ポップ三原則

先人の話を聞く。

「すごいな」って思うことがある。

もやもやしていながら、
どう言い表わしたらいいかわからない事。

それをものすごく簡単な言葉で言い表わしてしまう。

何かに打ち込んだ人には、自ずから言葉に現れてくる物がある。

ここに載せるのは、ジジが、言いたくても言い表せなかった言葉。
「そう!それなんだあ!」
と叫びたくなったり、実際に叫んでしまったりもした言葉。


「美ってのは『美の領域』と   
 『俗』の境目が一番面白いよな」

「美の領域の真ん中は退屈だぜぇ?」(高校時代の美術の先生)

絶対的に綺麗なもの、均整の取れた物って面白くない。
そう感じてた。ちょうど歌を始めた頃でもあった。
クラシックは退屈で、面白くない。
モーツァルトなんか、145で特にそれだった。
なのにクラシックに進む(であろう)自分。
それがまた問題だった。

大学に入れば、モーツァルトのオペラは「俗」と「美」だった。


「難しい事はわかりやすく
 わかりやすい事は面白く
     面白い事は深く」
(真島昌利)


「ポップ三原則」と言うらしい。マーシーも伝聞かも知れない。
彼は、言葉を使う人間の中で、
俺の人生におそらく一番大きな影響を与えてる。

専門的な事を簡単に教えてくれる人がいる。
「ぶっちゃけ」なんて言わなくても、「ぶっちゃけ」てくれる人。

小中学校なんか音楽の授業に興味はないよね。

「だから拍子とかさっぱりわからない」っていう友達がいる。
「拍子なんて、なくても構わないんだ。
 楽譜を読みやすくするだけの物だから。
 わからなくても、体が感じるはずだから。」って教える。

「#ファと♭ソがなんで同じ音なのに違うのかわからなくて…」
音楽(の授業)嫌いになったやつがいる。
俺も、小学校の頃から疑問だった。
これは、大学入ってから知ったんだけど、
「元々違う音だから。」

昔、塾で「これはBe動詞だから…」とか説明され、
「Be動詞」なんて初めて聞いた俺は質問する事もできず、
わからない顔をしていたが、その顔を見た先生は
「これはBe動詞だから…」とまた説明した。
うちの親に「さっぱりわかんねえ」と聞いた。
「am、are、isとかの事だよ」
解決。それ以来その塾を辞めた。

一番仲のいい友人の一人が、今年、博士課程を卒業した。
彼に「何をやってるの?」と聞くと、
「何とか金属が水素の何とかをどのくらい何とかするのか調べてる」
とか言う。

その時
「専門的な事をわかりやすく言えるのが本当の専門家だと思う」
と、この三原則と一緒に彼には言った。
彼は一人っ子なんだけど、
彼の家族は俺をもう一人の息子だと言ってくれる。
本当は半年ばかり年下の俺が兄なんだそうな(笑)



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