れいんぼータウン

れいんぼータウン

近すぎた恋




「はい大河。差し入れ。」

そう言って私はケーキを渡す。

これはもう毎朝の光景で親衛隊も何も言わない

私だけの特権。

「おう!ありがとNa!!真由香!」

彼は私の幼なじみで甘い物が大好きな人。

私の家はケーキ屋で、私だけに振りまいてくれるその笑顔が見たいから。

私は幼なじみというポジションからいつも差し入れをする。

彼はいつもちゃらちゃらしてるけど、

野球をやってる時に見せる真剣な顔が私は好き。

だけど――――――

きっと彼には私じゃない好きな人がいるはず。

告白して振られてこの関係が崩れるなんて嫌だから。

彼の野球の差し支えになったら嫌だから。

私はこの気持ちを伝えない。

だって私は真剣に野球をやっている貴方の姿を見ているのが好きだから。










彼女は俺の幼なじみで彼女の家はケーキYa。

だからだろうか彼女は俺にいつもケーキを差し入れしてくれRu。

純粋で、優しくて、気が利いTe…

そんな彼女が俺は好きDa。

でもきっと俺みたいなちゃらちゃらしてる奴なんか好きじゃないに決まってる。

幼なじみだかRa気を利かせて差し入れしてくれるに決まってRu。

告白してこの関係が終わってしまうのが嫌だかRa。

俺は彼女の幸せを願って身を引こう。

いつも俺に優しくて気が利くお前が好きだかRa。




私、俺は、彼、彼女の幸せの為に、

いつまでもこのままの関係が続くように

身を引こう。




END





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