江戸こぼれ話 笑左衛門残日録

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2023.02.20
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カテゴリ: 裏長屋よもやま話,
​​ ​囲い者(めかけ)3  妾奉公はつらいよ
​​


さて囲者の格といっても松竹梅の下、桜か杉かは知りませぬが、
 妾奉公を職業にしていた手練れの女もいたのでございます。
  ~肝煎屋 御奉公人口入仕候~
 肝いり屋とは口入れ屋(職業斡旋業)のことでございまして、
 妾奉公を斡旋するのも肝煎屋でございました。
 妾所望の女と妾願望の男の間に入り、妾の期間と給金を取り決め、
きちんと証文を交わすのでございます。
 給金は2カ月契約で安い場合で2両(約)20万円から高い場合で5両(50万円)でございましたから 女にとっては武家屋敷や商家の下女奉公に比べれば高給だったのでございます。
 ~まず歳は十五より十八まで、当世顔は少し丸く胸は上向き、尻肉はたっぷり、
 などと希望する女を述べる~
 肝煎屋は手持ちの女の中から料金と男の欲求に見合う女を選んで斡旋するのであります。
  金に余裕のない男がせめてひと月でも囲者を持ちたいとか、 ひと月単位で次々と女を代えて楽しみたいという男もいたため、 月ぎめの妾奉公というのも斡旋に応じておりました。
 妾奉公する女にとっては、命令ばかりされる女中や下女の冷たくて辛い仕事に比べれば、 暖かいし、給金もいいし楽して銭が稼げると踏んでいるのだが
 旦那の中には面白く、優しい男ばかりでなく嫌な旦那にもめぐりあうこともあるのでございます。
 旦那様が精力絶倫で、銭を払ったのだからしなければ損とばかりに 朝昼晩お構いなしに一日五回もする男もいれば、
 正常位だけでなく変態体位まで要求されることもあるのでございます。
 毎晩毎晩が苦行で疲れ切ってしまい、陰部が擦り切れてひりひり痛み、 夜中に井戸端であそこを冷やさなければいけない夜もあったのです。
 いやはや、妾奉公もいいことばかりではないようでございまして、 地獄の様のようなこともあるのでございます。
 江戸にはやもめ暮らしの男がわんさか通りまして、
 岡場所に通うほどの銭もなく、かといって妾を囲う銭もない男には、 肝煎屋が知恵を絞った「安囲い」という妾を斡旋するのでございます。
 一人の妾に五人の旦那を持たすことで、男の方は五分の一の負担で妾が持て、 互いに日を決めて妾の家に通うのでございます。
 はい、お妾さん、
 ~大笑い 夜這い 手に踏む 猫の糞~江戸川柳
 こんなことになりませぬように 
  笑左衛門





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最終更新日  2023.02.20 10:30:06
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