音楽・ピアノ・テレビ・映画 雑ノート

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2012年01月07日
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カテゴリ: 映画


62年東映股旅モノ。

こんなにベタなのに、こんなに自然に泣かされる映画ってのも
スゴイな。
超高級な田舎芝居・・(て、そんな次元のもんじゃないけど)

この間観た「反逆児」と同じカメラマンだけど監督が違うと
こうも違うのか・・
四角い画面の端々に表現すべきものが詰まってる感じ。

有名な物語だけど初めて観た(でもよく知ってる話)。

見どころ満載だけど、錦之助と小暮実千代の母子再会のシーンは圧巻。

何のタメもなくあっさり母と認識でき、そこから子として認めない母と子の
葛藤のシーンが描かれていく、その脚本もいいが
加藤泰の演出、カメラ、二人の演技、見事としか言いようがない。
ローアングルで始まる二人のシーン・・
小津のローアングルはそう好きではないがこれは絵になるなー。
障子をバックにして相対するカットもいいなー。

ようやく捜し当てた母にヤクザ者、金目当てかと拒絶され
積年の母に対する子の想いを、切々と振り絞るようにぶちまける錦之助も
今の平和な暮らしを乱されたくなく激しく拒絶はするものの
無意識に湧き上がってくる母の情が・・泣きじゃくり伏せる忠太郎の目に入らぬ

こんなチョー田舎芝居が超映画である凄さ・・

泣きながら去っていく忠太郎に、ふと我に返ったように追おうとするが
それを邪魔するかのように茶碗につまずく。
今度は、まるで何もなかったかのように半ば諦めた表情で
茶碗に手がいく・・

茶碗にいくはずの手が、忠太郎が座っていた畳に移り、愛おしく撫でる母の姿を
俯瞰していく。
思わずオオーと言ってしまうぐらいのため息と涙しか出ない。

盲目の三味線弾きの浪花千栄子の、軒下からの長回しのシーンも印象的。
背景の通りを行き来する人たちの人間模様まで見えてくるかのよう・・


日本映画しか観なくて、洋画が観れなくなった今日この頃・・





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最終更新日  2012年01月07日 23時22分57秒コメント(0) | コメントを書く
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