東京スーパーエコタウン(大田区城南島)内に、食品廃棄物をメタン発酵し、発生したバイオガスにより発電する施設が3月に完成しています。
食品廃棄物の多くは、焼却し灰を埋立処分する方法が取られていました。
国内最大のこの施設では、1日に110tの生ゴミを処理し、2.4万kWh/日を発電。3分の2を地域に売電し、残りを自社施設で消費します。
食品廃棄物も、カーボンニュートラルであり、
バイオガスでの発電・熱利用を、化石燃料を使用した場合に換算すると1日あたり約14tのCO2削減効果があります。
今年度末までに、食品廃棄物の20%削減が義務づけられていますが、
従来の堆肥化では限界がありました。
油分や塩分濃度が高かったり、十分な需要が無かったり・・・
発生源に近い都心の立地、365日・24時間の受け入れ体制により、
円滑なリサイクルが期待されていますが、現状での課題はコスト。
1kgあたり35円。収集運搬費を考えると40円弱。一般廃棄物として処理の十数円、堆肥化の三十数円より割高です。
廃棄物の削減と、温暖化防止・・・
廃棄物のリサイクルでは、
コストの壁をどうクリアしていくかを考えて行く必要がありそうです。
<参考資料>
・環境新聞 2006年3月15日
・国内最大の工場が浮き彫りにした課題 日経エコロジー,2006.05
・バイオエナジー http://www.bio-energy.co.jp/
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