オージーの彼との国際恋愛日記

オージーの彼との国際恋愛日記

1回目



その時本当はブリスベンの語学学校に通っていました。
でも、なんだか語学学校なんてどうでもよくなってしまい残りのオーストラリア生活(2週間)は彼とシドニーで過ごそうと決めました。

その2週間は本当にすばらしい物になり一生忘れられないと思います。

彼は私を色々な場所へ連れて行ってくれました。
私も以前仕事でシドニーに来た事あったのだけどまだまだ知らない場所があって楽しかったです。

丁度ラグビーのワールドカップが行われている時期でオージーも決勝まで残ったりしていてよく二人でパブで観戦したりオペラハウスの前のスクリーンまで見に行きました。


その頃彼の職場の友達をたくさん紹介してもらいました。
私はまだ付き合いたてだったから、彼女だよって紹介されると本当にうれしかったのを覚えています。

彼といると本当に楽しかったけど2週間はあっというまですぐに別れの時はきてしまいました。

stupid


空に飛んでいる飛行機を見るたびに、あ~、もう帰らなくてはいけないんだなぁって悲しくなっていました。
私はこの状態で日本に帰るのが不安でしかたなかったです。
まだ付き合い始めたばかりで彼が私を忘れないでくれるっていう自信がなかったから...



私は今後の二人について何度も何度も確認しました。
同じ国には住んでいないけど、自然消滅なんて絶対ならないよね?と。

彼はMSNのメッセンジャーのダウンロードの仕方を教えてくれ、必ず毎日チャットで話そうと約束してくれました。


別れの日は彼が空港まで送ってくれたけど次いつ会えるかも分からない不安から涙が止まらなかったです。

彼は飛行機の搭乗時間ぎりぎりまでずっと側にいてくれましたが二人ともあまり話ができませんでした。彼の目も涙で滲んでいるように見えました。

でもまた必ず会えると自分に言い聞かせてシドニーを後にしました。

飛行機に乗っても涙が止まらずスチュワーデスさんがティッシュをもって来てくれました。きっと周りの人達もビックリしていたと思う。
あんなに人目をはばからず泣いたのは生まれて初めてでした。

ブリスベンの寮に着くと彼からメールが来ていました。

この2週間は彼の人生で1番すばらしい時間だった、残りの人生を私と過ごしたいと書いてありそのメールを読んで彼を信じて遠距離を頑張ろうと心に決めました。

そして次の日、ブリスベンから日本へ帰国しました。
ここから私達の遠距離恋愛の始まり、です。

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