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福井県はマイナーな県なので知ってる人は少ない、福井市のお隣は大野市。
知ってる人はもっと少ないと思う。
昨年、大野市で福井県発動機愛好会が旗揚げした、第一回の運転会も
大野市のど真ん中で開催。
昨年の運転会。
運転会場。
大野市とは、お城がある小京都と呼ばれるぐらい、しか知らなかった。
司馬遼太郎の本に大野市は何度か登場する。
幕末に蘭学が盛んでオランダ式体操も取り入れてるので、ラジオ体操
発祥の地でもある。
大野市で有名なのは(ごく一部で)伊藤慎蔵、何度かブログに取り上げた。
幕末、ロシアのプチャーチンが摂津に来航した際、通訳を務め、
大阪・適塾の塾頭まで勤め、大村益次郎とは同郷で仲もよかった。
伊藤慎蔵は越前大野の藩校明倫館の教授に招聘される。
大野藩には緒方洪庵の息子二人も留学する。
その次に紹介したのは松崎貞蔵、まったく知らなかったが、水戸天狗党で
存在を知った。
松崎貞蔵とT360のブログはこちらに。
さらに面白い人を発見。この人は大野の人も知らないのでは?
大野弥三郎、大野藩の時計職人。 幕末、幕府はオランダに15名の留学生を
送り出した。その中には侍のほかに船大工や時計職人の技術職も6名。
大野弥三郎の父は伊能忠敬の測量機械を製作している。
現在の大阪造幣局に大野弥三郎の銅像があるそうだ。
大野弥三郎を検索すると数点ヒットする。
大野弥三郎は大野藩お抱えの有能な時計技師、藩校の教授もしてるので
3名は知り合いだと思う。
お隣の街の知らない歴史だった、天狗党まで絡んでいるとは・・・
幕末物の小説を読んでると、時々、大野の人物が登場する。
大野弥三郎の詳しい来歴。