えどの愛と青春がつまったひとりごと

えどの愛と青春がつまったひとりごと

存在


なりたくてもなれない。
なってあげたくてもなれない。

ボクは神様じゃない。
君の願いをかなえてあげたくても
叶えてあげられない。
だって、ボクは神様じゃないから。

命を助けたくても助けてあげられない。
たとえ、目の前で、命の灯火が消えようとしていたとしても。
だって、ボクは神様じゃないから。

神様っているのかな。
答えは分からない。
だって、ボクは神様じゃないから。
ただの人間。汚い人間。

宇宙と比べれば、ボクなんて
とてもとても小さな存在。
ボクがいなくなっても、気づかないだろう。
でも、存在する意味はある。
自分ではその意味はわからないけれど、
きっと誰かの支えになっているハズ。
誰だって、誰かを支えているんだ。
そのままの自分でいい。

一番星にならなくてもいい。
一番星になれなくてもいい。
そのままの自分でいい。

みんな同じ。
大きさや光り方は違う。
違うけど、ちゃんと光っているよ。
自分自身では、光っているのか分からない。
確かめたくてもできない。

でも誰かが君の光を見つけてくれるよ。
どんなに小さな光でも
誰かが気づいてくれるよ。
君も世界を照らす存在。
だから、無理しなくていい。
そのままの君でいい。
だから、わざわざ自らその光を消そうとしなくていい。
命の灯火を消さなくていい。

生きよう。生きるんだ。

そして光りつづけよう。
そのままの君で。生きよう。
そのままの光で。生きよう。

一番星にならなくてもいい。
一番星になれなくてもいい。
君も輝く星のひとつ。
君も星だよ。
みんな星だよ。

光りつづけよう。
誰かのために。
光りつづけよう。
自分のために。

「今夜も星がきれいだな。」



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