないお坊ちゃんなのに、異国の地で治安が物騒になってきている所へ出歩いては攫われるし。助けられているのに、砂漠の中に一人で逃げ出そうとするし。某アニメの登場人物風に言うなら、「あんた、莫迦ぁ?」ですよ(苦笑)。置鮎さんのモノローグで進むお話なのに、主人公である竹雪くんに感情移入が出来なくて。ザイードに抱いた恋心も、あの過酷な環境にあっての幻か、スキー場では2割り増しみたいなものか(ちょっと違うなぁ)・・・と最初は思いましたから。実は。最初に聴いた時、ちょうど機動戦士ガンダムSEEDが放送中だったものですから。ザイードの愛馬が「アスラン」と言う名前だったことが、一番受けた事を白状します。しかし。聴けば聴くほど楽しくなりましたねぇこのドラマCDは、格好良い皇子様の檜山さんと、ボンボン(大笑)の置鮎さんを楽しむお話なのだと思います。最初は、やはり「正体バレバレじゃないよ」と思いつつ聴くものですから、竹雪くんの「彼の正体は一体・・・」と最初の夜のモノローグには「皇子様だよ・・」とつっこんでみたり(って、聞きながら突っ込みを入れても仕方ないですが)。自分を助けに来てくれたザイード(=白馬の王子様)に惚れたっぽい竹雪のセリフに、からかうしかないザイード。彼にも、とっとと正体を言えば良いじゃないよ!とも思いましたし。この二人のなかなか縮まらない距離にいらいらしたのもあったかなぁ?だから、聴いていて「なんだかなぁ」感が強かったのではないか?と。ところが。最初からザイードを皇子と認識して、彼の目線でお話を聞いたなら。これが楽しめたのです。普通にポンとお話を聞くよりも、面白かった。音楽も流石にインターさん、良い音楽だったなぁ・・。ザイードとしては、メタハット達と会話をしていた事もあり。(皇子としての自分ならともかく)砂漠の鷹としての自分に嫁に来てもらうわけにはいかなかった。だから、最初から本気で竹雪を救出に向かってはいるのだけど、それをばらすわけにはいかない。どうせばれるけど、大使館に勤務しているムスタファとの連絡先まで竹雪を無事に送り届けるまでは、(厳しい砂漠の中で)どうなるか分からないから正体を名乗るわけにもいかない(まぁ・・あの砂漠の時点で皇子であると名乗っても、竹雪が本気にしないでしょうけどねぇ)。サルトルを読む彼は、アラー以外の神を知る機会を持っており(ヨーロッパに行っていた事など)、「皇子」と言う以前に人として自由な生き方を望む見聞をも持っている。男である竹雪を心のままに愛したいと願う経緯などは、砂漠だけで盗賊活動を行っているザイードではありえない事なんですよね。そのくせ、砂漠の民として流れる血を否定出来ずにいる。いくつかのセリフから、砂漠を愛し、厳しい砂漠と生きる姿も見えてきました。それは、砂漠の皇子として生まれた彼ならでは・・のものでもあったでしょう。また、竹雪を思っている彼の気持ちが見えた時。このお話は、別の意味で面白さを増しました。そう理解したなら、最後の最後に、二人が愛し合っているシーンのかなりきわどいセリフも楽しかったですよぉ。それに追加して、ベテラン宝亀さんのベドウィンのならず者や、皇子と一緒に兵役を経験したムスタファ役の井上さんらの演技を楽しむお話だと・・・。特に、宝亀さんのフリートークでのお話は、かなり笑えましたねぇ。流石にベテラン!・・・それにしても、フリートークにだけ参加している堀内さん・・。どうせ司会で仕切るなら、出演者を盛り上げたり。内容をしっかり把握していれば良いのにねぇ・・。その辺りが、また笑いを招くポイントにはなっていましたが。でも。ちゃんとムスタファと連絡をとっているから、連絡した日にそこまで行けば大使館に戻れる・・と約束してやれば。もっと早くから、ザイードと竹雪は仲良しさんになれたのに。言ったら、竹雪が「どうして、ムスタファを知っているのか?盗賊のあなたが、どうして??」とややこしくなるし。お話的には、言えなかったでしょうけどねぇ。以前、ESCAPEのボイス集を聴いた時に。檜山さんは、決してBLの出演数は少なくはないのに。何故か高校生だとか、ちょっとおちゃらけた役が多くない??格好いい攻めって、あまりないのじゃない?(私が聴いていないだけだとは思いますが)と思ったのですが。このお話では、非常に格好いい檜山さん攻め・可愛らしい置鮎さん受けを堪能する事が出来ました(^^)v。
2007年02月08日
本編の方では、戦場の幻を見た力の夢?のシーンに登場するのみ。もちろん、その合戦シーンのガヤでもお声を確認出来ますが。本編の方は、本当にちょっとです。あまり期待して聴くと疲れますよ。石田さんの出番を楽しみにされている、貴方。はい、お待たせしました。やっとやっと、上杉先生と浅野くんのエピソード「番外編 敵はSのお医者様」が収録されています。ですので、最後のトラックだけ聴いても可!と言うくらいですよ。私は、実は。このCDは届いた当初は最後のトラックだけ聴いておりました(苦笑)。ですから、本編の幻のシーンを聴いた時には「あぁ、トークでおっしゃっていた本編はほんの少し」は、これか・・と納得したものです。さて。最後のトラックは、石田さんと森川さんの慣れた(゜゜)\バキッ☆Hシーンを楽しむ事に専念しましょう。決して、決して。拓己くんは「特進科」の生徒さんよね?頭は悪くないはずよね?と思ってはいけません。不幸にも、拓己くんが莫迦じゃないか・・と思ってしまったなら・・。私と一緒ですね(大笑)。実は、私は最初にこのトラックを聴いた時。拓己くんって・・馬鹿だなぁ・・と思ったものです。ネクタイで手首を後ろにくくられるまで、ぼーっと待っていないで暴れたら良いのに。それに、いくら注射は嫌だと言ったところで。その前後のシチュエーションから考えたら。こっちの方が腫れているぞ・・手術が必要で、麻酔も必要と語る上杉先生の行為って、はなはだおかしいですもの。なのに、手術だとか麻酔と言う言葉にいちいち反応してびびっているのが、おかしくて。それに、血圧計だとか採血用のゴム(くけったいと言います)を大人しく、巻き付けられている事がねぇ・・。本当は口で言うほど、嫌じゃなくて。上杉先生が与える行為を待って居るとしか思えない。・・・ところで、この血圧計って小児用ですよねぇ・・。大人用の血圧計は、いくらなんでも巻き付けることは出来ません。血圧計のマジックテープって、下手すると痩せた女性の腕でもとめることが出来ないくらい間隔があったりするものですから・・。まぁ、このトラックは。ちょっと怒鳴りっぱなしの拓己役の石田さんが、森川さん相手だと演じるのがやりやすいのかな?と思えるくらいのびのびと演じていらっしゃるような気がします。そして。高橋さんの司会によるフリートークでは。献血する時に、思い出す自分が居そうな気がする・・とかなりのリップサービスで語っていらっしゃいます。でも、そのゴムを思い出すと言う事は、石田さんは献血をなさっているんですね(^-^)。そう言えば。遙かのCDで、自分がO型の血液型だなぁ・・と思う時は?と言う質問に対して「献血手帳を見た時」と答えていらっしゃいます。きっと、献血で貢献なさっているのね(^-^)。また、僕もぼけなんですよ・・と言う語りが、本当に素敵でした。
2007年01月17日
ファンブックではありますが。私は、はっきり言って。付録のCDのためにこの本を購入しました。ですので、カテゴリとしては「書籍じゃないのか?」の声は無視して、ドラマCDとして扱っておりますm(_ _)m。さて。このCDでは、ドラマパートの「嘘つきサラ」ちゃんを堪能するのも手なのですが!私は、後半のトークに燃(萌)えてしまいました。いやぁ・・・石田さんの声って、絶対にα波が満ちているに違いない!!うっとりと聞き入ってしまって。一回目は、何を語っていたのかさえ覚えていないほど。ゲームの攻略本に付属するCDなので、「あったら欲しい攻略本」と言うテーマについて、櫻井さんや宮田さんと語っているのですが。素の石田さんのお声の魅力を再認識しました!!もちろん、憎らしい悪役から無表情の陰陽師、何を考えているのか分からないパティシェや純真可憐な少年に、天使としか言いようがない愛らしい声まで見事に演じきるその演技力にも脱帽ですが。素のお声の魅力たるや!今回、改めて惚れてしまいました。声を聴いているだけで、何故か幸せな気持ちになってしまったのですよ(^-^)。声が良いのは、当然と言えば当然です。また、トークなどで素のお声を聴かないわけでもないのに。何故でしょうねぇ?かなり、久しぶりに役などを離れた石田さんのお声を聴いたなぁ・・と思っておりました。
2007年01月13日
一巻では、講談調のナレーション?も担当されていたので。それなりに出番はありましたが。今回は、力と巧介との逢い引き(死語ですな)を邪魔するシーンでのみ登場。拓己くんとしては、1トラックの11分過ぎと、3トラックの6分過ぎ、6トラックの6分過ぎに登場。6トラックでは、景明先生の事を呼び捨てにしています。4トラックの力くんと巧介くんの映画館前デート待ち合わせのガヤと、映画の戦闘シーンのかけ声でもチラッとお声を聴くことが出来ます(^-^)。ガヤを耳ダンボで聴いているってのも・・・かなり邪道かも…と思いますけど。でも、ふと気になったのは、ちょっと鼻声のようなのですが・・・。ブックレットで緑川さんと石田さんが持っているシナリオの表紙が見えています。そのタイトルには「番外編 敵はSのお医者様」の文字が見てとれるんですね。第四弾で入っている拓己くんと上杉先生のシーンは本当は、ここで入るはずだった??この第二弾を購入した時には、もちろん、まだ第四弾でこの番外編が入る事は分かっていませんでしたから。当時は「うわぁ・・どうして?!どうして、入らなかったのぉ??」と思ったものでした。
2007年01月07日
お正月休みを利用して、やっと一巻を見ることが出来ました。その限定版DVDに付いてきたCDなのですが。アニメのまんまの登場人物が、本当に楽しかった一枚でした。とことんセリフがずれて、訳が分からなくなる状態の神楽と銀さんのかけあい。それを鋭くつっこんで、叫びつつもなんとか進行させようとする新八くん。絵がなくても、間が実に絶妙で。30分弱のCDなのに、ものすごく長く感じました。聴くのが苦痛で長く感じる作品もあるにはあるのですが、これはその盛りだくさんさに「え?この時間であれだけ入っていたの?」の驚きです。いやぁ、これでDVDが付いてくるなんてお得なCDです(って逆!)。美形キャラなのに、ちょっとものぐさそうに喋っている沖田くんのニュースの報告や、CMにお悩み相談も面白かったのですが。一番は、ラジオドラマの銀時先生でした。「○○をきれ」と言う銀時に「出来ません」と訴える桂が、もう思いっきりツボに入りましたし。バナナはおやつに入るのか?の質問に、バナナはおやつだがゴリラにとっては主食だ・・の説明に納得する近藤さん・・。認めているのか?自分がゴリラと言うのを認めてしまったのか??と、あの短いドラマに受けまくっておりました。実は、私は石田さん演じる桂小太郎くんの決めぜりふだけはいろんなサイトさんで見て知っておりましたが。あの長い髪の毛が鬘ではげキャラなのかな?と激しく誤解していたわけです。ところが、実際にこのアニメの1時間スペシャルを見て。ドラマCDを聴いて。ストンと納得してしまったわけです。かつら(桂)を皆がわざと「づら」と呼んで、それに対して「桂」だと叫んでいたわけですね・・・。その真相?(と言うほど大げさではないですわな(^^;)を私は、石田さんのセリフを実際に聴いたことで、あぁ・・・桂=鬘でづらで、あの長い黒髪は関係なかったのね?はげをからかわれているわけではなかったのね??と。今となっては、どうして桂がはげキャラかもしれない・・と言う誤解を持っていたのかが分からないのですが(大笑)、電話相談での釣られての「かつらじゃない、づらだ・・・あ、桂だ」で一気に分かってしまった私って・・・いや、それを絵なしに言葉で分からせてくれた石田さんに感謝ですm(_ _)m。なんでも、7巻の限定版DVDにもドラマCDが付属するそうですが。今からとても楽しみだったりします(^-^)。
2007年01月03日
いやぁ。久しぶりに面白いCDを聴いたなぁ・・とぼうっとしています。以前から、あちこちのサイトさんで面白いと言うレビューは読んでいましたが。今年に入って、3巻と4巻が出た事から購入を思い立ち。やっと聴く事が出来ました。最初は、ほとんど説明なしに人の名前や国などの固有名詞が出てくるもので「おーいい」と思ったりもしましたが。聴けば聴くほど面白い!最後の台詞などは「ここで終わるな!」とすら思ってしまったほどです。私は、4巻揃えた状態で聴き始めたのですが。これで、1巻だけしか入手していなかったら辛かっただろうなぁ。こういう状態で放っておかれると。これから、2巻を続けて聴く前に。原作を読んでおこうと思います。
2006年07月03日
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