超臨界流体とは?


気体のように。分子が激しく運動し、拡散する力が働く。これと同時に液体のように密度が高い状態で、分子の動きが遅く密集している。一般に物を溶かす力が強いのが特徴。この二つの状態を併せ持っているのが超臨界流体。

例として、二酸化炭素(CO2)の場合。

温度31度、圧力73気圧のCO2の超臨界流体の場合。
液体と気体の境目が無くなる。二酸化炭素は、通常気体であるが、温度が低く圧力が高い状態では液体になる。

以上のことを利用して、食品の香り成分を取り出すことなどが行われている。
●コーヒー豆の香りの成分を抽出する。100kgのコーヒー豆から5kgの香りの成分を抽出する。

●使われた二酸化炭素は、再利用する。

・超臨界流体を使った、ドライクリーニング。
★洗剤や溶剤をつかわずに洗浄できるので環境に優しい。

★二酸化炭素は水よりも低温で物を分解、抽出することができる。

・PCBポリ塩化ビフェニル(PCBなどの有毒な物

注目を浴びているもの。
間伐材 古紙 建築廃材、あるいは、木材資源から、バイオエタノールを取り出す。

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